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2021年03月21日(日) ■ |
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音楽のあるところは、人が集まってくる |
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最近、なぜか「音」に関することが、私の周りを賑わせている。 今までは、一番苦手なジャンルだし、詳しい人が多い中で、 変な投稿・コメントはできないぞ・・と構えていたが、 「BGM」をキーワードに、コンサートを企画したり、 「ウグイスの初鳴き」を録音してネットに投稿したりすることで 今までにはない、快感を味わっていることを記しておきたい。 写真や動画など目から入る情報は刺激的だけれど、 目を閉じて、音だけに集中することで、想像が膨らみ、 時には、歌詞、鳥の鳴き声だけで、涙腺が緩むこともある。 たぶんこれは、コロナ禍で「ラジオ中心」の生活になったことが 「音」に触れる機会が増えたんだと思う。 最近感じたことは、人を集めるコンサートでなくても、 「音楽のあるところは、人が集まってくる」ということ。 多くの方の興味関心を惹きつけ、遠くから眺めながらも、 「音」に対して敏感に反応し、リズムをとったり 演奏が終わると、自然と拍手をしたくなる。 人間の偉大な発明の一つに「音楽」がある、というフレーズ、 妙に納得してしまう私がいた。
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2021年03月20日(土) ■ |
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体調管理には、洋便器風の和便器型 |
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久しぶりに、私の呟き。 先日、早朝から胃痛がして、吐き気があり、すぐ病院へ。 熱もなく、症状から「ウィルス性の胃腸炎」と診断され、 処方された薬を飲み、二日ほど安静にしたら、元の元気に戻った。 その時、観察好きに私がしたことは、 自分の体からアウトプットされる「便・尿・嘔吐物」などを、 細かくチェックすることだった。 体調が悪くなってから、快方に向かうまで、 それらの色や硬さ、匂い、どんなものが混ざっているか、 なんてことを、くだらないけれど、気にしていたら、 体調が悪い時とか、薬を大量に飲んだ時の尿の色と匂いなどは、 本当に時間の経過ともに、変化が顕著に現れ、我ながら感動した。 (まぁ、感動するものでもないけれど・・(笑)) その観察ができたのは、私が使用する1階のトイレの、 和便器に洋便器風のプラスチックを被せた簡易なものだったから。 本物の洋便器では、観察したくても、平らには留まらない。 今回の体験で「和便器の洋便器風の改良、予想以上の効果」と ワンフレーズで残したい。 自分の体のアウトプットに注意を払いたければ、 洋便器風の和便器型だな。(汗)
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2021年03月19日(金) ■ |
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人間関係までは、引き継げない |
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年度末、各自治体の新年度人事異動が内示され、 新聞紙上を賑わせている。(教職員も・・) この内示から、3月31日までの間に、後任へ「引継ぎ」をし、 新しい配属先からは「引継ぎ」を受けることになる。 これが、けっこう厄介な事務量となり、年度末を気忙しくさせる。 退職してから2年、風物詩として、後輩たちの作業を見守ることとなるが、 先日、帰宅途中に、ぱったりと後輩に会い、そんな話をした。 人事異動につきものの不平不満は「撒かれたところで咲きなさい」だが、 引継ぎをする際に、一番困ることは、引継ぐ懸案問題の多さではなく、 「人間関係までは、引き継げない」ということで意気投合した。 自分が時間をかけて築いてきた「人間関係・ネットワーク」は、 単なる事務作業ではないため、なかなか文字にできるものではないし、 ツー・カーの関係や、無理にお願いしたり、お願いされる関係は、 また、振り出しに戻ることになり、とても大きな損失になる。 民間企業と違って、業者との癒着などを警戒してからか、 3年・4年を経過すると、異動対象となることも事実だが、 今、これに力を入れているから、このプロジェクトが終わるまでは、 異動させない・・というくらいの強引さが欲しいと思う。 毎年、年度末に感じていた、昇級昇格も含めた「人事異動」の顛末、 第三者的に眺めると、面白いものだなぁ。(ごめん・・(汗))
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2021年03月18日(木) ■ |
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桜は冬の寒さで目覚め、暖かさで蕾が開く |
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ラジオでは、桜の開花時期が毎日のように報告され、 桜前線が、南から北へと移動していることがイメージできる。 しかし、桜前線の桜は「ソメイヨシノ」の開花なので、 伊豆地域では「河津桜」が多いためか、 もうとっくに、桜を楽しんでしまった感があり、 素直に、春だなぁ、うぁ、桜だ・・という実感がない。(汗) 柿田川公園では「カワヅザクラ」をはじめ「アタミザクラ」 「オオシマザクラ」「カンヒザクラ」「ヤマザクラ」など、 多数の桜が咲き乱れている。 色も濃いピンクから、薄いピンク、さらには「白」に近い色も 公園内で楽しめる。 新年になってから、ウメ、モモ、サクラ・・と、 少しずつずれて色彩豊かに、私を楽しませてくれている。 しかしラジオから流れてきた「サクラ開花情報」で、 「桜は冬の寒さで目覚め、暖かさで蕾が開く」と説明したあと、 全国的に例年よりも相当早い開花にもかかわらず、 「今年は、冬が暖かったから・・」を理由に「色合いが・・」と、 やや寂しげに伝えていた気象予報士が気になった。 花開く前に「寒さ」がないと、スッキリとした開花にならないようだ。 これも「地峡温暖化」の影響なのか、とメモをしたが、 冬が極端に暖かくなったら、目覚める機会がなくなり、 桜が咲かなくなるのかな?って心配もあるよなぁ。
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2021年03月17日(水) ■ |
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俺は君子だろうか?、いや違う |
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書籍「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 (伊坂幸太郎著・幻冬舎刊・285頁)から。 久しぶりの伊坂幸太郎さんの世界を味わったが、 映画「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を鑑賞後。(汗) 彼らしい、ところどころに散りばめられている伏線が丸見えで、 ちょっとばかり、気が抜けてしまった感じさえした。 ただ、映画には、タイトルの意味が説明されていないが、 書籍では、しっかり定義されていた。 「これが出会いだって、その瞬間に感じるんじゃなくて、 後でね、思い返して、分かるもの。 小さく聞こえてくる、夜の音楽みたいに? そういえば『小夜曲』ってなかったっけ? モーツァルトの」 僕は言う。「あの超有名な」 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク?」織田由美が言う。 ドイツ語で「ある、小さな、夜の曲」 だから「小夜曲」とはそのまんまじゃないか・・。」 「出会い」=「小夜曲」=「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 この図式がわからないと、なかなか映像だけではわからない。 今回の場合「他力本願」=「自力本願」という仕掛けがいい。 私としては「君子危うきに近寄らず。」と呟いた後、 「俺は君子だろうか?、いや違う」と自問して、 「近寄る」を選択するところが面白かったなぁ。
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2021年03月16日(火) ■ |
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25年を振り返りながら、25年物の古酒を飲む。 |
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少しだけ、創業・起業のお手伝いをすると、 ビジネスだけでなく、まちづくりにも同じことが言えるよな、 そんな視点、フレーズに出会うことがある。 今回紹介したいのは、インターネットで見つけた、 同じ商品(25年物の古酒)でも、売り方次第で 「売れないお店」と「売れるお店」に分かれるという視点。 Aは「奇跡の古酒』の、醸造元、原材料名、特徴などを説明。 Bは「25年を振り返りながら、25年物の古酒を飲む。」と この25年古酒に「意味」を与えてDMなどを出しただけ。 結果は「Aは全く売れず、Bは驚異的な大ヒット」だったという話。 この例え話が教えてくれるのは、商品・サービスを売るためには 「良い商品」だけでは売れないということ。 これを「まちづくり・観光」に置き換えると、 「世界遺産・国指定文化財」など、観光素材は良くても、 それだけでは、誰も訪れてくれない、ということ。 「美味しいものを作っていれば、客は来る」 そんな時代ではない、と言われた気がする。 日本全国、名水、湧水、湧き間などを素材にして、 まちづくりをしている自治体は多いので、 どんな「名水」なのかを、詳細に説明してもダメ。 その「名水」に「意味」を与えなければ・・。 「まちづくり・移住促進」のキャッチコピーが、 「このまちに住む人が温かい・・」なんて、響かないってこと。 どうやって「商品の良さをお客様に伝えるか?」 これは、まさにマーケティングの本質なんだよなぁ。
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2021年03月15日(月) ■ |
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〇〇らしさを出すのが演奏者のテクニック |
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NHKのラジオ番組「カルチャーラジオ 芸術その魅力」、 今は「今、もう一度『ジャズ入門』を聴いている。 私の中では、ほとんどチームで息を合わせて、 アドリブで演奏しているのかと思ったら、大きな間違い。 必ず、基本となる楽譜があり、 その素晴らしい素材で、個性的表現をするのがジャズ、 そんな説明に、妙に納得した。 どうアレンジするかが演奏者の技量、ということなのだろう。 「〇〇らしさを出すのが演奏者のテクニック」であり、 有名なジャズマンは、どの曲にも「〇〇らしさ」があるらしい。 マイルス・デイヴィス(Miles Davis)らしさ、 ビル・エヴァンス(Bill Evans)らしさ、 レッド・ガーランド(William "Red" Garland)らしさも、 基本の曲をどう表現したか、どう特徴を出したか、 私のスタイルはこうだよ、と言っていることらしい。 音楽のことはよくわからないけれど、 まちづくりも同じようなことが言えそうな気がする。 全国で活躍する「まちづくり仕掛け人」は、 きっとジャズに似た「〇〇さんらしさ」を持っている。 それはたぶん、仕掛け方だけで「〇〇さんが関わっている」と わかるような特徴が必要なんだろうなぁ。 「ジャズマン」と「まちづくり仕掛け人」は共通点が多い。
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2021年03月14日(日) ■ |
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消えても消えても、誰かがまた思い出させてくれる |
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映画「記憶屋 あなたを忘れない」(平川雄一朗監督)から。 人の記憶を消せるという都市伝説的な存在「記憶屋」について 存在を肯定する人の意見はこうだ。 「記憶を消したい人がおるけ、記憶屋がおるんじゃないん?」 「まぁ記憶屋は悲しい世の中に、 生まれるべくして生まれた伝説なのかもしれないね」 「記憶屋は世の中の不条理が生んだ怪物じゃ」 「記憶屋は世のため人のためにおるんじゃと」 だから「記憶を消したいと思うこと」は悪いことではない、と。 しかし、それを否定するわけでもなく、こんな台詞が。 「記憶ってさ、消されたところでまた再生できるって思わん?。 人間って誰でも1人で生きてるわけじゃないけぇ、 記憶がなくなっても周りの人がまた作ることができる。 消えても消えても、誰かがまた思い出させてくれる。 思い出したところでまた忘れてしまうかも知れんけど・・」 それが「記憶」なんだ、という定義に、頷いてしまった。 まぁ、故人になると「いい思い出」しか浮かばないけどねぇ。 死んだ人まで、恨めないからね。
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2021年03月13日(土) ■ |
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お前ここダメだよって言ってくれる人 |
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「お前ここダメだよって言ってくれる人がいるかどうかは大事」 そんな話を、NHKのラジオ番組「DJ日本史」で耳にした。 織田信長には、明智光秀、豊臣秀吉には、黒田官兵衛、 徳川家康には、本多正信、なるほど、確かに・・とメモをした。 それに比べ「承久の乱の主犯格(汗)、後鳥羽上皇は、 ワンマンだったために周囲には冷静に情勢を判断できる人や, 上皇を諌める人がいなかった、と歴史の話としてまとめた。 それは、現代社会でも同じことが言える。 どんな小さな世界でも、組織として成り立つには、 強力なリーダーシップを発揮する人も必要だが、 行き過ぎな発言、行動に対して、諫める役の人も必要。 そんな嫌な役を引き受けてくれる人を大切にするリーダーこそ、 大きなことを成し遂げることができるに違いない。 そんなこと、昔から言われていたことだし、今更・・と思うが、 知っていたけど、実行に移さなければ、知らなかったことと同じ。 いくつになっても「お前ここダメだよって言ってくれる人」 大切にしなくちゃなぁ。
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2021年03月12日(金) ■ |
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今までの人生なにを学んだのか |
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最近、政治家・首長がSNSの効果に目覚めたのか、 多くの方から「友達リクエスト」が届く。 特にFacebookは、実名登録が基本なので、 国会議員や県会議員、近隣市町の首長、議員など、 えっ、あの人から?と思うような大物まで。(汗) でも私は、どんなに偉い人でも、 ノーメッセージの人は、承認しないことにしている。 それは、政治家に限らず、友達申請してくる知人でも同じ。 その考えは、ネットで見つけたフレーズに賛同したから。 「ノーメッセジリクエストは、圧倒的に年配者男性が多い。 今までの人生なにを学んだのか。」 仕事でもなんでも、何も挨拶なしに、黙っていて知らずに、 お近づきになることはないことは、長い経験で学んでいるはず。 もしかしたら、それは、新人でも習うことなのに、 ネットの世界だから、友達申請しておけばいいだろう・・ そんな気持ちだったら、逆効果だと思うんだけどな。 講演会や秘書が一括で「友達リクエスト」するならば、 ノーメッセージのリクエスト、やめた方がいいのになぁ。
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