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しもさんの「気になる一言」
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2018年03月17日(土)
「狭いけど、なが〜いイベント会場」貸します。

先日、沼津の街を目的もなくぶらついた。(笑)
会議やイベントなど、目的地があってそこまで歩く、
そういうことはあっても「目的地もなくぶらぶら」は、
久しぶりのような気がして、意外と楽しかった。
何も考えず、歩いてみると、いろいろなことに気付く。
特に、沼津市は面積が広いからか、わが町とは対照的に、
直線が細長く続いていることを、歩きながら体感した。
駅周辺から、屋根付き「アーケード街」がまっすぐに伸び、
「千本松原」は、ややカーブを描きながら、富士市まで続く。
さらに、昔は線路だったと思われる「蛇松緑道」や、
狩野川の堤防も、幅は狭いけど細長く続いているし、
この特徴ある地形が、逆に羨ましかった。
子どもから高齢者まで、市民参加型のフリーマーケットや、
長さを競う「ギネスブック挑戦」など、楽しいかもしれない。
私のように、ぶらぶら歩く人にとっては、面白いだろうな。
知らない間に、街の中心部へ誘う仕掛けが出来そうだ。
余計なお世話かもしれないが、賑わいのためのイベントは
全国どこでもやっているので、どうしても付加価値が欲しくなる。
それが「細長くなければ出来ないイベント」(汗)
一言なら「『狭いけど、なが〜いイベント会場』貸します」かな。



2018年03月16日(金)
私に与えられた「感謝の1年切符」

年度末恒例の「人事異動内示」が発表された。
定年退職まであと1年の私は、さすがに異動はないだろうと、
思っていたら、なんと「生涯学習課長」の内示を受けた。
「驚き」と共に「嬉しさ」も込み上げてきたことを、ここに記したい。
自分でもはっきりとした理由はわからないが、最後の居場所として、
私の長い公務員人生を支えてくれた人たちが、
今でも多く集まっている場所に戻ってこれた、という安心感が、
そうさせているのかも知れない。
今、全国の地方行政が、移住定住促進の切り札として力を注いでいる
「産業・観光」の分野については、この2年半の間に、
なんとか筋道をつけたかな、と自分なりに振り返りながら、
あとは、勢いのある若い職員に、気持ち良くバトンを渡して応援したい。
私の場合、残された1年を、何事もなくおとなしく過ごすなんてことは、
誰も望んでいないだろうから、しっかり1年後を見据えて、
楽しい仲間たちと「もうひと踏ん張り」してみたい。
それこそが、私に与えられた「感謝の1年切符」なんだよなぁ、きっと。



2018年03月15日(木)
「しくじれば、我々は死ぬんだぞ」「彼も死ぬわ」

映画「アルゴ」(ARGO)(ベン・アフレック監督)から。
イランの革命で、アメリカ大使館から脱出したアメリカ人が
カナダ大使の自宅で身を潜め、出国の機会を狙っているが、
見つかれば当然殺される、そんな現状の中で決行された、
人質救出作戦である。
当初、いろいろな案が提案されるがどれも現実的ではなく、
残ったのは、カナダの映画撮影スタッフに扮して出国する計画。
作品のタイトル「ARGO」も、ニセ脚本の1つ。
他にも「我らの家」「監視」「よき人生」「鎮魂歌」など。
「ARGO」とは、辞書によると「ギリシャ神話」の一部、
「アルゴー船」のことを指すようだ。
(JasonがArgonautsを率いてこの船で遠征し、
金の羊毛(Golden Fleece)を獲得した)とある。
何か、この事件解決を匂わせるような単語だなぁ。
(完全な読み違いの可能性もあるけれど・・(汗))
選んだ一言は、助けに来た主人公が、人質たちに呟く。
「この作戦を絶対成功させる、僕を信じて欲しい」と。
しかし、失敗の可能性が高く、死の恐怖が襲う。
「しくじれば、我々は死ぬんだぞ」と消極的な意見もわかる。
それを納得させたのは「彼も死ぬわ」という女性の台詞。
彼は、自分の命を捨ててまで、私たちを救いにきてくれた。
本気になって「他人の命」を守ろうとしてくれているのよ、
私たちこそ、彼の勇気に感謝し、信じましょう、
そんな気持ちが伝わってきた。
これが実話だというのだから妙に説得力がある台詞である。

P.S.
クリントン大統領がアルゴ作戦の機密扱いを解除



2018年03月14日(水)
アルコールドリンクバー

先日、宿泊した「伊東園ホテル熱川」の夕食は、バイキング。
バイキングは、特に珍しくないけれど、目に留まったのは、
「ソフトドリンク」ではなく、ビールや熱燗、酎ハイなどの
「アルコールドリンクバー」(冷酒を除く)
ビールは空のグラスを所定の位置に置いて、一回ボタンを押すだけ。
グラスが自動に傾き、まずはビール、仕上げに泡だけが注がれる。
(動画を撮り忘れたけれど、見ているだけで楽しい装置)
ウィスキーの「炭酸水」「ハイボール」を始め、
「焼酎」の種類の多さには驚いた。
「レモンサワー、アセロラサワー、焼酎炭酸割り、焼酎水割り」
何も割らない「焼酎原液」のボタンまで。
さらにその横には「日本酒(熱燗)」と、至れり尽くせり。
人間は、バイキング料理の随時追加と、食事の後の片付けだけ。
こうやって人件費をカットするから、低価格の宿泊が可能になる。
なるほどなぁ・・とメモをした。
さすがに、朝食のバイキングには、布が被せてありました。(笑)
朝からビール・・飲みたかったなぁ。



2018年03月13日(火)
全てのものには固有の波導があるってこと

映画「劇場版 ポケットモンスター ミュウと波導の勇者 ルカリオ」
(湯山邦彦監督)から。
タイトルの「波導」の文字に違和感を覚え、どう言う意味だろうか?、
「波動」とは違うのだろうか?、ずっと気になっていた。
作品中、字幕を見ながら確認していたが、やはり「波導」の文字を使い、
「波導は我にあり」「自分の波導を信じるのだぞ」となっている。(汗)
ネットで調べたら、やはり疑問を持っている人が多数で可笑しかった。
その中で「波動は衝撃の波、波導は気配」と言いきっていた人がいる。
「気配は我にあり」「自分の気配を信じるのだぞ」と言い換えても、
なるほど、あまり違和感がないな、とメモをした。
作品中「波導って何ですか?」と訊ねるシーンがある。
その答えは「全てのものにはも固有の波導があるってこと」
答えにはなっていない気がしたが、やはり「気配」かな、と納得した。
ただ、子供たちが楽しみにしている映画だけに、
その影響の大きさを考えて、タイトルの付け方に工夫が欲しい。



2018年03月12日(月)
あの原発事故は、国民の意識を変えるまでには至らなかった

アメリカ政府による個人情報監視の実態を暴いた元CIA職員
エドワード・スノーデンの実話を描いた映画「スノーデン」の中、
冒頭、彼はCIAの職員になる面接を受けるシーンが思い出された。
「人生で最も重要な日は?」「9.11です」
多くのアメリカ国民にとって、あの「9.11」は、
単なる(アメリカ同時多発テロ)「事件」ではなく、
国民の意識を大きく転換させた歴史的事実として、いつまでも語り継がれ、
「テロ撲滅」の意識は、決して風化されることはないだろう。
では、日本の「3.11」はどうだろうか?
東日本大震災は、大地震で起きた津波による被害者が多かったためか、
どうも「自然災害の記録」として、特集を組まれることが多い気がする。
しかし、当時の私の日記を読み直すと、そこには「津波」の文字よりも、
「原発事故」「計画停電」の文字が溢れていた。
今となって振り返ると、何事も奪いとった津波の恐ろしさが際立つが、
7年前の当時の日記からは読み取れない。
私は毎年、そこに違和感を感じながら「3.11」を迎えている。
7年後の、今の私たちの生活を振り返ると、当時とさほど変化がなく、
「あの原発事故は、国民の意識を変えるまでには至らなかった」
そういうことなのかもしれないな。(汗)



2018年03月11日(日)
3.11は、一年を丁寧に生きてきたかを振り返る日

新聞・テレビ・インターネットでの書き込みを始め、
本当に多くのメディア、関係者が「3.11」について語り、
毎年恒例のように国を挙げて盛り上がる中、
私は、体調を崩して週末を寝て過ごしたためか、
そういった全て情報をシャットダウンして、過ごした。
あの衝撃的な映像が目に焼きついている「3.11」によって、
「私の意識は、行動は、生活はどう変わったのか?」
そして、7年前に感じた、大きな心の動きに対して、
忠実に過ごしてきたか、を振り返る日となった。
当時「人間はいつどんなことで死ぬか分からないから、
毎日を大切に生きなければ・・」と誓ったのは間違いない。
「大切に生きる」とは、何事にも「前向きに」「積極的に」
「ポジティヴに」と勘違いされそうだが、実は違う。
私の考える「大切に生きる」とは「丁寧に生きる」ということ。
原発反対でエネルギー問題を語るなら、それなりの行動、
復興支援を語るなら、それなりの行動等、言行一致となっているか。
そんな簡単なことが実践できているか、を1年間単位で振り返る。
自分で決めた約束を守れたかどうか、ただそれだけ。
だから「3.11は、一年を丁寧に生きてきたかを振り返る日」
こう記しておこうっと。



2018年03月10日(土)
君は小説を書くためなら何でもやるのか?

映画「ケータイ小説家の愛」(金子功監督)から。
う〜ん、これって映画にすることなのだろうか、
そんな第一印象を引きずったまま終わった。(笑)
人気グラビアアイドル・田代さやかさんの主演作品、
そんな感じがして、コメントも何もなかった。
一時は、過激な内容で話題を独占したケータイ小説家であるが、
今は「ケイタイ」は昔の産物、「スマホ」全盛時代には、
それまた、お笑いの一発屋と同様、その陰は薄い気がする。
ただ時代が変われど「超短編小説」「ショートショート」なる
素人の手による気軽な読み物は、これからも続くと思われる。
そしてまた、その作家は、ウケる話題づくりのために、
いろいろな経験をしなければ・・を理由に掲げ、
危険なジャンルにまで手を出していく。
その驚きに満ちた言葉が、作品の中に登場する。
「君は小説を書くためなら何でもやるのか?」
セックスを経験しないと、官能小説は書けないと思っているし、
ドラッグや暴力も、よりリアルに書くために自ら経験するなんて、
私には到底考えられない。
「この子の小説は、嘘がないからウケるんだ」という台詞と
「小説のネタになってください」と男にすがる女性に違和感を覚えた。
小説なんてみんな想像で書いているんだ、と誰かが教えなくちゃ。



2018年03月09日(金)
日差しの優しいある日

「人のつながりが生まれる分譲地」の新聞広告。
(加和太建設の「あこう田園)のイメージエッセイ。
タイトルは「日差しの優しいある日」。
「天気のいい休日、私たち家族はブランチを
みんなでするのがお決まりのコースだ。
ここは近所の誰もが気楽に立ちより、自然と会話が生まれる憩いの場だ。
シンボルツリーがあり、鳥や虫が鳴き、どこからともなく集まった
お年寄りから小さな子ども達までが、気づくと生き生きとした笑顔をしてる。
ベンチに座りカップにコーヒーを注いでいると、
子どもの泣き声が聞こえてきた。見ると一人ぼっちのようだ・・
さてと、と私が立ち上がろうとした時、
少し大きな女の子がすっとかけより、女の子に右手をさしのべた。
どうやら家族の元まで連れて行く役をかってでたようだ。
女の子はすぐに泣き止み、手を繋いで歩き出した。
今日も出番はないのかと思いカップ片手に笑みが浮かんだ。」
とてもイメージしやすかったので、ちょっと長いが書き出してみた。
柿田川公園で、こんなシーンが見られたらいいな、と思ったから。
柿田川がどんなにすごい川なのか、を伝えるのでなく、
この恵みを受けて、こんな考え方で生きている、を伝える方が、
わかりやすいのかもしれないな。



2018年03月08日(木)
たぶん、鬼の霍乱だよ

このところの天候不順からか、三寒四温の季節の変わり目なのか、
議会真っ最中だと言うのに、体調が崩れ、
昨日の午後から、鼻水とくしゃみが止まらなくなった。
原因はわからない、突然の花粉症、という人もいるが、
どうも実感が湧かない。
大丈夫ですか?と心配してくれるスタッフに向けて、
私が発した言葉は「たぶん、鬼の霍乱だよ」
そう言えば、あまり意味を理解しないまま使っているな、と
帰宅後、ひと寝入りしてから、調べてみた。
辞書によると「鬼の霍乱」とは、
「いつも非常に健康な人が、珍しく病気にかかることのたとえ」
たしかに、ここ数年、毎日の徒歩通勤が影響したのか、
風邪らしきものもひかず、ここまでやってきたから、
突然の「鼻水とくしゃみ」に、周りよりも私自身が驚いている。
「霍乱」は、日射病や熱中症、吐き気、下痢などの、
夏に起きやすい体調不良の総称らしい。
もがいて手を振り回すという意味をもつ
「揮霍撩乱」(きかくりょうらん)という言葉が語源で、
これを略して「霍乱」となったようだ。
意味から考えると「鬼の霍乱」って、夏に使うのかな?
まぁ、自分で言うのも間違っているのかも・・(汗)