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| 2020年01月11日(土) ■ |
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| 今こそ分かれ目、いざさらば |
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映画「ビルマの竪琴(1956)」(市川崑監督)から。 戦争前・戦争中・敗戦後の日本軍の様子を題材にした映画は、 いくつも観てきたが、小隊の統制のために「合唱」を活用する、 それだけでも信じられなかったが、戦時中のドロドロした描写は少なく、 妙に清々して気持ちで観終わった。 それだけ、音楽に力があることを物語っているとも言える。 特に、泥だらけで精神も疲れているはずの彼らが歌う「荒城の月」は、 主線を歌うだけでなく、しっかりハモっていて、驚いた。(汗) 井上小隊が、戦時中どれだけ規律が守られていたかを説明しなくても、 この一曲の合唱を耳にするだけで、一致団結が理解できるのは、 メモに値した。 主役の水島上等兵が、井上小隊を離れ、訳あってビルマ僧となり、 竪琴演奏を通じて、仲間の日本兵に向けて別れを告げるシーンは、 繰り返して観ても、胸が痛くなるほど切ない。 その光景を思い出させる曲は「仰げば尊し」。 私たち世代は、卒業式の定番ソングとして、何度も口にした名曲であり、 歌詞の最後となる「今こそ分かれ目、いざさらば」が、 日本へ帰還する日本兵の仲間と、ビルマに残る水島との別れと重なり、 その光景が目に焼き付いて離れない。 静かな戦争映画だったなぁ。
P.S. 画面に表示された「ビルマ語」(ミャンマー語かな?) 記号みたいで、ポケモンの「アンノーン」かと思った。(笑)
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| 2020年01月10日(金) ■ |
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| じゃあ、馬鹿には胆嚢がないなんだね |
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年末に集まった、恒例の「仲良しグループ」忘年会。 いろいろな話題が飛び交ってメモもしたが、 一番印象的だったのは、健康や病気の話をしていた時だった。 「今年、胆嚢の手術をした」という話題になったので、 「数年前に、胆嚢と同じくらいの大きさに胆石が育ち、 自分も、胆嚢全摘手術をしたよ」と、病気自慢をして、 「先生に、胆嚢がなくなって大丈夫ですか?と尋ねたら、 「キリンもないから、平気だよ」と言われたことを披露した。 そしたら、獣医の友人は、笑いながら 「牛はあるけれど、馬と鹿も胆嚢がないよ」と付け足した。 さらに、誰かが追い討ちをかけるように、 「じゃあ、馬鹿には胆嚢がないなんだね」と確認し、 「だってよ・・」と私の方を見ながら大笑いした。 胆汁が出ないから、日常生活に支障があると思ったけれど、 何も影響がなかったこと。 手術も、腹腔鏡で体に負担がかからず、3日ほどで退院したこと。 だから、昔の保険は意味がなかった・・なんて話を、 先日紹介した、全員がパフェを食べながら、話し続けた。 今回は「耳鳴り」の話や、突発性難聴の話など、 耳に関する病気ネタが多かった気がするなぁ。 先生の「加齢が原因です」が一番、説得力があるようだけど。
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| 2020年01月09日(木) ■ |
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| 元気に下山 |
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仕事の帰り、いつものように書店により、久しぶりに、 タイトルを読んだだけで買ってしまった、 書籍「元気に下山」(毎日を愉しむ48のヒント) (五木寛之著・宝島社新書・239頁)。 9年前にも、同じことをした記憶があり、検索したら、 書籍「下山の思想」(五木寛之著・幻冬舎新書刊・223頁)で、 書店で目にして、珍しく立ち読みもせず(内容も確認せず) 買ったことを笑いながら、書いてあった。 今回は夕食の食卓で、母に「面白い本見つけたよ」と見せたら 「えっ、あなたのこと書いてあるの?」と驚いたので、 妻と一緒に、大笑いした。 そう言えば、私だけでなく、母も妻も娘も「下山」。 嫁に嫁いだ妹だって、親戚一同「下山」に反応するはず。(笑) 私の場合、もう一つのヒントをもらった。 それは、書籍「元気に下山」(柿田川を愉しむ48のヒント) 試行錯誤しそれでも悩んでいた、柿田川の魅力の伝え方、 まとめ方は、これだな、きっと。・・ラッキー。(笑)
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| 2020年01月08日(水) ■ |
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| あなたには愛国心なのね。私には愛国主義だわ |
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映画「記者たち 衝撃と畏怖の真実」(ロブ・ライナー監督)から。 「イラク戦争の大義名分となった大量破壊兵器の存在に疑問を持ち、 真実を追い続けた記者たちの奮闘を描いた実録ドラマ」であるが 私は、小さな子供を持つ、ある家庭の会話が気になった。 「授業で米国の偉大さを勉強したって?」というシーンから始まる。 「どこが偉い?」と父親、「自由の国」と子供。 「いい答えだ」「いい子ね」と両親。ここまでは普通だけれど、 「学校で愛国主義教育とは・・」と母親が嘆き、 「今は愛国心が必要だろう?」と父親が反応するのだが、 それを受けた母親の返しの一言が、インパクトがあった。 「あなたには愛国心なのね。私には愛国主義だわ。 ユーゴスラビアもそうだった。おかげで国がバラバラだよ」 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、 「愛国心または愛国主義は、自分の国家に対し、愛着や忠誠を抱く心情」と 同意語のように扱われているが、やや違和感を覚えた。 うまく言えないが「愛国心とは、自然発生的に感じる感情」であり、 「愛国主義とは、その考え方を教育で植え付ける」イメージがある。 もし敢えてその違いを説明するのなら、 心の底から「誇れるかどうか」、そんな気がしている。 自分の住む国を愛しているからこそ、嘘で固められた政策に対して 反旗を翻す行為を黙ってみてられない、心境になる。 アメリカ人の「愛国心」と日本人の「愛国心」・・ どちらが良いということではなく、ちょっと違う気がして観終わった。
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| 2020年01月07日(火) ■ |
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| 未来を、どこまで楽しくできるか。 |
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私が読み直したのは、正月に新聞紙面を飾る、 各社の一年の抱負とも思える、キャッチコピー。 今年、あっ、これいいな、とメモしたのは、 パナソニックの「面白い年になりそうだ。」と トヨタの「トヨタイズム」と書かれた 「未来を、どこまで楽しくできるか。」だった。 社是、と言われると難しく感じられるが、 今年一年、こんなことを念頭に仕事をしよう、という とてもわかりやすい表現だな、と思ったから。 とにかく、方向性があってるか、間違っているかは別として、 何をしたいのか、どんなものを目指していくのか、を、 社会に向けて、コミットするという意志が感じられる。 トヨタの「未来を、どこまで楽しくできるか。」は、 まさしく、大きなイベントを控えた日本という国を、 そして、自動運転が本格的になってきた自動車業界を、 足を引っ張り合うのではなく、共に歩んでいこうとする、 そのキーワードが「楽しい」だったからかもしれない。 もちろん「柿田川を、どこまで楽しくできるか。」が、 私の今年のテーマでもあることは言うまでもない。 楽しくなったそのあとは、パナソニックが目指す、 「面白い」のはずだから、この2社が気になったのかもなぁ。
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| 2020年01月06日(月) ■ |
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| 手帳にオリンピック日程などをメモ |
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新年の新聞内容は、普段の紙面と違い、情報満載だが、 気になったことは、手帳などにメモして欲しい。 なぜ、こんなことを提案するかというと、 今年の「オリンピックイヤー」をどれだけ「自分事化」として捉え、 対応をしているか、気になったからである。 何も、オリンピックに合わせて、イベントを開催して欲しい、 そんなことではなく、恒例のイベントを企画している人は、 オリンピックの種目(特に決勝)によっては、 国民全てが、オリンピックムード一色になることが予想され、 予定していた人たちが集まらないことも意識して、 企画を立てる必要があるよ、と言いたかったのである。 以前、サッカーW杯日本戦とか、WBCの決勝戦などを考えず、 全然、人が集まらなかった経験があるので、 それ以来、私は自分の手帳に、大きなイベントの日程などは、 書き込むクセがついてしまった。 昨年のラグビーW杯だって、同じことが言えたはず。 もしかしたら、飲食業だって影響があるかもしれない。 少なくとも、ターゲーット層が夢中になりそうな種目の日程は、 知っておいて損はない気がするなぁ。
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| 2020年01月05日(日) ■ |
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| SNS花盛りの時代にホームページ |
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観光というサービス業だから、年末年始はお仕事が当たり前。 そんな私の気持ちを知ってか知らずか、 「年末年始9連休、暇だったでしょ?」と言うメッセージが届いた。 「とんでもない、年末年始、大忙しでした」と返したが、 予想外に、観光バスは何台も来るし・・観光地としては、 嬉しい悲鳴なんだろうけれど・・・こればかりは、 こうして現場で経験してみないとわからないことだったな、と GW10連休の時と、同じ感想をもった。 さらに、テレビもない事務所で何をしていたかと言えば、 誰にも邪魔されることなく、ネットラジオを聴きながら、 「ペライチ」というソフトを駆使し、試行錯誤しながらも、 念願の自分のホームページを作っていた。 昨年3月に定年退職してから、いくつか「講演・研修」を頼まれたが、 その度に、自分はこんな人間です・・いうことがわかる、 プロフィール的なホームページが必要だな、と感じていたので、 この年末年始の9連休中を利用して挑戦してみた。 ホームページ作りは、思っていたよりも楽しく、完璧ではないが、 自分では、けっこうな満足の仕上がりかな・・と納得している。 「SNS花盛りの時代にホームページ」は目立たないが、 やはり、自分のやりたいことをまとめるには、SNSより上かな。
P.S 出来立てホヤホヤのHPは、こちらから。
自己紹介・他己紹介 https://peraichi.com/landing_pages/view/shimoprof 活動報告 https://peraichi.com/landing_pages/view/shimo357 柿田川大楽(概要) https://peraichi.com/landing_pages/view/kakitagawadaigaku
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| 2020年01月04日(土) ■ |
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| 令和2年の行動宣言は「アウトプット」 |
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数年前から書き始めた「行動宣言」。 簡単に言うと「新しい一年のメインテーマ」であり、 一年を通して意識していく考え方、あらゆる場面で意識すること。 昨年までは「書き初め」と言う形で表現していたが、今年はなし。 ただ、今年はどんな年にしたいか、 どんな気持ちで1年を過ごしたいか、を年頭に考えることは、 私にとって、恒例行事となっているので、続けたいと思う。 平成25年「日日是好日」、平成26年「自分に厳しく他人に甘く」 平成27年「刺激しあう」、平成28年「柿田川三昧」 平成29年「一所懸命」、平成30年「自分事化」 平成31年「心機一転」。 そして、令和2年の行動宣言は「アウトプット」 今まで貯めてきたものを、断捨離を進めながら、整理する。 そして、残ったものはそのままにせず「アウトプット」して 形あるものにすることに心がけたい。 ただし、この目標、たぶん一年では終わらない。 ここ数年は、同じ目標になるかもしれないが、それでもいい。 歳を重ねたものの特権として、のんびりとアウトプットしたいな。
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| 2020年01月03日(金) ■ |
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| 「2020年上半期」のテーマは「柿田川オタクになること」 |
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昨年紹介した「しいたけ占い」、私の2020年上半期の運勢は 「改めて自分探しをしていく」のシルバーが出ています、とのこと。 「私が人間であるために」という大きなテーマを与えられ、 私が2020年にやっていくことは「目先の利益を考える」というよりは、 「この先、私が大事にしていきたい時間を、 具体的にひとつひとつ構築していく」ということになるらしい。 私は「何のために頑張るのか」を問い直そうとしている転機のようだ。 そして「こういうことはあなたしかできないことだよね」と、 自分が磨いてきた専門性が広く認知されていくこととなるみたい。 私の「2020年上半期」の大きなテーマが「○○オタクになること」 「お金や成果などは関係なく、自分の好きなものを突き詰めていく 時間が多くなる」と、しいたけさんは占ってくれていた。 それは「柿田川マニア」ではなく「柿田川オタク」へと突き進むことを 後押しされたようで、妙に嬉しさが込み上げてきた。 定年退職という大きな転機だった2019年の大きな選択、行動は 間違いではなかった、という確信と、その1年間は この「2020年」のための準備期間だったとも言えそうだからだ。 「これがあるから私は生きられる」「これをもっともっと深めていきたい」 そんな気持ちを持って、自分の専門性を磨いていけばいいみたい。 まぁ、今でも「柿田川オタク」と言われているかも知れないけど。(汗)
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| 2020年01月02日(木) ■ |
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| しもさんの「2019年(平成31年・令和1年)の成果指数」(公表) |
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新年を元気よくスタートするのもよいが、 やはり、一生に1度しか経験出来ない「2019年」を、 最後まで一所懸命生き切って、しっかり振り返ってから、 それを踏まえて、新しい年のスタートを切ることが私流。 そこで、例年のように、自分の成績表として「見える化」をする。 もちろん、自分だけの自己満足の世界だけど・・。 「しもさんの2019年(平成31年・令和1年)の成果指数」。 万歩計(目標365万歩)・4,345,984歩。(平均11,907歩/1日) 映画・75作品、読書・15冊、講演会・19回、コンサート等・13回、 美術館・8館、新聞投稿(掲載)・0回。(投稿せず) こうして振り返ると、公務員だった3月末までと、 定年退職をし、民間人となった4月以降では、 生活のリズムがガラッと変わったことを挙げておきたい。 全て自己管理だし、数年後を見据えた行動が求められるからこそ、 1年が、1日が、大切なんだよなぁ。 さて、今年(2020年)はどんな成果が残せるかな。
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