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しもさんの「気になる一言」
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2017年02月28日(火)
NYでは、魔法動物の飼育は禁止よ

映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
(デビッド・イェーツ 監督)から。
スマホゲーム「ポケモンGo」にハマってしまい、
暇さえあれば歩き回っている最中、この映画を観たから、
登場する魔法動物が、ポケモン似ていて笑ってしまった。
特に「フランク」と呼ばれる魔法動物は、
「アリゾナの自然」に生息し、ポケモン「ポッポ」の
進化形「ビジョット」にそっくり。(笑)
(「クリーデンス」も「ゴースト」?)
スクリーンを観ながら、そう思った人は多いはず。
だから、敢えて「NYでは、魔法動物の飼育は禁止よ」を
残しておきたいと思う。
「魔法動物」イコール「ポケットモンスター」
「魔法のトランク」イコール「スマートフォン」
私は、スマホの中で、魔法動物を飼育していることになる。
殺すのではなく、捕獲して飼育(強化・進化)するところが、
映画の設定と似ていて、惹きつけられてしまった。
「ハリー・ポッター」をじっくり観たことがないけれど、
これを機会に、楽しんでみようかなぁ。

P.S.
フレーズとしては「心を読むのはやめてくれる?」
「傷ついた心は読みやすい」が気になる一言だった。



2017年02月27日(月)
近隣市町の市歌、町歌

昨年のメモから思い出したので・・記録として残すことにした。
「沼津ブロスフロンティア」(吹奏楽)の演奏会では、
予定されたプログラムを始める前に、敬意を表してか
「沼津市歌」の演奏があった。
市民でもないので、こんな機会でもなければ耳にしない、
隣市の「市歌」に、へぇ〜こんな歌なんだ、と耳を澄ませた。
どの市町も、けっこう壮言なメロディの「歌」なのに、
ほとんどの聴くことがない。正直、もったいないぁと思う。
わが町も、役場では毎朝、就業前にメロディが流れるものの、
町民にとって、耳にする機会は町のイベントのみ、
これでは、どの市町も普及できるわけがないと気が付いた。
いつの日か、静岡県歌から各市町の歌まで、吹奏楽で演奏する、
そんなイベントがあってもいいな、と感じる。
ちなみに、わが町の「清水町歌」(昭和53年11月8日制定)も、
作詞「大岡博さん」、作曲「高木東六さん」で作られた名曲で、
私は、一番の歌詞が特に好きだ。
作られてから、40年近く経過しても色褪せない「町歌」って、
凄くないですか?

P.S. 清水町歌 (作詞 大岡博 作曲 高木東六)
緑のかぜの吹ふくところ 碧(あお)きいずみの湧くところ
古き歴史につつまれて ゆたかに展(ひら)く わが町清水
高らかにいまこそ歌え歌え 美しき我らの 清水 清水



2017年02月26日(日)
何度も会えば、慣れて覚える

映画「手紙 The Letter」(イ ジョングク監督)から。
韓国の純愛映画は、ほとんどワンパターンのなのに、
心が震え、感動してしまうのはなぜか?
その不思議な魅力が気になって仕方がない。
ところで、今回はふたりの出会いシーンの会話。
主人公のジョンインが、植物を研究しているファニュに
問いかける。
「植物名は、どうやって暗記するのですか?」と。
そしてファニュはこう答える。
「人の名前と同じです。
顔をみただけでは、名前を覚えられませんよね。
食事をしたりして、親しくなるのと同じですよ。
何度も会えば、慣れて覚える」
私も通勤途中でみかける「花・樹木・雲・星」などの名前が
なかなか覚えられなかったので、これには納得した。
しかし、なるほど、とメモしながら、この例え話はシャレている、
初対面の異性と親しくなるには、このフレーズが最適、と
二重マルを付けた。(笑)
特に「何度も会えば、慣れて覚える」は、グッときたなぁ。
何度も会うことで、もっともっと知りたくなる、
そんな意味も含まれているのかもしれないなぁ。



2017年02月25日(土)
ねぇねぇ、本物の「カワセミ」観たよ

午前中は「本のイベント」(ビブリオバトル)に参加し、
子ども達に「お気に入りの本を紹介する方法」を伝え、
午後からは「文化のイベント」に顔を出して、
「合唱」ならではの、みんなで楽しみながら練習し、
年に数回、ドレスに身を包みながら、ステージに立つ、
その雰囲気を味わいながら、観客として拍手を送った。
帰りは、いつものように柿田川公園に立ち寄りながら、
観光バスの「ツアー名」に関心を示し(笑)、
エントランスで、新しく実装された「ポケモン」をゲット。
ベンチに座って、一息ついていたら、観光客らしい女性が、
大きな声で会話しているのが聴こえた。
「ねぇねぇ、本物の『カワセミ』観たよ」
「いいなぁ、私も観たかったなぁ、まだ観れるかな?」
「2時間に1回くらいらしいよ、ガイドの人が言ってた・・」
「湧き間、凄かったね、地下水って、どうなってるんだろ?」
「う〜ん、私の訊かれても分かんないよ、ごめんね」(汗)
そんな会話を耳にして、説明してあげたかったけれど、
なんだか不思議と、嬉しさが込み上げてきた。
それだけの会話だったけれど、伝えたいことが溢れてきた。
今は「たかが柿田川、されど柿田川」って気分かな。



2017年02月24日(金)
秋は秋、冬は冬の楽しみ方があるはず

ある新聞の最終ページに「女優・名取裕子さん」の
インタビュー記事が掲載されていた。
1957年生まれの彼女は、今年60歳を迎える。(汗)
ずっと前から、私たち同年代として、
彼女の考え方、生き方に興味をもっていたのだが、
今回のインタビューにやはり同感と頷くことが多かった。
「人生の四季が秋になり冬になったとしても、
秋は秋、冬は冬の楽しみ方があるはず。
毎日一歩ずつ前に向かって、人生を輝きあるものに
したいですね」と彼女は語っていた。
暑い夏を乗り切った葉っぱたちが、それぞれの色に染まり、
「秋」という年代に彩りを添えることができるし、
「冬」は葉が落ちることによって視界が広がり、
夏には見ることが出来なかった景色が目の前に現れる。
決して「春」や「夏」のように、陽気ではないけれど、
その季節にあった楽しみ方が必ずある、と気付かせてくれた。
無理やり背伸びをしてストレスを溜めたり、
無謀なことにチャレンジをして大怪我をするよりも、
年相応に、丁寧に、そして穏やかに生きていく事の大切さを
さりげなく私に伝えてくれていたのかもしれない。
「秋は秋、冬は冬の楽しみ方があるはず」
このフレーズを、これからの生活の糧として生きたいな。



2017年02月23日(木)
「事例に学ぶ」のではなく「事例で学ぶ」

静岡経済同友会 東部協議会「公開セミナー」
講師「田中里紗」氏(事業構想大学院大学学長)
演題「魅力ある地域を創る事業構想」から。
この一風変わった「大学」は、とても魅力的な活動をしている。
なんたって、学長が若い。(笑)
その魅力は「社会での必要性」(社会の中で「種」を見つける)、
社会の役に立っていることを、常に意識していることだろう。
それが「Civic Pride」(市民の誇り)に繋がるという。
「『自分は選んでここに住んでいる』と思える市民」を育てる、
それこそが「市民の誇りを取り戻す解決策」だと言っている。
その手法は「事例に学ぶ」のではなく「事例で学ぶ」。
「フィールド・リサーチ」を徹底的にすることで、
「手ごたえのある意見を聴く」ことができるし、そこで生まれた
人間同士の「コミュニケーション」が、活動の原動力となる、
そう教えられた気がする。
「人が人を呼び込む施策」こそ「市民の誇り」に違いない。



2017年02月22日(水)
不感症さえ治れば、君は完璧だよ

映画「昼顔」(ルイス・ブニュエル監督)から。
女優「カトリーヌ・ドヌーヴ」の男性ファンには、
堪らない作品に違いない。
彼女の下着姿まで観られ、1967年(昭和42年)
当時としては、けっこう過激な作品だったような気がする。
さて、ストーリーだけ考えると、実はよくわからない。
「昼顔」(Bell De Jour)という作品タイトルも、
彼女が演じる娼婦の源氏名だとわかると、滑稽だった。
この作品を思い出すためにピッタリのフレーズは、
「不感症さえ治れば、君は完璧だよ」という夫の台詞。
この不感症を直すために、彼女はこんな経験をしている、
そう思っていたが「芸者クラブカード」を差し出す、
日本人(東洋人?)との行為の後、
彼女は「最高に感じたわ」と恍惚の顔を見せたし、
知人に会う可能性が高いのに、秘密クラブに出入りする。
「では、何のためにこんなことを?」という疑問は、
解けないままラストを迎え、大ドンデン返しのような結末に
監督は何を伝えたかったんだろう?とわからなくなった。
まぁ、インパクトのある作品には違いなかったが・・。(汗)



2017年02月21日(火)
こんにちは! 過去の自分!

今まで書いてきた雑文を、定年までの残り2年間で整理しようと、
少しずつ纏め始めたけれど、その度に読み返してしまい、
なかなか削除が出来ない。(笑)
その理由は、気になる一言では、何度も何度も紹介している、
書籍「まにまに」(西加奈子著・KADOKAWA刊・268頁)で見つけた。
彼女は、6年分のエッセイを纏めた「あとがき」でこう書いている。
「『こんにちは! 過去の自分!』という感じだ。30歳を過ぎたら、
人間不動、趣味の嗜好思考なんてそうそう変わらないわよ。
そんな風に思っていたけど、
読み返すと当時と変わっていることがぽつぽつあって驚く。
『こんにちは!過去の自分!』ものすごく当たり前のことなのだ。
けど、私って、生きてきたんだなあと思う」
今の私の心境を、そのものズバリ表現してくれてある。
彼女は6年だけれど、私の場合は24年の過去の自分が待っていた。
「懐かし〜い」とか「若かったなぁ」と感じる反面、
この頃から、こんなこと考えていたんだ・・なんてのもある。
全て、私が生きてきた証・・やばっ、涙がでそうだ。(汗)



2017年02月20日(月)
日本酒がダメなら、ディズニーランドでも・・

映画「ヒメアノ〜ル」(吉田恵輔監督)から。
「V6」の森田剛さん主演で話題になったというので、
内容も吟味せず観始めたら、私の苦手なジャンルだった。
最近、精神的に壊れてしまった人間が巻き起こす事件が
気になっていたが、その原因がなんとなくわかった気がする。
彼らの発言は、私たちの発想では思いつかないこともあり、
時には、言葉としてメモの対象となる。
対応に困っている人に、アドバイスをする。
「ガツンと言ってやれよ」「いやぁ、無理ですっ・・」
「ガツンでなくていいから、コツンでいいからやってやれよ」
憧れの彼女と話ができて、なんとか会う機会を作ろうとする。
「日本酒でも飲みながら・・」みたいなお誘いに、
「私、日本酒はちょっと・・」と断られたら、すかさず
「日本酒がダメなら、ディズニーランドでも・・」。
この言葉が咄嗟に出てくる発想が、私のツボにはまった。(笑)
内容的には、ちょっと怖い感じがしたけれど、
そんな視点で観れば、こういった作品も悪くないかもなぁ。



2017年02月19日(日)
今度から「ニトリ芸人」と呼んでください

清水町文化芸術活動促進事業「第8回地域交流センター寄席」
古典落語「柳家花緑」独演会から。
(演目は「時そば・親子酒・井戸の茶碗)
昨年に引き続き、とあって「2年続けて呼ばれるのは、
噺家としてはなによりも嬉しい」とご満悦の「花緑師匠」。
行政が少しばかり「木戸銭を負担」してくれているため、
入場料は千円なんですよ、とこちらの裏事情まで披露。(笑)
その代わり「千円という破格の値段で」というフレーズを、
何度も何度もネタに使うなど、笑いっぱなしだった。
「だからって、手を抜いたりしませんよ」とお客を惹き付けて、
「今度から『ニトリ芸人』と呼んでください」とサラッと言う。
オチは「お値段以上」(満足して帰っていただきます)。
「飲食店・落語、主役はお客様」ときっぱり言いながら、
観客からの掛け声には「茶飲み話が、落語の原点」と呟く。
一番難しい「落語とは?」の問いには、先輩の言葉を引用して、
「落語とは、孫に聴かせるお伽噺みたいなもの」と纏めた。
下戸の彼が演じた「親子酒」の飲みっぷり(仕草)は、見事なもので、
「酔ってます、という人ほど酔ってない。だか、反対はまずい」と。
酔ってない、という人ほど酔っている、という例えに笑い転げた。
その上で「人の魅力は、(性格の)ギャップ」と言い切った彼は、
人間味豊かな真打だった。
また、来年も聴きたいな、「ニトリ芸人」の落語。

P.S (2016年02月06日(土))
ラッキーな人を見て、ラッキーだと思える人になりたい
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