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しもさんの「気になる一言」
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2016年12月03日(土)
住民の皆さんが考えたおすすめのサイクリングコースです

沼津市・狩野川周辺サイクル事業推進協議会主催の講演会
講師「宇都宮一成」氏
演題「自転車が展望する地域連携のまちづくり」
(〜今治しまなみ海道の事例から〜)から。
今や「瀬戸内しまなみ海道」は、サイクリングの聖地として
「世界に誇るブランド力ある観光資源に成長中」であるが、
最初からこうなっていたわけではない。
彼は「自転車がまちを変える」と信じ、
「小さくてもいい、社会変化が起こせる」と夢中になった。
「自転車の持つ力」を「4つのK」と称し、
「健康」「観光」「交通」「環境」へと結びつけたが、
私は、一番大切なK「交流」を生み出した、とメモをした。
「これ始めるんだけど、誰かいい人いないかな?」
「こういう仕組みを作りたいんだけど、協力してくれんかな?」
彼独特の言い回しで、住民を口説き、ここまで成長させた。
瀬戸内の「しまなみ海道」には、こんな看板が立っているという。
「住民の皆さんが考えたおすすめのサイクリングコースです」
こんな看板を見つけたら、顔がほころんじゃうなぁ。

P.S.
講演後のパネルディスカッション、こんな台詞が引っ掛かった。
(結局は)「民間で汗をかく人がいる地域が残ってきた」



2016年12月02日(金)
ジョン・ワトソン先生、すぐ来い。都合が悪くても来い

映画「SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁」
(ダグラス・マッキノン監督)から。
観始めてからすぐ、あれ?なんか変だな?と感じたが、
ドラマの特別編だと気付いたのは、時すでに遅し。(汗)
他のストーリーがわからないため、あまりのめり込めず、
台詞の面白さをチェックする鑑賞方法に終始した。
「君は謎解きが好きなんじゃない。劇的な状況が好きなんだろ」
「恐怖は、危険回避の知恵、恥ではない」
「あなたの口癖で言うと『興味を引く点』は2つ」
「ジョン・ワトソン先生、
すぐ来い。都合が悪くても来い。ホームズ」
「オレンジの種は、米国では処刑予告を意味する」
「人には皆、過去の亡霊がつきまとう、晴れた日の影のように」
「ホコリの成分の大半は、人間の皮膚だ。
人間はホコリと同じ。まき散らされ、蔓延する」など。
中でも笑えたのは、ワトソンに宛てたホームズの電報。
「ジョン・ワトソン先生、すぐ来い。都合が悪くても来い」
「先生」と持ち上げといて「すぐに来い」と命令し、
「都合が悪くても来い」と強制するフレーズが面白い。
2人の人間関係が、よくわかったなぁ。(笑)



2016年12月01日(木)
家康は「サナダ虫」に悩まされた。

書籍「徳川将軍家十五代のカルテ」
(篠田達明著・新潮社刊・188頁)から。
世界の多くの人が知っている、あの徳川家康が、
終の棲家である隠居所をわが町に建てようとしていた、
そんな事実を知ってから、歴史本を読み直しているが、
私のアンテナに引っかかったのは、家康の健康状態だった。
「徳川将軍家十五代(家康〜慶喜)」の歴史的事実や、
彼らの死に方から推測して、こんな病気だった、というもの。
「徳川家康(初代)」は「日本最初の洋式眼鏡をかけた人物」
(静岡市の久能山東照宮に所蔵)から始まり、
「持病に『寸白(すはく)』を抱えていた。
寸白とは、条虫病、つまりサナダ虫のことである。
昔は下肥を肥料に用いたので、
だれもが回虫やサナダ虫に悩まされた」とあった。
家康は、数ある戦いで「真田家」に悩まされ、
健康でも「サナダ虫」に悩まされていたと知って、
NHK大河ドラマ「真田丸」の見方も変わってしまう。(笑)
「家康VSサナダ」、話題に尽きないなぁ。



2016年11月30日(水)
近いうちに調理するので、待っててね

11月は、休む暇なく目まぐるしく過ぎていった。
会議・講演会・コンサート・イベント・映画鑑賞・読書、
さらには、柿田川観察、ポケモンGO(笑)。
どれも、記録として走り書きを取るので、メモは溢れる。
ただ、それから「気になる一言」に進化するには、
多くのメモの中から一つを選び、落としどころを決め、
500字程度の読み切りとしてまとめる作業が必要であり、
メモは、単なる新鮮素材(ネタ)に過ぎない。
言い換えれば、メモを瞬間冷凍して冷凍庫に保管する感覚。
その時の疑問、感想、感動も一緒に閉じ込めておいて、
再びメモを読み返してきた時、蘇ってきたフレーズを
「気になる一言」にしている。
記憶が鮮明であればあるほど、書くのは数分で仕上がり、
何年後かに読み直しても、印象に残るから不思議だ。
ところが、11月末日、メモの倉庫が溢れそうになり、
素材たちの悲鳴が聞こえてきた。
そこで、私がメモたちに残した台詞が、気になる一言。
「近いうちに調理するので、待っててね」
議会が終わったら、一気に書き上げようっと。



2016年11月29日(火)
声聞いて、あっ、しもさんだ、と思ったから

先日、ある居酒屋で、知人とばったり会った。
最近の居酒屋は、小単位で区切られていて、
個室とはいかなくても、プライバシーが守られている。
だから、廊下から急に女性の顔が現われ、
「しもさん、お久しぶり」と声を掛けられた時、
嬉しいというよりも、驚いて体が固まってしまった。
「本当に久しぶりだね、元気にしていた?」と返すところ、
「どうしてこんなところにいるの?」と返してしまった。
私の本当の質問は「姿が見えなかったのに、
どうして私が入ってきたのがわかったの?」だった。(汗)
暫く雑談をして、心が落ち着いてから訊ねたら、
「声聞いて、あっ、しもさんだ、と思ったから」。
普段から滑舌が悪いのはコンプレックスになっているので、
話声でわかった、と言われて驚きだった。
声のトーン?リズム?・・あまり大きな声でもないし・・。
でも、声で私がわかった・・と言われて、嬉しかったな。



2016年11月28日(月)
1人の人物が周囲にいい影響を与えること

映画「マイ・インターン」(ナンシー・マイヤーズ監督)から。
映画鑑賞が終わると、いつも考えるのは、
「この作品は一言でいうと、〇〇な話」と表現したいし、
監督や脚本家は、この作品を通して、
私たちに何を伝えたいのだろうか、ということである。
その答えは、DVDだからこそ鑑賞できる特典映像の中、
監督や脚本家らのインタビューで見つかった。
「普通なら出会わない2人に友情が芽生える話よ」
「年の功が若さに優ることもある」
確かに、ワンフレーズにすると、この表現がピッタリだ。
では「この映画が伝えたいのは何か?」の問いにも、
「1人の人物が周囲にいい影響を与えること」と明快だった。
この2つがしっかりしているからこそ、ぶれることなく、
鑑賞後の後味が、爽やかな気分となった。
特に、同じ年代の男性が主人公だと、自分と比較したり、
時には、自分に置き換えて感情移入してしまうから面白い。
「周囲にいい影響を与える人物」になることは、
私たち年代の理想の形であり、自分もそうありたいな、と
つくづく思うこと。
若者ばかりの中であっても、女性ばかりの中にあっても。



2016年11月27日(日)
「富士山」を見せても「それで?」と言われる

あるまちづくりの会議で、こんなコメントもあった。
それが、世界を舞台にしてきた人の発言だから興味深い。
「『富士山』を見せても『それで?』と言われる。
『そこで何ができるの?』と訊かれる」と。
ここに大きなヒントが隠されている気がした。
今まで「観光」といえば「その土地の光を観る」とばかり、
他の土地では観ることが出来ない「景色(絶景)」を見つけ、
それをPR(売り出)していく手法が取られてきた。
しかし、先ほどのコメントは違う。
これくらいの景色は、世界的にはどこでも見つかる。
大切なのは「その土地に行って、私は何ができるの?」、
言い換えれば「体験型」というか「自己満足」でもいいから、
その場で何かをしたい、という欲求に変わってきたということ。
それは「〇〇教室」「ワークショップ」に限らず、
「自然保護活動」とか「ボランティア活動」でもいい。
そこに足を運ぶからには、何かをしたい、
そんな欲求に対応したメニューが受け入れられる気がするな。



2016年11月26日(土)
答えは、その時に分かる

映画「クリード チャンプを継ぐ男」
(ライアン・クーグラー監督)から。
名作「ロッキー」の続編、という紹介もあるが、
それにこだわらず、一つの作品としても筋道がわかる。
(もちろん、知っていた方がよりわかりやすいが・・)
どのジャンルでも、父親が偉大な功績を遺した場合、
二世には、私たちのわからないプレッシャーがあり、
その重圧に負けていった人たちを多く知っている。
そういう意味では、父親(アポロ)のライバルであった
盟友(ロッキー)をトレーナーに頼むのは面白い視点。
練習が過酷なのは言うまでもない。
それに耐えられると言い切れるのならば・・が大前提で
ロッキーが、二世の主人公の要請を受ける前に呟く。
「お前の親父は、特別だ。お前も特別か?
やってみなきゃ分からん。
何度も殴られ、倒され、そして立ち上がる。
答えは、その時に分かる」
特別ならば、何度でも立ち上がってくるはずだと。
その瞬間、お前は特別な存在だと証明できるはず。
父親の血が流れてる「二世」としての評価ではなく、
自分自身の伝説ができる、と言うことだろう。
道具を使わず、自分の拳だけで殴りあうボクシングが
感動しやすいのは私だけだろうか。



2016年11月25日(金)
行政が民間を「本気」で応援している

あるまちづくりの会議で、こんなコメントがあった。
全国のまちづくりを見てきて、気になったことだろうか、
成功している事例から感じたことかもしれない。
「民間が頑張って、行政が応援する形がBest」という発言は、
ビジネスという視点がない行政が頑張るよりも、
勢いのある民間の頑張りを支援している形の方が、
うまくいっていることを物語っていた。
さらに言えば、全国的に注目を浴びるところは、
「行政が民間を『本気』で応援している」ようだ。
形だけの「官民連携」ではなく「本気」であることが大切で、
その心意気を、民間は肌で感じるのだろう。
そんな意味で「行政の本気度」が試されていると言ってもいい。
それだけ、民間は必死なんだ、ということが伝わってきた。
辛口で言えば「行政の言葉遊びに付き合っている暇はない」、
そんなことなんだろうなぁ。



2016年11月24日(木)
ハンカチは貸すためにある

映画「マイ・インターン」(ナンシー・マイヤーズ監督)から。
高齢者は歳を重ねた分、経験から得た知恵が増えてくる。
そんなことを感じながら観ていたら、面白いシーンにぶつかった。
私たちからすれば、出かける時には必ず、ハンカチを持つ。
それは小さい頃から、母親に「ハンカチ持った?」と、
何度も何度も口酸っぱく確認されたからかもしれないが、
どうして必要なのか?と問われれば、トイレで手を洗ったあと、
ズボンなどで手を拭かないため、という理由しか浮かばなかった。
作品中、若者が「ハンカチって意味ある?・・分かんない」と、
高齢者に訊ねるシーンがある。
動揺もせず、高齢者はサラッと答える。
「必需品だ。知らないのは罪だぞ。ハンカチは貸すためにある」、
そして、こう付け加えた。
「女性が泣いた時のため。紳士のたしなみだ」と。
いいねぇ、そんな答えが欲しかったんだ、とメモをした。
「濡れた手を拭くため」よりも「女性が泣いた時に貸すため」、
だからハンカチは、必要なんだという発想がいい。
こんなことは誰も教えてくれないことだからこそ素敵だな。
でも・・・女性に泣かれることの方が、少ない気がする。(笑)