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しもさんの「気になる一言」
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2017年12月15日(金)
「こんなにあった」続けていることリスト

沼津ロータリークラブに所属している親友からお誘いを受け、
例会の「卓話」の機会を与えていただいた。
テーマはなんでもいいよ、というので、思案した挙げ句
「しもさん流 続けるコツ」というタイトルで話すことにした。
当日、私の持論が伝わったかどうかは定かではないが、
こういう講演のチャンスをいただくことでありがたいのは、
自分の考えをあらためて見直す機会となることだ。
何気なく過ごしている自分の生活を知る絶好の機会でもある。
例えば、今回のレジメとは別に用意した参考資料、
「2017年年間365万歩挑戦記録」は数字だけが並び(笑)、
「書き出してみると『こんなにあった」続けていることリスト」は、
いわゆる私の「恒例行事」を書き出しただけだが、
手帳に書かれているイベントをメモしたら、出てくる、出てくる。
毎日続けていること、毎週、毎月、毎年、2年に一度・・・
よくもまぁ、こんなに続けるものがあったものだ、と呆れてしまった。
私の悩みは「続けられないこと」ではなく「やめられないこと」、
今回の卓話で、このフレーズが一番、受けた気がする。
定年退職を意識して、これから少しずつやめていかないとなぁ。



2017年12月14日(木)
土に立つ者は倒れず、土に活きる者は飢えず、土を護る者は滅びず

農業関連の会議、冒頭の挨拶でこんな話を聴いた。
話のもとは「日本の農学者・農業経済学者で、
東京帝国大学教授・東京農業大学初代学長である、
横井時敬(ときよし/じけい)氏」。
「稲のことは稲に聞け、農業のことは農民に聞け」という言葉は
有名であるが、この言葉も味わいがあるなぁ、とメモをした。
「土に立つ者は倒れず、土に活きる者は飢えず、土を護る者は滅びず」
私が感じたことより、もっと深い意味があるのだろうが、
とにかく「土」を意識した言葉には「大地からのエネルギー」、
そんなイメージがあり、農業の力強さを感じることができる。
農作物は、大地からの栄養分と、太陽からの光を吸収し、
人間の口から直接エネルギーを補給できるものとして、
これからも大切に守っていかなければならないと思う。
なぜか、合唱曲「大地讃頌」を思い出した。
「母なる大地のふところに われら人の子の喜びはある
大地を愛せよ 大地に生きる人の子ら その立つ土に感謝せよ」
また、歌いたくなっちゃったな。



2017年12月13日(水)
車へのお湯掛け、おもてなし

昨日は、伊豆の国市「おおとり荘」で宿泊研修のため、
「気になる一言」は書けず、翌日にこうして振り返っているが、
朝、9時解散で、資料や着替えなどの荷物を車に運んだら、
昨晩、雨が降ったのか、車全体が分厚い氷に覆われていて焦った。
あちゃ、これは溶けるまで、時間がかかるな、と思案していたら、
なんと、旅館の従業員さんたちが、1台ずつ丁寧に、お湯を掛け、
少しでも早く出発できるように、手を貸してくれた。
冬の朝の何気ない対応だけれど、私はとても感激したので、
「車へのお湯掛け、おもてなし」として、記録に残したい。
人間の私達は、久しぶりの温泉で、早朝から朝風呂に浸かり、
リラックス出来たのだが、自動車たちは、冬の雨に打たれ、
昨晩から氷結するほどの寒さの中を、じっと待っていてくれた、
そんなことを考えたら、スタッフの心遣いに感謝したくなった。
こんな何気ない心遣いが「おもてなし」として、利用者の心に響く、
それを教えていただいた気がする。
「サービス」ではなく「おもてなし」なんだよな、これって。



2017年12月12日(火)
今だけ、金だけ、自分だけ

以前、観光のキーワードは「今だけ、ここだけ、あなただけ」、
そんな話を、この「気になる一言」に書いた。
この3つの条件を組み合わせて、他にはない「特別感」を出すこと、
このフレーズはリズムもいいし、覚えやすいから、愛用している。
しかし、先日、これに似たフレーズを見つけて、
これまたなるほどなぁ・・とメモをした。
それが「今だけ、金だけ、自分だけ」
人間の生き方として、これはダメだ、という3要素だった。
今だけよければいい、金だけあればいい、自分だけよければいい、
そんな生き方はしてはいけませんよ・・そんな記事だった。
「今だけ、ここだけ、あなただけ」「今だけ、金だけ、自分だけ」
ゆっくり読めば、その違いは明白だけど、リズム的には似ているので、
これを対比して紹介するのも面白いな、とメモをした。
前者は「大切にしたい考え方」、後者は「大切にしてはいけない考え方」、
だからこそ、使い方を間違えないようにしなくちゃなぁ。(笑)



2017年12月11日(月)
あなたが欲しい、お金が欲しい

先日、久しぶりにカラオケに行って、ある女性が歌った
高橋真理子さんの「For You」(フォー・ユー)
御存知の方は、多いと思うが、さびの部分で
「あなたが欲しい」のフレーズを繰り返す箇所がある。
私も好きな曲なので、画面に映る字幕を見ながら、
一緒に歌っていたら、見事に外された。
「あなたが欲しい」を「お金が欲しい」に替えて、
歌われたから、笑いのツボにはまってしまった。
スナック系では、良く使われる笑いネタなのだろうが、
歌った女性が、そんなことを歌う人だと思わなかったから、
完全に裏をつかれ、参った。
当分はこの歌を耳にすると「お金が欲しい」と心の中で
歌っているに違いない。
やっと「蕾」(コブクロ)の歌詞の一部
「きっと、きっと、きっと」を
「キット・カット・一個」の呪縛から抜けたと思ったのに(笑)
でも、この手のギャグ、大好きだな、私は。



2017年12月10日(日)
変わる(=カールニ)らしい(=カーラン)

映画「あらうんど四万十 カールニカーラン」(松田大祐監督)から。
「四万十市出身の監督の呼びかけの下、キャスト・スタッフに
地元の方々、東京をはじめ大都市圏で活躍する高知県出身者、
県ゆかりの著名人が多数集結」して作ったことに価値があり、
申し訳ないけど・・・映画って感じがしなかった。(汗)
たぶん「高知色」にこだわり過ぎて、他県の人が観た時のことは
二の次になっている気さえした。
タイトルからして、よくわからない。
主役の「アラフォー世代の4人」と「あらうんど四万十」は、
なんとなく関連性はわかるけれど、
「カールニカーラン」とは、土佐弁で
「変わる(=カールニ)らしい(=カーラン)」の意味だと、
観賞後に、ホームページで調べてわかった。
まちづくりの起爆剤として、地域発の映画製作を取入れるのを
否定しているわけではないが、(成功事例もたくさんあるので)
その前提には、伝えたいものがあり、しっかりとした脚本があり、
会話も方言ばかりでは、そちらが気になって入り込めない。
高知県のイメージアップに繋がったかどうかも定かではないし、
「日本三大清流の四万十川」がもう少し観たかったなぁ。



2017年12月09日(土)
写真「15000枚」、動画「5000本」以上の柿田川

柿田川の魅力を全国に向けてお裾分けしたい、と始めた
Facebookページ「柿田川evol」を開設してから、
2年半が過ぎ、フォロワーがなんと、950人を超えた。
アップしているのは、いろいろな角度から撮影した写真と動画のみ。
それも、本格的なデジタルカメラではなく、
風景は「iPhone5S」、水中は市販の手頃な「防水カメラ」で
誰もがちょっと工夫すれば撮影できる景色を基本としている。
数にして、写真「15000枚」、動画「5000本」以上の柿田川は、
様々な表情を私に見せてくれる。
それも、晴天ばかりではなく、時にはこんな日に?と思うような時に、
柿田川から、私の姿を撮ってください、と言われているな、と
感じる時もあり、台風以外は公園に足を運ぶ。(汗)
そんな私の最近の悩みは、このままではPCの容量オーバーと、
欲しい時に思うようなデータが取り出せなくなること。
昔の写真は出来る限り整理しようと思っているのだが、
数年前と現在との景色の比較が面白く、それさえも出来ずにいる。
誰か良いアドバイスをしてくれませんか?



2017年12月08日(金)
お薬手帳を持参しないとお薬代が変わります

2016年4月から、制度が変わったらしいけれど、
薬屋さんのカウンターでみつけた周知看板のメッセージ。
「お薬手帳は、処方箋と一緒にお出しください、
お薬手帳を持参しないとお薬代が変わります」
毎回、忘れている私にとっては、あまり面白くない。(笑)
お薬手帳に、最新の飲んでる薬のシールを張る、
そのメリットもわからないわけではないけれど、
薬代にまで影響がある、となると話は変わってくる。
JAFF会員カードなども、スマホのアプリになっているのだから、
お薬手帳もアプリにならないだろうか、と感じてしまう。
とにかく、鞄に多くのものを積み込めたくないのが本音だし、
やはり、持参していないというだけでお金が取られる感覚が残る。
持参すれば、薬代が安くなるというのなら、
忘れたのだから自分が悪い、仕方ないと諦めるのだが・・。
加算されるのか、割引になるのか、たとえ料金が同じでも、
イメージが全然違うから可笑しい。
「お薬手帳を持参しないとお薬代が変わります」というフレーズと
「お薬手帳を持参するとお薬代が安くなります」
あなたなら、どっちのフレーズにむっときますか?
そんなもんなんだよなぁ、人間の心理なんて。(笑)



2017年12月07日(木)
敵を味方にする力にしないとな

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」も、そろそろ大詰め。
こちらも、溜まったメモの整理が必要となってくるが、
このフレーズは、どこかで使えるな、と感じたのでご紹介。
阿部サダヲさん演じる、徳川家康が望む戦い方は、
敵も味方も傷つけず、戦わずに降参させる、無血開城。
その敵も、徳川家で召し抱えることまで考えていた。(らしい)
それをメモした台詞から拾うと、
「それができるようにならんとな。
敵を叩き潰す力ではなく、敵を味方にする力にしないとな」
降伏してきた敵を、立ち上がれなくなるくらい叩き潰す、
それも1つの戦い方だけど、それではいつまでも戦いは続く。
恨みつらみが晴らされるまで、戦いは永遠と続く。
争いごとは、戦国時代だけでなく、いつの時代にもあるし、
それを止めるには、この考え方ができるリーダーが必要だ。
組織の要となるリーダーが、敵を味方にする力を付けることこそ、
組織が大きく飛躍するのだと確信した。
実は、これが一番、大切なんだよなぁ、難しいけれど。



2017年12月06日(水)
遺体に残った破片は手ががりだから動かせない

映画「パトリオット・デイ」(ピーター・バーグ監督)から。
2013年に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件を題材に、
どこまで実話に基づいているのか、気になって仕方なかった。
特に考えさせられたのは、爆弾の犠牲になった子供の遺体について
「遺体に残った破片は手ががりだから動かせない」とばかり、
冷静沈着な指示を出すFBIらしい対応と、
「『路上に放置する』と親に言うのか?」とやや感情的な、
地元警察の対応が、大きなギャップとなって緊迫感を醸しだし、
「ドキュメンタリー」と言っても過言ではない場面展開に、
思わず引きこまれてしまった。
しかし2時間の作品の中で一番印象に残ったシーンは、
その爆弾で死亡したその子どもの遺体の側に、長い時間付き添い、
指示・命令とは言え、何もできない無念さを心に秘め、
唇を噛みながら、ず〜っと、ず〜っと「敬礼」していた、
地元警官の表情が忘れられない。
単なる一場面のはずなのに、こんなに印象的なのは珍しい。
いや、このシーンを通じて、監督は何かを伝えたかったに違いない。
そう思わずにはいられないほどの場面設定だった。お見事。