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しもさんの「気になる一言」
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2020年04月23日(木)
こんないいところだよ、と紹介してはいけないGW

昨年のGW10日間は、毎日「柿田公園」で情報発信をしていた。
「柿田川」だけでなく「伊豆・富士・箱根地域」の結節点として
各地から、GWを中心にしたイベント情報を集め、
「東京ディズニーランド」や「ユニバーサルスタジオ」にも劣らない
「伊豆・富士・箱根」って、こんなにいいところだよ、と
声を大にして、パンフレットを配布していたことを思い出した。
しかし一年後は、全国的な外出自粛を最優先して、
「こんないいところだよ、と紹介してはいけないGW」となった。
今は「『我慢の時』ではなく『辛抱の時』」と言う記事を読み、
私の心にとても強く響いた。
プロの写真家たちの記事も読んだ。
「今は、絶景だけでなく、美しい景色、癒される景色を求め、
撮影に行くのも自粛している」と言う。
それは、暇を持て余している、アマチュアのカメラマンたちが、
「緊急事態宣言」を無視して、それら景色を撮影に出かける、
そんな可能性があるからだ、という説明に、納得した。
私の場合、通勤途中にある「柿田川公園」の風景であるが、
誰よりもシャッターを押したいはずの彼らの「辛抱」に賛同し、
当分の間、SNS投稿を「自粛」することに決めた。
柿田川の風景写真投稿は、私ができる「社会貢献」と思っていたが、
それも「社会壊滅の危険性」があるのなら、止めなければ・・。
それくらい、世の中は混沌としてきたってことだよなぁ。



2020年04月22日(水)
「シェア」するなら、自分の意見も加えて「シェア」を

どうしても「新型コロナ・ウィルス」に絡んだネタになってしまうが、
最近、インターネットの投稿を観察していると、
他人が発した意見(投稿)を、私と同じ意見、とばかり、
「シェア」する人が増えている気がする。
それがどんどん拡散されて、一つの世論となってしまうことに
ちょっぴり不安を覚える。
みんな同じ方向を向いてしまうことへの恐怖とも言える。
反論でもしようものなら、袋だたきにされそうな雰囲気さえあって、
「拡散希望」なんて、これまた不思議な「四字熟語」が画面を埋め、
自分の「おともだち」には、全員に「自分の意見」として拡散される。
へぇ、この人、こんな考えをしているのか・・と思うこともあるし、
えっ、こんなこと考える人じゃなかったのに・・・と思うことも。
以前、書いたことがあるが、少なくとも「語る」を心がけたい。
単なる「言」う、ではなく、一度、自分の中に飲み込んで、
「吾」の意見を付け加えて話すことを「語」る、と言う。
少しでもいいので、自分の意見を・・と思いながら、
毎日、たくさん届くシェアされた投稿を読むことは、楽しい。
私は、記事を書いた人と友達ではなく、シェアした人と友達なんだから。



2020年04月21日(火)
「緊急事態宣言」と「非常事態宣言」

「収束」と「終息」と「テイクアウト」と「テークアウト」。
新聞やネットなどの記事を読んでいて、
ちょっとした違和感から、感じたことを書いてきたけれど、
今回は「緊急事態宣言」と「非常事態宣言」。
英語では「緊急事態」も「非常事態」も「Emergency」と訳され、
意味合いも、ほぼ同じ意味のようだけど、
私の性格からして、やっぱり気になる。
そこで「宣言」まで加えて、調べ直したら、
「緊急事態宣言」は「Emergency declaration」
「非常事態宣言」は「State of emergency」。
ここに、私が違和感を感じたヒントがある気がする。
さらに、その英語を日本語に翻訳し直してみると、
「Emergency declaration」を訳すと「緊急宣言」、
「State of emergency」を訳すと「非常事態」。
う〜ん、ちょっとだけ違う気がしてきた。(笑)
ただ、現在、日本法における規定の文言は、基本的に
「緊急事態」「緊急事態宣言」に統一されているのだから、
マスコミ等も「緊急」で統一して欲しいな。
「イメージの共有」は大事だから・・。



2020年04月20日(月)
いただいた10万円をどう使うかだと思います

絵本作家、宮西達也さんの近況情報を、
非公式のFacebookページ(フォロワー1,000人超)
「宮西達也さん勝手に私設応援団」の管理人として、
随時、彼と連絡を取りながら更新作業をしているが、
最近、届いた彼のメールになるほどなぁ、と思ったので、
メモをした。
巷の話題は「現金10万円の一律交付」に移っているが、
彼は「いただいた10万円をどう使うかだと思います。
ある方は、食べ物を買って生活のために、
ある方は、家賃のためにある方は、子供のために‥‥と
いろいろだと思います。
僕は、いただいたお金でいつかくるギャラリーのオープン日に
来てくださった皆様に喜んでもらうために使いたいです。
グッズ50パーセント引き!とか。
新しいグッズを10万円で作って、来てくれた子供達に配るとか。
みんなでコロナに勝った時の喜びのために使おうと思っています。
今は、そう思っています」とまとめてくれた。
この「現金10万円の一律交付」は、突然やってくるわけではなく、
当たってから使い道を考えるよ、という宝クジとは違い、
早い、遅いの程度の差はあるけれど、必ず届く(はず)。
その使い道を今から考えておくのは、とても大切だと思っていたら、
宮西さんから、僕だったら・・というメッセージが届いたので、
嬉しくなってご紹介。
使い道は十人十色でかまわないけれど、この話題で、
私だったら何に使う、僕はこれに使う、って話すだけでもいい。
みんな、何に使うのかなぁ・・・とても気になる。(笑)



2020年04月19日(日)
ありがとう、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(第14回「聖徳寺の会見」)から。
久しぶりに、大河ドラマの画面で「美しい」と思ったシーン。
今年の大河ドラマの見どころの一つ、明るい色の衣装ではない。
斎藤道三(本木雅弘さん)と織田信長(染谷将太さん)が、
画面の左右に座って会話しているだけの静かな場面であるが、
約40秒間、何度も観たいと思わせるシーン、
なんとも言えない「構図の安定感」と「荘厳さ」が伝わってきた。
このテレビ画面(横位置)の中の「バランス」は、
私が、今までも、そしてこれからも柿田川を撮影するにあたって、
どうしても、習得したい「安定感」であったので、
とても参考になった。
視聴者を無視した、自己満足の気をてらったカメラワーク、
ついつい、ズームにしたり広角にしたり、と動かしてしまうが、
今回のシーンは、それを完全に打ち消してしまうほどの力があった。
今年に入ってから、撮影には必ず三脚を使い画面を固定、
同じ構図で長時間回し続けることをしてきたが、
ファイル容量が一気に増えることで、不安になってきたが、
今日のシーンで、自信を取り戻し、確信に変わった。
ありがとう、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」。



2020年04月18日(土)
さすがに「自然との濃厚接触」も避けましたよ

ほぼ毎日、柿田川公園の最新情報と、柿田川の様子を
「insta」や「Facebook」に投稿しているが、
今年に入って、投稿できなかった、
「インフルエンザ罹患」の時と「右足捻挫」の時と同じく、
今日は、自宅から一歩も出ずに、部屋の掃除をしていた。
それを察知して「どうした? また捻挫?」という、
ややおとぼけのメッセージが届いたので、
「さすがに『自然との濃厚接触』も避けましたよ」と返した。
最近、どうも「濃厚接触」という四字熟語(?)に敏感になり、
「やばい、これって『濃厚接触』?」というフレーズが、
自然に口から出てしまうほど、距離感が気になってしまう。
午前中は、朝から雨模様で、今日はバス・・と決めていたが、
午後になって、晴れ間が見えてきたら、
無性に、柿田川の写真が撮りたくなってきたが、我慢した。
写真撮影は、不要不急の用事でもないし・・と自分に言い聞かせ
投稿しなかった理由を考え、
「さすがに『自然との濃厚接触』も避けましたよ」とした。
「濃厚接触」って、私の想像したイメージとは違い、(汗)
ちょっとでも、会話をしたり、同じ時間を過ごしただけでも、
「濃厚接触」の可能性があるらしい。
もう少し、イメージにあった言葉はないのかなぁ。



2020年04月17日(金)
「テークアウト」「テイクアウト」「テイクアウェイ」

今、全国各地で「テイクアウト」(持ち帰り)の文字が溢れているが、
地元の新聞の表記は幾度となく「テークアウト」と表示されていた。
「Take」だから「テイク」だろ・・と思いながら調べていたら、
もっと面白い投稿を見つけてしまった。
お店で「持ち帰り」と言う時の「テイクアウト(take out)」
これは日本が学校教育で教わる「アメリカ英語」で、
英国では「テイクアウェイ」(take away)」の表現の方が、
よく使われるという。
たとえば店員が、注文の際に訊ねる場合、
「店内で食べますか?それともお持ち帰りですか?」は、
「Eat in or take away?」となるようだ。
もちろん「IN」「OUT」の対比もわからなくないが、
単語のイメージどしては「Away」も捨てがたいな、とメモをした。
しかし、冒頭の話に戻るが、新聞表記の「テークアウト」には、
なんとも言えない違和感が残ったままだ。
「take」「make」など、4文字で、一番後ろが「e」だったら、
「エイ」と発音するって、遠い昔に教わった気がするけど、
私の記憶違いなのか。(確か例外もあった気がするが・・)
カタカナにすると余計に迷ってしまうが、
「メイクドラマ」か「メークドラマ」、どっちが正しい?
あっ、でも「データセーブ」は「データセイブ」じゃない気がする。
やばい・・英語、最初からやり直しかな。(汗)



2020年04月16日(木)
才能だけでは十分じゃないんだ。勇気が人の心を変える

映画「グリーンブック」(ピーター・ファレリー監督)から。
人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部が舞台なので、
作品の中に「黒人差別」についての表現が出てくる。
タイトルの「グリーンブック」そのものが、
「南部を旅する黒人が泊まれる宿が書いてる」本のこと。
黒人が「不愉快と縁のないバカンス」が出来る本ということらしい。
黒人ジャスピアニストを演奏会のゲストに招いた主催者でさえ、
演奏前の食事を、白人とは別にしておきながら、
「個人的な差別じゃない、土地のしきたりなんだ」と言い切る。
そんな時代に、風穴を開けた主人公の行動は、
私たちでは想像もできない痛みを伴いながらも、
少しずつ理解され、今日に至っていることを実感できた。
当時の黒人が、人種差別著しいアメリカ南部で、
コンサートを開くことは、誰もが、どうして?と
首を捻るようなことだったに違いない。
その理由を、物語後半に私たちは知ることになる。
「ドクターがなぜこの旅に出たのかと尋ねたな?」と、
同行している楽器演奏者が、イタリア系白人運転手に告げる。
黒人の彼は、こう言ったようだ。
「才能だけでは十分じゃないんだ。勇気が人の心を変える」
どんなにピアノ演奏が上手くても、人の心は変えられない。
差別されることを知っていても、それに対して行動する勇気、
それこそが、人の心を動かすことになる、ということなのだろう。
パイオニアと呼ばれる人は、みんな同じフレーズを心に秘めているな。



2020年04月15日(水)
柿田川公園で会議してたのよ

昼休み、柿田川公園で、運動不足解消と日光でも浴びようかなぁ、
そんなつもりで歩いていたら、前を歩く人に見覚えが・・。
「あれ、お久しぶりです。今日は、どうしたんですか?」
どうしたんですか?と尋ねる私も可笑しいけれど、
返ってきたセリフには、なるほど・・だった。
「今、公共施設が軒並み、使用できなくなってしまってので」と
前置きした後「柿田川公園で会議してたのよ」。
「へぇ、それは賢いですね」と笑いながら答えたが、
柿田川公園、そういう使い方もありだな・・とメモをした。
もちろん、不要不急の外出は「自粛」だけれども、
年度初めの4月、前年度の決算、新年度の予算をはじめ、
どうしても打ち合わせしなければ前に進まない・・という会議、
数人の役員だけでも意見交換したい、という人たちが、
ウグイスが鳴く柿田川公園の自然の中で、打ち合わせしている。
観光目的の団体客は、ほぼゼロに近いけれど、周辺の住民が、
リフレッシュのために利用する公園であっていいと思う。
それこそ「公園」の役割の一つなんだと、納得した。
今、日本全国各地で、緊急事態宣言等が発令されて、
人との接触を避けるのがベストなんだろうけれど、
「三密」にならないことを常に意識していれば、いい気がする。
(テイクアウトのお弁当でも買ってくれれば、もっと嬉しい)
私の考え、甘いかなぁ・・(汗)



2020年04月14日(火)
「楽しさ」を子供たちに伝えていきたい

以前紹介した、私の課外活動である「柿田川大楽」の取り組みが
地元の新聞に取り上げられた。(笑)
実は、構想に5年ほど費やし(汗)、紆余曲折しながら、
定年退職から一年後のタイミングで、
やっと形になった「人生の集大成」といってもいい。
あとは、賛同してくれた若い人たちの活動を支えながら、
残り少ない人生を「柿田川」という類まれな題材で、
自由気ままに楽しみたい。
活動は、もっぱら「土日祝日」と「平日の放課後」だから、
なかなか、思うように進まないけれど、それもまた楽しい。
休みの日は、朝起きて、まず自宅の部屋に差し込む日差しを確認し、
撮影スケジュールを立てるけれど、一番ワクワクする瞬間だ。
今日は、どんな顔を私に見せてくれるのか・・
それをどう写し撮って、どうやって表現しようか、
そんなことばかりを考えている自分が、これまた楽しい。
この「楽しさ」を子供たちに伝えていきたい、
それが「柿田川大楽」の役割の一つと考えているから。
そうそう、記事にはなかったけれど、
なくなりつつある「柿田川」の歴史を語るアナログ資料も、
少しずつデジタル化して、次世代に引き継ぎたい、と思う。
もうすぐ62歳の私に残された時間だって、
そんなに長くないのだから、けっこう本気でやらなくちゃなぁ。