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しもさんの「気になる一言」
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2018年11月10日(土)
割り切れる? 人生が・・

文豪の恋愛短編小説を映画化したオムニバス・ドラマ(6編)、
「BUNGO ささやかな欲望」の1編。
映画「BUNGO〜ささやかな欲望〜握った手」(山下敦弘監督)から。
原作は「坂口安吾著『握った手』」。
主役の男女で「生き方」の話になる。
「人生を割り切っているだけなんだよ」
「割り切れる? 人生が・・」
「割り切るべきなんだよ、割り切ることを薦めるね」
この会話がなぜか、気になって仕方がなかった。
そして「割り切る」という単語も。(笑)
「割り切る」とは「割り算で、端数を出さないで完全に割る」
「(例外などを無視して)きっぱりと結論を出す」
「こだわらずにやる」などの意味がある。
要は、あまり小さいことにこだわって生きるより、
ダメなものはダメ、不可能なことは不可能、と判断して、
違う選択肢を見つけることも、生き方のひとつ。
そんな意味で「人生を割り切って生きる」方法もあるよ、
って言いたかったのかなぁ。
人生をいくつで割ったら割り切れるんだろう、
「2」かな「3」かな。(汗)



2018年11月09日(金)
PCのハードディスクがお腹いっぱい

基本的には、朝の通勤時と昼休みに「柿田川の今」を撮影し、
Facecbook ページ「『柿田川公園』最新情報お届け隊」と消し、
写真をスマホからアップ。
動画は、帰宅後、スマホからPCに取り込んで、
Facecbook ページ「柿田川evol」の管理人としてアップする。
ほぼ毎日のことなので、作業にストレスは感じないが
最近、困ったことがてできた。
例年より、産卵のための鮎の遡上が1ヶ月ほど早く、
毎日、撮影する写真と動画が、莫大な量になり、
PCのハードディスクを圧迫している。
一言でいうと「PCのハードディスクがお腹いっぱい」
このままではいけないま、と自覚し、
外部記憶装置にもパックアップをとっているが、
それでも、毎日のように増え続ける、柿田川の「写真と動画」。
整理して削除すればいいのだが、撮り続けきた作品は、
ピンボケでも、愛着が湧きなかなか削除できないのが私。
誰が、写真の整理の仕方、教えてくれないかなぁ。



2018年11月08日(木)
ウソが写すのは、人の心そのものだから

映画「祈りの幕が下りる時」(福澤克雄監督)から。
阿部寛主演、東野圭吾原作による「新参者」シリーズの完結編。
映画「麒麟の翼 劇場版・新参者」(土井裕泰監督)との関連も
気になりながらの鑑賞となった。
冒頭、映像ではなく、文字で場面説明がある。
「仙台に田島百合子が、たどり着いたのは1983年の冬だった」
「母親の恋人、綿部俊一の消息をつかめぬまま16年の月日が流れた」
「現在」「東京都葛飾」・・・
もちろん作品の中で、年代を遡っていくとは思ったけれど、
やはり、最初に文字を読まされた感じは、違和感があった。
書籍を意識してのことなのか、脚本の妙なのか、私には分からない。
タイトルと台詞を繋げるフレーズは、演出家の浅居博美役を演じた
松嶋菜々子さんが呟く。
事件は「異聞 曾根崎心中」の公演初日くらいから話が展開し、
公演最終日に解決するような仕掛けに、ちょっと笑えた。
「もうすぐ幕が下りますね」
「やっと下ろすことができます。長い悲劇でしたけど・・」と。
その台詞をフォローするように、また文字が登場。(笑)
「ウソは真実の影、その影に何をみるのか。
それはきっと悲劇だけではない。
ウソが写すのは、人の心そのものだから」
映画で伝えたいことを文字にするのって、どうなんだろうなぁ。



2018年11月07日(水)
お酒を飲んでも優等生は大変らしいよ

飲み会の帰り、いつものように「最近どうですかか」と
タクシーの運転者さんに声を掛けた。
今回は、ちょっと笑ってしまう下品な話なので、
女性には、不快な気分をさせるかも知れない。(汗)
「先日乗せた、若いお客さんとの会話だったんですがね」と
口を開いたと思ったら、笑いながらこう言った。
「お酒を飲んでも優等生は大変らしいよ」
酔っ払ってもハメを外せない、ということらしい。
年を重ねた経験豊富な運転手さんが、ピンクと言えば
「ロンドン」とか「ハワイ」などに代表される、
キャバレーの話をしたらしい。
それを真剣に訊いていた乗客が、驚いたと言う話。
「どこを触っても怒られないなんて信じられない」と。
その話を教えてもらった私も、大笑いした。
「飲み放題・食べ放題ばかり行っているから、
こんな話になるんですね」と運転手に声を掛けた。
「つまんねぇ世の中になっちゃったねぇ、お客さん」と
相づちを求められて、またまた大笑いだった。



2018年11月06日(火)
紙は便器へ

東名高速道路・海老名SAの大便トイレで見つけた。
「紙は便器へ」がデカデカと貼られ違和感があった。
日本人なら、お尻を拭いた紙は「便器」に落とし、
あとは「大」か「小」を選択して流すだけ、だから、
小さい子どもでも理解しているはず。
それが「英語・韓国語・中国語」で書かれていて、
特に「中国語」は、これでもかってくらい強調されている。
ということは、裏を返せば、
「紙を便器に捨てない外国人がいるってこと」なんだと思う。
慣れない異国の文化だから、仕方ないのかもしれないが、
私の次の疑問は「便器に捨てなければどこへ捨てるの?」だし、
そもそも、シャワー付き便座が外国人に使いこなせるだろうか、
そんな疑問さえ残っている。
外国で販売されている「日本」の旅行ガイドブックには、
この便座の使い方って書いてあるのかな?
一番大切な部分なので、誰か教えて・・。



2018年11月05日(月)
今日からだ、俺はお前のもんだ

映画「私の男」(熊切和嘉監督)から。
全体的には、私の好きなタイプの映画ではないが、
さすがに、原作がしっかりしているので、
安定したストーリーで観終った感じがする。
(原作・桜庭一樹による第138回直木賞受賞作)
いつものように、タイトルが気になっていたので、
作品中に見つけようとメモをしようと待ちかまえたら、
意外にも冒頭、北海道奥尻沖地震で孤児になった少女に、
彼女を引き取った遠縁の主人公が呟くシーンがあった。
「今日からだ、俺はお前のもんだ」
その言葉を胸に刻んだ少女が大きくなって、
「私の男」として、物語は思わぬ方向へ展開していく。
「俺も家族が欲しいんですよ」「だって親子でしょ?」
「あれは、本当の家族ってもんだ」「同じ血が流れてんだよ」
鑑賞後にメモを整理すると、家族とか、親子という単語が
頻繁に使われていることに気が付く。
いろんなタイプの家族・親子があるんだなぁ。



2018年11月04日(日)
愚かだね、人間は・・

映画「不能犯」(白石晃士監督)から。
「やっぱり、この一言ですか?」と言われようが、
この作品を思い出すには、このフレーズが相応しい。
松坂桃李さん演ずる「思い込みやマインドコントロールで、
ターゲットを殺害する『不能犯』の男」が、殺害したあと、
その殺害を依頼した本人が嘆き悲しむシーンの後に呟く。
(実は私のメモだけでも、3回は記録に残っている(汗))
でも「なぜ、彼はこんなことをするのかな?」と思っていたら、
物語の中に、しっかり会話として残されている。
「あなたの目的はなに? 何なの?」の問いに
「人間のもろさと強さ、知りたいんです。
どちらが本当の人間の強さなのか」と答える。
強がっている人に限って、もろい面を持っている、
そのもろさを隠すために、強がって見せている、
だから、どちらがその人の本性なのか、知りたい、
ということなのだろうか?
どちらにしても、自分の欲の為に殺害を依頼するなんて
「愚かだね、人間は・・」。



2018年11月03日(土)
あの人にもこの人にも・・お世話になりました

我が町の「町制施行55周年記念式典」が挙行された。
幹部職員(課長)は、会場入口で、来賓者、招待者、表彰者らに
最初のご挨拶をする役目をいただいたが、
目にする人たちの半分以上は、顔と名前が一致して、お辞儀した。
特に、各種団体の人たちと一緒になってまちづくりをしてきたからか、
懐かしさとともに、「叱咤激励」された当時が思い出された。
いや「叱咤・叱咤・叱咤・激励」くらい迷惑を掛けたかもしれない。
しかしこうして、定年退職を来春に控えてみると、
楽しい思い出しか思い浮かばないから、不思議なものである。
本当に「あの人にもこの人にも・・お世話になりました」という想いが
胸に強く残った。
遠くから私を見つけ、わざわざ近寄ってきてくれて
「久しぶりだな、元気にしてたか?」と声を掛けてくれる人がいたり
「近いうちに連絡するよ、また一杯やろう」と誘ってくれる人までいた。
38年間が走馬燈のようにフラッシュバックしてきて、
ちょっぴり涙腺が緩んだことを記しておきたい。
いつか、しっかりお礼をしなくちゃなぁ・・と感じた記念式典であった。



2018年11月02日(金)
しもさんの予定、争奪戦ですね

先日、職場に顔を出すのもあと100日、と書いた。
その一言を読んでくれた方からメールが届いたのたが、
思わず、そうきたか・・と笑えたので、メモをした。
それが「しもさんの予定、争奪戦ですね」
私はモノじゃないよ・・とブツブツ言いながらも、
なんとなく嬉しくなったから、気になる一言。
飲みにいけるのも、あと100回。
(いくらなんでも、そんなに行けないってばっ・・)
いろいろ相談できるのも、あと100回。
(それは、退職してからでも、どうぞ、どうぞ)
私の場合、スケジュールは先着順だから、
連休をとれないくらい予定が埋まっている。(笑)
そんな私を見ながら、妻が横で呟いた。
「手帳の予定が埋まるのが嬉しいんだよね」
「ごめん、平日100日は60年分のお付き合いを優先させて」
そう言い訳するしかなかった。(汗)



2018年11月01日(木)
ここは数分間、空いています

平日は、仕事場への通勤時間を活用し、
朝・夕に眺められる柿田川公園からの景色を撮影し、
休日の土・日・祝日は、公園以外の景色を撮ることが多い。
但し、撮影禁止の場所もあり、なかなか苦労しているのだが、
先日、夢中で写真を撮っている私を見つけ、
遠くから訪れた観光客と勘違いしてくれたのか、
普段、開いていない門が開いて、私に声を掛けてくれた。
「今から数分間、私は出かけますから、大きな声では言えませんが
この門は数分間だけ、開いています」
いかにも、独り言のように呟いたのが、印象に残っている。
それが何を意味するのか、野暮なことは気がず、
何事もなかったように出かけた彼に頭を下げたまま、
普段撮れない場所から、柿田川を撮影することができた。
こんなことは本当に滅多にないが、それだけに嬉しい出来事。
「見るからに怪しい人だったら声を掛けませんが、
柿田川を撮るだけでしょう」と言われ、ますます嬉しくなった。
やはり「続けていて良かった・・」と本気で思った瞬間である。