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2017年08月17日(木) ■ |
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路面電車の道を走るルールがわからない。(汗) |
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先月訪れた「福井市」で出来ごと。 部下が運転するレンタカーの後部座席から、 県庁所在地なのに、コンビニが少ないなぁ、県民性かな?なんて 感想を呟いていたら、路面電車が視界に入った。 偶然にも、すれ違っただけだったが、実はその時、感じたこと。 「路面電車の道を走るルールがわからない。(汗)」 普段、路面電車が走っている道路を運転していないため、 出張、旅行先で、レンタカーを借りた地の交通機関のひとつに 路面電車が走っていたら、私は戸惑うに違いない、と。 戸惑うよりも、パニックに陥り、変な運転をしてしまいそう。 免許取得時や、更新時に習ったのかもしれないが、 そのルールを思い出すには、ちょっぴり時間がかかる。 海外で、左ハンドル・右側通行の運転よりも、難しい。 通行帯を走っていて、路面電車が後ろから来たら、 咄嗟の判断で、うまく対処できるのか、自信がない。 自分の生活圏以外で、車を運転する時は、 そんな情報も仕入れておく必要があるのかもなぁ。 地域独特の交通ルールって、意外と知らないことが多い。
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2017年08月16日(水) ■ |
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一緒に住んでいるから、壊してはいけない |
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映画「劇場版 ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」 (湯山邦彦監督)から。 はじめて、ポケモンの作品を観た。(笑) 「ポケモンGO」のゲームにハマって・・が理由であるが、 特別な視点で観ることなく、一作品としてレビューは書いていきたい。 今回、選んだのはこの会話。 人間とポケモンが共存するための秘訣みたいなものだけど、 これって、人間同士でも同じことが言えるな、とメモをした。 「一緒に住んでいるから、壊してはいけない」 「何を?」「相手の世界、 「おまえにはおまえの、私には私、それぞれの世界がある」 これを意識して生活出来れば、大抵のことは解決できるはず。 それなのに、どうしても自分の考えを押し通そうとするから、 些細なことでも、大きなトラブルに繋がっていく。 「コミュニケーション不足」を声高に叫ぶ前に、 「相手の世界」を理解し、受け入れようとしたか、考えて欲しい。 「一緒に住む」って、家族だけでなく、地域も同じこと。 もしかしたら、同じ県、同じ国、同じ惑星にも通じる考え方だな。
P.S. ゲスト・スタアは「鹿賀丈史さん」と「浜田雅功さん」
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2017年08月15日(火) ■ |
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大事なのは、他のマネをしないこと。あとは忍耐と辛抱よ |
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映画「ブルゴーニュで会いましょう」(ジェローム・ル・メール監督)から。 ワイン評論家としてパリで活躍し、有名になっていた主人公が、 実家の老舗ワイナリー倒産の危機で自らがワイン作りをすることになる。 それはある意味、大きな賭けとも言える。 ワインの味がわかるから、ワイン作りができるとは限らない。 だけど面白いのは、素人だからこその発想が、可能性を拡げていくこと。 経験がモノを言う(はず)の世界で、新しいワイン作りの試行錯誤が、 周りの人をまきこみながら、展開される。 自然災害からブドウを守るために、畑にシートを被せるシーン。 誰もが想像もしなかった行動で周辺の関係者を驚かせながら、 結局は、何も知らない浅知恵で失敗に終わるが、主人公はへこたれない。 心配して近づく女性に「ガンジーの言葉を(知ってる)?」と彼は訊ね、 「いくつかは・・」と答えた彼女に、この言葉を紹介する。 「最初は無視、次に笑われ、最後はマネされる」 新しいことに取り組もうとする人にとって、とても大切な教え。 そしてまた、これこそもう一つ、この作品に流れる考え方だと感じた。 いつの世も、どの分野でも同じことが繰り返される。 隣のワイン畑で40年間最高のワインを作り続けている女主人の言葉は さらに成功する秘訣をこう付け足している。 「大事なのは、他のマネをしないこと。あとは忍耐と辛抱よ」 「最初は無視、次に笑われけれど、他のマネをせず、 忍耐と辛抱でやり続ければ、最後はマネされることになる」 だからこそ、新しいことへのチャレンジは面白いのかもなぁ。
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2017年08月14日(月) ■ |
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高齢者ツアーには、お薬タイムがある |
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先月出かけた「愛媛県西予市」の「名水シンポ」。 (正式には「全国水環境保全・・全国大会) メンバーは、私が2番目に若いほどの高齢者団体。(汗) 全国大会の翌日のオプショナルツアーでお昼を食べた後、 お茶でも飲んで少し休憩、と思ったら、メンバーのほとんどが、 「お水(お冷や)をください」と、中居さんに頼んでいる。 「愛媛県の名水」を飲みたいのかな?と思っていたら、 なんと「薬」を飲むための「お水」が欲しかったようだ。 その時は思わず笑ってしまったが、今振り返ると、 これもまた「おもてなし」のヒントである気がしている。 日本の高齢者は食事後に、薬を飲む習慣があるのだから、 お茶も大切だけど「美味しい水」をテーブルに置き、 「お薬タイムにご利用ください」とでも書かれてあれば、 けっこうウケるかも感じながら、 「高齢者ツアーには、お薬タイムがある」とメモをした。 これでもか・・と恩着せがましい「おもてなし」よりも、 さりげない「おもてなし」の方が私は好きだなぁ。
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2017年08月13日(日) ■ |
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戦争はまんず弱いものにしわ寄せがくるだに |
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映画「おかあさんの木」(磯村一路監督)から。 「小学校の国語教科書で長年にわたって愛され続けてきた」とはいえ、 なぜ今頃、この作品が映画化されたのか、理解に苦しんだ。 「戦争で引き離された母と息子たちの普遍的な愛」をテーマにした映画は、 今までにも何度も観てきたし、今回は、さらに驚くような展開もなく、 この作品で何を伝えたかったのか、分からないまま終わった気がする。 そんな中で、もしこの作品を語るとしたら、 戦争が敗戦に近づき、人間だけでなく、生活品や牛・馬という家畜まで 「お国のため」を理由に差し出さなければならなくなったとき、 大切な牛を引き連れた、訛の強い老人が、呟いた台詞。 「戦争はまんず弱いものにしわ寄せがくるだに」が印象に残った。 7人の男の子を産み、その7人とも戦地に送り出さなければならなかった母、 まさしく、生活弱者の母子家庭にしわ寄せがいったとは言えないだろうか。 子どもが出兵するたびに植えた木が大きく育ち、その木に向かって 「帰ってこい、誰か帰ってこい」と独り言のように呟くシーンは、 無償の愛(アガペー)だからこその、辛い台詞に聴こえた。 特に母親にとっては、自分のお腹を痛めて産んだ子として、 父親には到底及ばない「愛情」があるからこそ、 何年経っても、こうした映画が作られるのだろう。 それにしても・・なぜ今頃、この作品が作られたのか、まだ疑問である。
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2017年08月12日(土) ■ |
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違う、熱が足りんのよ。熱が・・ |
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映画「海賊とよばれた男」(山崎貴監督)から。 数年前に原作を読んだ時、これは映画になるなぁ、と直感し、 「上巻380頁・下巻362頁・計742頁に及ぶ文章のどの部分を採用し、 どの部分がカットされるのか、そんな視点で鑑賞した。 今回、選んだのは「ラジオの修理」を始めるシーン。 「ラジオがあれば、音楽も芝居も聴けます。 こういう時だからこそ、娯楽を求めているんじゃないでしょうか?」 このセールストークには、なるほどと思うが、それだけでは なかなか上手くいかないのが商売である。 主人公・国岡鐵造が、ラジオ修理の営業に回る部下との会話。 「なぜうまくいかんと思う?」と国岡は訊ねる。 「この激しいインフレの中、金融業界は苦しさを増しております。 恐らく、その・・」と部下の藤本が言いかけた途端、 「違う、熱が足りんのよ。熱が・・」と言い訳を一瞬にして退け、 そして「部下たちが待っとうやろ?」と、そっと付け加えた。 その迫力は、映像ならではのものだった気がする。 「大事なのは、説得力」と考えながらも、最後の一押しは、 どうしてもこれを・・、何が何でも・・という熱い想いだと。 なるほどこれは参考になるな、とメモをし、一言として残したい。
P.S.書籍と比較すると「士魂商才」は採用、 「堪忍柳画賛」(気に入らぬ 風もあろうに 柳かな)」は不採用。 実は私が一番注目していた「永遠の0」の主人公「宮部」と、 今回の主人公「国岡」が、「昭和15年の秋」に出会うシーン。 残念ながら、これもカットされていた。 (出会えば二人とも「岡田准一さん」だったのになぁ。(笑))
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2017年08月11日(金) ■ |
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「直訳」の英語って、あまり情緒ないよなぁ |
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久しぶりの私の呟きである。 「柿田川の魅力を世界に向けてお裾分け」をモットーに、 ほぼ毎日、Facebookページ「柿田川evol」を活用して、 写真と動画と投稿、配信しているが、 最近、何を思ったか、英語バージョンも追加している。 ただし、日本語を英語などの外国語に翻訳してくれるソフトを使い 柿田川の紹介文を「直訳」しただけのもの。 確かに、今の私の英語のレベルでは、こんなものだが、 本当は、その言葉で表現したかった「情緒」「想い」を咀嚼し、 直訳ではない「英語」として紹介できればいいのだが、 そうなると、とても長い英語になってしまうようだ。 日本人の私たちは「俳句」「川柳」「標語」など、 「5・7・5」にすることで、インパクトがありながら、 意味もだいだい理解されるため、重宝しているが、 それを英語(直訳)すると、とても可笑しい表現になることが多い。 まずは、私の嘆きを「気になる一言」にしておこうと思う。 「『直訳』の英語って、あまり情緒ないよなぁ」 全国・世界に向けて、柿田川の魅力を他国語で表現したい。
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2017年08月10日(木) ■ |
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タクシーの「回送」「予約」「空車」 |
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久しぶりに、日付が変わるまで飲んで騒いだ(汗)。 「じゃあ、またね」と別れてから、私はタクシー乗り場へ。 そこには30人くらいのタクシーを待つ人の列があった。 しかし沼津駅ロータリーには、タクシーの影は1台もなく、 いつになったら帰れるかわからないな、と判断し、 徒歩で帰ることにした。 もちろん、途中で「空車」を見つけたら即座に手を挙げて、 乗り込むつもりで、ぼちぼちと歩き出したのだが、 真夜中に「空車」の赤い表示を見つけることが、 こんなに大変なことだとは思わなかった。 誰かが乗っている表示の「賃走」「割増」は、 「緑色」だから遠くからでも、すぐ判断がつくのだが、 「回送」「予約」「空車」は、どれも「赤色」なので、 近くまで来ないと、区別がつかない。 と言うことで、何度「空車」と勘違いし「回送」「予約」に 手を挙げてしまったことか。(笑) 酔っ払った私の疑問は「これって誰のための表示?」だった。 真夜中に遠くからでも「空車」がわかる表示の仕方を、 外国人にもわかる、おもてなしの一つとして要望したい。 結局、沼津駅から自宅まで徒歩で60分。 ポケモンをたくさん捕まえたから、良しとしようかな。
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2017年08月09日(水) ■ |
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ワンツッ、ワンツッ(訳・マイクテスト) |
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映画「レイチェルの結婚」(ジョナサン・デミ監督)から。 主人が「レイチャル」でなかったけど、 「ナクトメア!」とは、ドイツ語で「悪魔」という意味、 「花嫁や花婿の父親は、ニッコリ笑って、 小切手を書く以外、やることがない」というフレーズなど、 気になる一言は、意外と多かった。(笑) 特に、結婚式の前日、親族とでも言うべき人たちが、 幸せそうな2人に向けてするスピーチが面白かった。 しかし、それにもまして、私が気になったのは、 話す前に、マイクの音量をチェックする英語、 「ワンツッ、ワンツッ」が、字幕では「マイクテスト」。 うん、確かに、うまい訳だ・・と苦笑いした。 これが「本日は晴天なり」だったら、もう百点満点。(笑) 英語で聞いて、字幕とのギャップを楽しむ。 これも、映画の楽しみ方と言えそうだ。 ちょっと、陰気な楽しみ方ではあるが・・(汗)
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2017年08月08日(火) ■ |
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ハラスメント防止は「自分の器にはめないこと」 |
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研修「ハラスメント研修」講師「関山祐介」氏 演題「〜ハラスメント等防止のための方法論〜」から。 「ハラスメントは、微妙」の言葉どおり、 こういった研修を受ければ受けるほど、難しいな、と思う。 昔は、仕事で言い過ぎても、 「今晩、空いてるか?、酒(一杯)行くぞ」と誘われ、 「昼間は悪かったな。俺も言い過ぎた」と飲みながら、 逆に謝られたりして、恐縮したものだが、 今は、それさえも「パワハラ」と言われたりする。 「飲みニケーションは、けっこう重要」と講師が口にしたとき、 頷いたのは、私も同感だからである。 「パワハラ」も「部下に良くなって欲しいから」という想いもあり、 本当に、自分の感情に任せて怒ることは滅多にないはずである。 面白かったのは、女性のパワハラについての考察。 ついつい、母親役・お姉さん役になってしまい、 よかれと思ってする厳しいチェックが、余計なお世話になることを 女性の管理職は意識して置く必要がある、ということ。 「ハラスメント」に対して「人間関係が大事」と言いきり、 「そのためには努力しなければダメ」とアドバイスをいただいた。 その秘訣は「自分の器にはめないこと」、この一点にありそうだ。 しかし、分かっているけど、これが一番難しいんだよなぁ。(汗)
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