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2021年06月12日(土) ■ |
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「風林火山」の「山」担当だから、俺 |
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映画「新解釈・三國志」(福田雄一監督)から。 「三国志」関連の映画も、いろいろ観たけれど、ムキになって、 今回の作品・監督に対するレビューを読むと、残念で仕方がない。 私は、ここまでコミカルな「新解釈」も楽しかった。 だって、その時代に生きていた人が今はいないのだから、 100パーセント違うって断言できないじゃん、と思う。 劉備が臆病だったり、面倒くさがりの性格だっていい。 戦いを前に、こう言うのもアリかもしれない。 「『風林火山』の『山』担当だから、俺」 「なにそれ?」「『林』でも可能だけど・・」 「静かでいるか、動かずにいるか、ですな」 風林火山の原文の出典は「孫子の兵法・軍争篇」の一節だから、 面白い・・と思ってメモをした。 もしかしたら、日本の戦国武将、織田信長だって、 明智光秀だって、徳川家康だって、違うキャラかもしれない。 何も映画にしなくても、という人もいた。TVドラマで充分と。 こんなことを「映画化」したからこそ、私は観たのだし、 TVドラマだったら、観なかったかもなぁ。
P.S 個人的に好きだったのは「晴耕雨寝」という四字熟語。 雨の日は「本など読まずに寝る」から「晴耕雨寝」。 このネタ、いつか使わせてもらおうっと。(笑)
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2021年06月11日(金) ■ |
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気持ちで集めるなら、愛着が先。 |
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先日「ボランティア活動に、人を集めるには?」という話題で 意見交換したら、面白い話が聴けた。 例えば、花壇や公園の清掃活動。 私は、最初は、やや強制的に参加を求めても、 何度もボランティアで清掃活動を重ねていくうちに、 手入れしている花壇や公園に愛着がわき、 清掃活動が定着するんじゃないか、という話をした。 そんな考えを持っていたら、ある女性がこう教えてくれた。 「えっ、愛着が先ですよ」と。 特に公園などは、あまり制限をかけず、自由に使わせていただき、 自分たちが使える楽しい場所、として愛着がわいたら、 何も仕掛けなくても、普段使わせていただいている場所だから、 これからも使わせていただく場所だから、たまには清掃活動しよう、 そんな気持ちになる、ということだろう。 これには、目から鱗のヒントがあった。 行政経験の長い私は、どうしても「安全・安心」から入り、 「公平・平等」と続き、条例どおりに・・という方向へ向かう。 それでいて、もっと活用して、賑わいを創出して、と要望をする、 行政の悪いパターンだなと、我ながら猛反省をした。 「ボランティア」って「自ら進んで・・」って意味があることを、 この「気になる一言」でも紹介したことがあったなぁ。 「気持ちで集めるなら、愛着が先」、うん、わかりやすい。
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2021年06月10日(木) ■ |
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俳句+短歌=俳歌(短句) |
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ほぼ毎日撮影している「柿田川」を紹介するには、 情景を長々と説明するときっと続かない。 そう思い「5・7・5」の17文字、標語調で綴り始めた。 その後、季語を入れた俳句に形を変えてみたが、 毎日、季語を選ぶのに一苦労して、続かなかった。 一番しっくりきているのが「5・7・5・7・7」の短歌調。 31字あれば、それなりの景色、気持ちが伝えられるからだ。 しかし、最近の私にしては珍しく、欲が出たのか、 「俳句」の要素を、少しだけ入れたくなってきた。 そこで、考えたのが「5・7・5」の俳句と、 「7・7」を付け加えた短歌調の表現。 かといって、社会風刺や皮肉、滑稽を盛り込み、 「5・7・5・7・7」の音で構成した「狂歌」とはちょっと違う。 こういう文芸はないか、と調べてみたが、 なかなか思うような「単語」にぶつからなかった。 そこで、とりあえず「俳歌」(短句)と名付けてみた。(笑) お見込みの通り「俳句+短歌=俳歌(短句)」の造語。 「シャンプー+リンス=リンプー」 「シャンプー+リンス=シャンス」みたいな感覚。 毎回とはいかないけれど、時々、季語を入れてみたくなった。 たぶん、挫折した「俳句」への心残りかなぁ。
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2021年06月09日(水) ■ |
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私は保育士。パートナーはトラックの運転手。 |
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テレビでは「日本のジェンダー意識が低い」ことを、 世界各国の外国人が指摘していた。 「LGBT」の理解も薄い・・と重ねて指摘していた。 そんなテーマで意見交換がなされ、話が盛り上がった中、 司会者がこんな質問を投げかけた。 (ちょっと曖昧な部分がありますが・・) 「私は保育士。パートナーはトラックの運転手。 一緒になる前は、2人で協力しようと約束していたのに 家事を私にばかり押し付けて困っています。 あなたはなんとアドバイスしますか?」 この回答の大事なポイントは、性別を意識しない視点。 「私」は男性かもしれないし「パートナー」は女性かもしれない、 もしかしたら、同性同士かもしれない。 「私」と「パートナー」の組み合わせは一つではない。 私は不思議なことに、このジェンター問題に引っ掛からず、 ケースバイケースだよなぁ・・と頭の中で答えていた。 先ほど、日本のジェンター意識の低さを指摘していた、 世界各国の外国人でさえ、引っかかっていたから少し笑えた。 国・性別というよりも、個人の意識の違いかな、これって。
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2021年06月08日(火) ■ |
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油断していい状態ではない |
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まだまだ収束が見えないコロナ禍の中、 それでも東京・大阪などの大都市感染者が減り続けて、 東京オリパラも含めて、新しい段階に入った・・ そう思う人がいるのも現実的であるが、 そんな日本の潮流を眺めながら、ある識者がこう呟いた。 「油断していい状態ではない」 それを耳にした私は、少し違和感を感じた。 私の知っている「油断」って、 「気をゆるすこと。たかをくくって、注意をおこたること。 ぬかりがあること。不注意」などが主な意味で、 「油断できない」とか「油断してはいけない」と使い、 日頃から「油断」しないような生活をするのが常で、 決して「油断していい」という言い方はしないからだ。 感染者が減ってきたからといっても、 今までと同じように感染対策をして 「気を抜いてはいけない」そんな意味で使ったと推察するが、 さすがに「油断していい状態ではない」は気になった。 あまりに何回も、コメントを求められているから、 「油断」してしまったのかな。(汗)
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2021年06月07日(月) ■ |
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強い相手とやったほうが面白いから |
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映画「AWAKE」(山田篤宏監督)から。 主役は「世界を変える」のフレーズがお似合いの、吉沢亮さん。(笑) 私の場合、囲碁だと全くわからないけれど、 将棋なら、駒の動かし方くらいならわかる知識があるため、 予想以上にのめり込んだのかもしれない。 幼少の主人公ふたりが、将棋会館の前で初めて出会うシーン。 まだライバルになることも知らないのに、こんな会話をする。 「きみ強い?」「まぁ」「よかった」「えっ?」 「強い相手とやったほうが面白いから」 そして中盤にも違った場面で、 「やっぱり強い相手とやりたくなるのは、 棋士の本能なんじゃないのかな」という台詞が飛び出す。 さらに「勝ちたいと思って対局に臨まない時が来たら、 僕は棋士を止めないといけないと思っています」 誰よりも強くなりたい、それも一番強い相手を倒して、 胃が痛くなるような緊張感を味わいながらも、駒を動かす。 しかし、弱い相手とやって勝っても面白くない、 強い相手とやって勝つことが面白いんだ、と言い切れる この境地を、本当に小さい頃から感じていたとしたら、 その考え方こそ「名人」を生み出す考え方なんだろうな、と思う。 ラストシーン。戦いを終えた2人に対して 「もっと自由な場で戦わせてやりたい、と思いました。 将棋は本来、楽しいものですからね」と先輩棋士がコメント。 楽しい将棋を強い相手とやったら、最高に面白いんだろうなぁ。
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2021年06月06日(日) ■ |
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新聞記事の検索、図書館でしよう |
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先日、ある記事を探しに、新図書館へ足を運んだ。 我が町の図書館には、地元紙の「新聞記事」を 好きなキーワードで検索できる「日経テレコム」という システムが導入されており、日付等がはっきりしない場合、 想定される日にちを、何日もペラペラとめくらなくても済むし、 以前からとても便利に利用させてもらっていた。 図書館は、書籍の貸出、返却だけが仕事ではなく、 それ以上に大切なのは、利用者の「?」に答える、 リファレンスに代表されるサービスなんだと思う。 逆に、新聞記事の検索方法を告知し、利用してもらうことで、 住民が自ら探すことを覚えることに繋がるんだし・・。 本を探す楽しみと同様に、記事を探す楽しみを知って欲しい。 だから、もっともっと、告知をして欲しいなぁ。 私が使いたい時に、使えなくなると困るけど。(汗)
P.S. 検索できた記事を容易にプリントアウトできれば、 もっといいのになぁ。
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2021年06月05日(土) ■ |
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県知事候補の公約、横文字・英単語が多すぎる |
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四年に一度の静岡県知事選挙が近づいてきた。 今までの実績だけではなく、これからの公約を比較して、 これからなってほしい静岡県の未来像をイメージし、 自分の考えと合っている候補者に投票したいと考え、 選挙広報、新聞、インターネット等で情報を収集しているが、 横文字の単語が溢れて、意味不明の公約が羅列されている。 ほんの数年前まで、地方公務員であった私がこう思うのだがら、 私の親世代にとっては、カタカナ表記の単語が並んでいるに過ぎず、 結局は、優しそう、明るそうなどのイメージ、人柄が先行してしまう。 もちろん、選挙権の幅が広がった若者たちにも、難しいと感じる。 老若男女が有する選挙だからこそ、通訳が必要になる横文字・英単語は 極力避けて欲しいと思うのは、私だけではないだろう。 言葉の意味がわからないということは、公約を比較することもできない。 それは、静岡県民の老若男女に対して優しい、とは言い難い。 長年政治の世界に身を置く自分たちだけがわかる公約こそ、 住民の目線に立っていないことを、早く気づいて欲しいと願う。 あっ、久しぶりに、新聞投稿調になってしまったなぁ。
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2021年06月04日(金) ■ |
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63歳のテーマは「誰かのために」 |
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元旦に考える「新しい一年の行動宣言」とは別に、 なぜか、誕生日に「○○歳のテーマ」を決めている。 今考えると、言葉遊びかもしれないが、 本当に「テーマ」とか「狙い」とか考えるのが好き、 自分でも呆れるくらいだが、そんな自分も好き。(笑) 長年書き続けている日記を検索したら、 各年齢らしい「テーマ」で、苦笑いするしかなかった。 54歳のテーマは「全国の地方新聞紙、投稿掲載に挑戦」 55歳のテーマは「55歳の1年を人生のピークに」 56歳のテーマは「あとは、ぼちぼち・・」 57歳のテーマは「おかげさまで『57歳』になりました」 58歳のテーマは「もうひと踏ん張り」 59歳のテーマは「柿田川大楽」楽長就任。(笑) 60歳のテーマは「お裾分け」 61歳のテーマは「収穫」 62歳のテーマは「リセット」 さて、63歳のテーマは・・・とずっと考えていたが、 珍しいことに、あれやりたい、これやりたい・・が ぱっと頭に浮かんでこない。(認知症ではありません) 「無欲」というテーマも考えたが、なんだか違う。 こんなこと悩みながらも、楽しみ、面白がっている私の 63歳のテーマは「誰かのために」。 元旦に決めた2021年の行動宣言は「スローライフ」。 だから、丁寧に生きる(スローライフ)ことを念頭に、 「自分のために」ではなく「誰かのために」過ごしてみたい。 そんな1年間があってもいい気がしてきて・・。
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2021年06月03日(木) ■ |
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語尾に「よ」を付ければ、世界が変わるよ |
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久しぶりに、マッサージ機にかかりながら、 テレビを眺めていたら、ダウンタウンの松本さんが、 こうコメントしていた。 「語尾に『よ』を付ければ、世界が変わる」と。 確かに、紋切り型の言いっぱなしではなく、 たった一文字「よ」を語尾につけるだけで、 柔らかいフレーズに変わる、ということだろう。 「ね」だと、優しくなりすぎちゃうのかな。(汗) みんなが語尾の「よ」を意識することで、 殺伐とした会話が、少しだけど、ほんわかムードになり、 コミュニケーションがスムーズになる、ということ。 最初は慣れないから「早く起きなさい」「勉強しなさい」に、 遅れてもいいから「「早く起きなさい・・・よ」 「勉強しなさい・・・よ」と付けるだけでもいい。 確かに、世界が変わる、そんな気になってきた。 さすがに、松本さん、目の付け所が違う。 私も、早速、実践してみようっと。 皆さんも、是非、実践してみて・・・・・よ。(笑)
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