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2019年06月30日(日) ■ |
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水が中性なので、新幹線が錆びない(らしい) |
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柿田川に関する情報を集め出すと、 私の知らないトリビア的な説明を聞かれることがある。 もう、都市伝説に近いのではないか、 その情報どこから仕入れてきたのですか?と聴きたくなる。 「すみません、ちょっとお伺いしたいのですが・・ 柿田川の水で新幹線を洗っているって本当ですか?」 「はい、1万トンくらい使って、三島駅の洗車場で・・と 聞いたことがあります」 「へぇ・・すごいですね」と驚いた後、 「柿田川の水は、中性なので・・錆びないらしいですね」。 そっ、その情報は知らなかった。 もし根拠(エビデンス)があるなら、是非、見てみたい。 それこそ、柿田川の水が日本のために役立っている証拠。 そんな町に住んでいることを、子供たちは誇りに思うし、 私たち大人でさえ、胸を張って自慢できることだと言える。 キレイな川は、全国どこにでもある。 ただ、日本一の富士山からの湧水である柿田川の水が、 日本を代表する新幹線を洗っているというストーリー、 もう少し、調べてみようかな。
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2019年06月29日(土) ■ |
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元気な母親の声が聞こえる町 |
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どこかの町の総合計画の基本施策の1つに 「元気な子供の声が聞こえる町」というのがある。(汗) しかしながらターゲットは、好奇心旺盛な子供ではなく、 医療費無料からはじまり、その家族の負担を減らす事業、 そんな施策が目立つのは、仕方ないのかもしれない。 それは、全国どの自治体も抱えている課題とも言えるからね、 と、こんな話をしながら、母親でもある女性と呑んでいたら、 「本当は『元気な母親の声が聞こえる町』がいいよね」と 面白いヒントを教えてくれた。 子どもが一番大好きなお母さんが、疲れていて元気がないと、 子供も心配して、元気な声なんて出ない。 だから「元気な母親の声が聞こえる町」を目指して欲しい、 そんな意味の話を続けて盛り上がった。 そのためには、社会全体が母親を支援していく仕組みづくりが 大切なのかもしれない。 ターゲットを「母親」に限ると「父親は?」という人が出てきたり、 不妊治療している人に失礼だと、面倒くさいことをいう人もいるが、 「元気な母親の声が聞こえる環境」とはどんな社会なのか、 それを話し合うきっかけにすればいい。 きっと、面白い施策が出てくる気がするのだが・・ もちろん育児中の母親に、ヒアリングするのが一番かな。
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2019年06月28日(金) ■ |
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やりすぎの演出、選手には迷惑では? |
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夕食後、第103回日本陸上LIVE(福岡・博多の森陸上競技場) 「男子100m決勝」を楽しみに、テレビの前を陣取った。 しかし選手登場のゲート演出に、がっかりしてしまったのは、 私だけではなかったと思う。 0.01秒を争うために、何時間も前から集中している選手は、 勢いよく噴霧するスモークの中から登場するのだが、 時には、なかなか姿が見えないことも・・。 選手のためには、サラッと紹介し、レースに集中してもらう、 その方が、緊張感が高まる・・と感じた。 この演出は、誰が企画し誰が認めたのか、 選手からはクレームはないかもしれないが、私は気になった。 もっとシンブルに、さらにもっと緊張感が漂う演出こそ、 時折、強い雨が降る中でも、このレースを待ち続けた観客や、 テレビの前で待っていた国民は期待していたに違いない。 レースを盛り上げる演出は大賛成だから、敢えて辛口だけど、 「やりすぎの演出、選手には迷惑では?」を残したい。 これから数年、大きなスポーツイベントが続くが、 選手の邪魔になるような演出は、勘弁してもらいたいな。
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2019年06月27日(木) ■ |
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私も自分だけの魅力を作りたかった |
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映画「君の膵臓をたべたい」(アニメ版)(牛嶋新一郎監督)から。 「住野よるさんのベストセラー小説の長編アニメ映画化」だけど、 結論から言うと「実写版」の方に軍配があがった。 主人公「山内桜良さん」の「天真爛漫さ」が、実写版の方が より正確に伝わってきた気がするから。 原作の小説があり、それをアニメ化した後、実写版、の順ならば、 こんな評価にはならなかったのかもしれない。 彼女の心の葛藤が、微妙に変化する表情として捉えにくかった、 そんな印象が残ってしまった感じがする。 しかし、物語最後に登場する、彼女からの「遺書」に泣かされた。 「君だけはいつも自分自身だった。 君は人との関わりじゃなくて、自分自身を見つめ、 魅力を作り出してた。私も自分だけの魅力を作りたかった」 クラスでの人気者である彼女の台詞だからこそ、頷けた。 誰からも好かれるキャラクターだった彼女は、 誰からも好かれなくても、本を通して自分自身を見つめ、 自分の魅力を作り出していた彼の生き方に、憧れていた。 それは、彼自身が気付いていなくても、尊敬に値したのだろう。 さて・・順序は逆だけど、原作も読まなくちゃなぁ。(汗)
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2019年06月26日(水) ■ |
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新聞投稿って、どうして「職業」とか書くのかなぁ |
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ひさしぶりに、私の呟きを気になる一言にしてみた。 行政職員時代、それも管理職なってから、 発言の影響力が大きいから指摘され、新聞投稿を控えていた。 どうしても、柿田川の自然から気付かされることが多く、 その想いを文字にして投稿していたのだが、 「行政職員の名を借りて柿田川の宣伝ですか?」というような 誹謗中傷に近いメールをいただいたりして、 正直、職業が明記される新聞投稿が嫌になっていた。 しかし、退職してからも、身近な方から 新聞な投稿楽しみにしているのに・・という励ましを受けたりし、 自分の中でも、だんだん、気持ちが落ち着いてきたこともあり、 「そろそろ新聞投稿を始めようかな」と思うようになった。 いつから・・と断言できないけれど、(笑) 日々の生活の中で、気づいたことを文字にして、 ただ言いっ放しの投稿ではなく、自分なりの提案も含めた そんな文章が出来た時、またスタートしたいな、と思う。 新聞投稿って、どうして「職業」とか書くのかなぁ。 (住所・年齢も・・)
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2019年06月25日(火) ■ |
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逆らわずして勝つ |
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NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」から。 史上最低の視聴率と言われながらも、なぜか観続けた。(笑) まぁ、確かに「気になる一言」にしたくなるような、 「台詞」が少なかったことは確かだが・・(汗) それが、第一部、最後の今回は、意外と多かった。 東京が壊滅的な被害に見舞われた関東大震災後、 熊本に戻った主人公の金栗四三に、 大竹しのぶさん演ずる義母が、怒鳴りつける。 なんで東京がこんなに大切な時に限って、帰ってくるんだ、と。 そんな時、ずっと黙っていた四三の兄、実次は、急かされるように 急に立ち上がって、こう叫ぶ。 「逆らわずして勝つ」 (なぜ、こう叫んだか、は定かではない) しかし、この台詞で四三は大きな気付きを得る。 今まで、どうやったらこの自然災害に勝てるか、と考えていたが、 真正面から戦って力でねじ伏せるのではなく、逆らわないで勝つ。 柔道の「柔能く剛を制す」ではないが、 相手をよく知ることから始まり、いかに相手の力を逃がすか、 そして結果的に、被害が少なければ、地震に勝ったことになる。 そう考えたのかもしれない。「そもそも人間は無力たい」 そう考え、己を知るところから始まるのが戦いなんだよなぁ。
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2019年06月24日(月) ■ |
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私も、周りの人たちが変わってきた気がする |
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先日、子育て真っ最中のある女性と話していて、 「最近どうですか?」と訊かれたので、常套句のように 「大変だけど楽しいよ」と返したが、それには訳がある。 今まで38年間で積み上げてきた人間関係と、 地方公務員を定年退職してから知り合った人たちと 織りなす人間関係が、ガラッと変わった気がするなぁ、 なんて話をしたら、彼女も「あっ、そういえば」と呟いた後、 「私も、周りの人たちが変わってきた気がする」と続けた。 彼女も、いろんなことに興味を持ち、まちづくりに参加してきた。 自然と仲間も増え、まちづくりの分野で人気者になったが、 最近では、一番やりたいことが見つかったのか、 「最良の敵は良」の意味がわかってきたのか(汗)、 あることに、こだわってこだわって、地道に活動してきたら、 今までと違うレベルの方々から、評価され始めたようだ。 そして、ふと顔を上げて自分の周辺を眺めてみたら、 景色が変わり始めていることに気付いた感じらしい。 今やるべきミッションが見つかると、 誰もが経験することなのかもしれないな。
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2019年06月23日(日) ■ |
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「香り」は缶に擦り込んであるのかも・・・(汗) |
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最近の「缶コーヒー」は「コクと香り」と思えるくらい、 キャップを開けた途端、コーヒーの香りが漂う。 こんな製法があるのか・・と驚いていたら、 ちょっと前から、変なことに気付いてしまった。 もちろん、普段は飲み終えると、すぐにゴミ箱なのだが、 退職してからは、健康管理が大切と考え「早朝入浴の半身浴」を 再開したのだが、30分ほど経つと大量の汗が吹き出るので、 水分補給に、缶コーヒーの空き缶を利用しようと考えた。 2〜3日目でも、まだ「香り」が残っていたが、 さすがに、10日ほど続けて使っても、まだ「香り」が漂う。 水道水しか入れてないのに・・これはおかしいな?、 どうして、こんなに「香り」が残っているのか?と考えた結果、 私なりに行き着いた考えは、缶の内側自体に、 「コーヒーの香り」を微量に練りこんであるのかもな、だった。 そんな加工・塗装ができるかどうか、詳しく調べたわけではないが、 えっ?と思う方は、是非、一度試して欲しい。 缶コーヒーの缶に水を入れて、何日か飲んでみて欲しいなぁ。
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2019年06月22日(土) ■ |
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未だ謎に包まれたままの状況です |
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映画「万引き家族」(是枝裕和監督)から。 最近、映画館の中ではメモを取らずに作品鑑賞をし、 その後、DVDになってから、何度も巻き戻しを繰り返し、 気になる台詞を書き出す作業をすることが増えた。 そうすることで、不思議なことに、映画館では気付かなかった 面白い会話や演技を発見することになる。 今回は、多くの方が鑑賞し絶賛しているので、 なかなか選ぶのが大変だったけれど、 どうして、日本でこういう家族が生まれたのか、気になった。 物語後半まで、ひっそりと暮らしていたこの家族が、 ある事件をきっかけに、世間に対して存在が知られてしまう。 そして、毎回繰り返されるように、マスコミ各社が押し寄せ、 家の前で、大スクープのように大騒ぎする。 それを象徴するかのように、TVレポーターの女性が、 こんな台詞をカメラに向かって叫んだ。 「家族になりすましていた人たちが、一体何を目的に この家に集まっていたのかは、未だ謎に包まれたままの状況です」 たぶんこの話題は、翌日に違った事件、事故が起きれば、 もう過去のこととして、謎に包まれたまま消え去っていくから、 この事件の背景も、なぜ彼らがこのような行動したのかも、 われわれ国民は、想像の域を超えないまま、次の話題に移っていく。 そうした二次情報に振り回されている、慌ただしい日常生活こそ、 今回のような家族を生み出しているような気がしてならない。 確かに・・二度観ると、この作品の素晴らしさがよりわかってくる。
P.S. (台詞ではないけれど、お見事というべきシーン) ・海ではしゃぐ家族をじっと見守る、樹木希林さんの言葉なき演技。
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2019年06月21日(金) ■ |
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大丈夫? 息してる? |
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近くのレストランで昼食を取っている時だった。 私の横に、高齢者の夫婦が、仲睦まじく、座っていたのだが、 時折、旦那さんの方が咳き込み、辛そうだった。 時には、背中をさすったり、手を握ったり、 その献身さが、私の脳裏に焼き付いた。 しかし、そんな時、奥さんが、旦那さんに声を掛けた。 「大丈夫? 息してる?」 私は思わず、持っていた箸を落としそうになった。(汗) 「大丈夫?」と心配するのはわかるけれど、 あまりに静かだったからか、思わず「息してる?」と訊き返した。 あまりに唐突だったので、横を眺める余裕もなく、 旦那さんの返答も聞き取れなかったけれど、気になった。 それも、本人に「息してる?」と訊くなんて・・と思ったが、 長年過ごしてきた夫婦だからこそ訊ける、質問かもしれない。 その後、また仲良く、ゆっくり食事ながら、ニコニコ。 時々続いた、咳き込みは心配だったけと゜、 2人を包み込む独特の時間の流れに、癒された時間だった。 たまには、こういうのもいいなぁ。
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