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2020年05月25日(月) ■ |
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麻雀は一人じゃできないんだよねぇ |
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「黒川検事長の賭け麻雀についてどう思いますか?」 こんなメールが届き、是非について質問されたけど、 「政治についてはあまりコメントを残したくないけど」と 前置きをして、こうコメントしておいた。 「黒川氏の処分については、私にその判断材料がないから 是非を聞かれてもお答えできません」。 ただし、私が気になるのは2つ。 一つは、世界の国々がどうみているか?ってこと。 司法のナンバー2がこういうことをする国って大丈夫?って 思わないかな。日本の信頼度が落ちないかな、ってこと。 それで「円」の価値が急落するようなことがあったら、 国全体の産業にも影響が出るし・・と思った。 もう一つは、野党やマスコミが、ここぞとばかり 「賭け麻雀」は「賭博罪」と大騒ぎしているけど、 麻雀は一人じゃできないんだよねぇ、とコメントしておいた。 これ以上、追求するなら、他の3人の名前も出さないと、 おかしくないかな、と思っていたら、 ネットでも、同じことを書いている人がいて、ホッとした。 黒川氏だけ名前も顔写真も出て、あとの3人は関係ない、って それこそ、差別じゃないの?って。 また1人ターゲットを決めて、みんなで誹謗中傷の嵐、 もううんざりって感じなんだよなぁ。
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2020年05月24日(日) ■ |
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鳴かぬなら放してやろうホトトギス |
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「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」(織田信長) 「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」(豊臣秀吉) 「鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス」(徳川家康) 誰もが一度は耳にしたことがある狂歌。 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、三人の大名の性格を 言い表した句として有名であるが、 では、NHK大河ドラマで主役となっいいる明智光秀なら・・と ついつい考えてしまうのだが、あるテレビ番組で、 明智光秀の人物像にスポットを当てた特集を組んでいた。 その中で「家臣にとても優しかった性格」がクローズアップされ、 コメンテイターの一人が、サラッとこう呟いた。 「鳴かぬなら放してやろうホトトギス」 このワンフレーズで、明智光秀の性格の良さが理解できた。 信長、秀吉、家康は、性格は違えど、全て「籠の中」のホトトギス。 光秀の「新しい世界へ向けて飛び立たせよう」とする気持ちが、 とても心地よく響いた。 私も以前「鳴かぬなら私が鳴こうホーホケキョ」とボケたら、 しもさん、ホーホケキョは、ウグイスですよ」と指摘され、 大恥をかいたことを思い出した。(笑) 今の私なら「鳴かぬなら鳴く時教えてホトトギス」かな。 ずっと観察して、鳴く時間の統計をとっている気がするなぁ。
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2020年05月23日(土) ■ |
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明月院ブルーに魅せられて |
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写真投稿サイトだったかな。 撮影場所は「2019年 神奈川県鎌倉市明月院」(今年はこれから) 「有名な鎌倉の紫陽花寺。 雨の翌朝、明月院ブルーと呼ばれる美しい青い紫陽花が、 参道に咲き誇っていました」のキャプションが添えられて、 とても癒される構図だった。 気になったのは「明月院ブルーに魅せられて」というタイトル。 紫陽花のブルーだから、そんなに変わりはないと思うけれど、 「明月院ブルー」の命名に、なんとなく納得させられてしまった。 柿田川第2展望台から見える、青い湧き間。 周りの人はその色合いから「神秘のブルーホール」などと読んでいるが、 やっぱり私は「柿田川プルー」と特定したい。 もちろん、季節、時間帯、天候によっても「柿田川ブルー」は違うけれど、 ブランドイメージとして「柿田川ブルー」という色を世に出したいと思う。 (実は、他の場所でも「柿田川ブルー」と呼べる場所ありますから) いつの日か、誰かの投稿に「柿田川ブルーに魅せられて」と 書かれることを夢見て、これからも定点観測を続けていこうっと。
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2020年05月22日(金) ■ |
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「人間」は「人間」に腹が立つんです |
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最近のネット記事やテレビ番組、新聞を観ていると、 このコロナ騒動をきっかけに、溜まっていた不平不満を 誰かをターゲットにしてぶちまけている、そんな気がしていた。 接触しなくなったから、腹が立たなくなったわけではない。 想像、妄想が膨らみ、あるいは、フェイクの情報に一喜一憂し、 わけもなく、自分の中で怒りが込み上げてくるらしい。 以前は、誹謗中傷もこんなに凄くなかったのになぁ、と思っていたら、 誰かが、面白いことを言っていた。(科学者の武田教授だったかなぁ) 「『人間』は『人間』に腹が立つんです」 なるほど・・とメモしたのは、言うまでもない。 どんな災害があっても、自然に対して腹を立てている人は少ないし、 また、動物や植物などにも、腹を立てる人はあまりいない。 もちろん、自然が作り出す景色に怒り出す人は皆無である。 ということは、「人間」に腹が立ちそうになったら、 意識的に自然の中へ身を置くことが、いいのかもしれない。 外出自粛が解除されたら、やっばり人混みよりも、 自然いっぱいのところへ足を運ぶ方が腹が立たないってこと?。 (柿田川・柿田川公園を宣伝しているわけではありませんよ(笑))
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2020年05月21日(木) ■ |
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「Aチーム」「Bチーム」で結論を出し、判断は指揮官がする |
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「コロナ騒動」をやや客観的に眺めていて、気付いたこと。 国レベルの安倍首相や各都道府県の首長である知事、 そして、地方自治体の市町村長のリーダーシップが浮き彫りにされ、 ネット上では、そんなリーダーの通信簿まであり、国民、住民で採点、 その時その時の判断、行動力が注目を浴びている。 本当に心の底から相談できる参謀(ブレーン)がいれば別だが、 それ以外は、首長が結果次第では責任を追求されることも覚悟しながら、 最終決断をする場面が出てくることがある。 できるだけ判断を誤らないためには、どうしたらいいのか、 そんな組織論を読んでいたら「検討チームを2つ作る」にぶつかった。 それぞれのチームに、メリット、デメリットなどを検討してもらい、 2つの違った判断材料を目の前にして、指揮官が判断し指示を出す。 検討組織が一つだと、違った方向からの検討がされないまま、 結論ありきのデータが示されてしまう危険性がある、ということ。 だから、大事な判断を求められた時は、 「Aチーム」「Bチーム」で結論を出し、判断は指揮官がする、 それでも責任は全部、指揮官。判断に迷ったら、これかな。
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2020年05月20日(水) ■ |
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「世の中がどう変わるか?」から「世の中をどう変えるか!」へ |
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政府から提案された「新しい生活様式」を眺めていて、 みんなで、この生活スタイルがスタンダードになったら、 「世の中がどう変わるんだろう」という話で盛り上がる。 これって、自分ではけっこう前向きな視点で捉え、 この新しい生活様式をどう活かしていこうかな、 そんな発想ばかり浮かんでは、その都度メモしてきた。 ネットに投稿している人たちの記事を読んでも、 たぶん、こんな社会になるから、こんな暮らし方をしよう、 みたいな内容が多かった気がする。 だけど誰一人、これを機会に、世の中をこう変えていきたい、 坂本龍馬ではないが「日本を今一度、洗濯いたし申し候」 というような発言は、なかなかお目にかかれなかった。 自分も含め、プラス思考と思いながら、実は受け身であり、 自分から進んで、この社会を変えていこう、という リーダーは、残念ながら見つからなかった。 戦国時代の武将たちは、各々の方策は違えど、 「戦のない世の中に変える」という大きな命題とともに、 時代を作ってきた気がする。 「世の中がどう変わるか?」から「世の中をどう変えるか!」へ。 日本だけでなく、世界をどう変えるか・・かもなぁ。
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2020年05月19日(火) ■ |
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誤った情報の方ほど、速く伝播する |
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先日、ネット番組「虎ノ門ニュース」で、竹田恒泰さんが ネットの拡散についてこう語っていた。 「集団ヒステリーみたいなものですからね。 褒めるツイートよりも、罵倒するツイートの方が、 伝播が速いですから。誤った情報の方ほど、速く伝播する。 ライオンが逃げ出した、というとウァーと行く。 嘘だろう?、 信じられない、そんなものほど、 みんな、え〜っと言って拡散しちゃう。 だから、デマほど速く拡散し、 真実の情報ほど、ゆっくりしか拡散しない」と。 なるほど・・とメモしたが、これってネットだけでなく、 現実の世界でも同じことが言えるのではないか、と感じた。 誹謗中傷の類は、ほとんどこれに等しいと言ってもいい。 だからこそ、私は情報源を確認したくなるし、 その「デマをシェアさせる狙い」が気に掛かる。 今回のコロナ騒動でも、検察官の定年延長問題でも、 同じことが言える。 そろそろ、デマの情報を流した人を特定し、 その責任を、とことん追求してもいい気がするなぁ。
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2020年05月18日(月) ■ |
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ウォークマンが音楽を室外へ持ち出したように |
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緊急事態宣言解除後、コロナ騒動前の生活が平和すぎて、 「新しい生活様式」を取り入れるには抵抗感がある人は、 とにかく、生活がカラッと変わることに不安があるらしい。 こんな大きな変化は経験したことないから・・というが、 ネット番組だったかな、面白い例えが耳に残った。 それが「ウォークマンが音楽を室外へ持ち出したように」 そういえば、ソニーから「ウォークマン」が発売された時の 驚きと喜びは、今でも忘れられないほど衝撃的だった。 それまで音楽は、室内でレコードで聴くか、 少なくとも、大きなカセットデッキで聴くものだった。 あっ、車のカーステレオでも聴くことができたけれど、 それが「どこへでも待ち運べるサイズ」になった時、 (音源はカセットテープ、電源は乾電池だったけれど・・) 鞄に入れたり、ベルトに吊るしたりした。 その小型化と携帯性がウケて、国民に受け入れられた気がする。 今までの常識が覆る瞬間を、青春真っ只中で経験したから、 今回の「新しい生活様式」も、きっとそうなると期待している。 この「ウォークマンの話」って、常識が突然変わる例えとして、 私にとっては、とてもわかりやすいものだったなぁ。
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2020年05月17日(日) ■ |
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警察は守るのが仕事だ |
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映画「THE GUILTY ギルティ」(グスタフ・モーラー監督)から。 正直、やや暗いトーンの中「緊急ダイヤル」と称し、 「電話越しに小さな事件に応対する」という繰り返しに、 いつまで続くんだろうか?と、強い眠気が襲い、 結果、何度も巻き戻して観ることになった。 しかし、電話からの声と音だけで、状況判断して、 緊急通報指令室のオペレーターとして、警察に指示を出すことは、 それ相当の経験と技量を兼ね備えていないと、出来ないこと。 逆に、経験がありすぎると、勝手に自分で推察して、思い込む。 今回は、視聴者の私も含め、そのトリックにまんまと引っ掛かった。 ある時、誘拐された・・と言う電話が入る。 「緊急ダイヤル」は「助けが必要?」と尋ね、自分で判断して、 そのこどもの安否確認と、悲痛な叫びに、 「警察は守るのが仕事だ」「守る?」「困ってる人を助けるんだ」と 事件解決に奔走するのだが・・。 ラスト、この判断が間違っていたことに気付いた時の主人公は、 何を感じ、その後の対応はどうしたのか、 私は、その後の方がとても気になって仕方がない。 警察が守るべき人は誰だったのか、困ってる人は誰だったのか。 事件の真相を知ってから、観直してみると、 どこで判断を間違ったのか、なかなか興味深い作品となった。
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2020年05月16日(土) ■ |
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臨終即平生 |
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春先に予定していた法事を、先延ばしにしていたが、 この先いつになったら落ち着くのかもわからないので、 義祖母33回忌、義父17回忌を、小雨の中 私たちの気持ちの整理のため、身内3人だけで執り行った。 春先から今まで「新型コロナ・ウィルス感染防止」のため、 お通夜、告別式から法事まで、身内だけで集まることが 普通になってきたが、何度も何度も経験してくると、 このスタイルもいいな、と思えるまでになったから不思議。 さて、今回の法事の最後、お上人から法話をいただいた。 時宗の祖、一遍上人の「念仏」に対する考え方。 紙に書かれた「臨終即平生」の文字、 「臨終すなわち平生なり」と読むらしい。 今、巷で大騒ぎとなっている「感染症」は、 未だワクチンも治療薬もなく、いつ感染し、いつ発症して、 いつ死ぬかわからない恐怖が、私たちを襲っているが、 だからこそ「今」を大切に生きよう、という意味で、 「今の一回の念仏を大切にしよう」と説いたようだ。 「南無阿弥陀仏」を数多く口にすることも大切だが、 一遍上人は、自身の名のとおり「一遍」を大切に・・ 言い換えれば「一期一会」に通じる考えを貫いた気がする。 人間、いつ死ぬかわからないからこそ「今」を大切に・・ 「Be here now」(常に意識をここに)ってことなんだな。
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