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しもさんの「気になる一言」
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2020年10月25日(日)
最近、欲がなくなってきた・・(汗)

最近、欲がなくなってきた・・(汗)。
人間の三大欲(睡眠欲、食欲、性欲)の話ではなく、
「まちづくり参加欲」とでも言えばいいのか、
講演会やミーティング、多くの人と接しながらの集まりが、
億劫になってきたかもなぁ、と感じている。
相変わらず、ZOOMなどのオンライン会議は苦手だし、
ひとり遊びが楽しいことに気付いてしまったのかも。
今まで40年近く続けてきた「まちづくり」だから、
興味がないわけじゃないけど・・もう私の出番でもないし、
目立てば目立つで、誹謗中傷の的になるだけだから、
ここは、一歩引いて、若い人たちのまちづくりを応援したい。
私はこれからも「柿田川」という自然と向き合って、
スローライフを満喫したい、と思う。
以前書いたけれど「スローライフ」とは、
「ゆっくりとした時間を過ごすこと」ではなく、
与えられた時間を「丁寧に生きること」と解釈し、
毎日を過ごしていきたい、と願う。
いつ起きても、どこで起きてもいい生活に憧れるなぁ。



2020年10月24日(土)
「賞賛の声」「神対応」「絶景」・・が多過ぎる

最近、ネット記事を眺めていると、気になる単語が。(汗)
細かい内容を書かずに、リンク先へ飛ばすテクニックか、
「○○の発言に賞賛の声」とか「○○の行動が神対応」、
写真を中心のサイトは「絶景」の単語が多過ぎる。
最初の頃は、気になって検索したが、今は完全にスルー。
だって、こんなことで賞賛?、こんなことが神対応?
えっ、こんな景色が絶景?、と思うことばかかり。
特に絶景写真は、PCで補正バッチリな感じがして、
行ってみたいな、という気持ちさえ起こらない。
私がへそ曲がりなのかもしれないが、ちょっと加工しすぎ。
ネット記事の場合、タイトルが大事なのはわかるけれど、
そのタイトルにつられて検索してみたら、
大した内容でなかった・・のが続くと、狼少年ではないが、
みてみよう、という気が起こらない。
「賞賛」「神対応」「絶景」に変わる新しい単語、
早く出てこないかなぁ。(笑)



2020年10月23日(金)
風呂場での死因は「心臓麻痺」か「溺死」

これから、冬場に入り、風呂場での事故が増えるが、
特に、高齢者が亡くなった場合、死因によって、
残された家族の心の負担は、大きな違いがある、
先日、そんな話を聞いて、妙に納得してメモをした。
風呂場での事故はほとんど「心臓麻痺」か「溺死」だが、
変な話だけど「心臓麻痺」なら、家族は諦めもつく。
しかし「溺死」となるとし、大きな後悔が残る。(らしい)
なぜ、風呂場の異変に気がつかなかったのだろうか、
私はその時間、何していたのだろうか、
そんな想いが、自分を責めるのかもしれない。
私は運命論者ではないけれど、どちらが死因でも、
「それが運命だったんだ」と考えようとする。
死因は何であれ、それが「運命」と考えるだけ。
書籍・映画「君の膵臓をたべたい」のラストではないが、
膵臓の重い病で死ぬことを覚悟していたら、
全く違う理由(事件・事故)で死ぬこともあるってこと。
だからこそ、毎日を大切に生きなければなぁ。



2020年10月22日(木)
図鑑と自然の間を往復しながら自然の豊かさに気づいていく

書籍「ナチュラリスト」〜命を愛でる人〜
(福岡伸一著、新潮社刊・239頁)から。
あまり聞き慣れない「ナチュラリスト」という言葉に、
私なりの定義がしたくて、読み進めていったら、
「図鑑と自然の間を往復しながら自然の豊かさに気づいていく、
それがナチュラリストのあり方です」という表現を見つけた。
「図鑑」を見れば「本物を見たい」と言う熱望をかきたてるわけです。
もちろんなかなか出会えず、それでいて本物を見つけたり
捕まえたりするチャンスは誰にでも必ずある事はわかっている。
見つかったとしたら、ほとんどの場合は図鑑よりもずっときれいだし、
ずっとずっと瑞々しくて艶やかなので、
ビシュス(本物の自然)の素晴らしさに驚くばかり。
そこにsense of wonderの震えがあります」と書かれた後に。
「ナチュラリスト」とは、自然のことに詳しい人ではなく、
自然と会話ができる人なのかもしれない。
中でも「sense of wonder」とは
「自然の精妙さに驚く心・自然に対する畏敬の念・
自然の脆さに触れること」と表現しながら、
「絶え間なく移ろう自然の動きを知るには、
観察者の方が動きを止める必要がある」と纏めた。
なるほど・・・しか、言葉が見つからない、さすがだなぁ。



2020年10月21日(水)
よかったら、ここ使ってください

最近、急に寒くなってきたけれど、ちょっと前までは、
平日ランチは、柿田川公園でテイクアウトのお弁当を広げながら・・と
いうパターンが多かった。
時には、観光客を眺め、時には、社会見学の子どもたちの元気な姿を眺め、
そして今は、第一展望台から眺める「アユ」の遡上を探しながら、
1時間を過ごす。
もちろん雨や風の強い日は、サントムーン柿田川内を散策することも。
そんな公園内のベンチで、お弁当を広げていたら、
公園内、唯一の四阿(あずまや)で食事をしていた女性3人が、
自分たちのランチが終わったのか、立ち上がりながら声を掛けてくれた。
「よかったら、ここ使ってください」
たぶん、足の上でお弁当を広げている私を気遣ってくれたのか、
とても嬉しかった。
まだ食べ始めだし、ここでゆっくり食べてください、
そんな気持ちが伝わってきた。(私の妄想だけど・・)
そして今日、あの時とは逆の立場で、私が四阿の下で食事をしていたら、
1人の女性が、隣のベンチで足の上にお弁当を乗せながら食事。
もちろん、食べ終わってすぐに立ち上がって声を掛けた。
「よかったら、ここ使ってください」
「ありがとうございます」
う〜ん、こういう譲り合い・・ちょっとホッコリだな。(笑)



2020年10月20日(火)
あれっ、アユの人ですよね

柿田川公園内を通勤経路にしているため、
いつものように、貴船神社に10円で参拝して、
「家族と日本と世界の平和」を願っている。
最後の一礼をして振り返ると、見覚えのある女性がいた。
えっと・・と考えていたら、彼女の方から
「あれっ、アユの人ですよね」と話しかけてきた。
先週の水曜日(10/14)に、第一展望台に、アユが遡上してきた時、
ちょうどその場に居合わせた人たちに、
「今年初のアユの遡上について」説明した中の1人らしい。
「あれから、毎日気にしているのですが、いませんね」
私が言う前に、彼女の方から、ここ数日の様子を説明してくれ、
とても嬉しい気持ちになった。
「そうですね。朝はあの時だけでしたからね。ラッキーでした。
でも、もう少しすれば、大群で押し寄せてくると思いますよ」
そんな情報を手短に伝えて、別れた。
アユの遡上で、こんなに盛り上がるのだから、
舟付場での「アユの産卵」シーンを見たら、もっと驚くんだろうなぁ。
それにしても、名前も名乗らず、会話しているから仕方ないけれど、
「アユの人」って・・(汗)



2020年10月19日(月)
BGMは「YouTube」の「BGMチャンネル」で

以前は、風呂に入りながら、スマホにダウンロードしてある、
お気に入りの曲を聴きながら、入浴するのが日課だった。
そのうち、スマホのアプリ「らじる★らじる」で、
NHK番組を聞きながら、にシフトして、情報収集してたけれど、
最近は「YouTube」の「BGMチャンネル」を再生して、
快適な入浴タイムを過ごしている。
朝起きた時から、通勤途中、仕事中、そしてベッドに入るまで、
微かな音楽を聴きながら過ごすと、予想以上に能率が上がることを知った。
溜めていた懸案問題を片付けよう、という気が起こるし、
音楽の効用ってこういうことかって、実感している。
ただ、ボリュームが大きかったり、台詞が入った曲はダメで、
その微妙な音量・選曲が、楽しみになっている。
以前、本当にずっと昔、定年退職したら、
自宅に「有線放送」を引いて、音楽三昧で過ごす、なんて、
夢のようなことを考えていたのに、今では、インターネットで
それが実現できている。
便利な世の中になったなぁ・・と改めて思うけれど、
これから数年先、どんなに生活が変わってしまうのか、
不安にもなる私もいる。
デジタル庁って、どんなことをやるのかなぁ。



2020年10月18日(日)
孤独の時間が人生を豊かにする

書籍「スマホ断食 〜ネット時代に異議があります〜」
(藤原智美著・潮出版社刊・204頁)から。
運動不足とコロナ禍で増え続けた体重を気にして
「断食」というタイトルの本に目がいってしまう最近であるが、
この「断食」も面白いかも・・と読み始めた。
薄い本にも関わらず、頷くことも多く、当然メモも増えた。
「人は外部からの情報や刺激が減るほど、
様々な考えが浮かび、それを消し去る事はなかなかできない、
だからただ座ること、座禅が修行になるのです」
「一人で歩くという時間は、
それが通勤通学のわずかなときであっても、
その人にとって重要な個の独立したひとときであり、
この思索の時間なのです。
「孤独の時間が人生を豊かにする、
こんな考え方はスマホ社会ではありえません」・・
「スマホ断食」の効果は、情報過多のストレスからの解放や、
複雑な人間関係を断ち切るだけでなく、
「孤独な時間」を持てる、というメリットがある。
今の世の中、なかなか一人にさせてくれない環境が整い、
誰とも話していないけれど、孤独の時間ではない時が多い。
だからこそ「スマホ断食」してみようかな、と時々思う。
スマホが故障した時のことを思い出しながら。



2020年10月17日(土)
素敵な仕草だ、もう一度

映画「男と女 人生最良の日々」
(クロード・ルルーシュ監督)から。
映画「男と女(1966)」は、映画音楽で馴染みがあり、
学生の頃、よく耳にした曲・作品名であったが、
実は、正直なところ、未だ作品は観ていない。
しかし作品の中で、当時のシーンが挿入されていて、
私の好奇心をくすぐったことは言うまでもない。
より深く理解するためにも、早いうちに機会を見つけて、
メモ帳片手に、観てみたい。
さて本作品は、53年後の2人の物語であるが、
続編というよりも、単独作品としても見応えがある。
静かな会話の中に、53年の時間が詰まっている気さえした。
特に、53年後に再会した女性を覚えているかどうか、
それが認知症なのか、演技なのか、定かではない。
けれど「素敵な仕草だ。彼女がよくやってた」と、
女性特有の「髪を掻き上げる仕草」に、何度も反応し、
「素敵な仕草だ、もう一度」と要求するシーンは、
男性の私にとっては、その気持ち、わかるよ、とばかり、
何度も、巻き戻して観直した。(汗)
その仕草を思い出しただけでも、2人にとって
「男と女 人生最良の日々」と言えるに違いない。
他人にとっては、意味のないことかもしれないが、
2人にしか分からない会話、思い出があればそれでいい。
「1人になると死が怖くなる。でも2人だと相手の死が怖いの。
そうよ、私は彼が先に死ぬことを恐れている」
大人のラブストーリーって感じだったなぁ。



2020年10月16日(金)
本は、アナログで探す方が楽しい

仕事帰り、新しい図書館に寄り道をするようになってから、
明らかに読書量も増えたが、今まで読まなかったような本も、
いつものお決まりの席(勝手に指定席にしているけど・・)に
辿り着くまでの間に眺める、書架に並んだ本の背表紙が、
私を読んで・・と呼んでいる気になるから不思議だ。
そうして手に取った本は、私の好奇心がムクムクと起き上がり、
閉館時間までに読みきれないと、自動貸出機でサクッと借りるか、
また元の場所に戻し、翌日、続きを読むってこともある。
図書館内に配置されている本の検索機で探すのもいいが、
アフター5の図書館だけは、アナログ検索を優先している。
いつもは読まないジャンルのコーナーも、意識的にゆっくり歩き、
何かを感じたタイトルで足を止め、手が伸びる。
こんな楽しみ方ができるのも、図書館のおかげであろう。
また、基本、1冊しか配架していない図書館の書籍が、
どの分類に収まっているのかを知るのも、また楽しい。
「柿田川公園の楽しみ方」と「図書館の楽しみ方」は、
シリーズになるほど、書けそうな気がするなぁ。