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しもさんの「気になる一言」
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2017年04月19日(水)
元気なまちはどこもやっていますが、私はauなので・・

久しぶりに、飲み会で仕入れたネタで、笑い転げた。
飲みながらも、まちづくりの話をしていて飛びだした台詞。
誰かに伝えないとずっと耳に残り続けるので、ご紹介。(汗)
マンネリ化したイベントの改善アイデアを話し合っていた時、
全国の先進事例や、近隣市町の取り組みを紹介しながら、
まずは成功している事例を真似してみよう、と言うことになり、
知ってる限りのアイデアを紹介したが、
どれも「帯に短し襷に長し」の評価で、これだ、と踏み切れない。
そんな時、こんな台詞が耳についた。
「うまくいくかわからないけど・・」と前置きをしたあと、
「行政主導のイベントを止めてみる」。
参加者の安全安心を優先した、行政主導のイベントはつまらない。
担当者も人事異動などで数年で替わるため、
どうしても前年踏襲型になりやすい。だから、参加者も集らない。
やはりイベントは、毎年違った企画を繰り出してくる若い人たちが、
企画しないと盛り上がらないよ。
そんな会話を横で聞いていたら、ある先輩がボソッと呟いた。
「元気なまちはどこもやっていますが、私はauなので・・」
auの私はこのフレーズは使えるなぁ、と早速メモをした。
もちろん「docomo」以外のメーカーならどこでも可能だ。
「docomoやってますが、私はau(softbank)なので・・」
また、できない言い訳をひとつ増やしてしまったなぁ。(笑)



2017年04月18日(火)
歯なしのバアさんがジャムを吸う音だ

映画「SPY スパイ」(ポール・フェイグ監督)から。
スパイの作品というと「007」を始めとした、
クールな雰囲気を醸し出している男性が主人公なのに、
今回はまったくの逆だったから、楽しめた。
CIAとはいえ、本来の仕事は、デスクに座りPCを眺め、
彼らのサポート役の分析官の女性が、事件に巻き込まれながら、
男性スパイ顔負けのアクションを繰り広げる。
でも、その展開は女性では敬遠されそうな「下ネタ」が満載で、
すべてを「コメディ」として、難事件を解決してしまう。
そのギャップが、何ともいえなく面白い。
颯爽の動き回る男性のスパイを観て「身軽でズルいわ」と呟き、
熱烈にキスしている男女の横で「うるさいよ」と叫び、
「何が?」と訊かれれば「ブチュブチュうるさい。キモいよ。
歯なしのバアさんがジャムを吸う音だ」と言い返す。
宿泊することになった汚いホテルは「3つ星ウンコのホテルね」、
さらに「自分のエッチ映像を見た時みたい」など、
下品な言葉も飛び出すのに、なぜか観賞後はスッキリ。
今まで観てきた「スパイ映画」とはちょっと違った感覚が、
私を喜ばせてくれた。疲れたときは、こんな作品がお勧め。



2017年04月17日(月)
ネットこそ、礼儀が大事

Facebookも慣れてくると、ストレスが溜まってくる。
特に、コメントを書き込む人たちの「礼儀のなさ」である。
自分のタイムライン記事に「いいね」を押してくれる人以外に、
コメントを書いてくれるのは確かに嬉しいだろうけれど、
それは「記事」の内容に沿ったコメントであって欲しい。
メールやメッセージでやり取りできるような会話のコメントは、
「読まされている」人にとっては、何も面白くないだろうし、
コメントをしてくれた本人に宛てたメッセージのつもりでも、
多くの人に読まれていることを意識しないと、
その内容によっては、人柄さえ疑われることになる。
何十年もネットの世界を通じて、日記を書いていると、
その無防備さに驚かされることもしばしば。
私たち世代では懐かしい「交換日記」のシステムで、
相手の数が複数になり、その親密度も合わせて、全世界の人々に、
公開されているようなものだから。
だからこそ、親しき仲にも礼儀あり、のコメントが大事だと思う。
「声」なら一度発しても、時間が経つにつれ薄れていくけれど、
「文字」は削除しない限り残り続け、逆に時間が経つにつれ、
増幅していく気さえする。
そういう意味で「ネットこそ、礼儀が大事」を残そうと思う。
(実は、このフレーズ、飲み仲間に教えていただいたもの)



2017年04月16日(日)
知ってる者には、責任がある

映画「僕のうしろに道はできる 奇跡が奇跡でなくなる日に向かって」
(岩崎靖子監督)から。
「ドキュメンタリー映画」の宿命で、評価が分かれるに違いない。
主人公・宮田俊也さんの入院生活を通して、彼の頑張っている姿に感動し、
なんでも諦めずに、続けることを学んだ人は、それを実践すればいい。
もう1人の主人公、養護学校教諭の山元加津子さんの熱心な介護と、
どんな状況の人でも、意識がある限り、想いは伝わるという信念を持ち、
そのことを知りながら、伝えなかった私が悪かった、と全国を講演している、
彼女の強い想いに、揺れ動かされて、行動するのもいい。
いや、彼のあんな姿を見るのは辛い・・と、予告編を見ながら、
本作は見ないという選択した人も、それはそれであり、だと思う。
私は好奇心旺盛だから観たけれど、観ない人を責める気にもならない。
こういった「ドキュメンタリー映画」は、作品を観ることにより、
何かを感じ、翌日からの行動が変わる人がいる。
それが、このジャンルの映画の醍醐味ではないだろうか。
ただ、これは絶対、伝えなくちゃいけない、広めなければいけない、と気負い、
強要するものでもないからこそ、難しいとも言える。
私にできることは「知ってる者には、責任がある」という、かっこちゃんと、
それを支えようとしている「自主上映会」を開催してくれた人たちを応援すること、
言い換えれば「支えようとしている人を支える人」になりたい。
「籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋(わらじ)を作る人」という言葉があるが、
まさしくその「草履を作る人」になりたいと思う。
もしかしたら、その草鞋を作る人を支える誰かでもいいかなぁ。



2017年04月15日(土)
献血って、前日の歯医者はダメなんですね

自分の中では恒例となっている、定例議会後の「献血」、
すなわち、年4回が私のノルマ。(笑)
健康だからこそできるボランティアとして回を重ねてきたが、
63回目にして、はじめて断られた。
理由は、前日の「歯医者」での治療。
3日以内に、歯垢を取ったり、虫歯を削ったりする治療は、
口の中の血液が安定しないのか、ダメらしい。(?)
とりわけ、歯医者へ行くことが5年に一度くらいのため、
あまり「献血」との関係を意識していなかったが、
今回は、久しぶりに歯医者に行き、治療をしてもらった。
受付を済ませ、血圧を測り、最後の「問診」の質問で、
あれ、もしかしたらダメなんだ・・と気がつき、
受付の方に、こう訊いた。
「献血って、前日の歯医者はダメなんですね」
歯医者も治療によるらしいのだが、人の生命に関わることなので、
潔く、断念した。
「献血」は本当に健康体でなければできないことを再認識した。
100回までは、まだまだ遠い道のりだなぁ。

P.S.
結局、63回目の献血を諦め、映画「ロクヨン 64」をレンタルし、
約4時間をメモしながら、観終わった。感想はまた後日。



2017年04月14日(金)
水は水でいいけれど、それを使ってどうするのか?

あるまちづくりの会議で、こんなコメントがあった。
わが町の観光資源は、自他ともに認める「柿田川の水」。
そんな資料を見ながら、外部アドバイザーは、こう指摘する。
「水は水でいいけれど、それを使ってどうするのか?」と。
「きれいな水」なんて、日本全国どこにでもある。
世界に目を向ければ、もっときれいな水は溢れている。
だから、小さな町の私たちが考えなければならないのは、
「水を売ること」ではなく「水」をキーワードに、
「その水を使ってどうするのか?」ということだろう。
美味しい水、きれいな水、健康にいい水・・
「大根」一つにとっても、切り口を変えることによって、
見え方・形が変わるように、「水」もスポットの当て方により、
活用方法は、無数にあるのだから。
全国のまちおこしは、自分たちの観光資源を見つけるところから。
そして、見つけたものをどう調理するかだなぁ。



2017年04月13日(木)
かあさん、おおかみってどうしていつも悪ものなの?

映画「おおかみこどもの雨と雪」(細田守監督)から。
本作は「母と子」をテーマに描いたアニメ映画、という解説だが、
観賞後の感想は、マイノリティ(少数派)の生き方の難しさ、
それを支えるには、周りの人たちの温かい理解が必要と知った。
ただ、劇場公開された2012年7月頃に、そういった考えが、
社会全体に浸透していたかどうかは、定かではない。
そこで、印象的な会話をメモに残すことにした。
自分がおおかみの子どもと知った男の子「雪」は、母親に尋ねる。
「かあさん、おおかみってどうしていつも悪ものなの?」
「悪ものって・・絵本?」
「みんなに嫌われて、最後には殺される。
だったら僕、おおかみはイヤだ」
「そうね、でもお母さんは、おおかみが好きよ。
みんながおおかみを嫌っても、お母さんだけは、おおかみの味方だから」
こんな時、宮西達也さんの絵本を読み聴かせてあげればいいのに・・と、
物語とは関係ない発想が浮かんで苦笑いとなった。
絵本作家・宮西達也さんの描く絵本は「おおかみ」を悪役にせず、
絵本「ぶたくんと100ぴきのおおかみ」をはじめ、
絵本「はらぺこおおかみとぶたのまち」など心優しい動物として表現し、
子どもたちに人気のキャラクターとなっているのだから。



2017年04月12日(水)
高貴な姫君だって、汗をかくし・・

映画「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)から。
原作はもちろん「竹取物語」。
生まれてからの成長があまりに早いので、
一緒に遊ぶ仲間たちから「タケノコ」とあだ名されながらも、
自然を相手に朝から晩まで駆け巡る元気な女の子から、
都で高貴な姫君に変わるとき、眉毛を剃り、お歯黒を施すシーン。
姫君は、激しく動き回り、汗をかくこともないから、
額からの汗が目に入るのを防ぐ眉毛は必要もないから剃るらしい。
また、歯を出して笑うのは、高貴ではなく下品ということなのか、
お歯黒をするのは、そういう意味があるらしい。
それを知って、かぐや姫が「高貴な姫君は、人ではないのね」と呟く。
さらに続けてこう叫ぶ。「高貴な姫君だって、汗をかくし、
時にはゲラゲラ笑いたいことだってあるはずよ。
涙が止まらないことだって、怒鳴りたくなることだってあるわ」と。
公家など高貴な人たちが、眉毛を剃ったりお歯黒をする意味を、
とてもわかりやすく教えてもらった。(笑)
もう一度、図書館で「かぐや姫」を探して読んでみようかな。



2017年04月11日(火)
どしゃぶりでもかまわないと ずぶぬれでもかまわないと

私は、6月生まれからなのか、雨が好きだ。(汗)
先日紹介したアニメ映画「言の葉の庭」(新海誠監督)を観てから
さらに好きになってしまった。
特にエンディングで流れる「Rain」という歌は、
作詞作曲・大江千里さん、歌を秦基博さんがカヴァーしている。
特に「どしゃぶりでもかまわないと ずぶぬれでもかまわないと」
このフレーズを聴くと、雨の日もなぜか爽やかに感じてしまう。
以前、雨の日は「はじまりはいつも雨/ASKA」を口ずさんだけれど、
私も歳を重ねて、最近では、雨の曲といえば、この曲に辿り着いた。
みなが、車で移動することに慣れてしまい、
土砂降りの雨の中を、ずぶ濡れになって歩くことが減ったけど、
私は、意外と雨の中を傘もささずに歩くことも気にならない。
映画の冒頭「子どもの頃、空はずっと近かった。
だから、空の匂いを連れてきてくれる雨は好きで・・」
という台詞があるが、妙に頷いている自分が可笑しかった。
雨は、下界のモヤモヤした、いろいろなものを流してくれる。
通過したあとは、空気は澄んでいるし、虹が出ることも・・。
暖かくなったら(暑くなったら)、Tシャツで飛びたして、
空に向かって顔を上げて欲しい。雨が愛おしく感じるはずだから。

P.S.映画を観ていない人のために、YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=NgxTYCbr-K4



2017年04月10日(月)
全国の投稿者でリレー「実感!! 日本の桜前線」

今年は、開花時期がだいぶ遅かった「桜」であるが、
このところの春時雨で、一気に花開いた今日この頃。
私の今までの桜のイメージは「入学式」。
真新しい制服で、ピンク一色に染まった桜並木を通り、
空気は暖かで、気持ちもウキウキ・・といった感じ。
それなのに、最近では「河津桜」「熱海桜」などに代表される
早咲きの桜を、寒い時期に、これでもか、と眺めてしまうので、
(テレビでも特集を組んだりするので・・)
へそ曲がりの私の中では「桜シーズン」は既に終わっている。
品種改良し、少しでも早く桜を開花させることで、
全国から、多くの観光客は集ってくるけれど、
それゆえ、本来の日本人が感じる桜の季節感が薄れた気がする。
「桃・梅・桜」と咲く順番もズレてしまうので、
その見分け方がわからなければ、間違えてしまうほど・・。
開花の基準となる桜は「ソメイヨシノ」と決まっているのだから、
SNSで投稿される多くの「桜の画像」が、
南に住む人たちから順に、北に住む人に向かってリレーされれば、
「実感!! 日本の桜前線」のイベントになる。
そうすれば、季節感が感じられるのになぁ。