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2021年02月12日(金) ■ |
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女性っていうのは優れているところですが競争意識が強い。 |
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今、巷を賑わしている、JOC森会長の発言について、 全文を読んでみた。 (辞任したからもう必要ないかもしれないけど) 発言の中では、こんなフレーズがあることも見つけた。 「女性っていうのは優れているところですが競争意識が強い。 誰か1人が手を挙げると、 自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね、 それでみんな発言されるんです」と。 国内で、いや世界で問題視されている 「女性を会議に入れると会話が長くなる」だけを切り取ると、 確かに「女性蔑視と取られる発言」だと思うが、 前後の発言、全体の流れから見ると、そんな意図は感じにくい。 もちろん、立場が立場だけに、発言には気をつけるべきだけど、 「女性が委員に入ると、会議が活性化していいんだよ」 というイメージを、言葉足らずで、面白おかしく表現してしまった、 そんな感覚で事態の推移を眺めていたのだが・・。 古い体制の男性ばかりの会議を知っている私は、事なかれ主義で 「意義なし」「事務局一任」で片付けてしまいがちな会議でも、 女性がいると、しっかり意見を言ってくれてありがたい、 と思ったことが何度もある。(これも問題発言かも(汗)) 実はこれも、男性・女性というジェンダーの分類ではなく、 個人個人の資質に関わっていることなんだけれど・・。 今、私が一番怖いのは、誰かが「違和感」を指摘すると、 みんなで、辞めるまで誹謗中傷を繰り返す、この国民気質。 騒ぎの発端を自分で調べ、自分の意見として語るならいいが、 多くの人が言っているから・・を理由に、責めて欲しくない。 今の時代って「付和雷同」が一番怖いんだよなぁ。
P.S マスコミ各社・ネットの表現もけっこう曖昧。 「女性蔑視と取られる発言」がいつしか「女性蔑視の発言」に。 いつの時点で変わったのだろうか。
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2021年02月11日(木) ■ |
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「猛反響」って「大反響」より凄いのかな? |
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回を終え、 翌日からの多くの方のメッセージを読んでいたら、 「猛反響」という単語に違和感を感じた。 発端は「長谷川博己『麒麟がくる』驚きのラストにコメント、 メッセージ動画に猛反響」の見出し。 「大反響」は、 ある出来事や情報に対して極めて多くの反応や意見が 集まることを意味する表現、だけど、 「猛反響」という単語の使い方が理解できず調べたら、 「「麒麟がくる」本木雅弘の怪演に猛反響!伊右衛門がトレンド入り」 「比嘉愛未、美しすぎる着物姿に猛反響」など、 最近のネット記事には、何度となく登場していて驚いた。 しかし、私にとっては、やはり「違和感」しか残らなかった。 意識して「猛反響」を使っているのであれば、 「大反響」と「猛反響」の違いを説明して欲しい、と思う。 言葉は、時代によって変化するものだから、否定はしない。 意識して使っているのなら、大歓迎で言葉の進化を受け入れたい。 使い方もわからず、すごい反響だから「猛反響」を使ったのなら、 それは、あまりにも恥ずかしい・・と感じた。 まさか「大反響」という言葉を知らなかったわけじゃないよね。
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2021年02月10日(水) ■ |
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ゴミ捨てダメ 富士山が見てる |
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地域の環境美化運動で、周辺のゴミ拾いをしている。 目立つのは、飲み残しのまま捨てたペットボトルや空き缶、 さらに、まだまだ減らないタバコの吸殻なども多く、 回収用のビニール袋は、あっと言う間に、いっぱいになった。 真っ白な雪を被った富士山の眺望が抜群の場所に差し掛かった時、 面白い、注意看板を見つけて、メモをした。 「ゴミ捨てダメ 富士山が見てる」 「悪いことはだめ、お天道様が見てるよ」とか、 「神様が天国から見てるから」と言われ育った私たちは、 いつの頃から、お天道様、神様の存在が薄れ、 ちょっとくらいなら・・とルールやマナーに反したこともする。 ゴミのポイ捨てなんか、そのいい例だと思う。 けれど、今回のキャッチコピーは、心に響いた。 今までずっと積雪がなく、心配していた富士山が、 最近、やっといつもの冬の富士山に戻り、眺める機会が増えたからか、 「富士山が見ている」のフレーズに、反応してしまった。 「柿田川」が好きなら、その源泉となる「富士山」の前で、 悪いことはできないよなぁ・・と肝に銘じた。(汗) 全国各地に、その土地ならではの原風景の自然があるはず。 その「ゴミ捨てダメ ○○が見てる」って看板、増えるといいなぁ。
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2021年02月09日(火) ■ |
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米粉輸出、昨年48%増 |
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珍しく新聞記事の見出し。(笑) と言いつつ、情報源の新聞社名をメモし忘れた。(汗) 内容は、米粉の輸出が順調に推移している記事で、 小麦を使わない「グリテンフリー」食品の人気が、 欧米を中心に、世界で脚光を浴びている様子が語られていた。 私は以前、日本は食料自給率が低いので、 食料の輸入がストップするといった場合を想定して、 米の生産調整などせず、どんどん米を作って、主食以外に加工する、 そんなことを提案したことが思い出された。 さらに先日、NHK番組で「2030年には水不足・食糧危機が顕著化し、 2050年には、世界中で飢餓状態になる」という特集を観て、確信した。 やはり、私たち日本人は、そろそろ飽食の時代を止め、 できる限り輸入に頼らず、いや「頼れない時代」がくるから、 今から「米」を中心にした「稲作農業」を転換することを勧めたい。 米の価格が下がるから・・と生産調整した時代から、 米粉を始め、色々な加工品を「米」から作り出すことができれば、 「米」がどんどん売れる時代がやってくる予感さえする。 米さえあれば、水に浸けて炊くだけで、主食のご飯ができる。 あとは、その水の確保だなぁ。
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2021年02月08日(月) ■ |
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充電が残り3%で、イライラして |
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映画「ジェクシー! スマホを変えただけなのに」 (ジョン・ルーカス スコット・ムーア監督)から。 スマホ、PC、ロボットに感情を持たせた作品は、 映画「her 世界でひとつの彼女」 (スパイク・ジョーンズ監督)を筆頭に、 どれも私のお気に入りになるケースが多い気がする。 こればかりは、想像力を十二分に働かせないと、 その面白さは半減するし、主人公に感情移入もできない。 逆に主人公になりきれれば、こんなに面白いものはない。 今回はコメディタッチだから、久しぶりに声を出して笑えた。 一見、破茶滅茶に思えるスマホ「ジェクシー」の反応も、 実は、スマホ所有者の「生活を向上させます」が目的だから、 そのために、試行錯誤を繰り返しているだけ。 そして、目的は達成したかのようにみえたが、 スマホに恋愛感情が芽生えてから、より面白さが倍増。 スマホと主人公の口喧嘩シーンがいい。 「カッとなって、ごめん。充電が残り3%で、イライラして」 「こっちこそ、ごめん、充電するよ」 「ありがとう、ケンカはイヤ」 他にも、リアルな女性に嫉妬するスマホの復讐や、 主人公がスマホの電源コードを入れたれ出したりすることで、 SEXを連想させるシーンは、大爆笑だった。(笑) もしかしたら、24時間一番身近にいる友達かもなぁ。
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2021年02月07日(日) ■ |
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笑いで免疫力が上がる お値段以上の花緑ばなし |
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今週末の土日、久しぶりに「講演会」と「落語」を満喫した。 今回は、土曜日の「講演会」について書こうと思う。 清水町文化芸術活動促進事業「第233回泉のまちカレッジ」は、 翌日「落語独演会」を予定している、柳家花緑さん。 ここ数年のパターンとして、せっかくだから・・とお願いして、 前日、洋服姿で講演会を開催している。 入場料は、200円。こんなに安く彼の話を聴ける機会は、 たぶん、全国広しといえども、我が町だけかもしれない。(汗) 演題は「笑いで免疫力が上がる お値段以上の花緑ばなし」。 以前、自分のことを「ニトリ芸人」と名付け、 「お値段以上」の話をしますよ・・と話のネタにしていたのが懐かしい。 ここ数年、本人のカミングアウトにより「発達障害」の話が多かったが、 今回は「コロナウィルス」に関する、真面目なお話。 「専門家ではないから、今日の話、うっかり外で話さないで」と前置きし、 「自然免疫」「獲得免疫」とホワイトボードに板書した。 私が印象に残ったフレーズをご紹介すると、 「スペイン風邪はインフルエンザ。でも終息せず、100年続いている」 「PCR検査は、インフルエンザにも陽性反応を示す」など、 あっ、そんな視点で「コロナウィルス」や「PCR検査」「ワクチン」を 考えていなかったな・・と目から鱗の気付きがあった。 さらに、今回の「コロナ感染」について、持論を展開してくれた。 「実は、コロナウィルス発生前の、私たちの健康状態が問われている。 そして、この今回のコロナ禍を『健康を見直す機会』と捉えよう」など、 健康についての事例も説明してくれた。 彼は、現在「菜食主義」(ベジタリアン)だと告白しながら、 自分の健康を、自分でコントロールしていることに自信をみせてくれた。 2年前の講演会の時「僕は自分の体を使って実験するのが好き」と言い、 それを今でも実践しているところが素晴らしいと思う。 いつものように、メモで溢れたので、何回かに分けて、紹介したい。 確かに、お値段以上の「花緑ばなし」であった。(笑)
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2021年02月06日(土) ■ |
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コロナ禍、行政の支援合戦になってきた? |
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毎朝、新聞を開いて感じることは、コロナ禍の行政支援。 それ以前に、どこかの業界、どこかの団体役員から 首長に支援要望を渡す写真が載り、 その数日後に「〇〇市・〇〇町支援金〇〇万円」の文字。 これって、子育て支援の医療費の負担・無料、と同じ? そんな思いがして、ちょっぴり気になっている。 今回は、費用負担を無料にするのではなく、 現金が支給されるとあって、そのインパクトは大きい。 県下一斉で、市はいくら、街はいくら、と横並びならいいが、 支給額に10万円以上の差があると、とても目立つ。(汗) 支援額が多い町の住民・企業は喜び、少ない方は不満が飛び出す。 このままコロナ禍が続いたら「暮らしやすさ」の判断基準が、 「現金」になってしまい、財政難の市町は生き残れない。 お腹が減った、と叫ぶ子どもに、魚を与えお腹を満腹にするか、 竿を渡して、魚の釣り方を教えるか、なんだと思う。 魚を与えるのは、一時しのぎにはなるけれど、 これが、3年続いても、与え続けられるか?ということは疑問。 こうすれば、少しでも稼げますよ、(お魚が釣れますよ) それに対してなら、できる限り応援(支援)しますよ、という方が、 長い目でみた場合、いいような気がするんだけどなぁ。
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2021年02月05日(金) ■ |
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ユーモア小説の第一人者「佐々木邦」さん |
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今まで、我が町の著名人として、名前をあげるのは、 女優「冨士真奈美」さんをはじめ俳優の「神保悟志」さん、 「おまえうまそうだな」などの絵本作家「宮西達也」さん、 スポーツ界では、長距離、箱根駅伝でも活躍「佐藤悠基」さん、 横浜DeNAベイスターズ初代キャプテン「石川雄洋」さんなどであるが、 行政職員時代、図書館長まで勤めた私なのに、 戦前から戦後にかけて、児童文学とユーモア小説の第一人者として 広く親しまれた「佐々木邦」さんを推すことはなかった。 しかしある程度の歳を重ね、時間に余裕ができてから、 読書しようと思ったとき「佐々木邦」さん作品を読もうと思った。 彼の絶頂期、連載を何本も抱えていたようだし、 自分の生まれ故郷、静岡県清水村が舞台になっている、 そんな情報を得て、ますます、興味関心が増した。 まずは、図書館で見つけた 書籍「評伝・佐々木邦」(小坂井澄著・テーミス刊・243頁) 書籍「佐々木邦 心の歴史」(外山滋比古編・みすず書房刊・326頁) を読んでみると、その驚くような人気ぶりが窺える。 芥川賞作家、直木賞作家より、売れっ子だったかもしれない。 そこで、どれから読んだらいいのかわからないので、 「佐々木邦全集」の第1巻から、少しずつ読むことにする。 しばらくは「佐々木邦」さんから目が離せない。 10巻以上ある「全集」、いつ読み終わるのかなぁ。
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2021年02月04日(木) ■ |
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無欲って、実は最強 |
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何度も紹介している「しいたけ占い」。 2021年上半期の双子座の占いで、私は「無欲の人」になると言われた。 この「無欲の人」という意味を、必死に探りながら、 もう1ヶ月がすぎてしまった気もするが、ようやく意味がわかりかけてきた。 彼は、こう言う。 無欲と無気力は全く違うものだし、あなたは今後、ますますやりたいことをやり、 奮闘し、新しい未知の領域へと足を進めていきます。 あなたが持っている「無欲」という属性。 それは『羨ましがられるような生き方』にあんまり興味がなくなるのです。 それよりも、すごくシンプルに『私が幸せかどうか』。 自分の幸せをより強く、より深く追求していくのです。他人から見られることや、 他人が目指すような『共通のゴール』に関しては無欲になるけど、 『新しいことを知りたい』『楽しくて興奮する時間を過ごしたい』 『新しい境地を知っていきたい』とか、そういうことに対しては、 あなたはかなり強い野心の炎を燃やしていくのです」と。 60年以上生きてきて、なかなかこういう境地にはならなかったけれど、 最近、少しずつ、その意味がわかってきた。(ほんの少しずつですが・・) あまり、他人がどうみてるか・・なんて気にならなくなったけれど、 かえって、自分の行動に厳しくしてみたりすることで、 なぜか手に入ることが増えてきた、というのが実感。 欲がなくなると、手に入るものが増えてきた・・不思議だなぁ。 「無欲って、実は最強」・・なるほど。
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2021年02月03日(水) ■ |
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ミャンマーのコロナ感染状況は? |
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今、クーデターが起き、大騒ぎしているミャンマーだが、 一番最初に気になったのは、コロナ感染状況。 調べたら「ミャンマーでの感染者数は減少傾向にあり、 平均で1日342人の新規感染者が報告されている。 1日平均人数のピークだった10月12日の23%になる」とあった。 それにしても、このタイミングには驚いた。 以前のように、生活が安定している状況ならまだしも、 世界中がコロナ禍で普通の生活もままならない状況下、 力づくで、政権を奪取するなんてことが起きたからだ。 確かに、ミャンマー国内では減少傾向ではあるが、 いつどこで、爆発的に広がるかもしれない中、 コロナウィルス封じ込めの経験もない政権が、どれほどできるのか、 私の不安は広がるばかりだ。 しかし、それでもクーデターを起こし、政変を望む人たちがいる、 それを「信じられない・・」の一言で片付けてはいけないのだう。 私の知識では、クーデターは、なかなか成功しない、が このタイミングこそ、クーデターが成功する、と確信して、 彼らは、動いたと思われる。 日本の場合、五・一五事件か、二・二六事件を想像させたが、 よく考えれば「本能寺の変」も、立派なクーデターだな。 今週は、謀叛・クーデターがキーワードかも。
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