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2019年01月11日(金) ■ |
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君の本棚にどうぞ |
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映画「ティファニーで朝食を」(ブレイク・エドワーズ監督)から。 オードリー・ヘプバーンの代表作というので、楽しみにしていたが、 ごめんなさい、あまりその良さが分からなかった。(笑) タイトルの「ティファニーで朝食を」にも惹かれたが、 終始、喫煙のシーンが続き、期待した「爽やかさ」がなかった。 宝石店「ティファニー」は、台詞から想像すると 「落ち着けるところ」であり「静かに澄ました所が素敵」、 「不幸なんてない」場所として、設定されている。(らしい) 今回選んだ気になる一言は、若手小説家の台詞。 彼女の家に、自分の執筆した本を持参して呟く。 「君の本棚にどうぞ」 作品の内容は二の次で、自分の書いた「小説」があるなんて、 ちょっと洒落てるなぁ、とメモをした。 私もいつか、小説でも書いて、この台詞言ってみたいなぁ。(汗)
P.S 「ムーン・リバー」は、作品全体に流れ、映画音楽らしく最高。
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2019年01月10日(木) ■ |
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「まわりがどう思うだろうか?」を振り払う勇気 |
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ある会議で、どうしてもやりたいことがある場合、 一番必要なことはなにか、を教えていただいた。 それは「まわりがどう思うだろうか?」を振り払う「勇気」。 言い換えれば、それくらい「信念」をもって仕事をしなさい、と アドバイスされたと理解した。 行政はどうしても、横並びを前提とした事業が多く、 ついつい「近隣市町は?」「他にやっているところは?」と、 前例探しが始まり、はみ出さない発想が先に立つ。 だから、どうしてもやってみたいことも、 「周りがどう思うだろうか?」という意識が大きな壁となる。 たしかに、これを振り払うには、けっこう「勇気」いるが、 一度経験してしまうと、意外と「快感」になることも事実。 まぁ、こんな境地になれるのも、いろいろな修羅場をくぐり抜け、 定年退職を間近にひかえた年齢だからこそ、言えることかもなぁ。 興味を持ったら、是非、お試しあれ、応援しますから。
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2019年01月09日(水) ■ |
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ごく自然かつ偶然の流れで手をつなぐことができるから |
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映画「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」 (オル・パーカー監督)から。 えっ前作は10年前?、と時の経つのが早いことを再認識した。 当時、鑑賞後に興奮していた妻の感想が 「誰もいなければ、間違いなく踊っていたね」だったことを思い出した。 今回も、踊りたくなるような懐かしい曲が流れ、 それだけで、気分が陽気になり、元気が出たことは間違いない。 面白かったのは、主人公・ソフィの母ドナの若き日である、 1979年の恋物語の一部。 同時期に、三者三様の男性に誘われ、エッチしてしまうから、 父親が誰なのか特定できない、という不健全な関係が暴露される。 それはそれでいいが、その3人がドナを口説く方法で苦笑い。 特に私のお気に入りの口説き方は、2人で散歩している時に、 「バッグを右肩へ」とお願いするシーン。 「いいけど、なぜ?」と彼女が訊き返すと、こう切り返す。 「僕に近い方の手が下に伸びて、僕の手と触れやすくなり、 ごく自然かつ偶然の流れで手をつなぐことができるから」と。 そんな間接的な誘い方に、彼女は「つなごうって言えば?」と 訊き返すと、彼は照れながら「それはプランBだ」と言う。 ほぼ40年前の男女は、こんな告白をしていたかもしれないな。 ABBAの音楽とともに、そんなことを思い出した作品であった。
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2019年01月08日(火) ■ |
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オリンピックは「平和のための真剣勝負」 |
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早速、忘れないうちに、NHK大河ドラマ「いだてん」から。 「韋駄天」の意味も単なる「韋駄天走りの韋駄天」と説明したまま、 その「走りの神様」程度の紹介で終わった。(笑) しかし「オリンピック」の必要性などは、随所に散りばめられ、 2020年を迎えるには、格好の大河ドラマとなりそうだ。(汗) そんなことを、毎回毎回、愚痴りながら観るよりも、 2020年に使えそうなフレーズをメモしながら観た方が面白そうだ。 「オリンピック」が当時は「オリムピック」と綴られていたことや、 その歴史を知るには、もってこいの題材なのかもしれない。 私の知っているオリンピックは「参加することに意義がある」という クーベルタン男爵の言葉くらいだったが、一年を通じて、 オリンピックとはこういうものだ、という定義があるに違いない。 第1回目は「オリンピックは『平和のための真剣勝負』」 今までとは違った、大河ドラマのメモとなるけれど、 それはそれで、2020年に役立つと信じて、メモして生きたい。
P.S. オリンピックの豆知識(笑) (クーベルタン男爵の言葉) 「オリンピックで最も重要なことは、 勝つことではなく参加することである。 同様に、人生において最も重要なことは、 勝つことではなく奮励努力することである。 肝要なのは、勝利者になったということではなく 健気(けなげ)に戦ったということである。」
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2019年01月07日(月) ■ |
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2020年・東京オリンピックの見方が変わります! |
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2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」が始まった。 例年、この作品の狙いみたいなものを確認しながら、 1年間を通じて見始めるのだが、今回はあまりよくわからない。 ホームページに書かれていた文字から推察すると、 「日本で初めてオリンピックに参加した男」金栗四三と 「日本にオリンピックを招致した男」田畑政治。 この2人がいなければ、日本のオリンピックはなかった。 日本が初めて参加し、大惨敗を喫した1912年「ストックホルム」。 幻となった1940年「東京」と敗戦、復興、そして・・・平和への祈り。 1964年 東京オリンピックが実現するまでの 日本人の「泣き笑い」が刻まれた激動の半世紀を、 豪華キャストで描きます!このドラマを見れば、 2020年・東京オリンピックの見方が変わります! まさか、2020年東京オリンピック・パラリンピックの プロモーションドラマじゃないよね?と気になっている。 今までの大河ドラマとは違う楽しみ方、見つけないとなぁ。
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2019年01月06日(日) ■ |
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非核化へ猪突猛進を願いたいものの・・ |
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新年になって、多くの方のSNS投稿や、新聞等に掲載される 有識者の新年の抱負を読んでいて気になることがある。 「イノシシ年」に引っかけて、今年は「猪突猛進でいきます」等、 この熟語を、いい意味で使っている人が多いということ。 たぶん「何かに向かって突き進む」というイメージが先行し、 考えるだけではなく、一歩でも進むんだ、 そんなことを伝えたいのだろうと思われるが、 私の知識の中では「猪突猛進」は、悪い意味で使われる(はず)。 「後先を考えず」「周りの迷惑を顧みず」激しく進むこと。 だから、地元新聞の一面、コラム欄で 「非核化へ猪突猛進を願いたいものの・・」という表現を見つけ時、 えっ?、どういう意味で使っているのだろうか、とメモをした。 新聞のコラム欄は、その新聞の顔にも相当するコーナーだからこそ、 読者の私も、できるだけ丁寧に読むことにしているが、 今回の「猪突猛進」の使い方には、やはり異論を唱えたいところ。 言葉は歴史によって、その意味を変えることもあるから否定はしない。 けれど、やっぱり使い方が違くないかな・・が私の本音である。
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2019年01月05日(土) ■ |
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母ちゃんが疲れちゃいますから、それが一番困る |
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映画「モリのいる場所」(沖田修一監督)から。 30年以上も、自分の家の敷地から出ないという、 伝説の画家・熊谷守一とその妻の生活を描いた作品であるが、 どうして、そんな気持ちになれるのか、とメモしていたら、 面白い台詞にぶつかった。 文化勲章を受けて欲しい、と電話連絡があった時、 受話器を持っている妻に「いい」とボソッと言いながら 「そんなもん貰ったら人がいっぱい来ちゃうよ」と付け加えた。 妻も「それもそうやね、いらないそうです、はい」とあっさり。 さらに、もっと広い土地に移ったらどうかと誘う人にも、 「私、ここにいます。この庭は私には広すぎます、ここで充分。 それに、そんなことになったら、 また母ちゃんが疲れちゃいますから、それが一番困る」 とにかく、愛する妻と一緒に、のんびり過ごすことが望みで、 あまり有名になって、多くの人が訪れることになり、 大切にしてきた今の生活が変わることが一番困ってしまう、 そういうことなのかな、と思ってメモをした。 監督が伝えたかったことは、守一の好きな言葉「無一物」。 禅語「無一物中無尽蔵(むいちもつちゅうむじんぞう)」の一節、 「無一物」とは何も存在しないということであるが、 何ものにも執着しない境地に達することができると、 大いなる世界が開ける、という意味らしい。 「何もないからこそ、そこに豊かさを見出せる」ってこと。 静かだけど、素敵な作品だったなぁ。
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2019年01月04日(金) ■ |
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平成最後の年に送り出す、日本通史の決定版! |
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数年前までは、年末年始の長期休暇を使い、 そんな時しか読めない、長編小説に夢中だった。 しかし「十二国記シリーズ(小野不由美著)」に出会ってからは、 毎年のように、好きな作品・巻から読める手軽さから 時間を見つけては、読んでいた。 が、今年は久しぶりに、読みたい!!と思った書籍を見つけた。 書籍「日本国記」(百田尚樹著・幻冬社刊・509頁) まだ途中であるが、さすが・・というしかない考察で、 読者の私をグイグイと引きずり込んでくれている。 今は、本屋で手にした時のことを思い出し、 本の帯に書かれたキャチコピーを紹介した。 大きな見出しは「私たちは何者なのか・・。」 さらに「神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に、 独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。 本書は、2000年以上にわたる国民の歴史と 激動にみちた国家の変遷を「一本の線」でつないだ、 壮大なる叙情詩である!」と書かれている。 そして、私を惹きつけたキャッチコピーが 「当代一のストーリーテラーが、平成最後の年に送り出す、 日本通史の決定版!」 久しぶりに、半身浴しながらの長風呂になりそうだ。
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2019年01月03日(木) ■ |
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しもさんの「2018年(平成30年)の成果指数」(公表) |
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新年を元気よくスタートするのもよいが、 やはり、一生に1度しか経験出来ない「2018年」を、 最後まで一所懸命生き切ること、それが私のモットー。 そこで、例年のように、自分の成績表として報告している (今日もまた、ここまでは毎年同じ内容です。(汗)) 「しもさんの2018年(平成30年)の成果指数」公表したい。 万歩計(目標365万歩)・4,278,002歩。(平均11,721歩/1日) 読書・17冊、映画・67作品、講演会・15回、コンサート等・9回、 美術館・10館、献血・0回、新聞投稿(掲載)・0回。(投稿せず) こうして振り返ると、仕事と飲み会が多くて(笑)、 知的活動に、あまり時間が割けなかったことは一目瞭然。(汗) 家族旅行も行けなかったし、献血も新聞投稿も0なんて。 ただ、公務員生活最後の1年としては、まだ3ヶ月を残しているが 想い出に残る1年だった、と胸を張って言える。 さて、今年(2019年)はどんな成果が残せるかな。
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2019年01月02日(水) ■ |
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平成31年の書き初めは「心機一転」 |
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数年前から書き始めた「書き初め」。 上手、下手に関係なく、今年はどんな年にしたいか、 どんな気持ちで1年を過ごしたいか、なんて考えながら その想いを、筆文字にしているのだが・・。(汗) 平成25年「日日是好日」、平成26年「自分に厳しく他人に甘く」 平成27年「刺激しあう」、平成28年「柿田川三昧」 平成29年「一所懸命」、平成30年「自分事化」 と年頭の行動宣言みたいなつもりで書き続けてきた。 (ここまでは、毎年同じ内容です、ごめんなさい、手抜きで(汗)) そして、平成31年の書き初めは「心機一転」。 そのまんまじゃんと言われそうだが、それが今の気持ち。 意味は「何かをきっかけにして、気持ちがすっかり変わること」 そう、定年退職が、そのきっかけは言うまでもない。 「期待」と同じ大きさだけ「不安」もある、という話を 以前紹介したが、まさしくその心境そのもの。 退職が近づくにつれ、何かが変わりそうだ、という期待と共に、 本当に大丈夫だろうか?という不安も大きくなってきた。 それを吹き飛ばすのは「自分」しかないことも知っている。 まずは、気持ちを新しくして、一つのことに集中すること、 私の場合「新気一点」かな。(笑)
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