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しもさんの「気になる一言」
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2017年08月27日(日)
スパリゾート・ハワイアンズには、中国人がいなかった

何度も話題にしている「スパリゾート・ハワイアンズ」
温泉施設のテーマパークとしては、大成功だね、
そんな会話をしたあとに、ちょっと気になったことがある。
日本全国、テーマパークや観光地には、中国人が溢れ、
ここは日本?と首を傾げたくなることも多いが、
1泊2日、この施設を楽しんでいる期間、
ほとんど、中国語や韓国語を耳にすることがなかった。
正直、今でもその理由がわからない。
(関係者に確認すればよかったけれど・・(笑))
これだけの施設なら、外国人が押し寄せてもおかしくないし、
魅力あるイベントなども随時開催されているのに・・。
もう既に多くの外国人が訪れて、飽きてしまったのか?
やはり、福島第一原発に近いから、外国人は敬遠してるのか?
日本人は、こんなにいるのに・・とますます不思議になった。
さらに、東京近郊から、無料の送迎バスまであり、
中国人観光客には、申し分ないと思うのだが・・。
どなたか、わかる人がいたら、情報提供を願いたい。



2017年08月26日(土)
外に出ると、けんかもすれば仲間も出来る。

映画「劇場版 ポケットモンスター 結晶塔の帝王」
(湯山邦彦監督)から。
両親を亡くし、ひとり淋しく大きな館に暮らしている少女・ミーは、
思いっきり、外に出たことがない。
そのミーの寂しい心に反応して、彼女の住むグリーンフィールドという街を
結晶で覆う「アンノーン」というポケモン。
物語は、いつものようにバトルを繰り返しながら、一件落着。
最後に、主人公・サトシは、少女・ミーにこう話しかける。
「外に出ようぜ」と。
そして、さらにこう続けた。
「外に出ると、けんかもすれば仲間も出来る。いっぱいね」
外に出ると、良いことばかりじゃない、辛いこともある。
もしかすると、ケンカをすることもあるかもしれない。
だけど、それ以上に「仲間が出来る」という楽しみがある。
ひとりで閉じこもっていては、そんな刺激は得られないよ、
そう語りかけたような気がした。
ポケモン同士のバトルの影に、何か一つ光る台詞を見つけると、
嬉しくなってしまう私がいる。

P.S..
ゲストスタアは「竹中直人さん」「薬丸裕英さん」「加藤あいさん」



2017年08月25日(金)
伝えるべきじゃないと思うなら、話さないでくれよ

映画「メッセンジャー」(ロブ・ヨーク監督)から。
「アメリカ・オーストラリア合作」とあって、
そのスケールとストーリーに期待し過ぎたのか、
その落胆ぶりは、文字にし難いくらいのものがあった。
監督は、この作品を通じて、何を伝えたかったのか、
宇宙空間に10年間たったひとり、という設定が理解できず、
ほとんど、アクシデント・トラブルもなく、画面に向かって、
地球と宇宙船内という設定で会話するというシーンの連続。
宇宙・地球外生命を題材にしたにも関わらず、
これほど緊張感もなく、また興奮もしない作品も珍しい。
それでも一言、取り上げるとしたら、
可笑しかったのは、NASAからのメッセージ。
大事なミッションの前に「奥さんが・・」と思わせぶりをして、
いや、これは言うべきではなかったと、反省するシーン。
本当に、このプロジェクトの責任者?と疑いたくなったのは、
作品を鑑賞している私だけではなかった。
宇宙船にたったひとり、その上、大事なミッションの前に、
不安にさせる一言を伝えられ、ついに爆発したようだ。
「伝えるべきじゃないと思うなら、話さないでくれよ」
その一言で、この作品のレベルが分かった気がした。



2017年08月24日(木)
学校のグラウンドを高さで表したらどうですか?

先日、ある先輩から、柿田川に関する講演を頼まれ、
私でよければ・・とお受けした。(断れる状況にはなかったけど(汗))
受講者が、先生ばかりと知って、この機会に問題解決を図ろうとした私。
実は「柿田川は日量100万トン」と言われているが、
子供たちや観光客に、うまく伝える例えが見つからない、
先生たちなら、どんな例えで「100万トン」というとてつもない数字を
子供たちに伝えたらいいと思うか?、が私の質問である。
事前に私なりに、今までの説明してきた例えや、調べた例を挙げたが、
やはり、ピンとこない。
東京ドーム一杯、何度も通っている私なら、その大きさは想定できるし、
あのドームがほぼ一杯になる量、でわかるのだが、
東京ドームを見たことがない子供たちには、想像すらできない。
逆に、身近な風呂桶やプールでは、一杯のイメージはできても、
何千、何万、という数がイメージできない。
「本気に悩んでいます、教えてください、先生」とメッセージを発したら、
講演が終わった後に「学校のグラウンドを高さで表したらどうですか?」と
アドバイスをしてくれた方がいた。
「一周200メートルのグラウンド(トラック・運動場)」は、
老若男女、日本全国共通の単位かもしれないな、とメモをした。
まずは・・200メートルトラックの面積を出して、それを基本に、
100万トン(10億リットル?)で割れば、高さが出るのかな?
(すみません、数字に弱くて・・全国の数学の先生、お願いします)
どれくらいの高さになるのか、ビル何階建てになるのか、
とてもわかりやすい、例えが見つかりそうだな、とても嬉しい。



2017年08月23日(水)
そっちは、隣のゴルフ場ですから・・

大学のクラブ同窓会と称して、福島県を訪れたが、
現在も郷土に戻って働く彼らの話は、興味深い。
山を切り開いたゴルフ場も多く、笑い話に溢れていた。
アマチュアゴルフには、右や左に大きく曲がり、
隣のホールに入ってしまうことも、しばしば。(汗)
そんな時は、ワンペナだから・・と諦めて、
「1打罰」に納得して、プレーを続行することがある。
しかし、ゴルフ場の多い福島県では、
そんなところばかりではないらしい。
隣のホールに打ち込んでしまった・・と思ったら、
実は、隣のゴルフ場だった、という話を耳にした。
ゴルフ場が隣接するのは、伊豆半島も同じだけれど、
さすがに、そんなコースにはお目にかかったことはない。
だからこそ「そっちは、隣のゴルフ場ですから・・」を
残しておきたい。
福島県在住の彼らから直接聞いたから、冗談とも思えないが、
もし本当だったら、その場合、どう処理するのだろう。
大事なところを訊き忘れた。たぶん「OB」だろうけれど。



2017年08月22日(火)
大人が子どもに何を残すのかを考えることだって

映画「じんじん」(山田大樹監督)から。
今や、北海道上川郡剣淵町は「絵本の里」として知られている。
約3300人の小さな町が、どうして全国的にも有名になったか、
それが知りたくて、映画を観たというのが本音である。
その答えは、映画の中にしっかりと表現されていた。
町じゅうで、子供たちに絵本の読み聞かせを続けているおじさんたち、
その中心人物、佐藤B作さん演じる「高峰庄太」の妻役、中井貴惠さが、
こんなセリフをさらっと口にする。
「本当のまちづくりっていうのは、
大人が子どもに何を残すのかを考えることだって」
全国の多くの町と同様に、人口が減少し高齢化が進む中、
彼らなりに「まちづくり」に対し真剣に向き合ってきたことがわかる。
そして(たぶん)、多くの町民が危機感をもち「まちづくり」とは何か?と
試行錯誤してきたに違いない。
だからこそ「本当のまちづくり」という言い方になった気がする。
気付いのは「大人が子どもに何を残すのか」ではなく、
「大人が子どもに何を残すのかを考えること」ということ。
みんなで考え、みんなで知恵を出し合い、そしてみんなで行動に移す。
それを知った、全国の絵本作家さんたちが惜しみなく、参加協力する。
だからこそ「北海道上川郡剣淵町」は、有名になったのだろう。
まちづくりは行政の仕事だ、と考えず、町民自ら考えること。
これが、本当のまちづくりなんだよなぁ。



2017年08月21日(月)
使いにくそうねぇ、私の辞書を貸してあげましょうか

映画「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 
ポケモンレンジャーと蒼海(うみ)の王子マナフィ」
(湯山邦彦監督)から。
面目ない・・作品とは全く関係のないフレーズをメモしてしまい、
頭から離れなくなってしまった。
「裏切り者だぁ〜」
「裏切ったりしていないって。最初から仲間じゃないんだよ」
「俺の辞書には『失敗』の文字はない」
「使いにくそうねぇ、私の辞書を貸してあげましょうか」
「俺の辞書には『諦める』の文字もない」
「だったら、俺さまが書き込んでやる」「断る」
このテンポのいい会話に、笑うしかなかった。
私の周りにも「俺の辞書には『○○』の文字はない」が好きで、
このフレーズを使う人、多いからなぁ。
だから、やっぱり言い返すのに使えるな、このフレーズ。



2017年08月20日(日)
「甲子園」も「全米オープン」も、来年は100回

今月の中旬は、野球・ゴルフのスポーツ観戦三昧。
暑い中、必死にプレーする高校球児に拍手を送り、
メジャー初制覇に一歩及ばなかった松山プロを、
いかにも現場にいるかのごとく、応援した。
「夏の甲子園」は「第99回全国高校野球選手権大会」
「全米ゴルフ」はネットでは「全米プロゴルフ選手権2017」と表記されるが、
実は「第99回全米プロゴルフ選手権」。
気がついた方もいると思うが、どちらの大会も「第99回」。
これって偶然なのか、必然なのか。
記念大会に優勝するプレッシャーは、例年以上だろうけれど、
それだけ価値がある、とも言えるのではないだろうか。
松山プロは、記念すべき「100回大会優勝」のために、
ゴルフの女神が、ちょっとばかりイタズラをした、と思えばいい。
来年は「サッカーワールドカップ」も重なり、
今年以上の、スポーツでの盛り上がりが期待される中、
もう「100回」に向けて、準備をすすめる企業もあるだろう。
それが「将来予測」というものであり、この「100回」は必ずやって来る。
来年になって準備をするのでは、遅い。
確実に盛り上がる「大会・イベント」を活用しない手はない。
来年、新聞を賑わすキーワードは「100」だな、たぶん。
あっ・・柿田川も「日本名水百選」だった。(汗)



2017年08月19日(土)
(私にとって)落ち込んだり、カツを入れるイベントです

「突然ですが、下さん、明日の夜、空いてませんか?」で
始まるメールが知人の女性から届き、ドキドキしながら内容を読むと、
「THE YOUNG AMERICANS」の「JAPAN TOUR 2017 NATSU」
このショーが「プラサ・ヴェルデ」(沼津駅北口)で開催されるので、
もし時間があれば、見にきませんか?というお誘いだった。(笑)
沼津近郊(沼津市・富士市・三島市・長泉町・清水町)の子供たち170人と、
40人のヤングアメリカンズのメンバー(キャスト)が、
たった3日間のワークショツプで作り上げたステージとは思えないほど、
完成度は高く、驚くというよりも、感動的なショーだった。
彼女の話によれば「ダウン症の子や、発達障害の子供たちも、
それぞれの良さをYA(ヤングアメリカンズのメンバー)が引き出してくれ、
舞台で歌ったり、踊ったり」していたらしい。(すべて英語)
ショーを見ていた私が、全然気が付かないほど、みんな堂々としていた。
そんな彼女から、夜遅くお礼のメールが届いたが、
「毎年この3日間は、子供たちの可能性、ポテンシャルの高さに驚かされ、
また、自分の仕事に対しても、YAが3日間で出来ていることを、
なぜ私はちゃんと出来ない?と落ち込んだり、カツを入れるイベントです」
と書かれたフレーズが、とても印象的だった。
飲んだり食べたりの楽しく大騒ぎするイベントもいいが、
1年に1度でも、自分にカツを入れるイベントがあるなんて・・、
と羨ましく思った。
YAのテーマなのか、ツアーのテーマなのかわからないが、
パンフレットの表紙に書かれていた「Let it Shine!」いい言葉だなぁ。



2017年08月18日(金)
いろいろな人がいたら、一番小さい人に理解できるように

「環境省・田貫湖ふれあい自然塾」(富士宮市)
チーフインタープリター・小野塾長の話から。
施設に一歩足を踏み入れると、所狭しと掲示が目に入る。
その特徴は、子どもにもわかりやすいような説明文。
大人にとっては、やや物足りないような内容でも、
じっくりと読むと、新しい発見があり、なぜか楽しい。
彼の話を聴いていて、なるほど・・と思った。
施設全体を包み込み、施設運営の根底に流れている考え方。
「いろいろな人がいたら、一番小さい人に理解できるように」
訪れるのは、自然に興味のある大人だけではないし、
家族となれば、大人から子どもまで幅広い。
そんな時は、迷わず、子どもに向けて説明する、
そういうことなんだと思う。
当たり前のことだが、忘れがちな視点だとメモをした。
最近では、国を挙げて「観光立国」を目指し、
観光客が喜びそうな施設、展示が見受けられるが、
実は、一番訪れるのは、社会科見学などの子どもたち。
もしかしたら、もっと小さな幼稚園・保育所に通う子どもが、
楽しそうだな、と感じられる施設がいいのかもしれない。