
|
 |
| 2018年08月15日(水) ■ |
 |
| パソコンとスマホとタブレットは違うOA機器 |
 |
先日この「気になる一言」に取り上げた 「シェアするということは『報告』から『広報』に変わる」、 これを気付かせてくれた「小嶋裕亮」氏と、 セミナー打ち上げで近くに座ったのを機に、 今まで疑問に思っていたことを、いろいろ訊ねてみた。 「パソコンとスマホとタブレットは違うOA機器」 そんなアドバイスの意味が、最近になってやっと分かってきた。 どれもインターネットに繋げられるOA機器だけど、 使う場所、使う人、使う職業などによっても使う機器も違う、 ということは、画像1つ投稿するにしても、 どの機器を利用している人に見てもらいたいか、を意識する、 そして、そのターゲットが見やすいように投稿をする。 それが「広報戦略」の基本だと教わった気がした。 言いかえれば、画面の「縦横比」だって違うのに、 同じ写真や動画をアップしているのさえ、ダメな気がしてきた。 スマホを横に倒せば、横位置の画像は見ることが出来るけど、 やはり、縦位置の画像を投稿することが、喜ばれるに違いない。 これって、投稿する人にとって、永遠の課題だな、きっと。
|
| 2018年08月14日(火) ■ |
 |
| シクサハセヨ(ご飯食べなさいよ) |
 |
映画「涙でいっぱいになったペットボトル(カンペの手紙)」 (辻裕之監督)から。 冒頭のシーンで、てっきり韓国映画だと思っていたら、邦画だった。 気になる一言は、何度か登場する韓国語。「シクサハセヨ」 日本語では「ご飯食べなさいよ」と訳されていた。 調べてみると「식사 하세요.」(sikusahaseyo・) 「食事をとってくださいね」ともう少し優しい意味らしい。 韓国では、食事関連の表現を使うことで、 相手のことを大切にしていることを伝える表現で使うようだ。 韓国の文化を垣間見たような気がする。 また、元Wink・相田翔子さんの韓国語の上手さに、 もしかしたら本当は韓国人?と思いたくなるようなシーンも多かったが、 そんな彼女が、何度も口にする「私としたい?」も妙に可笑しかった。 一つ気になったことは、この映画に限ったことではないが、 闇社会の住人って、兄貴分が帰ってくると「ご苦労さんです」と挨拶する。 その「ご苦労さま」って、目上の人が目下の人に使う言葉と習ったが、 私も上下の関係なしに「ご苦労さま」って口にしたいほうだから、 妙に納得してこのシーンをメモした。 やっぱり「ご苦労さま」は、どちらからでも使っていい挨拶だと思う。
P.S. 墓地でウェディングトレスは、ちょっとやり過ぎだったね。(笑)
|
| 2018年08月13日(月) ■ |
 |
| 映画館ではメモしない |
 |
今年から、心に決めた事がある。(汗) と、言ってもそんなに大げさなことではなく、 映画館内では、映画の台詞をメモしない、と決めただけ。 実は、私の特技の一つで、暗闇でもメモ出来る。 今までにも何度となく、鑑賞した作品の中で、 気になるフレーズがあると、その場でメモをした。 時には、メモした文字が重なって読めなくなる時もあるが、 基本的には、帰宅後にメモを整理してPCに打ち込める。 しかし、最近、少し考えを変えた。 観たばかりの映画のレビューを書かなくても、そのうちに、 DVDになるだろうから、その時にゆっくりメモしよう、 そう思えるようになった。(それでもメモはするのですが・・) おかげで、上映中にゴソゴソとメモする音もなくなるし、 ほとんど同伴する妻(夫婦割引)も、ホッとしたようだ。 今年も話題の映画「オリエント急行殺人事件」や「万引家族」 「ミッション:インポッシブル フォールアウト」などを観たが、 その作品のレビューは、後日ゆっくりとすることになる。 長年続けてきたことを突然変えることって、けっこう辛いけど、 やってみると、大したことないんだよなぁ、とほほ。
|
| 2018年08月12日(日) ■ |
 |
| 田舎の婆ちゃんち、なんもない・・ |
 |
巷ではお盆休みなのか、帰省した場所での投稿が多いSNS。 投稿の言葉も、急に方言になったり、ふるさと独特の食べ物、 旧友との再会等の写真、オンバレードって感じで眺めていたら、 けっこう笑えた投稿を見つけてメモをした。 いつもは都会で「ポケモンGO!」で楽しんでいる若者、 戦うジムも、道具を補給するポケストップも、もちろんポケモンも 身の回りに溢れていたに違いない。 それが、お盆休みで訪れた祖母の住む田舎で起動したら、 スマホの画面には、なにも表示されていない。 故障ではなく、本当になにもない、そんな場所だったという。 だからボソッと呟きたくなったのかもしれない。 「田舎の婆ちゃんち、なんもない・・」 特に夏休み期間の「ポケモンGO!」は、イベント満載だから、 焦る気持ちもわからなくはない。(汗) 日本の場合、この期間にイベントをやるのは注意が必要だな。 田舎の婆ちゃんち、ポケモンいないから行かない・・ なんてなったら、また社会現象になっちゃうからなぁ。
|
| 2018年08月11日(土) ■ |
 |
| 柿田川外来種駆除作業(ミニ観察会付き) |
 |
前回(7月第4土曜日)が、台風接近で中止したため、 本当に久しぶりの「柿田川外来種駆除作業」となった。 この季節、第2、第4土曜日は、何よりも優先したいけれど、 なかなか思うようにスケジュール調整が出来ず、 歯がゆい思いをしていたので、今回はとても嬉しかった。 水温15度の湧水の冷たさと、日量110万トンの水量を、 肌に感じながらの1時間半。 ただただ、ミシマバイカモの上に繁茂する外来種を取り除く。 あまり難しい事を考えず、冷たい川に手を突っ込み、 少しずつ丁寧に引き抜く作業をする。 熱中症に備えて、そのまま川の水を口に含みながらの作業、 贅沢なボランティア活動だなぁ、と1人で喜んだ。 さらに作業を終えてから、自然保護団体の人たちが、 今回も中学生が参加してくれているので・・と言いながら、 「ミニ観察会」と称して、柿田川に生息する貴重な魚や、 水中生物、絶滅危惧種などを実際に見せてくれて、大感激。 回を重ねるごとに、バージョンアップしていく気がする、 「柿田川外来種駆除作業」。 今回は「ミニ観察会付き」だったから、記録に残したい。 一人でも多くの人に体験して欲しいな。 柿田川に対する感じ方が、きっと変わるから。
|
| 2018年08月10日(金) ■ |
 |
| あの男についての話は、どれもが控え目に語られている |
 |
映画「ジョン・ウィック チャプター2」 (チャド・スタエルスキ監督)から。 シリーズ第2弾と知らずに観始めたからか、 冒頭のカーチェイスシーンなどは、何が凄いのか、 よく理解できないまま、ストーリーが進んでしまった。 普通の車にしか見えないのに、 「ただの車じゃない、ジョンウィックの車だ」と絶賛する。 さらに、伝説のように語られるジョンウィックの行動に対しても 「言っておくぞ」と部下を黙らせた後、 「あの男についての話は、どれもが控え目に語られている」。 その無敵のような主人公、ジョンウィックは、 7億円もの懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋から命を狙われても、 死ぬことはなかった。 彼がどんなに凄い殺し屋でも、たった1人を殺すことが出来ない 世界中の殺し屋の面目は丸潰れであろう。(笑) だって殺し屋たちの銃は当たらず、彼は百発百中。 主人公があまりに強すぎて、うまく作品に入り込めなかった、 これが私の感想。 時間が出来たら、シリーズ第1弾を観てみようかなぁ。
PS. 「なぜ俺は殺されない?」「私が止めているからだ」 この会話が、私の疑問の種明かしなのかもしれない。
|
| 2018年08月09日(木) ■ |
 |
| めっちゃきれい、でも撮るのが難しい |
 |
柿田川公園第2展望台からの見える、青い湧き間は、 公園の中でも、楽しみにしてくる観光客が多い。 先日も、観光客に混じって写真を撮っていたら、 若い女性たちが、驚きの声を挙げた。 「わぁ、予想以上に大きい」とか「ステキ・・」と 私を喜ばせるフレーズが溢れ、誇らしい気持ちになった。 「この色はインスタ映えするね」まで言われたのに、 その後のフレーズが、ちょっと気になった。 「めっちゃきれい、でも撮るのが難しい」 青色した湧き間を背景に、友だちを撮りたかったのに、 撮れる角度ではないということらしい。 なるほど・・全国の観光地によっては、 景色と人物がバランスよく配置された写真が撮れるよう 撮影台が用意されている名所を見かけることがある。 「撮影スポット」の看板も目にしたこともあった。 柿田川が撮影されれば、当然のようにSNSに投稿され、 知らないうちに、多くの方の目に触れる機会となる。 まずは「自撮棒」を貸してあげることから始めようかな。 私はそうやって、撮影したから。(笑)
|
| 2018年08月08日(水) ■ |
 |
| NGO、所詮、自分探しなんだろ? |
 |
映画「闇の子供たち」(阪本順治監督)から。 「NGO」を辞書で調べてみると、 (nongovernmental organization) 非政府組織。 平和・人権問題などで国際的な活動を行っている 非営利の民間協力組織。 現在もNGOのメンバーとして、世界の各地で頑張っている人にとっては、 ちょっと観ない方がいいかもしれない。 そんなのおかしいです・・と大声で正義感を訴えたあと 「NGOってのは、みんなああなのかね」と言われてしまう。 平和を声高にすればするほど 「NGO、所詮、自分探しなんだろ?」と相手にされず、 マスコミ取材は、NGO職員が随行するだけで、 「なんでここにNGOがいるんだ」と叫ばれ、怒鳴られる。 最後には、現地でも「NGOがうっとうしい・・」と 罵声を浴びてしまう。 もちろん、映画の中の話なんだけれど、 ただただ正義感だけで突き進むところ、 段取り、根回しなどをしないところ、NGOに限らず、 こういう一失敗を恐れない直線タイプは、 今の時代に合ってないかもしれないな、と感じた。 この映画、どこまでフィクションで、どこまでノンフィクションなのか、 ちょっと考えさせられてしまった作品である。
|
| 2018年08月07日(火) ■ |
 |
| 雇用延長は「仕事」ではなく「施し」 |
 |
書籍「終わった人」(内館牧子著・講談社文庫刊・540頁)から。 定年を間近に控え、年金支給開始の63歳まで、 無収入になる訳にもいかず、先輩たちと同様に、 再任用(雇用延長)かな、そんな気持ちを持ち始めたとき、 この本に出会い、こんなフレーズを見つけてしまった。(汗) 「雇用延長の場合、どんな仕事をさせられるかわからない。 どんな業界であれ、友人たちの大半は、 それまでの地位やキャリアからは考えられないような、 本人にしてみれば『屈辱』とも言えるセクションに回されていた。 そこで若い人たちの冷淡な目を感じながら、働くのだ。 幾ばくかの給料をもらって。俺はそれを『仕事』とは言わない。 それは、俺には『施し』であり、そこに身を置く気はない」 こんな発想をしたことがなかったから、ややひるんだ。(汗) 長く働いてきた「御褒美」とは言わないが、 再就職の難しさを感じながら、議会対応等の緊張から解放され、 やや軽微な「仕事」をする程度の認識だったから。 「いや、雇用延長で後輩たちを指導する立場になる」と、 声高に叫ぶ輩もいるけれど、著者は主人公の口を借りて 「だが、これが現実だった」と呟かせる。 う〜ん、けっこう衝撃的なフレーズだったな、私にとって。
|
| 2018年08月06日(月) ■ |
 |
| ここは鎌倉だぜ |
 |
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」(山崎貴監督)から。 幽霊や魔物、妖怪などが日常的に姿を現す古都・鎌倉。 現実的にはあり得ない・・と思いつつも、 鎌倉幕府があった場所でもあるし、もしかしたら・・と 思わせてしまう魅力をもった街でもある。 その雰囲気をそのま表現した会話が、作品冒頭で見つけた。 「それにしても、この町ってなんだかゆったりしてるって言うか、 鎌倉は不思議な所ですね」 「東京と時間の進み方が違う感じだろ?、そのうち慣れるよ」 こんな会話をした後、最後の決めセリフが 「ここは鎌倉だぜ」。 どんな驚くことがあっても、不思議なことが起きても、 こんな短いフレーズで、そうか・・と納得させてしまうくらい、 「鎌倉」という街は、不思議な場所、と言えそうだ。 我が町でも言ってみようかな。「ここは清水町だぜ」 いや「ここは柿田川だぜ」でもいいかもしれない。 それが、郷土愛につながってくるんだろうなぁ。きっと。
|
|