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2017年07月08日(土) ■ |
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「制限」の中に「自由」を探す楽しみ方 |
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最近、柿田川について、多くの方と話す機会が増えている。 どの方も「柿田川」という資源をどう扱うべきか、 (なぜか)私に、訴えかけてくる人が多くて嬉しい。(笑) 「自然保護・保全のために手を付けない方がいい」 「観光資源として、もっともっと活用すべきだ」 どちらも極端すぎて、やや違和感があるのも事実だ。 「護るところは護る」「活用できるところは活用する」 そんな中途半端な・・と思うかもしれないが、 ほぼ毎日、写真・動画を撮影している私が感じることは、 「活用に制限」があるからこそ楽しい、と思う。 「いつでも、どこでも、誰でも入っていい」という自由でなく、 「いつでも、どこでも、誰でも入れないからこそ」の楽しみ方、 それを模索していると言ってもいい。 長い歴史を持つ、俳句や短歌、川柳、都々逸のように、 字数という「制限」があるからこそ、その中で表現しようとする、 その楽しみ方と、似ている気がする。 文字遊びとして「折り句」(あいうえお作文)や「はめ字文」など、 制限があればあるほど、人は夢中になる。 そう言った意味では「『制限』の中に『自由』を探す楽しみ方」、 今の私の心境にピッタリしたフレーズだよなぁ。
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2017年07月07日(金) ■ |
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ごめ〜ん、明日、イベントだから・・ポケモンの。 |
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昨晩のこと。 ある仕事で激論を交わし、気付いたら8時過ぎていたので、 夕食も兼ねて、情報交換会と称した「飲み会」となった。 そこでも夢中になって話していたら、10時半を回っていた。 そろそろ切り上げよう、と思い、私の口から出たのは、 「明日はイベントだから早く寝なくちゃ」。 以前、飲み会の切り上げ方として、 「ごめ〜ん、明日、ロケだから・・、台詞はないけど」 「ごめ〜ん、明日『地引網』なんだ・・」 「ごめ〜ん、『時差ボケ』だから・・」など、 多くの「ごめ〜ん」を考えてきたが、また新しい一言。 「ごめ〜ん、明日、イベントだから・・」 「7月7日(七夕)」のイベントと言えば、夜だし、 変なこと言うな・・と思ったかもしれない。 しかし、本当に、1周年イベント第2弾の開始がある。 「海外の情報によると日本時間の7/7(金)朝5時からリリース」 この記事を見つけて、言い訳にした。 だから「ごめ〜ん、明日、イベントだから・・ポケモンの」 当然「え〜、まだやってる人、いたんだ」「朝5時から?」と の驚きの声に包まれて、帰路についた。 私が「ポケモンGO」を始めたのは「昨年の7月23日」だから、 まだ1年も経っていないのに・・と、ほろ酔い気分で床についた。 「ポケモンGO」は、言い訳には向いてないなぁ。(笑)
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2017年07月06日(木) ■ |
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施設に愛着を感じてくれ、リピーターが多いんです |
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土日などの休日、近隣市町のヒジターセンター見学をしている。 話を伺ったのは「環境省・田貫湖ふれあい自然塾」(富士宮市) チーフインタープリター・通称「チョビ髭」こと、小野塾長。 彼のアドバイスは「建物を建ててからこうしよう、ではなく、 こういうものを見せたいから、こういう建物」という視点。 「施設に愛着を感じてくれ、リピーターが多いんです」 嬉しそうに語った後「場があるからなんです」と纏めた。 「環境共生型」の施設らしく「建物が地味すぎて目立たない」と これまた困ったようにしながらも、楽しそうだった。 注目は、この施設の大事にしているステップ。 「自然の価値に気付く」「自然の理解を深める」 そして「人の暮らしと自然のかかわりを知る」を説明してくれた。 一言でいえば「環境教育」を通しての「意識改革」のようだ。 「ターゲットは、次世代を担う子どもだけではない」と言い、 「子育ては親の影響が大きい。親子で参加できるプログラムを」と ソフト事業の充実を訴えていた。 とにかく愛着を感じるためには、そこに触れる回数以外ない。 年に1度、月に1度、1週間に1度、そして毎日・・・。 良きにつけ、悪きにつけ、関わっている頻度が愛着に繋がる。 そう教えられた気がして、ハッとさせられた。
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2017年07月05日(水) ■ |
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「私に才能があるなら」「それは他人が教えてくれる」 |
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映画「キャロル」(トッド・ヘインズ監督)から。 設定は、女性同士の同性愛の話だけど、 作品を通じて感じたのは「予告編」で見つけたフレーズ 「心に従って生きなければ、人生は無意味よ」 しかしながら、この1行では、この作品を思い出せない。 だから選んだ台詞は、まだ出会ったばかりの2人の会話から。 「あなたの夢なの? 写真家が」 「そうです、私に才能があるなら」 「それは他人が教えてくれる。あなたは努力し続ければいい。 正しいと思うことをやり、流れに任せて」 「そうですね」・・・の一部を拝借した。 誰でも「目指す分野で、自分に才能があるか、どうか」は、 気になるところであるが、短い人生の中で迷い悩む時間は勿体ない。 もし才能があれば、知らずと他人が評価してくれて、 気がついた時は、注目を浴びているはずだから、 始めたばかりで、才能があるか、ないかを心配するよりも、 とにかく、夢中になり続けなさい、とアドバイスしている。 あなたのとった行動が、世間の常識と違ったっていい、 歳を重ねて人生を振り返った時に、後悔しないためにも、 その時その時に、自分の心に従ったか、を判断基準としたい。 最近、同じようなことを考えていたので、妙に心に残った。
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2017年07月04日(火) ■ |
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鳴き声のサンプルは外では聴かないルール |
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週末の楽しみの一つに、近隣市町に設置されている ビジターセンター訪問が加わっているが、 最近の施設は、図鑑やパンフレットだけでなく、 鳥の名前をペンタッチするだけで、鳴き声が聴ける。 私は、柿田川公園内を通勤路にしているため、 毎日、季節に応じた、鳥の声を耳にしているので、 今度は、そのシステムを使って、鳥の名前を調べようかな、 と考えていたら、環境に詳しい方に止められた。 「実は、暗黙の了解かもしれないが・・」と前置きをして、 「鳴き声のサンプルは外では聴かないルール」を教わった。 「えっ、どうしてですか?」、私の疑問は膨らんだが、 野外で鳴き声のサンプルを聴くと、野鳥が本物と勘違いして、 近寄らなくなったり、意外な行動をする可能性がある。 だから、野鳥の生態系を崩すことになりかねない、と。 なるほどなぁ、便利になっても、してはいけないこと。 人間の興味関心だけで、動植物の生態系を壊してはいけない。 そんなことを学んだ「自然界のルール」である。
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2017年07月03日(月) ■ |
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1人に憧れていたのに・・つまんない。 |
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映画「ロスト・バケーション」 (ジャウム・コレット=セラ監督)から。 監督は、この作品を通じて、何を伝えたかったのか、 正直、わからなかった。(汗) 前半は、美人のサーフィン映像満載でウキウキし、 後半は映画「ジョーズ」を彷彿させる、 海、サメの恐怖なんだろうけど、ドキドキしなかった。 満潮・干潮の時間を意識し、サメの動きを観察しながらも、 岩礁の上で、一人ぼっちの夜を過ごす主人公の心の変化が、 遺書とも思えるビデオレターに込められている。 「パパ、クロエ(妹)」と画面に向かい話し始め、 出来るだけ人との接点を避けていた彼女が呟いた、 「1人に憧れていたのに・・つまんない」と。 「本当は一人じゃないわ、カモメが友達になってくれた」とも。 若い人たちは時には「家族」「恋人」「兄弟姉妹」「友人」などの 人間関係が煩わしく感じられて、1人になりたがる。 それを否定するつもりは毛頭ない。 しかし、最後には「人間は一人では生きられない」と気付く。 この作品は、その気付きだけで、いいのかもしれない。
P.S. あんな怖い目にあったのに「1年後、テキサス」で、 「父親の見守る中、妹と波乗りに海に向かうシーン」に、 一気に冷めてしまった私がいる。リアル感ないなあ。
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2017年07月02日(日) ■ |
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ハワイアンズで遊んで来ました。 |
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楽しかった「大学時代のクラブ同窓会」、 いろいろなことをメモしたので、気付いたことはまた後日。(汗) ちょっとほろ酔い気分で書いている「気になる一言」は、 週末に遠出ししたので、課員へのお土産を選んでいる時だった。 福島名物の特産品もいっぱいあったし、試食もさせていただき、 課員の数も数えながら、決め手となったのは、 包装紙のキャッチコピー。「ハワイアンズで遊んで来ました。」 施設概要とフラガールの写真とシルエット。 明日、職場へ持参し「はい、お土産」というに相応しい気がした。 実は、お土産を選ぶヒントとして、味はもちろんだけど、 どこへ行ってきたのか、説明がいらないフレーズが好きだ。 「ディズニーランドへ行ってきました」 「東京ドームへ行ってきました」などと書かれた包装紙に弱い。 実は、そこから会話が続くし、雰囲気がわかるから。 特に今回は「行ってきました」たではなく「遊んで来ました」。 それだけで「楽しかったんだろうなぁ」と想像できるから。 これをわが町の柿田川に当てはめると、 単なる「柿田川に行ってきました」という報告ではなく 「柿田川で癒されてきました」「柿田川で元気になりました」 みたいな、感性に訴える言葉が浮かんできた。 何度も言うけど「味はどうでもいい」というわけではないが、 その雰囲気が伝わる、お土産のキャッチコピーって、いいなぁ。
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2017年07月01日(土) ■ |
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もしかして、俺の知ってる下山か? |
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大学時代、ユースホステルクラブに所属していた私は、 平日は、大学の学食等でアルバイトをし、お金を貯め、 長期休暇となると、バックパックを背負い、 日本全国を、ユースホステルなどの安宿に泊まりながら旅していた。 その仲間のひとりが、大学卒業後、連絡先はぷっつり途絶え、 消息不明だったが、ある日突然、 「もしかして、俺の知ってる下山か?」とfacebookにメッセージが届き、 その後、チャット状態でメッセージの送受信をしながら、 お互いの無事を確認して、35年ぶりの(PC上の)再会を喜んだ。 それからというもの、当時のクラブ仲間にも声を掛け、 facebookのグループを開設し、ネットでの会話を楽しんでいる。 ニュージランドに拠点を置き、世界を飛び回っている彼に、 日本に来ることがあったら会おうよ、と約束したら、これまた偶然、 6月下旬から日本に来ることになったらしく、遂に、温泉に浸かりながら、 昔話に花を咲かせることになった。 場所は、これまた当時の仲間の1人が手配してくれた、(福島県) スパリゾート・ハワイアンズ。(昔の「常磐ハワイアンセンター」) さて、どんな話が飛び出すことやら。今から楽しみである。
P.S. そんな訳で、7月1日〜2日は、留守にします。
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2017年06月30日(金) ■ |
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細菌が半分の量になる時刻は?、11時59分。 |
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映画「インフェルノ」(ロン・ハワード監督)から。 「スイッチがある。それを押すと・・人類の半分が死ぬ。 押さないと、人類は100年以内に絶滅する。君ならどうする?」 こんな問い掛けで始まり、生物学者ゾブリストが、 人類増加問題の解決策として、恐ろしい伝染病を作り出し、 それを世界に広めようとする。 「人類は、自らの体内に発生したガンなのだ」と言い切り、 今、人類が直面している問題の多くは、人口が減れば解決する。 一見、無茶苦茶に思えるその理屈に、妙に頷いてしまった。(汗) さて、その人口を減らす計画を実行に移すのは今しかない、と 主張する生物学者の説明に、またなるほどなぁ・・とメモをした。 「1分ごとに増殖する細菌をビーカーに1つ入れる。 最初の細菌を11時に入れた場合、ビーカー一杯になるのは12時。 だが、細菌が半分の量になる時刻は?、11時59分。 今が、その時刻だ。真夜中まで、あと1分だ」 人類は、まだまだ大丈夫なんて思って行動しないけれど、 実はあっという間に、限界に到達してしまう。 だから、ビーカーの半分の量の時に、課題を対処しなければ、 手に負えなくなる、という視点は、参考になった。 ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」のからくり・謎解きは、 私にとっては、あまり意味がなかったかも・・(汗)
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2017年06月29日(木) ■ |
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What do you do in your free time? |
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外国人との話題に困ると、 ついつい「What are your hobbies?」と口にする。 しかし、私たちでも「特に・・」「別に・・」と答えるのに、 なぜか、訊いてしまう。(汗) これって、間違いではないけれど、ニュアンス的には 「拘っているもの、ある?」に近いらしい。 私が知りたいのは、会話の話題したいだけだから、 「余暇はどうやって過ごしている?」の問いの方がピッタリ。 「What do you do in your free time?」 このような発想ができると、英会話も幅が広がり、 会話も弾み、笑顔が増えるのだろう。 「趣味はなに?」「特になにも・・」(沈黙) 「暇なとき、何してる?」「映画を観てるかな」 「えっ、どんな映画?」・・と、会話が続く。 外国人と話す時は「音楽・料理・スポーツ・映画」の知識は、 欠かせないな・・と最近、気がついた。 逆に、このジャンルについて、ある程度話せれば、 なんとなく会話が続いていくことも、体験で知った。 実はこれって、外国人だけでなく、同じ日本人同士でも言える。 最近、若者とのコミュニケーションがうまくいかなくて・・と 悩んでいる暇があったら、どれかに興味をもってみよう。
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