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2020年07月04日(土) ■ |
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墨色って、濃淡で五色に変化する色 |
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美術関連のテレビ番組だったと思う。 水墨画について語った、学芸員さんの一言だったかなぁ。 以前から「水墨画」を美術館などで鑑賞すると、 たった一色で、すごいなぁ・・と感心していたが、 今回の一言で、なんとなく、その面白さを発見できた。 もちろん、筆のタッチなど、描写の表現方法は数あれど、 「墨色」を一色と考えず、最初から五色と考えられれば、 表現の幅は、大きく広がるに違いない。 単に「グラデーション」という言葉で片付けるのではなく、 絵具を五色使って絵を描くと考えれば、いいのだから。 もしかしたら「水墨画」を描いている画家には、 はっきりとその違いが見えているのかもしれないな、 そんなことを感じながら、メモをした。 今度、水墨画を鑑賞する機会があったら、 水墨画という固定観念を外し、水彩画?として、 分類してみたい、と思う。 美術館に行くのが楽しみになってきた、今日この頃である。
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2020年07月03日(金) ■ |
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昔は「匿名」は善意で使用されていたのに・・ |
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「匿名」の意見が、大切に扱われるようになったのはいつか? そんなことを、ぼ〜っと考えていた。 少なくとも、私の記憶が正しければ、 日本では「匿名」という単語は、善意の行いをした時、 名前を出すほどではありませんから・・という意味で、 「匿名」(「タイガーマスク」なども含め)を使用していた。 自分の意見を世に問う時は「匿名」は許されなかったから、 新聞投稿などでは「匿名」は、認められなかった。 行政に対する住民からの意見を書く「目安箱」も、 「匿名」に対しては「対処する必要なし」だったのだが、 過激な意見にも敏感に反応して、その対応に追われたから、 行政職員は忙しくなった・・と、ここ数年を振り返る。 話を戻す。 ネットの世界でも、Facebook等の実名登録が原則でも、 「ハンドルネーム」などが横行しているし、 本当に、その名前が「実名」か「偽名」かの判断は難しい。 日本国内だけだって「同姓同名」は、大勢いるし、 「匿名」(偽名)かもしれないな、と疑ったらキリがない。 とにかく「悪行」がばれないための「匿名」だけは、 なんとかならないものかなぁ。
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2020年07月02日(木) ■ |
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柿田川evolution (進化) |
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Facebookページで、柿田川の写真や動画を投稿し続け、 もうどれくらいの年月が経ったのだろうと調べてみたら、 「2014年05月11日(日) 「evol」って、往復するくらい『愛している』ってことらしい」 という「気になる一言」を見つけた。 あれから、6年の歳月が流れたことになる。 ページの名前も、そばにいた若い人たちが、 「柿田川Love」ではつまらないから「evol」にしましょう、と 飲みながら決まり、その場で設定してもらったことを覚えている。 あれから、ほぼ毎日投稿しているが、いろいろ工夫を凝らし、 フォロワーも1000人を超え、我ながらどんどん進化してきたな、 そんなことを感じていたら、ある人から声を掛けられた。 「すみません、柿田川evolutionに投稿された動画ですが・・」。 その時、すぐに「柿田川evol」と結びつかず焦ったが、 「柿田川evol」は「柿田川evolution」の略だと思っていたらしい。 普通そうだよなぁ、その理解の方が正しい、と苦笑い。 今度から、そういう解釈にしておこう・・っと。 (6年前に、「柿田川evol」と命名してくれた彼らにも、 名前が「進化」しました、と報告しなくちゃなぁ)
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2020年07月01日(水) ■ |
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例えば朝、窓の外が晴れているだけで元気になれてしまう |
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映画「天気の子」(新海誠監督)から。 映画「君の名は。」と比較しているレビュアーが多いが、 私は、映画「言の葉の庭」と似ているな、と感じた。 こんなフレーズがある。「人の心って不思議だ。 例えば朝、窓の外が晴れているだけで元気になれてしまう。 空が青いだけで生きていてよかったって思えたり 隣にいる誰かをもっと愛おしく思えたりする。 雨ばかりの東京では皆が様々な理由で晴れを求めていた」 「言の葉の庭」では、雨の日にだけ会える設定なので 「夜眠る前、朝目を開く瞬間、気付けば雨を祈ってる」 同じ雨なのに、止んで欲しい、降って欲しい、と思う人がいる。 この対比が絶妙で、雨の描写も似ている、と感じた。 取材で訪ねたお寺の住職さんの一言、 「そもそも、天気とは、天の気分、 人の都合など構わず正常も異常も計れん」 「天気にとっては異常気象なんて知らん」ってことなんだろうな、 それにしても、この一言は、説得力があったな。
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2020年06月30日(火) ■ |
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自分の名前を見ればわかると思うので・・(音沙汰なし) |
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Facebookなどは、本名で登録しているにもかかわらず、 「友達リクエスト」が突然届くのだが、その後、音沙汰なし。 私の場合、いくら名前に覚えがあっても、 「友達申請しました」などのメッセージがなければ承認しない。 コミュニケーションとして、不完全だと感じているから。 (LINEやメールなどで、別の連絡が取れていれば0Kだけど・・) 「自分の名前を見ればわかると思うので・・(音沙汰なし)」 そんな上から目線を、なんとなく感じるからかもしれない。 それとも、多くの人にリクエスト出したから、 別に1人くらい承認されなくてもいいや、と思っているのか、 リクエストを出しておいて、しばらく承認されなければ、 かえって心配になるのが普通だと思うのだが・・。 匿名の誹謗中傷が話題になっているけれど、 実名だからこそ「親しき仲にも礼儀あり」という言葉を噛みしめ、 人と接していきたいと思う、今日この頃である。 名前に覚えがあるのなら、いくらメッセージがなくても そのまま、ぷちっと「承認」を押せばいいのに、と よく言われるけれど、それができないんだよなぁ、私の試合。
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2020年06月29日(月) ■ |
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もう、公務員じゃないんだから |
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職場のスタッフからも、家族からも、 同じフレーズを言われたのでメモしてみた。 「もう、公務員じゃないんだから」 38年間勤めた地方公務員を退職してから、一年間。 自分では、割り切っていると思ったけれど、 「あっ、この情報、あの課で使えそう」とか、 「まちづくりには欠かせない視点だな」とばかり、 雑誌を切り抜いたり、整理ができていない書類の山。 自宅でも、同じような書類が捨てきれずに、残っていた。 さらに、毎朝、地元新聞に我が町のことが掲載されていないと、 ついつい、近隣市町と比較してしまったり、 「まちづくり」についての愚痴が出てしまう。(らしい)。 その度に「もう、公務員じゃないんだから」と言われる。(汗) いつになったら、この呪縛から逃れられるのか、 どこかで思い切って、吹っ切らなければ・・と思うのだが、 職場や部屋の掃除をしても、捨てきれない書籍や書類。 でもここ数日、なんとなくヒントを掴んできた気がする。 うまくいったら、誰かに教えてあげようかなぁ。
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2020年06月28日(日) ■ |
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作戦名「レクサス柿田川」 |
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退職後一年間、柿田川の知名度を挙げようと踏ん張ってきたが、 どうも、我が町の町民には響かないことがわかってきた。(汗) 「清水町といえば柿田川」「柿田川といえば清水町」、 この手垢のついたフレーズが一人歩きして、 正直、町民が一番、その魅力を知らない・・と感じている。 そこで「作戦変更」を思いついたのが「レクサス」(笑)。 世界に認められて、逆輸入という形で評価された名車だが、 もしかしたら「柿田川」も同じではないか、と思ったからだ。 世界で認められ、その素晴らしさが評価されて初めて、 自分たちが、すごい川のある町に住んでいるんだ、と気付き、 何かしらの行動をするのではないか、と期待している。 だから「作戦名『レクサス柿田川』」 それまでは、コツコツと世界に向けて、情報発信するしかない。 そう決めたら、なんだか、心がとても楽になった。 あとは、自分のペースで、やり続けるしかないな。 まぁ、続けるのは苦ではないから・・。
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2020年06月27日(土) ■ |
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私は、幸齢者 |
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62歳を過ぎると「もう、おじいちゃんだから」を言い訳にし、 「おばさんだったから、おばあちゃんでしょ」の突っ込みにも、 「それなら、おばちゃま、って呼んでくれ」と笑いながら返す。 そうやって、周りの人に支えられていることを実感しながら、 残り少ない人生を楽しもうと決めているが、 仕事帰り、本屋に寄り道をして、新書コーナーに並ぶタイトルを ざぁ〜っと眺めると「高齢者」という文字がやたらに目に入る。 まぁ、そういう意識で眺めるからかもしれないけれど、 最近、年齢の高い、低いって、あまり意識してないからか、 「高齢者」って、何歳から?なんてことも思わなくなった。 私もスマホメモに「幸齢者」という単語だけが、ポツンと残り、 いつもなら一緒にメモする情報源も書かれていなかったので、 どこでメモした言葉が不明だけれど、私はこう解釈した。 幾つになっても「幸せを感じながら、歳を重ねていく人」を 「幸齢者」と呼び、それは「老若男女」問わず、定義できるから、 「私は、幸齢者」と機会あるごとに使いたいな。 幸せを感じない時は、口にしなければいいのだから。
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2020年06月26日(金) ■ |
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メモを取れ |
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ジャイアンツ・丸選手のエピソードから。 高校時代の恩師(野球部監督)から教わったことは、 「メモを取れ」 高校の野球練習場に入る時、メモ帳を持っていないと、 入れてもらえなかった思い出を語ってくれた。 野球に関することで、失敗したこと、上手くできたこと、 その時の感触など、その場で感じたことを、すぐメモする。 あとで・・ではなく、気づいた時に、メモできるよう、 ユニフォームのズボンのポケットに、筆記用具を入れておく。 それくらい徹底したことは、プロ野球選手になった今でも、 習慣として、続いていることを教えてもらった。 そのメモを読み直すことで、改めて気付かされたり、 新たな発見があるということ。 「メモを取ること」は、まず第一歩。 そして、そのメモ帖こそ、長い人生を振り返った時に、 ほんの数秒、ほんの数分かけて書き続けてきたメモこそ、 自分の生きてきた証として残ることを私は実感している。 そのメモを見て、思い出せればいいのだから、 全文を一字一句、メモする必要はない。 「メモ機能」って、スマホにもついているから、 すぐにできるけど、時間をかけない・・が基本かな。
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2020年06月25日(木) ■ |
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ウソが上手ね |
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映画「パリ、嘘つきな恋」(フランク・デュボスク監督)から。 フランス映画って、なんとなく理屈っぽくて暗い(汗) そんなイメージがあったが、今回のラブストーリーは、 私のツボにはまった作品の一つかもしれない。 「ウソ」がキーワードだけれど、何度か台詞の中にも登場した。 職場・住まいと遠く離れた場所で「偶然を装う」。 (実際は、秘書が気を利かせて手配してくれたのだが・・) 主人公の彼女が演奏するコンサートが終了し、 コンサートホールを出たところで、男性が女性を待ち伏せ。 それに気付いた女性が、嬉しそうにこう話しかけた。 「偶然じゃないでしょ?、わざわざ調べて飛行機で来た?」 「いや本当に偶然だ」「ウソが上手ね」 「プラハで契約あったんだ。あなたこそウソを。 ソリストじゃないはずが1人で歌った」・・など。 ウソとわかっていても、わからないフリをするのは、 大人の恋だなぁ、とメモをした。 2人で向かい合って飲む時も(障害者で車椅子の生活だから) 「私のお尻、結構かわいいのに誰にも見えない。 キュートなお尻に!」とか「千鳥足に乾杯」など、 乾杯のたびに、何かメッセージを添えるなんて、 お洒落だな、と真似したくなった。 やっぱり、ハッピィエンドのラブストーリーって好きだな。
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