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しもさんの「気になる一言」
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2020年06月04日(木)
62歳のテーマは「リセット」

毎年、誕生日を迎えると、今年はどんな1年にしたい、と決め、
多くの人にコミットメントしながら生活してきた。
60歳のテーマは「お裾分け」61歳のテーマは「収穫」だった。
そして、今年62歳のテーマは「リセット」。
61歳の私は、長年勤めた地方公務員を定年退職し、
身体的にも精神的にも、もがき苦しんだ一年だったけれど、
新型コロナ騒動の関係で、テレワーク、行動自粛を経験し、
自分を見つめる時間が取れたことが、一番大きな「収穫」。
徴兵制のある国の若者は、兵役を経験することで、
国のこと、家族のこと、自分のことを考える時間を与えられ、
愛国心、家族愛、そして自分を大切にすることを学ぶ、
そんな話を耳にしたことがある。
昨年の1年を振り返ると、まさしくそんな感じだった。
どうしても自分の住む町、自分の働いた職場のことが気になり、
口には出さないけれど、不平不満が溢れたことも何度か・・。
その度に「もう、職員じゃないんだから」という台詞を呟き、
行動、発言を押さえてきた気がする。
さらに新年に入り、インフルエンザ罹患、足首の捻挫、
行動自粛と新しい生活様式の模索、で今日の日を迎えた。
今年の行動イメージは「断捨離」ではなく「リセット」。
スゴロクの「振り出しへ戻る」って感じかな。
それくらい、意識を割り切りたいなぁ、と思う62歳。



2020年06月03日(水)
脳及び神経の損傷で突然笑い出します

映画「ジョーカー」(トッド・フィリップス監督)から。
周りから差別され、孤立して、虐められて・・心が壊れていく、
そんな様子が手にとるように伝わり、切なくなってしまった。
彼の心の叫びは、胸が締め付けられる台詞もあった。
「心の病を持つ者にとって、最悪なのは、世間の目だ。
こう訴えてくる、心の病などない。普通の人のようにしてろと」。
表向きでは、差別はいけない・・と言いながらも、
実は、障害者は弱者と決めつけた態度を目にし、台詞を耳にする。
この「バットマン」の悪役「ジョーカー」は、私たちが作り上げ、
成長させてしまったのかもしれないな、と感じてしまった。
さて、気になったのは「バスの中で見せたカード」。
バスの中、突然大声で笑い出し、乗客の誰もが不愉快さを見せた時、
彼がそっと出したメッセージカードにはこう記されていた。
「笑うのは許して。病気です。脳及び神経の損傷で突然笑い出します。
ありがとう。返却して」
笑いだすことを、私たちがしっかり「病気」と理解できるかどうか。
奇怪な声を張り上げる人や、1人で大きな声でブツブツ言う人と
すれ違う時、病気と理解できるけれど・・。
テレビ出演した彼は、こんな台詞を視聴者に向けて発した。
「喜劇なんて主観さ、そうだろ? 
みんなだって、この社会だってそうだ。善悪を主観で決めてる。
同じさ、自分で決めればいい。笑えるか、笑えないか」
う〜ん、重たい言葉だなぁ。



2020年06月02日(火)
猫好きは「猫」が好き、犬好きは「自分の好きな犬」が好き

柿田川公園駐車場を訪れる人たちを眺めていると、
犬好き、猫好きがはっきりしていて面白い。
柿田川公園駐車場のシンボルとなっている大銀杏の下で、
犬と猫を見かけることが多いが、
彼らの姿を撮影している人たちの会話や様子の方が、
私のメモ対象となった。(笑)
「一般論ではないかもしれないが」と前置きをするが、
「猫好き」の人は、どんな種類の猫でも、どんな色の猫でも、
死んでるかのように、脱力感よろしく寝っ転がっている猫でも、
「かわい〜」と近寄り、写真を撮る。
それと比べて、私も含めた犬好きは、どんな犬でも好きではなく、
自分の気に入った犬だけが可愛い。
自分が飼っている犬は可愛いけれど、同じ種類でも、同じ色でも、
自分の犬と同様に可愛い、とあまり感じない気がする。
会話の中で、犬派、猫派という話が出るけれど、
どちらの動物が好きか?ってことではない気がする。
万民を愛せる「猫好き」と、自己愛が強い「犬好き」、
そんな比較なのかもしれないなぁ。



2020年06月01日(月)
「ニーチェ」VS「ブルースリー」

映画「ワイルド・スピード スーパーコンボ」
(デビッド・リーチ監督)から。
スピード感溢れるアクション映画は、
画面に引き込まれてしまいメモを取るのを忘れるが、
今回は、主人公の一人、ルーク・ホブスと
もう一人の主人公、デッカード・ショウの妹ハッティが
交わす会話をメモとして残しておきたい。
筋肉隆々の体型が素晴らしい、ホブスが話しかける。
「哲学より肉体に知恵はある」
それに対して「ブルースリーの言葉?」とハッティ。
「違う、ニーチェだ。知性も鍛えてる、肉体もな」と
筋肉馬鹿ではないよ、言い返すシーンが面白かったが、
さらにこの会話には続きがあった。
ストーリーの後半、またまた二人の会話。
「いい人生を生きていれば、死とは無縁だ」とホブス。
ハッティが、(今度も)「ニーチェ?」と訊くと、
ホブスが「ブルースリーの言葉」と切り返す。
こういうセリフの仕掛けが面白くて、メモする私は、
やはり、普通の映画好きではないなぁ、と苦笑いする。
こんな楽しみ方があることだけは、伝えたいな。



2020年05月31日(日)
「米中戦争」は「関ヶ原の合戦」に似ている

今、加熱している「米国・中国」の世界勢力争い。
これからどうなるのかなぁ、と他人事のように眺めていたら、
ある方が「関ヶ原の合戦」のような様相を呈してきた、と説明。
これには、なるほど・・と頷くしかなかった。
「東・西」と別れるだけでなく、お互い他国に揺さぶりをかけ、
いざという時には、味方になってくれるように策略を仕掛ける。
これから味方のフリして寝返ったり、国の存続をかけて、
どちらに付くか、究極の選択を求められることが予想される。
戦い後の論功行賞は、どれだけ勝利に貢献したかが鍵となるのだから、
こういう時に「経済は中国、安全保障は米国」なんて、
二股かけることは許されないはずだから、日本の立場は難しい。
(関ヶ原の合戦では、真田家だけが両方に分かれて戦ったが(汗))
新型コロナ禍で世界中が大騒ぎしている中、現代の「関ヶ原の合戦」、
「米中戦争」は、確実に近づいているという感じがしなくもない。
まさか、どちらの味方にも付かない・・なんて判断はないよねぇ。



2020年05月30日(土)
「うちの旦那、神なんで・・」「うちの旦那の方が神かも・・」

久しぶりに、リアルで集まっての情報交換会。
どうしても話題は、コロナ騒動になるけれど、
家族と一緒にいる時間が増えてどう?と問いかけたら、
「うちの旦那、神なんで・・」と返事が戻ってきた。
奥さんのお手伝いというより、家事を率先してくれるし、
こうして、夜の集まりにも気持ちよく出してくれる。
そんな旦那に、感謝を込めて「神」と表現してくれた。
それを聞いたもう1人の女性が、サラッと
「うちの旦那の方が神かも・・」と、どんなに素敵な夫か、
その場にいた男性陣に説明してくれた。
それを聴いた私は、ほとんど言葉もなく、
「それは、神だわ。大事にした方がいいよ」しか、
アドバイスができなかった。
久しぶりに耳にした、妻の「旦那自慢」。
夫の悪口を聞かされるより、とっても爽やかだった。
もちろん「私は、神(上)ではなく下だけど・・」と
付け加えるのは忘れなかったけれどね。



2020年05月29日(金)
ザクロの赤い花、ヤマボウシの白い花

職場近くのスペースに「紅白の色」が輝いている。
その仕掛け人は、ザクロとヤマボウシのコラボ。
偶然たど思うのだが、この2本の木、根元近くで交差し、
よく観察すると、木自体は絡み合ってはいないけれど、
寄り添った感じで、仲良く同じ時期に花を咲かせている。
「ザクロの赤い花」「ヤマボウシの白い花」
こんなことでも、スポットのあて方次第では、
暗いニュースの多い中、明るい話題として提供したい。
観光でよく使われる
「今だけ、ここだけ、あなただけ」の情報提供は、
言葉を変えれば「誰かに教えたくなる情報」ってこと。
先日、報道関係の人に教わった、プレスリリースの基本。
なるほど・・simpleに考えればいいんだなぁ。



2020年05月28日(木)
サワガニやカタツムリは「雨上がり」ではなく「小雨の中」

これから梅雨に入り、新緑の柿田川公園は、
いろいろな生き物が元気よく活躍する季節でもある。
先日、天気の良い日の昼頃だったかな、
「サワガニいないねぇ」と、一生懸命、探している親子や
「カタツムリがいるって聞いたんだけどね」と話している子供たち。
何気なく耳にして、ついつい、教えたくなってしまった。
「サワガニとか、カタツムリは、雨が降らないと・・」と伝え、
「こんな天気の良い日に来ても、たぶん見つかりませんよ」。
「えっ、そうなんですか?」と、ちょっと恥ずかしそうに、
「じゃあ、いつ来れば、見つけやすいですか?、
やっばり、梅雨の合間の雨上がりですか?」と言うので、
「私の経験では、雨上がりより、小雨が降っている時の方が、
いっぱい見つかると思います」と答えておいた。
それから数日、同じ親子に柿田川公園でばったりあったら、
嬉しそうに駆け寄ってたきて「先日はありがとうございました。
おかげで、驚くほどのサワガニやカタツムリを見つけました」と。
子供たちにとっては、新緑の美しさや紅葉よりも、
自然の中で見つけた「生き物」の方が興味があるらしい。
これもデータとして、記録に残しておこうっと。



2020年05月27日(水)
「寝る子は育つ」ではなく「横になる子は育つ」

最近、帰宅後、夕食前にお風呂に入ってしまい、
入浴後「気になる一言」を書いてから、夕食。
夕食で、飲み過ぎてしまうのか、しばらくするとウトウトし、
午後9時過ぎには、もう睡魔が襲ってきて、布団の中へ。
おかけで、翌日朝の起床が、早いけれど・・。(汗)
今頃になって「早寝早起き」を実践しているけれど、
面白いことに気が付いた。
不思議なことに、体がとても楽・・なのである。
「寝る子は育つ」って、こういうことか・・と思って、
調べてみたら、体を横にすることがいいらしい。
重力に逆らって、垂直に脳まで血を送るのと、
横になって、ほぼ水平に脳まで血を送るのでは、
確かに、心臓の負担が大きく違うようだ。
だから、疲れた時や酔い潰れた時、(笑)
「横になりなさい」と言われたことが理解できた。
小さい頃から、心臓に負担をかけないために、
「早く寝なさい」って言われていたんだな、きっと。
本来は「寝なさい」ではなく「横になりなさい」か。
なるほどなぁ、睡眠の量や質ではなかったんだ、と気付いた。
「寝る子は育つ」ではなく「横になる子は育つ」
高齢者だと「横になる老人は長生きする」ってことか。(笑)



2020年05月26日(火)
刑罰は、移動の自由を拘束すること

(すみません、メモが増えて、情報源を書き忘れました。)
たぶん、NHKの番組だったと思われる。
人間にとって、移動の自由を制限することって、
とても辛いことの証拠に、悪いことを犯した刑罰は、
一番極刑の死刑と、一番軽い罰金を除き、全て移動の拘束。
禁固刑、投獄、刑務所、牢屋・・など、イメージする刑罰は、
確かに、他人との接触を避け、移動(行動)の制限が罰とされる。
今、全世界で、この「刑罰」が行われている、と考えたら、
多くの人が、ストレスを抱え、イライラするのが理解できた。
刑務所には入っていないけれど、執行猶予付きの刑罰、
そんな感じなのかもしれない。
「自粛」という簡単な2文字で「行動制限」をかけたけれど、
実は「刑罰」に等しいくらい、人間にとって辛いこと。
さらに、コミュニケーションも制限されるとあって、
「人が集まる」こともままならない状況が続いている。
あとは、どこまで耐えられるかなんだろうなぁ。