
|
 |
2018年02月15日(木) ■ |
 |
「ボードゲーム選手権」はいかが? |
 |
全国、どこの市町村にも「囲碁」「将棋」の愛好者がいて、 「囲碁大会・将棋大会」が開催されている。 しかしながら「チェス」や「オセロ」などを愛好者もいるのに、 「チェス大会」「オセロ大会」などは、あまり耳にしない。 また「囲碁」「将棋」は難しくて出来ないけれど、 碁石を使った「碁並べ」、将棋の駒を使った「挟み将棋」など、 ルールも簡単だし、幼児から高齢者まで、誰でも参加できる 「碁並べ大会」「挟み将棋大会」だって面白そうだ。 私たちが小さい頃に夢中になっていた、 「ダイヤモンドゲーム」や「軍艦将棋」など、 「ボードゲーム」は、いつでも手軽に出来るのだから、 いろんな「ボードゲーム」を集めて、一斉に開催する 「ボードゲーム選手権」はいかが? 世界には、まだまだ楽しいボードゲームも沢山あるからね。
|
2018年02月14日(水) ■ |
 |
きっと、あなたも79%の一部ね。子どもを亡くして離婚した夫婦よ。 |
 |
映画「素晴らしきかな、人生」(デビッド・フランケル監督)から。 賛否両論のある映画として、解釈もいろいろ。そこがまた面白い。 題材となっている「愛」と「時間」と「死」については、 「この3つが地球上のすべての人をつなげる要素だ。 誰もが求めたり、避けたいもの。誰もが買ってしまうもの。 なぜなら、人は常に、愛を渇望し、時間を惜しみ、死を恐れるからだ」 主人公が冒頭に説明するシーンのこの台詞で、理解できる。 この3つに宛てた手紙の内容は、ちょっと理解しにくい。 また商品のキャッチコピーとして引用された 「殻を脱げば、人生は変わる・・それは脳に響く感じ。 殻を脱いで、人生を変えよう・・心に響く」が意味ありげに存在する。 そんな中、私が選んだのは、主人公がある女性に言われた台詞。 「きっと、あなたも79%の一部ね。子どもを亡くして離婚した夫婦よ」 この一言は、鑑賞後に書き出したメモの中で一番光っていた。 ラストシーンは「どんでん返し」という表現で片付けるのではなく、 もう一度、場面設定を確認して観直してみると、新しい発見がある。 「気になる一言」に選んだフレーズも、二人の関係性が変わると、 こんなにも意味が違うのか・・と、脚本に拍手を送りたくなった。 この作品、2回観ないとその面白さがわからないかもなぁ。
|
2018年02月13日(火) ■ |
 |
まわる、まわるよ、お酒がまわる |
 |
敏感な読者はお気付きのことと思うが、 中島みゆきさんの曲「時代」を気持ちよく歌っていた女性が 酔っぱらい過ぎたのか、マイク片手にこう歌った様子が おかしくて、メモしてしまった。 その後、弾け過ぎたのか、フラフラになって自席に辿り着き、 しばらくすると、コテっと寝てしまった。 文字にすると、なかなかうまくその場を表現できないが、 少し酔いが冷めて、ハッと起きた時、 替え歌のことは覚えているのだろうか?と不安になった。 彼女は「まわる、まわるよ、目がまわる」だったな。 誰かに伝えないと、この光景が頭から離れないから、 「気になる一言」に登場させてみた。 今度誰かが「時代」を歌った時に、思い出さずに済むかな?
|
2018年02月12日(月) ■ |
 |
この世界の片隅に、うちを見つけてくれて |
 |
映画「この世界の片隅に」(片渕須直監督)から。 学校の歴史では学ばないが、太平洋戦争で被害を受けたのは、 原爆投下された「ヒロシマ」や「ナガサキ」だけでなく、 全国各地で、空襲を受けた海軍・陸軍の拠点は、凄まじいものがあった。 作品舞台の「広島県呉市」は「戦艦大和」を造り上げた海軍の拠点として、 敵国から集中砲火を浴びた場所である。 終戦直前の空襲は、特にはげしく、1日に何十回と繰り返され、 その様子は市民らの「警報、もうあきた」の台詞で表現されている。 そんな中、タイトルの「この世界の片隅に」の意味が知りたくて、 メモ帳片手に、観続けた。 主人公の「すず」に、こう投げ掛けた幼なじみの台詞がある。 「お前だけは、最後まで、この世界で普通で、まともでおってくれ」 戦争で、いままでの生活も人間関係も少しずつ荒んでくるが、 そんなことに負けず、お前らしく生きて欲しい、 それが、みんなの励みになるから・・と、言いたげだった。 しかし、タイトルの「この世界の片隅に」は、作品の最後に現れた。 「この町では、皆誰かを亡くし、探している」 「周作さん、ありがとう。この世界の片隅に、うちを見つけてくれて。 ほんで、もう離れんで、ずうとそばにおってください」 この時代、どの国に産まれ、誰と出会うか、ではなく、 この世界の片隅で、誰かに見つけてもらえて嬉しい、という気持ちが 伝わってきて、ホッとした。 いろいろな大切なものを失ってきた「すず」が呟いた台詞、 私の心にも響いたなぁ。
|
2018年02月11日(日) ■ |
 |
こんないい場所で子育てしているんだよ |
 |
以前は、子育て環境の充実で、移住・定住する人たちが増えた。 そんな時代も、全国各地で「子育て支援」を競い合い、 「こども医療費の無料化」がどこまで進むのか気にはなるが、 今では、あまり差がなくなってきたのを実感する。 そこで気になるのは、どんな理由で、移住・定住を決めるか、 考えてみたら、やはり「子育てを終わった」先輩の言葉ではなく、 今現在、子育て真っ最中の、同じ環境の人たちの言葉だろう、と 誰もがわかる。 それは、講演会等の話ではなく、SNSの呟きに近いコメント、 またはリアルにランチをしながらの会話だったりする。 ではでは、その会話の中で、どんなフレーズに反応するのか、 そんなことも気になって調べてみたら、 (私ね)「こんないい場所で子育てしているんだよ」。 その場所で子育てをしたら、こんなに楽しいんだよ、 こんな人たちが支えてくれるんだ、こんなことが得られるの、 だから、子育てで悩んでいるあなたたちも、 この場所で子育てしてみたら?、というメッセージが込められている。 これって応用すれば、どの世代にも使えるフレーズかもしれないな。 「こんないい場所で老後生活を過ごしているよ」 う〜ん、住んでみたいな、確かに・・(汗)。
|
2018年02月10日(土) ■ |
 |
月明かりを浴びて走り回ってると、黒人の子供が青く見える |
 |
映画「ムーンライト」(バリー・ジェンキンス監督)から。 う〜ん、評価が分かれるだろうなぁ、という感想で観終わった。 アメリカが抱える、人種差別や貧困、児童虐待、麻薬売買、 更には、LGBTなどの性的マイノリティなど、詰め込み過ぎという評価と、 何度か登場する「ムーンライト」(月明り)の場面に、黒人の主人公が、 暗闇、静けさの中で、きれいに浮かび上がってくる映像評価。 実は、作品の中で、こんな台詞がある。 「老女は俺をつかまえてこう言った。 「月明かりを浴びて走り回ってると、黒人の子供が青く見える、 ブルーだよ。お前をこう呼ぶ、ブルー。」 何気ないたとえ話かもしれないが、タイトルの「ムーンライト」を連想させる 言葉は、この「月明かり」しか出てこない。 またこの台詞の後「自分の道は自分で決めろ。周りに決めさせるな」と続く。 そのことを作品の軸に据えて、自分の行動を決めていったようにも見える。 構成を、1.リトル(少年期)、2.シャロン(思春期)、3.ブラック(青年期)と、 わざわざ3章に分けた理由を知りたい、とも思った。 アカデミー賞(2017年)、ゴールデングローブ賞(2017年)など、 輝やかしい賞を受賞した作品なのだけれど、平々凡々と暮らす、 日本人の私にとっては、なかなか難しい作品だったなぁ。
|
2018年02月09日(金) ■ |
 |
顔が痒いので頭を動かしてもいいですか? |
 |
定年退職1年前にしておこうと思った「脳ドック」を受けた。 私にとっては2度目の体験で、前回から6年ぶりとなる。 毎年のように受診してきた人間ドックとは違い、 なぜか緊張していた自分が可笑しかった。 狭いトンネルの中のような中で検査する「MRI」だけど、 準備の際に「頭は動かさないで下さい」と指示を受けたので、 目をつぶってじっとしていたけれど、なんと10分ほど過ぎた頃、 急に顔が痒くなってきて困った。(笑)。 何かあったら、このボタンを押してください、と言われたが、 まさか「顔が痒いので頭を動かしてもいいですか?」と訊けないし、 頬を動かして、なんとか痒いのを我慢しようとしたが効果なし。 結局は、そうこうしているうちに、検査終了し事なきを得たが、 もし脳以外にも顔全体を写されていたら、 とても面白い私の表情が写っているに違いない。(笑) しかしながら、一番緊張したのは「MMSE」の検査。 認知症の早期発見を目的とする検査であり、 今振り返れば、笑ってしまうような問題でも、 その時はこれを間違えると「認知症」と診断されるかも・・と 必死に答えた、30点満点のテストは焦った。 突然訊かれると、詰まったりするものだなぁ、ふう〜。(汗) 24点以上が合格ラインらしいけれど、さて何点取れたかな。
|
2018年02月08日(木) ■ |
 |
小娘みたいな泣き言はよして |
 |
映画「ショコラ 君がいて、僕がいる」(ロシュディ・ゼム監督)から。 人種差別が当然の時代、白人と黒人で芸人コンビを組み、 「小麦粉とチョコレートはうまく混ざらない」と言いつつも、 「黒人が白人に思いきり蹴られる」ネタで、大衆の人気を得る。 しかし「真の芸術とは、風穴を開けることだ、人々の範となる」と、 人種差別的なネタからの脱却を図り、奴隷に近い黒人たちにとって、 希望の星となり、独り演劇の道へ進もうとする。 演じるのは「シャイクスピア」の中から、黒人主役の「オセロー」で、 「俺以上にリアルに、演じられるものはいるか?」と豪語して、 スタートするのだが、結果は散々で自信喪失。 そんな状況下、ギャンブルやアルコールに溺れていく彼に、 「演劇とは、リスクの伴う芸術」となだめながらも、 「『俺こそ真のオセローだ』と自分で言い出したのよ。 小娘みたいな泣き言はよして」と、突き放すシーンが印象に残った。 プライドを傷つけられた彼が「失礼だぞ」と大きな声で言い返しても、 「じゃあ、しっかりして」と切り返す場面は、 何気ない会話なのかもしれないが、こういう彼女がいたからこそ、 立ち直っていけたのではないか、とメモをした。 「中途半端なプライド」ってジャマなんだよなぁ。
|
2018年02月07日(水) ■ |
 |
東京都民って、マスクしないのかねぇ |
 |
昨日、本当に久し振りに、仕事の関係で上京した。 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、 急ピッチに工事が進んでいる感じがして刺激を受けた。 私たち地方都市は、この東京を相手に「移住・定住を増やそう」と 必死になっているのか、とちょっぴり目眩がした。(汗) また、電車の中では、当然のようにほぼ全員がスマホの画面を眺め、 わたしの左隣の男性は、スマホで漫画を読んでいたし、 右隣りの女性は、スマホで小説を読んでいた。 私たちが、紙媒体で読んでいたものがスマホになっただけで、 本質は、あまり変わっていない気がした。 一番気になったのは、これだけ「インフルエンザ大流行」が 新聞紙上を賑わせているのに、マスクをしている乗客がほとんどいない。 地方ではよくみかける、予防の意味のマスク着用は皆無に近い感じ。 先日、クラス全員マスクしている中学校の光景を見たばかりだったので、 受験シーズンまっさかりの今、都民のほとんどがマスクをしている、 そんな先入観が、見事に裏切られた。 だから今回は、帰宅後、夕食支度をしている妻に、私が発した一言、 「東京都民って、マスクしないのかねぇ」を記録に残そうと思う。 理由がわかる方、是非、教えてください。
|
2018年02月06日(火) ■ |
 |
私の役目は「プラットフォーム」 |
 |
「新しいビジネスにチャレンジしたいすべての人々のための、 『想い』を『予定』に変える実践講座」と銘打った、 「わくわくビジネス塾・・スタートアップセミナー」に参加し、 定年退職後のヒントにしたいな、と勉強中である。 キャッチコピーは「一歩踏み出せば夢はかなう!」。 私の考えた「ビジネスプラン」について、講師の先生から 「こういうビジネスを『プラットフォーム』って言います」と、 ヒントをいただいた。 「プラットフォーム」(platform)とは、 「システムの土台となるハードウェアとソフトウェアの環境」 又は「駅などで乗客が乗り降りする一段高くなった場所。 歩廊。ホーム」 言い換えれば「人を集め、それらを繋いでいくビジネス」 なのかな?と拡大解釈をした。 それは現在の仕事でもある「行政の役割」とも言える。 私がこの世に生を受けて今までを振り返っても、 「プラットフォーム」の役目が多かった気がするし、 今後も、私のもとに集まってきてくれた、老若男女の人々を うまく繋げていくこと、これこそ私の役目、と理解できた。 そうだ・・「Platform Shimo.」の名刺つくろうかな。(笑)
|
|