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2019年04月09日(火) ■ |
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伝家の宝刀は持ってるだけでいい、抜かなくていい |
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最近、韓国と日本の関係を特集しているテレビ番組が多い。 ・・と感じているのは、私だけでだろうか? 中でも、面白い表現だな、と思ったのは、 「今の日本はフランス革命の時のイギリス人の気持ち」と 前置きをして「イギリスと日本は島国」という共通項、 さらに隣国の「フランスと韓国は革命を起こす」共通項を 見出していて、なるほど、そういう見方もあるのか、と メモをした。 その中で、今後日本はどんな対応するべきか、 が話題の中心になり、いろいろな策が飛び出した。 えっ、そんなことまで・・とやや驚いていたら、 あるコメンテイターの方が、さらっと纏めてくれた。 「伝家の宝刀は持ってるだけでいい、抜かなくていい」 こんな凄いものを持ってるよ、とチラつかせながら、 実際には、実行することはない。 それこそが、伝家の宝刀たる所以であろう。 最後にまとめた「危ないものから距離をおけ」 「過激なものに、引きずられないようにする」 妙に納得してしまったも韓国との距離感である。
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2019年04月08日(月) ■ |
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地道にやって、地元の人に認知されるところから |
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4月からの新しい職場は「一般社団法人・清水町ゆうすい未来機構」。 わが町の「産業振興・観光振興」を、町の策定した「水ビジョン」 に沿って、確実に実行していくことがミッションとされる。 公務員の再任用ではなく、民間企業の一員としてスタートするが、 60歳になって、生まれて初めての経験する仕事は、 やはり、ワクワク感よりも、不安の方がちょっぴり大きい。 けれど、これも自分で選んだ道だから、言い訳はしないし、 これもまた、私に与えられた道と思って、楽しみながら頑張りたい。 真新しい名刺を渡すと「何の会社ですか?」と訊かれることが多く、 その存在すら知られていないことに愕然とすることもあるが、 逆に、そこにヒントがある気がしている。 私がまず最初にやることは、最初から大きなことは求めず、 「地道にやって、地元の人に認知されるところから」。 そのうち「あっ、あの会社ね。最近、よく名前を耳にするよ」 そう地元の人に言われるようになってからが本番。 まずは「ゆうすい未来機構」の広報戦略立てなくちゃなぁ。
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2019年04月07日(日) ■ |
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サクラは「神様がいて座るところ」 |
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サクラ満開の季節になり、思い出す話は、 昨年度、わが町のイメージを漢字一字「湧」で揮毫していただいた、 京都「清水寺」の「森清範貫主」のお話。 同じ「清水」の繋がりで・・と話し始めたかと思えば、 「しみず」は「澄水(すみみず)」「きよみず」は「浄水(きよみず)」と その違いを説明してくれた。 その時になぜか「サクラ」の話題となった。 「サ」は「神様がいるところ・農耕の神様」の意味があり、 「さつき・さみだれ・さなえ・さおとめ」なども、その一例。 「クラ」は「座」の意味があるという。 だから、サクラは「神様がいて座るところ」のようだ。 なるほど、だからあんなに日本人の心を引きつけるのか、と メモしたのを覚えている。 この週末の突風で、数多くの花びらが散ってしまったけれど、 まだまだ、満開のサクラは、包むように私たちを癒してくれる。 さらに散った花びらまで、ピンク色の絨毯のようになり、 道端や池、川の水面でも楽しませてくれる「サクラ」。 やはり、多くの日本人に愛されているだけあるなぁ。
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2019年04月06日(土) ■ |
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カワセミは保護色なので、川底から見ると見えない |
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以前、どうして「カワセミ(翡翠)」は、他の鳥と違って あんなキレイな色をしているのか、を話題にしたことがある。 なるほど・・と思った答えは2つ。(正解かは定かではないが・・) 1つは、外敵に「私は美味しくないですよ」とアピールしている、 だから、美味しそうな鳥を狙ってね、と主張しているというもの。 もう1つは、餌となる小魚が、川底からカワセミを見ると、 なぜか保護色なので、見つけにくい、というもの。 餌となる小魚だって、襲ってくる鳥たちから必死に逃げようとし、 川の中から、様子を窺うけれど、なかなか見つけにくいらしい。 そんな「保護色」って、本当にあるのかな?と思いつつ、 もしそうだとしたら、カワセミの進化は素晴らしい、の一言。 世の中には、想像もつかないような自然界の不思議が溢れている。 だからこそ自然は面白い、そして自然はそんなに柔(やわ)じゃない。 これからは、そんな自然の話が増えるかもしれないけれど、 きっと面白い気付きを紹介できるに違いない。乞うご期待!!
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2019年04月05日(金) ■ |
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今、とてもひとりです。 |
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映画「ヤーチャイカ」(覚和歌子・谷川俊太郎監督)から。 約70分間、映画なのに動画は一切なく、 写真と文字が、BGMに支えながら、輝きを増していく、 そんな感じの「写真映画」だった。 「ヤーチャイカ」とは、旧ソ連の女性宇宙飛行士、 テレシコワさんが宇宙で発した最初の言葉。 彼女のコールサインが「チャイカ」(カモメ)だったので、 事務的に「こちら、チャイカ」(ヤー・チャイカ)と応答したのが、 「私はカモメ」となったようだ。 暗闇の中でのメモなので、メモは少なかったが、 「宇宙はとても静かです。ここはとてもいいところです。 恋人はいません。今、とてもひとりです。」が引っ掛かった。 特に「今、とてもひとりです。」は、今でも気になっている。 詩だからこそ、こういう表現が出てくるのだろうか。 「違和感」というよりも「新鮮」な感覚が沸きあがった。 「太陽のエネルギー、それは生き物を生かそうとする力でした」 「夜明けと日没が同時に見えます」 「同じ誕生日というのは、ささやかな奇跡です」 「夕焼けは星空のはじまり」 (星を眺めれば)「遠い昔と繋がることが出来る」 言葉の力を感じ続けた70分、とてもいい気持ちで観終えた。 他の人は、どんな感じで受け止めただろうか、それも気になる。
P.S. 何気なく目に飛び込んだ1枚の写真「馬頭観世音」、 宇宙繋がりで「馬頭星雲」と関連があったのかなぁ。(汗)
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2019年04月04日(木) ■ |
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これからの「本番」のための38年間 |
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新しい職場で、仕事をし始めてまだ数日だけど、 自分の中で、とても不思議に思うことがあるので、 これを機会に、記録しておきたい。 公務員生活38年間で溜め込んだ、資料と人間関係、 その他、捨てられずにいたモノを「断捨離」しようと、 片付けているのだが、なかなか思うように進まない。 それもそのはず、不思議とこれからの仕事と繋がって、 驚きの展開を見せることがあるから。 捨てられたのは、公務員つながりの名刺だけ。(汗) そういう意味では巷でよく言われる「第2の人生」ではなく、 これからが「本番」って感じ。 その「本番」のための「修業時代」「下積み生活」が この「公務員生活38年」だったのかもしれない。 もしかしたら、生まれてから60年余も、 この「本番」のために、経験してきたのかもしれないなぁ。
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2019年04月03日(水) ■ |
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毎日が日曜日みたい |
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「どう新しい生活慣れた?」 最近、訊かれる質問のナンバーワンだけれど、 私の答えは「毎日が日曜日みたい」 「えっ、そんなに暇なの?」と訊き返されるが、 答えは「NO!」だ。 定年退職するまでの日曜日の過ごし方に似ている、 そういう意味である。(汗) 朝の柿田川公園散策と写真撮影から始まり、 柿田川を核として、どうやって情報発信をしていこうか、 ここを活用してなにか面白いことできないかな? そんなことばかり考えていた日曜日の過ごし方が、 仕事となって、一日常考えていられるなんて夢のようだ。 とはいえ、趣味の対象だった「柿田川」が、 仕事の対象として向き合うことになったので、 成果、結果が求められることも認識しなくてはならない。 それでも・・やはり嬉しい。 困ったことは、新しい日曜日の過ごし方を考えなくちゃ。(笑)。
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2019年04月02日(火) ■ |
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経過とか候補なんて、どうでもいいんじゃないの |
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新元号発表に対する反応は、さまざまで面白かった。 特に、新聞記者のしつこさには、呆れるばかり。 選考委員の一人だった、山中教授への 誘導尋問まがいの質問のあびせ方は、正直イラついた。 選考の経緯経過は答えない、と方針を伝えているのに、 いくつくらい残ったのですか、どんな案があったのですかなど、 野次馬根性丸出しの質問は、せっかくの発表に水を差した。 それを知ってどうするの?と言う疑問とともに、 知った情報をどう処理するのだろうか、という疑問。 まさか、こっちの方が良かった、悪かったとか、 そのレベルの話題に使うのなら、ご勘弁願いたい。 国民が知りたがっているから・・という台詞を耳にするが、 私も国民だけど、知りたくない。 選ばれた「令和」がベストなんだから、 今更、ベターの元号を知ったからって、意味など何もない。 さらに「M/T/S/H」に続く、ローマ字の一字が 「L」か「R」で騒いでいたけれど、それも同レベルの話題。 「R」は、巻き舌になるから「L」でしょ、とコメントした人、 残念ながら「Reiwa」と表記されるようだ。(笑) 珍しく、ニュースを見ていた私の呟きを一言に選んだ。 「経過とか候補なんて、どうでもいいんじゃないの」 「令和」という元号、大切にしていきたいな。
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2019年04月01日(月) ■ |
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「もっと柿田川に関わる仕事がしたい」と思ったから |
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「定年退職後、どうするの?」 60歳、最後の年、一番訊かれた質問と言ってもいいだろう。 長い間、地方公務員を続けてきて気づいたことは、 「公務員でなければ出来ないこと」もあるし、 「公務員だから出来ないこと」もあるということ、 だからこそ、この狭間で悩んでいた、というのが本音かな。 「残された人生をどう過ごしたいか?」と自問したら、 パッと頭に浮かんだのは、たった1つ。 「もっと柿田川に関わる仕事がしたい」だった。 いろいろな角度からの関わり方が出来るけれど、 それが「公務員でなければ出来ないこと」なのか、 「公務員だから出来ないこと」なのか・・。 生涯学習課長の時、国天然記念物の指定作業に関わり、 都市計画課長の時、柿田川公園大規模改修に携わった。 産業観光課長の時、観光案内所を設置したり、 幻の「柿田川ビジターセンター」基本構想を策定した。(汗) そして、2度目の生涯学習課長の時、柿田川にこだわった 展示会や講演会を開催し、文化の面にスポットを当ててみた。 こうして振り返ってみると、公務員としては充分すぎるくらい 柿田川に関わってこれたな、と実感している。 ボランティアとして参加している「柿田川外来種駆除活動」も、 ほぼ毎日投稿の「柿田川の写真や映像」も愛おしくなっている。 「公務員だったから出来ないこと」をやってみたい、 それが「再任用」を選択しなかった理由の1つだったから。
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2019年03月31日(日) ■ |
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公務員生活を最後まで走り切ること |
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金曜日の3月29日、退職の手続きを全部済ませ、 公式な送別式や、職員互助会の送別会も無事に終え、 土日は、少しのんびりしながら、新しい4月1日を迎える。 それが本来の形なのかもしれないが、私の場合、 偶然かもしれないが、3月30日(土)に開催された、 清水町文化協会主催の「わきみずコンサート」には、 「生涯学習課長」として招待され、来場者に紹介されたし、 31日(日)も、近隣町の方々と情報交換をする予定。 達成感を得るためには、ゴール直前で力を抜くのではなく、 ゴールまで全力で走り抜け、力を抜くのはその後。 最後の最後で力を抜いたら、好記録は出ないことも知っている。 だからこそ、公務員最後の1日も全力で走り切りたいな。 (珍しく、この「気になる一言」を朝に書いている・・(笑))
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