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2019年06月18日(火) ■ |
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これ以上、若い者を傷つけないでくれ |
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何気なく観ていた、テレビのBS番組。 今回は、映画「踊る大捜査線」の6回連続放映の企画らしい。 何回目かも知らないし、ある事件のために、 警視庁から送り込まれた、本庁初の女性管理官。 (警視庁刑事部捜査第一課強行犯担当管理官・警視正) その彼女の判断の甘さから、所轄の警察官は、振り回わされ、 ストレスもたまり、とうとう犯人に拳銃で撃たれる、という事態まで。 それでも「警察」という組織は、上からの命令は絶対に従う、 そういった組織であり、映画や小説のネタには、もってこいである。 そんな縦社会の典型である組織の女性幹部が、 また新たな指示を出し、捜査自体が混乱しそうになった時、 いかりや長介さん演ずる、湾岸署刑事課指導員が、こう呟く。 「これ以上、若い者を傷つけないでくれ」 あなたの甘い判断、指示で、けが人が出たこと。 それは、まぎれもない事実であることを認め、 感情だけで、指示・命令を出さないで欲しい。 そう訴えかけているような気がしたので、メモをした。 こういったことは、警察の組織だけではないだろう、 上に立ったからこそ、若い人たちのやる気をなくすような、 発言、行動を控えなければならないのだから。 そう言えば、勢いだけで突っ走る若い上司に対して、 こういったアドバイスをできる先輩って憧れるなぁ。
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2019年06月17日(月) ■ |
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「カオス(無秩序)」が「コスモス(秩序)」になってきた感じ |
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今までじっくり溜め込んできた、バラバラだった企画の数々が、 「柿田川」を軸に、並び替えてたりしてみると、 不思議なことに、全てが繋がりを持ち始めた。 「カオス」とは「混沌」とか「無秩序」の意味があり、 その反対語の「コスモス」は「秩序」という意味がある。 だから、最近の様子を訊かれた時は、 「『カオス』が『コスモス』になってきた感じ」と答えている。 コスモスでわかりにくければ「システム」と置き換えてもいい。 今まで、別々に活動してきたことが、1つのキーワードで串刺しすると その一部として、しっかり役割が生じて輝くような感じ。 ボキャブラリーの欠如で上手い例えが見つからず申し訳ないけど、 ソロの楽器演奏より、複数の楽器で演奏されるアンサンプルや 多くの人たちで構成されている交響楽団が奏でるハーモニーの方が 私は好きだなぁ、ってことかもしれない。 (やばい、どんどんズレていっている気がする(汗)) とにかく、溢れかえっていた「課題」も、解決に向かっている。 ブレない「軸」を見つけたってことは、幸せなことだなぁ。
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2019年06月16日(日) ■ |
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世界のために、何ができるか?を求められている |
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「伊豆半島ジオパーク」は、2018年4月17日、 国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)から 国内9地域目の世界ジオパークとして認定された。 先日、その「推進協議会」に観光関連団体として出席した。 そこで挨拶した会長の任にある、菊池伊豆市長の言葉に、 今までの「世界遺産」に対する自分の考え方が、 認識が甘かったことを知らされたのでご紹介。(汗) ジオパークは、保全と活用によって経済・文化活動を高め、 結果として地域振興につなげていく仕組みと理解していたが、 それは、認定された側の理論であり、認定した側の理論は違う。 自ら進んで、世界ジオパークネットワーク(GGN)加入を希望し、 厳しい審査を経て、加盟を認定されたのだから、 「伊豆半島ジオパーク」は、世界のために、何ができるか? と問われていることにもなる。 逆に解釈すると、世界のために、何もできないのなら、 「日本ジオパークネットワーク」でいいのではないですか?、 そういう意味なのかな、と理解した。 ただ単に、地域振興になるから・・だけではなく、 もっと崇高なミッションを掲げ、短期間の損得ではないもの、 それを示さないと、世界から笑われてしまう。 富士山しかり、韮山反射炉しかり、「世界」の冠をつけたら、 「世界のために、何ができるか?」を常に意識しながら、 世界遺産を守っていく必要がありそうだ。 今更だけど、考え方、改めないとなぁ。(汗)
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2019年06月15日(土) ■ |
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ほんの3ヶ月前まで中学生だったんだよなぁ |
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沼商吹奏楽部「第18回フレッシュコンサート」のお誘いを受け 沼津市民文化センター小ホールに足を運んだ。 クリスマス・ディナーショーともいえそうな、 12月の「定期演奏会」もいいが、ほんの3ヶ月前まで中学生だった、 「一年生バンドステージ」は、楽器演奏だけでなく、 沼商吹奏楽部独特の「立ったり座ったり」「手拍子の仕方」など、 必死に覚えようとしている、その仕草が、まだ「照れ臭そう」で、 まさしく「フレッシュコンサート」の名に相応しい。 たった3ヶ月で、こんなにできるようになるの?、という驚きに加え、 一所懸命に挑戦している彼ら、彼女らの姿を見るのが私は好きだ。 この新人たちが、これから2年ほどの時間をかけて、 先生や先輩たちと一緒に泣き笑いながらステージに立ち、 少しずつ成長していく様子が感じられるのも、また嬉しい。 こういった演奏の機会を与え、さらに温かく見守っている、 多くの方達の支援も感じられるコンサートだからこそ、 その荒削りな部分も「経験、経験」と許せてしまうのかもしれない。 今回堂々と演奏していた3年生も、2年前は同じようなものだったし、 今年の1年生が、6カ月後の「定期演奏会」でどれだけ成長したのか、 見るのが楽しみになってきたなぁ。頑張れ、新人たち!!
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2019年06月14日(金) ■ |
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警察じゃけ、何をしてもええんじゃ |
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映画「孤狼の血」(白石和彌監督)から。 根っから怖がりの私は、何度も目を閉じる場面が出てきて、 ホラー映画と並んで、苦手なジャンルだと再認識した。 暴力団同士の抗争が中心だと思っていたら、 意外にもその裏にはなんと警察が・・というストーリーは、 特に目新しいものではないが、俳優陣の迫力ある演技に、 その場にいるような気持ちになって観終わった。 広島弁(?)と喧嘩腰の言葉が暴力的なわりに、 文字にしてみると、けっこう笑えるフレーズが多かった。 何回か繰り返された「びっくり、どっきり、●●●●●」は、 「気になる一言」に取り上げられないのが残念だが、 その他にも、なぜかメモが増えた。 役所広司さん扮する大上という刑事が、 おかまいなしに、暴力団員を叩きのめすシーン。 「おい、警察がこがいなことしてええんか?」 「警察じゃけ、何をしてもええんじゃ」 この会話こそ、ストーリー全体を支えるセリフとも言える。 警察のネタって、映画作品になりやすいんだなぁ。
P.S.(メモして、捨てるには勿体無いセリフ) ・取り調べはよ、相手を丸裸にしてなんぼじゃけ ・度胸がないのう、もうえぇ。わりゃ、一生交通整理でもしとれ ・ポケベル数字「4951」・・「至急来い」って言ってますけど (「ふたりの愛ランド」歌っている人に向かって) ・おい、何がアイランドじゃ。島に沈めんど、われっ! ・極道を法律で押さえつけたところで何も変わりはせんわい ・今度の抗争の船頭は、最初っからあんただったんじゃないんかい 船頭も何も、わしゃ船酔いするけ、船にはよう乗らんのよ ・わりゃ、戦争になってもえぇんか? アホか、戦争はもう始まっとるんで
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2019年06月13日(木) ■ |
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この期間は、ポスターどおりの景色だね |
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下田市の下田公園で開催中の「あじさい祭」を見学に、 中伊豆のドライブを兼ねて天城超えのコースで出かけた。 会場は、城跡とあって、予想以上の上り坂にやや驚いたが、 紫陽花は見頃とあって、平日にも関わらず、 ポスターの景色に誘われてか、観光客が訪れていた。 インスタ映えする景色を狙ってか、 やっと辿り着いた「紫陽花の群生地」の前で、 嬉しそうにシャッターを押す老夫婦や女友達の若者たち。 その中の1人が、目の前に広がる景色を前に、こう叫んだ。 「この期間は、ポスターどおりの景色だね」 時期が早くても、遅くても、この景色には出会えない。 そんな想いが伝わってきて、ハッとさせられた。 わが町は、柿田川の写真といえば 毎度お馴染みの「富士山をバックにした柿田川」だが、 観光客が訪れる「柿田川公園」では、見ることができない。 最近の旅行者は、高級そうな一眼レフのカメラ片手に、 駅などに貼られている「絶景ポスター」と同じ場所を探す。 そういった意味では、わが町もそろそろおきまりの構図から脱皮し、 観光客がいつでも目にできる景色の写真にするべきかもな、 そんなことを感じながら、帰路に着いた。 他の観光地に行くと、気づくことが多いなぁ。(汗)
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2019年06月12日(水) ■ |
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要注意、ラグビーW杯期間中の「食べ放題・飲み放題」 |
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ラグビーの世界一を決めるワールドカップまで、100日。 少しずつではあるが、盛り上がりを見せているが、 先日、ある会議で面白い話を耳にした。 予想される観戦者は、ヨーロッパやオーストラリアなどからの 外国人が多く、滞在期間も長い。 だから、日本国内で使う一人当たり経費も、44.4万円と、 サッカーW杯の観戦者よりも高いらしい。 さらに最近、新聞でも騒がれているように、ビール好きが多く、 試合観戦中も飲み続け、1人3リットルという数字まで飛び出した。 飲食店では、ビールが足りなくなるのでは・・と心配らしい。 しかし、もっと面白い視点は、最近の日本の居酒屋ではよく目にする 「飲み放題・食べ放題」は、開催中は止めた方がいい、というもの。 体格の良い大食漢が来店したら、お店は元が取れず、 きっと大損するから・・という指摘は、笑いながらも頷いた。 でも、今まで経験したことのない未知の世界だから、 絶対ありえない・・とも言い切れないところが不思議。 「要注意、ラグビーW杯期間中の『食べ放題・飲み放題』」 とりあえず、記録として残しておこうっと。
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2019年06月11日(火) ■ |
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図録のブックフェス |
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先日「もうマルシェ系のイベントは、お腹いっぱいだね」 そんな会話をしたのだけれど、話はそこで終わらず、 「では代わりに、どんなイベントがやりたい?」となった。 返ってきた答えは「映画か、本のイベントがいいな」 そんな声が予想外に多かったので、 さらに「もっとテーマを絞ったら?」と突っ込んでみたら、 「図録のブックフェス」というアイデアが出た。(汗) 私も数年前、マルシェ系のイベントに合わせて、 「柿田川公園ブックフェス」を企画・運営したことがあるから、 その楽しさと、難しさは知っているつもりだけど、 「図録のブックフェス」だけは、思いつかなかった。 こればかりは、全国広しといえども、あまり耳にしない企画。 美術館に行くたびに買ってしまった「図録」の数々、 捨てる捨てられず、我が家の本棚も大量に占領している図録は、 売るというよりも「こんな図録、持ってます」という、 ある意味、優越感にひたる、自慢のプックフェスになりそうだ。 それはそれで、楽しいかもなぁ。乞うご期待!!
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2019年06月10日(月) ■ |
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「なんじゃ〜こりゃあ〜」「誰?、全然似てない」 |
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映画「まほろ駅前多田便利軒」(大森立嗣監督)から。 異論がある方も多いと思うが、この作品を思い出すには やっぱりこの会話だな、と数あるメモから選んだ。 軽トラックのフロントガラスをバット等で割られ、 思わず、主役の1人である瑛太さんが、松田優作さん風に叫ぶ。 「なんじゃ〜こりゃあ〜」 その様子をみて、もう1人の主役、松田龍平さんが問いかける。 「誰?、全然似てない」 それを受けて、真面目な顔しながら、瑛太さんが呟く。 「誰の真似でもない正直な気持ちだ」 このやり取りが、作品全体にかかっている雰囲気と似ていたから、 敢えて「家族の絆」を代表するシーンとして、選んでみた。 たぶん誰もが、ここでクスッと笑いをこらえているに違いない。 鑑賞後に、このシーンの話は絶対にしたくなるだろう、と思う。 映画でなければ、いやこのキャストでなければ、成り立たない笑い。 原作とは違う演出に拍手しながら、続編に期待したい。
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2019年06月09日(日) ■ |
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公約は、現在はできていないってこと |
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慌ただしかった、4月の統一地方選挙も終わり、 新しいメンバーになってからの議会が始まっているが、 今更ながら、選挙公報に書かていた 議員の「公約」(マニュフェスト)を眺めると、 多くの議員が使われている「キーワード」から、 その市町の特徴・課題が浮かび上がってくる気がした。 「自分が当選したらもこういう市(町)にします」という表現は、 へそ曲がりの私が思うところ、現在はできていない、 ということの裏返しではないか、と思うからだ。 一人ひとりの公約を、そういった視点で眺めて欲しい。 選挙が終わったら、選挙公報はゴミ箱へポイ、ではなく、 これからの4年間、支援した候補者の公約が実現できるように 下支えとなって支援していくことが、私たち町民の役割。 選ばれた人には、勿論それなりの責任があるが、 選んだ人の責任というのも、もう少しクローズアップしていい。 選ばれた人たちの活動を、寄り添いながら応援し、 4年後の選挙を楽しみにしていきたいな。
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