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2020年07月27日(月) ■ |
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石を当ててくれて、どうもありがとう |
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映画「記憶にございません!」(三谷幸喜監督)から。 作品が始まる前の注釈、 「実在するものに似通っていたとしてもそれはたまたまである」で ひと笑いさせてもらい、政界コメディならではの皮肉たっぷり。 序盤から「三谷ワールド」全開で、期待どおりの面白さだった。 ただ、面白いだけでなく、今の政治腐敗の解決策が、 なんと、石をぶつけられての「記憶喪失」。 今までの自分から変わるきっかけが欲しかった人にとって、 これほどのチャンスはない。 治っているのか、治っていないのか、それても演技なのか、 全ては、本人のみぞ知る。(汗) 「記憶をなくした総理大臣にしかできないことだって、 あると思うんです。人ってなかなか変われない。 背負ってきたものをそう簡単にはおろせない。 でもあなたには、それができる。(記憶喪失を理由に・・) 世間体もプライドもあなたには関係ない。 チャンスじゃないですか」と、秘書に言われた頃から、 もしかしたら、治っているんじゃないか、って思ってた。 さらに、演説中に石をぶつけた相手に向かって 「石を当ててくれて、どうもありがとう」と言った時点で、 「偽記憶喪失」疑惑が、確信に変わった。(笑) (記憶喪失の)「今の僕にしかできないことがあるはずだ」 全国の議員たちは、しがらみに縛られず政治を動かして欲しい、 と願う、三谷監督からのメッセージだった気がする。 これって、政治の話ばかりじゃないけどね。
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2020年07月26日(日) ■ |
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いりまじり(紅白)歌合戦 |
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毎日のように、PCでキーボードで打ち込み、漢字変換をしていると、 ときどき、えっ?という文字が目に飛び込んでくる。 今回は「紅白」。 たしか「いりまじり」と打ち込み、変換したはずなのに・・と 再度、打ち直してみても「紅白」。 気になって調べてみた。 「紅白」の意味は、数多いが「いりまじる」がなぜ「紅白」なのか、 ネットでもなかなか見つからなかった。(不思議) 梅をはじめ、桃や椿も1本の木に紅白が咲くのを見たことがあるが、 それを「源平咲き」という。 平安時代の源平合戦のとき、源氏が白い旗を、 平氏が赤い旗を用いていたことから、こう呼ばれているらしい。 赤い梅と白い梅が1本の木に咲く「源平咲き」は、 色素を作り出す遺伝子の突然変異であり、狙ってできるものではないという。 ネットで唯一見つけた川柳のお題「紅白」で 「知らないと懐かしいとが入り混じる」と詠んだ人がいたのが救いかな。 あっ、もしかしたら、年末大晦日の「紅白歌合戦」って、 最近、男、女の区別もなくなってきたし「ピンク歌合戦」にすればいいのに、 と思っていたが「いりまじり歌合戦」ってことだったのかな。(笑)
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2020年07月25日(土) ■ |
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みんなが言っているから、は根拠ではない |
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ネットニュースから流れてきた、武田教授の話。 科学者らしく、データを重視し、主観で判断しない、 日本には珍しいタイプの人かもしれない。 ネットでは、多くのファンを魅了するYouTuberでもある。 そんな彼が、時々ぼやくのは、専門家と名乗る人たちが、 テレビ番組のコメンテイターとして、堂々と話す内容の根拠。 コロナ感染拡大もしかり、地球の温暖化しかり、 科学者はどうしても、論文などを読む機会が多いためか、 エビデンスは?、その根拠は?と問いたくなるようだ。 その回答が「みんなが言っているから」だと、 呆れ口調で、この人を信用しないほうがいい、と発言する。 ちょっと過激かな?と思うところもあるけれど、 基本的な考え方は、私も賛成である。 「みんなが言っているから」が意見の根拠とするならば、 「みんな」って誰のこと?ってツッコミを入れたくなる。 みんなの意見を聞きたいのではなく、あなたの意見が聴きたい、 それがディスカッションの基本なんだけどなぁ。
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2020年07月24日(金) ■ |
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ダラダラと長く続けられる制度設計が必要 |
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星野リゾート社長、星野佳路氏は、あるテレビ番組でこう発言した。 「ダラダラと長く続けられる制度設計が必要」と。 政府主導の「Go toキャンペーン」に対しても、 東京発着除外には異を唱えていたのが印象的だった。 この「コロナ感染症」は、簡単には収束しないことを想定して、 対策として「一気に盛り上げない」ことを指摘し、 「繁忙期と閑散期を意識して、需要を平準化する仕組み」を 提案していたことに、私も頷きながら、メモをした。 繁忙期には何もしなくても観光客は訪れる。 どうせ支援してくれるなら、観光客が訪れにくい閑散期を狙い、 こうしたキャンペーンをして欲しい・・そんな主張にもとれた。 また、インバウンドがゼロの状態でも、93%は国内旅行者、と データを持って示し、外国客が少ないことは打撃ではない、と 言い切った。逆に、国内旅行者を大切に・・と。 各観光地の、いや、各自治体の観光のあり方について、 問われているんだ、と理解した。 地元の魅力を見直すこと・・それが将来、産業、観光に繋がる、 そんなことなんだろうなぁ。
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2020年07月23日(木) ■ |
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真水は地球全体の水の0.01%である |
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書籍「日本と世界の地理」(砂崎良著・朝日新聞出版刊・237頁)から。 水に関する本を読んでもなかなか答えが見つからなかった、 「なぜ、洪水の危険があるのに、川の周りに人は住むのだろう?」 の答えが、なんと図書館で借りた「地理」の本で見つけることができた。 「なぜ川の周りに人が住むのか?」 川は人間にとって「最重要資源、真水の出どころ」が結論である。 「地球の水のほとんどは海水であり、 飲み水や工業用水として必須の淡水は少ない。 加えて、その淡水の大部分は極地の氷河であり、また地下水も多く、 真水は地球全体の水の0.01%である。 その貴重な真水を採れるのが河川だ。 そのため人は洪水のリスクを抱えつつも、河川のそばに多く居住してきた」 なるほど・・とメモをした。 日量110万トンの湧水量を誇る「柿田川」の地元に住んでいるので、 「淡水」のありがたみを忘れがちだけど、 世界には「真水」の奪い合いで、紛争が起きているのも事実。 やっぱり、これからの資源は「真水」だと確信した。 これを次世代につなげていくことこそ、私たちのミッションだと、 改めて、気が引き締まる思いをして、本をとじた。
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2020年07月22日(水) ■ |
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翼をちょうだい |
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映画「チャーリーズ・エンジェル」(エリザベス・バンクス監督)から。 いい意味で、前作のイメージをひっくり返された作品だった。 「女はなんだってできる。私はとにかく何でもすごいの。 私の仕事は女であることがプラスになる」で始まるメッセージに 観賞後、なるほど、そういう意味があったのか・・と納得した。 特典映像でも「男性映画を真似てる感じはなく、独特の雰囲気がある」 「みんなで力を合わせて問題を解決し、 変化を起こすというのは女性が日々やってることよ」と話し、 この作品は、(素晴らしい女性たちが) 「互いに信じあい、互いの成功を望む女性を描いた映画」と定義。 まさしく、その通りの展開で、満足度は高かった。 今回は、まだ「エンジェルス」のメンバーではない新人が、 問題解決しながら少しずつ成長し、メンバーになるための訓練を終え、 チャーリーと仲間たちに祝福される。 「エレーナ、おめでとう」「ありがとう、チャーリー」と挨拶を交わし、 「じゃあ、(エンジェルスになる)準備はいいかな?」と訊ねると、 彼女は元気いっぱいに「もちろん、翼をちょうだい」と答える。 これから、エンジェルスのメンバーとして、飛び回る翼。 天使の翼は、今の現状から新しい世界へと飛び立つ誇りが感じられる。 男社会の役職や勲章などより素敵だな、と思いながら、メモをした。 私は男だけど、エンジェルスの翼、欲しくなっちゃった。(笑)
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2020年07月21日(火) ■ |
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公園を楽しめる町、いいかも |
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先日、外国生活の経験がある知人と話していて、 「この公園をピクニックで来てもらえるようにしたいんだ」と けっこう真面目顔で話していたら、大きく頷き、 「『公園を楽しめる町』いいかも」と賛同してくれた。 NYのセントラルパークをはじめ、外国には小さな町でも、 公園がきれいに整備されていて、ゆったりとした時間が過ごせる。 その点、日本は「公園を楽しむ」という感覚があまりないのか、 物足りなさを感じるよね、とアドバイスをいただいた。 私の大好きな映画「ユー・ガット・メール」(ノーラエフロン監督)、 主演のトム・ハンクスとメグ・ライアンが待ち合わせたのも、 NYのセントラルパーク公園。 映画「言の葉の庭」(新海誠監督)の舞台は、雨の新宿御苑。 こう考えると、私は「公園」が好きなのかな・・と苦笑いした。 観光地の整備に目がいってしまいがちな昨今、 町のアピールとして「公園を楽しめる町」って面白いな。 老若男女で、共通のイメージが持てるから・・。
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2020年07月20日(月) ■ |
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お話ししましょう |
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19年前に「@diary」というサイトで、ほぼ毎日、 日付が変わる時間帯に出題される「テーマ」について、 その時、その年齢で感じたことを書いていた話を先日話題にした。 この週末に調べたら、当時のテーマ一覧が出てきたので、 「Shimo's Cafe」のお客さんと話す感じで、始めたいと思う。 題して「お話ししましょう」 私の場合、午前0時は熟睡だから、朝7時くらいに、 当時の出題されたものを基本に、その日の「テーマ」を発表。 書き込む人がいなければ、当時の私の文をコピペすればいいので、 時間は、ほどんどかからない。(はず) なぜ、そんなことを思いついたのか、を説明しておきたい。 実は最近、FacebookなどのS.N.Sに限界を感じていた。 実名で繋がっているからか、過激な発言はほとんどないし、 一つのテーマで、みんなの意見が訊いてみたい、 そう思っても、そういう場所はないし、 皆に「いいね」を意識してか、無難な発言・投稿が多い。 遅くまで起きてられないし、投稿を読むのに目も酷使するし、 全体的に疲れてきたのかもしれないけど、 残された人生、残された時間を、もう一踏ん張りして、 「Shimo's Cafe」に集まってきたくれた人たちに対して、 自分の意見を書き込む場所を提供したかったのかもしれない。 他人の意見を読むだけでなく、自分の意見を呟いてみる。 自分と違う意見の人がいることを知るだけでもいい。 何年後に読み返すと、当時こんなこと考えていたのか、と いい思い出になること間違いなし。乞うご期待。
P.S 私が始めた2001.7.21の19年後、2020.7.21からスタートします。 初日だけテーマの予告。「生きてく喜びって何だろう?について」 2日目からは、当日(朝7時頃)発表。
https://www.facebook.com/shimo.cafe
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2020年07月19日(日) ■ |
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これから公園へ出かけ、合唱を楽しむの |
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よく観るテレビ番組の1つに、NHK・BS1「駅ピアノ」がある。 午後9時半から45分までの15分間、 世界の鉄道の駅に置かれた1台のピアノを、通りかかった人が 自由に弾いていく様子を撮影した番組である。 驚くことに、男性がふらっと座って弾いていくシーンが多い。 それも、気持ちよさそうに・・その様子が羨ましかった。 先日は多くの女性たちがグループでピアノの周りを囲み、 演奏に合わせて、歌い出した。(SNSで知り合った仲間らしい) 簡単なインタビューに答えた女性が、こう答えた。 「これから公園へ出かけ、合唱を楽しむの」 へぇ、公園ってそんな楽しみ方があるんだ・・と思いながら、 私のメモが増えたことは言うまでもない。 そう言えば、以前「柿田川公園でフォークダンスをしてみたい」 という人がいて驚かされたことがあるが、今考えてみると、 それもありなんだろうな。 公園の楽しみ方、もっともっと調べたくなったなぁ。
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2020年07月18日(土) ■ |
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日本維新の会は「ゆ党」なんです |
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元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏は、 弁護士経験があるためか、コメントが歯切れがよく やや言い過ぎの面もあるな、と思いながらも(笑) この発想は、面白いな・・とメモをしたのが、 「日本維新の会」の政治的立ち位置の表現、 「野(や)党でもない」「与(よ)党でもない」「ゆ党」 と説明するが、本来「ゆ党」とは、 「ゆ」が五十音で「や(野)」と「よ(与)」の間にあるところから、 野党として対立するわけでもなく、与党と連立を組むほどでもない、 中途半端な政策方針を掲げる政党を揶揄(やゆ)した言葉。 それなのに、堂々と「日本維新の会は『ゆ党』なんです」と言う。 きっと裏には、何か違った考えがあるんだろうな、と疑っている。 「ゆ党」の「ゆ」を漢字にすると、どの字を当てるかな、 そんな視点で考えてみると、 「油党」「由党」「諭党」「愉党」など思い浮かんだが、 与党と野党を結ぶ「結党」だな、きっと。(汗)
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