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2020年08月26日(水) ■ |
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NHK総合番組にちょっとだけ出ることになりました |
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お待たせしました、もったいぶっていた内容の全貌。 今年の初め頃だったろうか、 NHKの自然番組を担当していた私の幼なじみから、 「まだ柿田川撮影してる?」とメールがあり、 「うん、下手な鉄砲だけど、季節ごと違うんで」 「今度、8Kタイムラプスの企画があるんだけど、 柿田川のタイムラプスを撮って投稿してみない?」 「いいよ、私にできることなら協力する」 そんな会話をしながら、お互いが小さい頃から 感じていた柿田川の魅力を思いっきり語りあった。 それからしばらくの間は、日の出前に起き、 冬の寒い早朝の「川靄」を撮影するため、 冷たい手を擦りながら、柿田川へ足を運んだ。 タイムラプスに必要なのは、時間。 一つの作品を作るためには、30分以上同じ場所で撮影し それをパラパラ漫画のように編集して、 早送りの動画に仕立てるのだが、撮影には 時間の経過を「待つ」ということがキーポイントとなる。 それができるのは、柿田川の地元に住んでいて、 川靄が発生するかしないかもわからない状態で 待ち続けることができる、柿田川大好き人間、 そんな条件に私がハマったようで、先日取材を受けた。 さて、どんな風に編集され、登場するのやら。 「柿田川」の魅力が伝わればいいなぁ。乞うご期待!! 【必見】 NHK総合・BS4K 8月30日(日) 13:50〜14:50 BS4K 9月20日(日) 20:45〜21:45 番組名:8K映像大集合!新絶景タイムスケイプ(60分)
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2020年08月25日(火) ■ |
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孤独って影響力を失ったのを知ること |
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映画「マチネの終わりに」(西谷弘監督)から。 う〜ん、何も映画にしなくてもTVドラマでいいのに、 そんな気持ちを持ちながら、観終わってしまった。(汗) 監督はこの映画で何を伝えたかったのか、伝わってこなかった。 未来が過去の意味を変えていくというのなら、 映画「コーヒーが冷めないうちに」(塚原あゆ子監督)と変わらないし、 冒頭の「(6年前)やっぱり走らない。彼との待ち合わせもそうなの?」 「慌てたら幸せは逃げていくって言うでしょ?」という友との会話か 「花の姿を知らないまま眺めたつぼみは、 知ってからはもう同じつぼみには見えないんだよね」の台詞が 妙に引っかかっていたから、この辺りかなと推測した。 メモを振り返りながら、私的に気に入ったのは 「今日ね、マドリードで20歳の天才ギタリストに会ったんですよ。 『どうも蒔野です』って挨拶したら『あなたの事は知ってます』、 それだけ。褒めるでもなくけなすでもなく、 孤独って影響力を失ったのを知ること、なんですかね。 自分だけは歳をとってもそんな幻滅は味わうことがないって どっかでそう思ってました」というフレーズ。 会社を定年退職すると、孤独になるっていうけど、 飲み会やゴルフに誘われなくなることではなく、 やはり「社会・会社に対して、自分の影響力がないこと」を 感じた時に、孤独を意識するんだな、と思った。 それを受け入れることができれば、孤独じゃないんだけど。
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2020年08月24日(月) ■ |
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「おっ、生きてたか」「よかった、まさかね」・・ |
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先日の朝、柿田川公園を散策していたら、立て続け携帯が鳴った。 日頃ご無沙汰している人たちだったから、気になったが、 どちらも一声は「おっ、生きてたか」「よかった、まさかね」。 地元紙のお悔やみ欄に、私と同姓同名の人が掲載され、 それを見た人たちが、安否を気にして連絡をくれた、 そんな感じだった。 「住所も年齢も少し違っていたから、別人だと思っていたけど」 と言いながらも「同姓同名」の名前を見つけ、 いてもたってもいられなくなり、連絡してくれたようだ。 もう、そんな年齢になったんだな、と感じながらも、 新聞の片隅の記事を見つけ、心配して電話をくれるなんて、 なんと嬉しいことだ、とも思った。 暑い、暑い・・とぼやいているばかりではなく、 私も、そんな気遣いができる人間になりたい、と思った。 久しぶりに耳にした友の声、本当に嬉しかったなぁ。
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2020年08月23日(日) ■ |
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宿題は、お友達の「Siri」がやってくれるから |
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今年の夏休みは、期間が短くて、夏休みの宿題なんかも、 ほとんどんなかったらしい。 短くても「自由研究」や「読書感想文」などはできたのだから、 子供たちのためにも、調べるってことが楽しいことを 教える機会にして欲しかったなぁ・・なんて呟いたら、 「今の高校生たちは、そんなことしませんよ、 わからないことがあったら、すぐ『Hey Siri』ですからね」。 当の高校生に、冗談まじりに訊いても、 「宿題は、お友達の『Siri』がやってくれるから」(笑)。 何でも答えてくれる「Siri」さえいれば、 分厚い辞書も必要ないし、あっという間に終わって、 オンラインゲームに集中できる。 持つべきものは「友」、の時代は終わり、 持つべきものは「Siri」だと言っても過言ではないらしい。 でも、みんなおんなじ答えになっちゃうし、 「読書感想文なんて、他の人と同じでは困るでしょ?」と言えば、 「スマホで調べれば、歴代の入賞感想文が検索できるから、 少しずつピックアップすれば、すぐできますよ」。 そうか、そんな時代になったんだな、これが新しい生活様式。 私、この時代に若者だったら、生きていけそうもないな。
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2020年08月22日(土) ■ |
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体の芯から冷やすと汗が出ない |
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冬、寒い時、温泉などに温まって入ると、必ず 「体の芯からホッカホカ」なんてフレーズを口にする。 単に、暖房器具で空気を温めるだけでは、 体の芯から温まっておらず、すぐ覚めてしまう、 そんなことをよく耳にする。 さて、逆の場合はどうだろう? 実は最近、通勤途中の柿田川公園で、自分の体を使って実験中。 そう、撮影をほぼ終えた後、汗びっしょりになり、 公園内の「湧水広場」で、水温15度にしばらく足をつける。 (もちろん、着替えとタオルは持参しているが・・) 一気に汗が引き、さらには体の芯が冷えてくるのがわかる。 そのうち、冷たさに耐えられなくなり、ベンチで足を拭いて終了。 たったそれだけだが、冷泉効果は「体の芯から冷やしてくれる」。 温泉が、しばらく温かさが残っているように、 冷泉もまた、しばらくの間、冷たさが残っている。 その後、朝から厳しい猛暑の中を職場に向かって歩いていても、 汗が吹き出してこないから不思議だ。 体を冷やすことが健康に良いのかどうかは定かではないが、 一日中、冷房の中にいて体が冷えるよりは、良いかもなぁ。 時間がある方、是非、お試しを。
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2020年08月21日(金) ■ |
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一生に一度、あるかないかの出来事ですよ |
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好奇心旺盛の読者がいるようで、 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、あっ、当たった!!」 と書いたら「当たった獲物が気になって寝られない。 待ちきれないです・・教えて!!」という、 メッセージが届いて、笑ってしまった。 プレゼンテーションの鉄則は、 「出し惜しみをする」なのだが、まさしくそのまま。(汗) 「しもさんにしては、ちょっともったいぶった言い方が、 ますます気になってしまいます」とまで書かれていて、 「もったいぶる」の楽しみ方を味ってしまった。 さらに「ヒントは?」と続いていたので、 「一生に一度、あるかないかの出来事ですよ」と書き、 「下手の横好きで数を撃っていた鉄砲の腕が、 少しだけ上達し、誰かの目に留まったみたいです、 あとは、続報をお待ちを・・乞うご期待!!」と返信。 気になりますよね、もったいぶればぶるほど・・(笑)
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2020年08月20日(木) ■ |
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夏休み、戦争ばかりしてました! |
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「子供たち、夏休みの間、何してた?」 そんな話をしてみたら「戦争ばかりしてました!」の答え。 期間が短くて、宿題もなかったためか、 オンラインゲームで、朝から晩まで戦っていた、らしい。 それも「戦い、殺し合い」の大会は真夜中にする、と言う。 友達同士ならまだしも、オンラインなので、 どこの誰かも知らない相手とチームを組んで戦う、 そんな説明を聞いても、私にはチンプンカンブン。 ゲームで興奮してくれば、独り言のように大きな声で 「死ね!!」とか「やっちまえ!」なんて言葉を連発。 もう、毎日イライラばかりしてました、と母親は心配する。 この子たちが大きくなったら、戦うことに違和感がなくなり、 リアルな社会はどうなっちゃうんだろう、 「戦争を知らない子供たち」は、実は戦争を知っている? 本物の戦争は、うまくいかなくなったらって、 リセットできないんだぞ、って、誰か教えて。
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2020年08月19日(水) ■ |
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のんびり時間が流れる、文学喫茶のマスター |
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先日見つけた、19年前(43歳の時)に書いた私の意見。(笑) 当時、毎日のように出題されていたテーマの一つ。 「なりたい(orなりたかった)職業は?について」。 「仕事が趣味なら、この世は天国。仕事が義務なら、この世は地獄」 というフレーズで書きはじめ、 「たった一度の人生、何でもやってみたい、というのが本音」と言いつつ、 「週末だけの、旅館おかかえ作家」か 「のんびり時間が流れる、文学喫茶のマスター」になりたい、と書いていた。 「週末だけの、旅館おかかえ作家」は、金曜日、仕事を終えたら、 伊豆の旅館へ直行し、昔の小説家みたいに、決まった部屋で執筆に集中、 そして月曜日の朝、その旅館から出社というもの。 今は「自宅」が「伊豆の旅館」の代わりとして、ちょっぴり実現されている。 「のんびり時間が流れる、文学喫茶のマスター」は、 たまに訪れるお客に、美味しいコーヒーでも入れながら、文学文庫を運営。 若い人からお年寄りまで、自分の作品を書き溜めるスペースを提供。 店内はBGMの流れる中、キーボードを打つ音しか聞こえない。 店内の片隅で、出版社の方々と雑談をしながら、 新人作家さんの作品が出来上がるのを待つ。 そう「のんびり時間が流れる、文学喫茶のマスター」。 これも、ネットの世界だけど「Shimo's Cafe」のマスターとして イメージとしては、ほぼ実現している。 約20年掛けて「あっ、わかった!」と気付いたこと。 書いて文字に残すことは、イメージを脳裏に焼き付けて、 脳が勝手に判断して、夢に導いてくれるんだ。 信じるか信じないかは、本人次第だけど、面白いものだな。 この20年という歳月は、無駄じゃなかったんだな、きっと。
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2020年08月18日(火) ■ |
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和室が非日常体験 |
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「Go to トラベル キャンペーン」をネットで調べていたら、 宿泊施設のホテルが売りにしているのが「和室」だった。 「畳の井草の香りがする和室」など、キャチコピーも見つけた。 そうか、昔は洋風のお洒落なホテルの一室が非日常だったのに、 今では、和室が非日常体験だったのか、と苦笑いした。(汗) しかし、この視点は「和室」に住んでいる私たち年代には、 思い浮かばないし、やはり、高齢者は身を引いて、 若い人たちに任せる、という選択肢もありだな、と感じた。 最近特に、FacebookやinstagramなどのSNSを中心に 一連でダァ〜っと流れてくる投稿記事を読みながら、 みんな元気だなぁ、と拍手を送りたくなってしまうから。 そして、そんな投稿を読みながら、こんなことで喜ぶのか、 こんなことが流行っているのか・・と時代の潮流を知る私。 以前なら、自分も負けじ・・と投稿していたのかもしれないが、 今は、すっかり「スローライフ」を楽しんでいる。 この「スローライフ」って「ゆっくり生きる」ではなく、 「ていねいに生きる」ってことなんだよねぇ。 「1日を大切に生きる」って訳してもいいな。
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2020年08月17日(月) ■ |
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下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、あっ、当たった!! |
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62歳にもなって、最近実感したこと。(汗) それが「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」 まだ具体的には、発表できないけれど、 ここになって、何年も前からコツコツ撃ってきた鉄砲が、 少しずつであるが「当たる」ようになってきた。(気がする) 毎日、気になる一言を書くことも、柿田川の写真を撮ることも、 映画を観たら、必ず「レビュー」を書くなど、他の人と比べて、 特別な能力があるわけでもない私がしていることは、 「誰もができることを、誰もができないくらい続ける」 ただそれだけ。言い換えれば、 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式」で生きてきた。(笑) いや、本音を言うと、当てる自信など全くなく、 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、当たり外れは風まかせ」 いいじゃん、好きで撃ってるんたから・・程度の気持ち。 だから時々、遠くの方から「当たりましたよ」と 声を掛けられると、ちょっぴり面食らってしまうけれど、 照れながら「まぐれで当たることもあるさ」と呟き、 当たった獲物を、みんなで味わいたいと思うようになった。 そんな光景を楽しみに生きていく・・私らしい生き方かもなぁ。
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