初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2020年12月14日(月)
外国人による「柿田川PR隊」

来年の「東京オリンピック・パラリンピック」を控え、
地方の小さな町では、英語の通訳育成が課題となっている。
外国語翻訳機の導入も視野に入れて、インパウンド客を
なんとか「外国語」でおもてなししたい、と考えてしまうが、
もっと簡単な方法が見つかった。
外国人に「柿田川」を好きになってもらって、ガイド育成をする。
それが一番確実の方法だし、次年度以降も活躍してもらえる。
外国語を習うのも一つの方法だけれど、
外国人と仲良くなるのも、観光ガイドの方法だと思う。
まずはも外国人が集まるところに顔を出して、
柿田川のことを好きになってもらわなくては始まらない。
何をきっかけに、柿田川を知ってもらうのか、
外国人は、柿田川のどんなことに興味があるのか、
それを知るところから調査開始しなくては・・。
観光ガイドが、ボランティアではなく、彼らの収益になれば、
きっともっともっと楽しくなるんだけどなぁ。



2020年12月13日(日)
「X'mas」が増えてきたのが気になる

2011年12月26日(月)の気になる一言で、
「そろそろ「X'mas」表記はやめませんか?」と書いた。
もうかれこれ、9年が過ぎたこととなる。
概要は、こうだった。
「最近、気になることがある。
それは「X'mas」書かれた広告文字。
「クリスマス」は英語で「Christmas」、
Christ(キリスト)mass(ミサ・祭日)の略であるが、
「X」がキリストを意味するギリシャ語(クリストス)
の頭文字、χ(カイ)だとは知らない人も多いはず。
だから、何も考えず「X'mas」と書いてしまうが、
実は「英語のX(エックス)でも、何かの省略形でもないから、
クリスマスを盛り上げる「お店のディスプレイ」や
「ちらし・広告」を仕事をしている人たちには、
是非、知識として覚えておいて欲しい。
外国人が見て、首をかしげるような間違った表記をやめよう」
それから毎年のように、この季節になると気になってしまう。
来年は、東京オリンピックが控えているし、(汗)
外国人に通じない、和製英語はそろそろ見直したい。
言葉は力を持っているからこそ、正しく使いたい、そう思う。
巷を賑わせているコロナ対策の「Go to 〜」も、
政府が「旅行に行け」と言っているのではない、
大変な業界を支援するためだから、
「Help 〜」の方がいいのになぁ。



2020年12月12日(土)
くだらなくても間違ってても巻き込まれてやれよ

映画「ひとよ」(白石和彌監督)から。
夫の暴力から、子供たちを守ために、母は父を殺害した。
母は自首して刑務所に入り、服役後15年後に、子供たちの前に。
この事件に、人生を振り回されてきた子供たちは、
それぞれの悩みを抱えて生きてきたからこそ、
嬉しい反面、憎らしい、責任を取れなど、心の葛藤が起きる。
愛する息子から、父親(夫)殺害を追求されても、
「母さんは絶対に間違ってない!」と彼女は動じない。
「今、私がした事を謝ったら子供たちは迷子になっちゃう」
このワンフレーズを心に秘め、罪を償ってきたはずだから。
わざと万引きし「お母さん、エロ本、万引きした」と叫ぶ。
次男「そんなこと言うために人巻き込むなよ」と怒鳴る。
そんな時、この顛末をずっと見続けてきた男が口を開いた。
「巻き込まれなよ。
くだらなくても間違ってても巻き込まれてやれよ。
こうやってしか気持ちを伝えられない人でしょ。
そんなのわかってることでしょう、ごめん」
時には「巻き込まれてあげる」のも優しさ、そう理解した。

PS.
個人的には、事件当日の日めくりカレンダーの一言。
「2004年(平成16年) 5月23日(日) 草も抜かざれば、木も茂らず」
PCの横にあった、16年後の日めくりカレンダーの一言。
「3月25日 峠を越えたらまた峠」の2つがとても気になった。(笑)



2020年12月11日(金)
面白がる力は、誰も教えてくれない

私の意識のレベルには、いくつかのステップがある。
「詳しいより好き、好きより楽しい、楽しいより面白い」
しかし「面白い」だけは、他と違った特徴がある。
それが「面白がる力」。
こればかりは、誰かに教えてもらえるものではない。
「どうやったら、面白がれるんですか?」
そんなことに、答えられる人は誰もいないということ。
詳しくなることも、好きになることも、楽しくなることも、
もしかしたら、ノウハウがあるかもしれない。
こうすれば、詳しくなれる、こうすれば、好きになれる、
そしてこうすれば、楽しくなれるよ、と教えてくれる人はいる。
しかし、面白がるという力は、本人が体験することで得られ、
その中に入っていかないと感じることができない感覚。
だから「面白がる力は、誰も教えてくれない」
肝に銘じたいフレーズである。



2020年12月10日(木)
はやぶさ2は「お弁当箱」

今や、世界中の注目の的となった日本の探査機「はやぶさ2」、
そのプロジェクトマネージャー・津田雄一さんのコメントが
今回の気になる一言。
できるだけ多くの機能を、できるだけ軽く、できるだけ小さく、
そんな創意工夫が詰まった「はやぶさ2」を、
彼は「お弁当箱」と表現した。
ただ単に、お弁当といっても、栄養に配慮したり、
色彩にこだわったり、配置を意識したり、多くのこだわりがあり、
もちろん、日本独自の文化でもある「お弁当」のイメージに、
「はやぶさ2」を重ねるところが、粋だった。
難しい表現なら、あまり知られていない単語を並べれば、
言い方は悪いかもしれないが、誰でもできる。
一言で言えば・・に代表される簡潔な表現に合うと、
思わずニンマリしながら、メモに書き写す。
そして、しばらくしてから「気になる一言」となるのだが、
面白いフレーズは、メモしなくてもずっと覚えていられるなぁ。



2020年12月09日(水)
恥ずかしいけど見せちゃいます、私の本棚

以前紹介した、最近、欠かさず聴いている
NHKラジオ番組「高橋源一郎の飛ぶ教室」から。
いつの回だか忘れてしまったが、彼がこう言った。
「他の人の本棚を見たい」
私も同じことを考えていたので、もちろんメモをした。
誰がどんな本を読んでいるのか、気になる。
誰がどんな本を薦めてくれるのか、とても気になる。
それにも増して、気になるのは、その人の本棚。
自宅でのインタビュー記事や、Zoom会議などで、
本人の後ろに「本棚」が映っていると、そちらが気になる。
この人は、どんな本を読んでいるのだろうか、
頭の中を覗かせてもらった気になる。
逆に、自分の本棚は恥ずかしくて見せられない。(汗)
私の場合「えっ〜、こんな本も読んでいるのですか?」と
驚かれるような本も並んでいるので・・。(笑)
だけど、やっぱり「他の人の本棚を見たい」
本人を中心に、バックは本棚の写真展。
題して「恥ずかしいけど見せちゃいます、私の本棚」
是非、どこかで企画していただきたいな。



2020年12月08日(火)
ただただ「ずるい」、それだけ

映画「億男」(大友啓史監督)から。
お金の価値について、書籍でも何度も目にした、
「変わらないんだよ、お金は使う人が重くも軽くもする」
これだけでは、きっとこの作品を思い出せないので、
大金を手にして人が味わう、周りからの反応を選んだ。
「『ずるい』
10億を手にした時、周りから散々言われた言葉です。
羨ましい、憧れる、私もそうなりたい、
そんな言葉をかけられるのかな、なんて正直思ったものです。
でもまったく、ただただ『ずるい』、それだけ。
あの頃の事はあまり思い出したくありません。
みんな、溜めて、溜めて、使わずに死んでいく。
お金って、あることが重要なの」
「ずるい」ことをして儲けたわけではないのに、
大金を手にした途端、周りからこう言われる。
私は、こっちの一般市民の反応の方が怖い。
少なからず、努力した人に対して、祝福するならまだしも、
「ずるい」という単語を連発する人たちは、何を根拠に
そういう言葉を発するのだろうか。
「羨ましい、憧れる、私もそうなりたい」の裏返しが
「ずるい」と言う言葉の中に含まれているとしたら、
それこそ「ずるい」と言わざるを得ない。
もし仮に自分が大金を手にした時、そう言われることなんて、
考えたことないんだろうなぁ。



2020年12月07日(月)
「賀詞交歓会」だとばっかり思っていた

「賀詞こうかん会」のことを書こうと思って調べていたら、
私が今まで使っていた「漢字」と違う文字が変換されるので、
気になっていたら、ずっと間違っていたことに気が付いた。
それが「賀詞交歓会」というフレーズ。
(「がしこうかん」を漢字変換すると「賀詞交換」しかない。)
辞書によると、
「交換とは、取り換えること。また、互いにやりとりすること。
「交歓とは、共に打ち解けて楽しむこと。」
だから「賀詞交換会」が正しい、と書いてある。
「賀詞」(お祝いの言葉)を、取り交わすから「賀詞交換会」。
「交歓」を使うなら「新春交歓会」「新年交歓会」になるようだ。
「言葉」は、取り交わすものであるから・・はわかりやすい。
名刺を交換しながらも、食事話したり、アルコールが入り、
結果的に「共に打ち解けて、楽しむこと」となるから、
勘違いするんだな、きっと。(汗)
よかった、62歳になっても、間違いに気付いて。(笑)
ただ来年初めの「賀詞交換会」は、コロナ禍の影響で中止らしい。
このネタ、再来年まで持ち越しだなぁ。



2020年12月06日(日)
ここにきたかったんだよ

先月だっただろうか、遡上しはじめたアユを撮影していたら、
だいぶ歳を重ねた様子のご老人が、
家族に付き添われて、ゆっくり第1展望台へ降りてきた。
そして、柿田川の源流となる川の始まりを確かめ、
ちょうど遡上した、真っ黒のアユの群れ、
どれも湧き方が違う、大きな湧き間をじっくり眺めて、
自分の子供なのか、孫なのか、ひ孫なのか、
誰に向けて発せられたセリフかわからないけれど、
微かな声で「ここにきたかったんだよ」と言った。
周りの誰も理由を訊ねず、ただただその景色を眺めていた
男性のご老人に「そう、よかったね」とだけ言った。
私の頭に浮かんだのは、日米で映画化された
映画「最高の人生の見つけ方」に登場する「棺桶リスト」。
死ぬまでにしておきたいことを書き綴り、それを一つずつ
実現していくストーリーに、感動したのを覚えている。
そんな場所の一つに、柿田川を選んでもらえたとしたら、
こんなに嬉しいことはない。
そのためにも、美しい場所、楽しい場所として、
私たちは、関わっていかなくちゃなぁ。



2020年12月05日(土)
我が町の40%の大きさが一枚岩「エアーズロック」

日本の探査機「はやぶさ2」が、
オーストラリア南部の砂漠地帯に着地するというので、
オーストラリアの地図全体を眺めていたら、
中心部に位置するウルル=カタ・ジュタ国立公園内にある
世界最大級の一枚岩として有名な
ウルル(エアーズロック)に引き寄せられてしまった。
周囲約10キロ、高さ約350メートルの巨大岩だけど、
大きすぎてイメージができないな・・と思いながらも、
底面積で比較するのがいいかな、と考えてみた。
高さとか、周囲の距離は大体わかったけれど、
地形も複雑で、私の知識ではなかなか答えが見つからず、
最後は、ネット頼みで調べてみたら、
計算してくれた人がいて嬉しかった。(笑))
「底面積 3.4平方キロメートル」
さて、この底面積がどれくらいの広さなのか考えてみたら、
なんと我が町(静岡県清水町)の面積は、
8.81平方キロメートルだから、エアーズロックの2.5個分。
この石の大きさに驚くしかなかった。(汗)
これでも、世界2位だっていうのだから、世界はすごいな。

P,S
ちなみに世界一も、オーストラリアの「マウントオーガスタス」
底面積92平方キロメートル。(高さ858メートルらしい)