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しもさんの「気になる一言」
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2021年07月02日(金)
「わだち」を徐行する車に人柄を感じる

6月の空梅雨が嘘のように、7月に入り大雨の連続。
さすがの私も、徒歩通勤を諦めマイカー通勤したが、
対向車や前を走る車に、人柄を感じていた。
子どもたちの通学時間と重なり、
歩道も、パラソルの花が咲いているのだが、
自動車がスピードを上げて通過すると、
車道のわだちに溜まった水が元気よく、
水しぶきをあげ、子どもたちに襲いかかる。
時には、小学校前の小さな子どもと母親など、
びしょびしょになってしまい、悲しくなってしまった。
そんな光景を目の前で見たドライバーは、
必ず、ブレーキを踏み徐行、減速しながら、
歩行者の脇をゆっくりと通過していた。
普段の運転よりも、こういう日にこそ、
ドライバーの人柄が表に出るな、と思う。
雨の日こそ、歩行者をいたわる運転を・・と願い、
「『わだち』を徐行する車に人柄を感じる」を
一言として、残しておきたい。



2021年07月01日(木)
降りますランプ

NHKラジオ「文芸選評」(短歌)のメモだった。
出題テーマも忘れてしまったけれど、
なぜか記憶に残っている短歌がある。
「終バスに2人は眠る紫の降りますランプにとり囲まれて」
遊びなのか、仕事なのかもわからないけれど、
疲れてしまって、どちらかの肩に頭をのせている、
その周りを、ワンマンバス特有の「ランプ」が点灯している。
それも2人を囲むように「紫色」が際立つ、
そんな情景が浮かび、いい作品だなぁ・・と感じた。
しかし、面白い解説があった。
(すみません、選者も忘れてしまいました。(汗))
実は私たちが、あっ、あれね・・とイメージしているのは、
「降りますランプ」ではなく「止まりますボタン」。
私にとって、へぇ、そうなんだ・・という発見もあったし、
現実を短歌にするからと、正直に表現したら、
「終バスに2人は眠る紫の止まりますボタンにとり囲まれて」、
これでは、字余りにもなるし余韻がないな、と感じた。
今考えると、押すのは乗客の私たちだから「降ります」がいい、
「止まります」だと、主役が運転手だもの。
まぁ、どっちでもいいんだけど、
単語1つで、こんなにイメージが変わるんだなぁ。



2021年06月30日(水)
選んでもらうためには、何をしたらいいか

最近、観光分野で仕事をしていて、気になることが増えた。
と言うのは、多くの観光地が、HPやSNSなど、
多角的な情報発信ツールを使い、魅力を発信し続けていること。
それが、全国画一的で、ちょっと怖い気がする。
コロナ感染が「終息」はしなくても、いつか「収束」はする、
その時、全国一斉で「観光客」を奪い合うこととなるが、
旅行行きたい症候群の国民には、ものすごい量の選択肢が示され、
その中から、行きたい場所を選ぶこととなる。
それは、私たちが考えている観光地同士の戦いではなく、
ディズニーランド、ユニバーサルスタジオなどのテーマパークや、
買い物などを楽しむ、アウトレットなどの商業施設、
歴史ある温泉や、ちょっと豪華なリゾートホテル、
コンサート会場、スポーツ競技場など、数えたらキリがない。
そんな中で、付加価値をつけ、他施設と差別化を図りながら、
最後は、選んでもらわなければ、意味がない。
だから、今、考えておかなければいけないのは、
数多くの提案されたプラン・候補の中から、
「選んでもらうためには、何をしたらいいか」に尽きる。
これって、婚活などのイベントに代表される、
相手に「選んでもらう」ことを意識することと同じ。
どんなに素晴らしい才能があっても、選んでもらわなければ、
何も始まらないのだから。



2021年06月29日(火)
日本とイギリスは、家の間取りが似ているから

あれっ、誰のコメントだったかな・・と探していたら、
作家・柳美里さんだった、と思い出した。
確か、イギリスアンティーク家具が好きで、
大切にしているって話の中で、メモした話であった。
「どうして、イギリス家具が好きなんですか?」の問いに、
いくつか好きな理由を挙げたあと、
「日本とイギリスは、家の間取りが似ているから」とまとめ、
「島国で狭くてですよ、寸法的に家具もほとんど一緒なんです」と
付け加えた。
他のヨーロッパ家具と違い、イメージがピッタリなんだと思う。
うまく言えないけれど、家具だけが主張せず、
他の家具どもうまい具合に調和がとれているってこと、
そんな意味に理解した。
そういえば、自動車も右ハンドルだし・・
イギリスとの共通点って、多い気がする。
EUから離脱し、自国の文化を大切に守ろうとしたイギリス。
なんだか他の国より、身近に感じちゃうのは私だけかな。



2021年06月28日(月)
大谷の活躍はバランス

今シーズン、メジャーリーグで大活躍の大谷翔平選手。
それに合わせて多くの特集記事、特集番組が組まれているが、
その記録の凄さにスポットを当て、大リーグ史上・・と
後追いのように取り上げている記事が目立つ。
私が知りたいのは、どうして今シーズンは、
大谷選手が活躍できているか・・なのだが。
それをズバッと解説してくれたのは、
やっぱりこの道の解説では欠かせない「落合博満」さん。
簡単には説明できないと思っていたら、
「大谷の活躍はバランス」と言い切った。
ハヤトちりの私は「投打のバランス」と勘違いした。
打つことも投げることも含め、野球大好きな大谷選手は、
疲れることなど考慮せず、試合に出続けることで、
精神的なバランスをとっているから・・と解釈した。
しかし、落合さんの視点は、全然違った。(汗)
一回り大きくなった大谷選手の体格を眺めて、
「上半身・下半身、バランス良く鍛えたから」と語った。
アスリートは、オフシーズンなどを利用して、
よく筋肉トレーニングをするが、どうしても弱い部分の筋肉を
強化しようとして、バランスを崩す。
なるほどなぁ・・そういうことだったのか・・さすが。



2021年06月27日(日)
「これは悲劇かい?」「喜劇かい?」「女が絡むとわからん」

映画「女は女である」
(ジャン=リュック・ゴダール監督)から。
フランス映画・・というか、ゴダール監督の作品というべきか、
私には、まったく理解できなかった。
観賞後、作品解説を読んで、少しだけ・・なるほど・・と思ったが、
それでも、やっぱり、私には難しかった。
「登場人物が歌わないミュージカルコメディ」という発想に基づいて
制作されたラブコメディ。(らしい)
私の映画鑑賞の仕方が、作品内で発せられる台詞やフレーズに重きを置き、
そのメモから、作品レビューを書くからすれ違うのだと理解した。
監督らしい視点とか、構成とか、色合いとか・・あまり興味がないからか、
心に刺さるものが少なかった、と推察した。
気になった会話は、2つ。
「これは悲劇かい?」「喜劇かい?」「女が絡むとわからん」
人生でも仕事でも、たぶんなんでも、女が絡むことにより、
見方によっては、悲劇にも喜劇にもなる、というのが面白かった。
「すぐ戻る」「なんで男は中座するとき『すぐ戻る』と?」
「卑怯だからよ」「お互い様だ、女は皆ワルだしな」
あぁ、これは国に関係なく、日本人もそうかもなぁ・・・と笑った。
風刺があったり、コントみたいなシーンがあったり、
意味不明なカットも、この作品には必要だったんだろうけれど、
やっぱり、私には難しすぎた。
絶賛の評価が溢れている中で、レビュー投稿するのは、
う〜ん、気が引けるなぁ。(汗)



2021年06月26日(土)
コロナ禍の生涯学習講座は、大学の先生を講師に

社会教育、生涯学習の経験が長かったからか、
(他市町の)公民館等の職員から、こうしたコロナ禍の中で、
どうやって講座を企画したらいいですか?、
という質問を受けることがある。
さすがに私が現役の時は、コロナウィルス感染拡大がなかったから、
こうすればいいよ、と経験談を語ることはできないけれど、
こういう時だからこそ、現代が抱える問題として、
住民に向けて、講座・教室の企画を考えたくなる。
そのヒントは、大学で教鞭をとっていた先生方のコメントにあった。
対面授業よりも、オンライン授業の準備の大変さ、を綴った先生方が
とても多かったことが私の記憶に残る。
以前から、高齢者の学習意欲はすごかったけれど、
このコロナ禍で、学びたい・・と思う高齢者が増えているし、
コロナ禍で自宅に引き篭もっている高齢者も多いと聞く。
そんな彼らが、テレビのワイドショーばかり見ているのではなく、
まちの文化や歴史を学ぶ機会を与えたら、どんなに盛り上がるか、
考えただけでも、想像がつく。
若い生徒さんたちに教えている大学の先生方、
この1年間溜め込んだ、オンライン授業のノウハウを、
是非、地元の人たちの生涯学習講座に力を貸していただきたい。
それが、学社連携っていうものなんだよなぁ。



2021年06月25日(金)
「大丈夫?」って訊かれると「大丈夫」って答えてしまう

身体的にも、精神的にも、辛い時があって、
時には体調を崩して長期休暇を取る人もいる。
事故等で身体障害になり車イス生活を余儀なくされる人も。
そんな生活弱者の人たちと話をしていて、
そしてまた「東京オリ・パラ」で特集番組を観ていて、
メモしたフレーズ。
「『大丈夫?』って訊かれると『大丈夫』って答えてしまう」
本音は「大丈夫」でなくても「大丈夫」って言わせてしまう
そんな雰囲気を訊ねるほうが醸し出しているようだ。
では、どんな言葉をかけたらいいのだろう・・と思っていたら、
「休んでもいい」「立ち止まってもいい」という意味を込めた、
「ちょっと休もうか」「少し立ち止まろうか」などの方が、
気が楽になるらしい。
これもまた人によっては違うのかもしれないが、
これから始まる「東京パラリンピック」に出場する選手に、
どんなインタビューがされるかは、私の楽しみの一つでもある。
少なくても「頑張っている選手」に向けて、
これ以上「頑張ってください」と言わないインタビューを
期待したいと思う。
勝った選手には「喜び」を中心に話せばいいけれど、
負けた選手へのインタビューは、難しいからなぁ。



2021年06月24日(木)
夏まつり中止。「コロナ」&「オリンピック」

年に一度の大きなイベントである夏まつりは、
コロナ禍の中、2年連続の中止や規模縮小開催が叫ばれ、
大きな話題となっているが、我が町だけ考えてみれば、
コロナ禍でなくても、中止の判断は正解だと思う。
なぜか?・・
それは日程が「8月第1土曜日」だからである。
メモ魔の私は、いつもの癖で、手帳にいろいろ書き込む。
さて、東京オリ・パラも、中止はなさそうなので・・と、
主な競技の日程をチェックしながら、書き始めたら、
お祭り予定の8/7(土)って、8/8(閉会式)の前日で、
ほとんどの種目が「準決勝や決勝戦」などであった。
(陸上・ゴルフ・バレーボール・水泳・カヌー・体操・
バスケットボール・野球・ボクシング・空手・近代五種・
自転車・ハンドボール・レスリング・馬術・サッカーなど)
言い換えれば「お祭り」がよほど魅力がなければ、
オリンピックのテレビ観戦を優先すると感じたから。
実は「8月第1土曜日」は町が制定した「柿田川の日」。
う〜ん、悩ましいところだなぁ。



2021年06月23日(水)
近のマイブームは「町全体シリーズ」

最近「町全体シリーズ」にハマっている。(笑)
私の住む「静岡県清水町」は、東西約2キロ、南北約4キロ、
心臓のような形、伊豆半島のような形の小さな町だからこそ、
この「シリーズ」が活きてくる。
一時は、東京ディズニーランドを始めとしたテーマパークのように、
東西南北でのゾーニングも考えたが、やや無理があった。(笑)
それならば・・と考えたのが、町全体シリーズ。
実は、この「シリーズ」、私が社会教育課で働いていた時、
それも、20年以上前に企画し、今でも続いている長寿文化事業。
文化振興を担当していた当時、町内に美術館がないのが悔しくて、
それならば・・と、逆に、町内のいろいろなところに
文化芸術の作品展示ができるスペースを確保しようとしたのが始まり。
地域交流センター、防災センターを始め、町内2中学校の廊下、
JAのロビーなど、官民を問わず、展示させてもらっている。
これが「町全体が美術館」事業だが、同じ発想で
・町全体が音楽ホール・町全体が博物館・町全体が寄席   
・町全体が植物園・町全体が専門書店・・など頭に浮かぶ。 
今、情報を集めているのが「町全体が柿田川レストラン」
柿田川をイメージして作った、実際のメニューを集めて、
バーチャルの「柿田川レストラン」として、紹介する。
レストランのメニュー、ちょっと研究してみようっと。

P.S
「柿田川○○」というこだわりメニューのあるお店、
ジャンルは問いません。知ってたら教えてください。
バーチャルだから「町外・県外・国外」でもOKです。(汗)