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2021年07月17日(土) ■ |
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始めたら信念を持ってやり遂げて |
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映画「博士と狂人」(P・B・シェムラン監督)から。 映画(英語版)「舟を編む」の表現がピッタリだったし、 もちろん、私の「お気に入り」に仲間入りした作品。 邦画「舟を編む」と違い、やや重たいストーリーだけど、 久しぶりに、重厚な作品と出会い、メモも溢れた。 貧しい家庭に生まれ、学士号を持たない異端の学者マレーが、 豊富な知識と根気が認められ、編集責任者を任される。 彼は、その時の喜びを家族に、こう伝えた。 「今までやってきたことを全て生かせる。 完成させるには気力がいる。 私はすべての言葉を調べて、定義する責任者になる」と。 それに対し妻は、しばらくしてこう励ます。 「迷いと恐れを捨てると約束して欲しいの。 始めたら信念を持ってやり遂げて」と。 あなたがこの仕事を受けるということは、 家族と過ごす時間を減らすことに他ならない。 その大切な時間を使うのだから、中途半端は許さないし、 それを認めた私たちに後悔をさせないで・・ そんな切実な気持ちが込められていて、胸を打った。 一生に一度の人生だからこそ、このフレーズは重かったし、 24時間、365日、そして数十年をかけて挑む大きな仕事って、 それを支える人たち(特に家族)の理解が必要だよなぁ。
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2021年07月16日(金) ■ |
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せっかくここまで来たのたがら、寄ってみよう |
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コロナ禍が収束したとは思えないが、 最近、妙に「総会」と称する、リアル会議が増えてきた。 やはり「総会」ぐらい皆で顔を合わせよう、いうことなのか。 ただ、せっかく遠路はるばる会場まで足を運ぶのだから、と 私は、近隣観光地の状況を視察・見学することにしている。 しかし、現状は予想以上に酷く、人影もまばら。 土産店もほぼ閉まっていて、活気というものは感じなかった。 逆にコンビニ前は、多くの車が駐車していたのも事実。 結局は、周辺で開店していた店舗がコンビニだったってこと。 私の「せっかくここまで来たのたがら、寄ってみよう」、 そんな考えは、完全に打ち砕かれた。 柿田川公園の近くで観光案内していると、 「近くでお勧めのところないですか?」と訊かれることが多いが、 開いてるか、開いてないかもわからない場所を案内できないから、 結局は、365日開いてるところをアドバイスすることになる。 食べログと同じように、その日、営業している観光地情報、って 必要だよなぁ。(営業時間も・・)
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2021年07月15日(木) ■ |
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コロナが収束したら、またリアル会議に戻る気がする |
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まだまだコロナ禍の収束が見えてこない現在だが、 もし収束したら・・を前提に予測したら、 一番最初に考えついたのが「リアル会議」。 やっと、オンライン会議が布教してきてたと感じていたが、 各種団体の総会をはじめ、多くの会議が元に戻る気がする。 「いやぁ、やっぱり、会議は会って話さなくちゃ」と誰かが発し、 「そうだよね。オンライン会議はどうも・・」とか言い、 何事もなかったように、元の形に逆戻りするだろう。 オンライン会議が便利なのは、誰もが理解しているが、 その「費用対効果」よりも「人恋しさ」が先行して、 「顔を突き合わせること」の大切さが叫ばれる。 だから誰かが「会議はこれからオンラインにしましょう」と 提案しても、聞く耳を持たない様子がリアルに浮かぶ。 このコロナ禍で、感染拡大前の不便さ、効率の悪さが、 多くの分野で浮き彫りにされにもかかわらず、 よほど意識しないと、地域の重鎮と呼ばれる人たちの、 それとも新しい生活に違和感を感じていた人たちの、 鶴の一声で、元に戻るなんて悲しいことだ。 だからこそ今のうちに、皆から愛される若いリーダーを 本気になって育てなければ・・と思う。 もう私たち世代に任せてください・・と言える人たちを。
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2021年07月14日(水) ■ |
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NHK「エンジェルス」その他「エンゼルス」 |
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メジャーリーグの大谷翔平選手。 今や、野球をあまり知らない人たちでも、 知っている、日本の若者。 彼は、なんというチームの所属?と訊かれたら、 「ANGELS」と答えるのであるが、 カタカナではどう表現する?と訊かれたら、 ほどんどの人が「エンゼルス」と答えるに違いない。 だって、ほとんどのマスコミやスポーツ関係者も 「エンゼルス」と記しているから。 私も当初「エンゼルス」と書いていたが、 NHKのテレビ・ラジオ放送を聴いていたら、 字幕やキャプションには「エンジェルス」と表示し、 ニュースを読むアナウンサーも「エンジェルス」と発音。 そう言えば、私の好きな映画「Charlie's Angels」は、 カタカナ表記は「チャーリーズ・エンジェル」。 「Angel」(天使)だから「エンジェル」でいいのに、 なぜか、大谷選手の所属チームは「エンゼルス」。 正式には「ロサンゼルス・エンゼルス」なのだが、 (英語: Los Angeles Angels、略称:LAA) どうも腑に落ちない。 英語をカタカナ読みから入る必要はないし、 どっちが正しい、って問題ではなく、子供のためにも どちらかに統一するってことはできないのだろうか。 それとも、何か大人の事情があるのかな。(笑)
P.S そういえば、森永のお菓子は「エンゼルパイ」。 「森永エンゼルマーク」なんてのも、あったよなぁ。
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2021年07月13日(火) ■ |
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横綱の張り手はパワハラじゃないの? |
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大相撲・七月場所(名古屋場所)を、テレビ観戦している。 今回は六場所連続の休場の「横綱・白鵬」が、 進退をかけた場所として注目を浴びているが、 私は、以前から気になっていたことがある。 それは「横綱の張り手」。 もう癖なのかもしれないが、立ち合いの時、 ほとんど、1発目に張り手が飛び出す。 これは、見た目、平手のピンタみたいなもの。 もちろん禁じ手ではないし、相手の勢いを止めるには、 有効な技の一つではあるから、それを責めるものではない。 しかし、私が観ている限り、格下の若い力士が、 白鵬に対して、立ち合いで「張り手」をした場面は あまり観たことがないから、なぜか違和感を感じる。 若い力士も、白鵬に対して「張り手」をしてみるといい。 その張り手に対して、彼がどう反応するのか興味深いし、 横綱だからこそ、泰然自若にドンと構えていて欲しい。 とりあえず、番付が全ての相撲の世界、 「横綱の張り手はパワハラじゃないの?」を残しておこう。 私の考えすぎだろうか。
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2021年07月12日(月) ■ |
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縮れっ毛だから、くるくるパーマみたいになるんだ |
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このところ蒸し暑く、不快指数全開、湿度も異常に高い。 ビオレのボディシートは手放せないし、1日に何枚も使う。 だけど、一番気になるのは、髪の毛。 (「薄い・少ない」という意味ではありません(笑)) 何度も何度も櫛で伸ばしても、クルンクルンに丸まる。 こればかりは、私の手に負えない。 だから、どうしたんですか?、その頭、と言われる前に、 言い訳をしておく。 「縮れっ毛だから、くるくるパーマみたいになるんだ」と。 周りは、いいじゃん、可愛くて・・と冷やかすけれど、 顔が小さいのと、足が小さいのと、縮れっ毛、 本人はいたって真面目に、コンプレックスなんだって。(汗) まぁ、63歳になって、今は特に気にもならないけれど、 こうやって書くってことは、気にしてたんだなぁ。
P.S 頭の形は、地球みたいにまん丸だから、 どこから太陽が当たっても、丸い影しかできず・・・ 夕焼けを浴びて、頭の影が長く伸びた人が羨ましかったっけ。
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2021年07月11日(日) ■ |
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全ての競技を無観客という同じ条件で・・ |
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コロナ禍の中、東京オリンピックが開催される。(らしい) 種目によって、有観客だったり無観客だったりするが、 海外からの観客を受け入れない・・と決めた時点で、 私は、全ての種目で無観客がいいかな、と思う。 それは、観客の声援が、プレイする選手にとって 大きな力となることは、彼らが一番知っている。 日本人の観客だけ入れたら、会場内の雰囲気が偏るから、 日本人選手にとっては、いつでもどこでも「ホーム」、 外国人選手にとっては「アウェイ」で争い戦う。 それだけで、大きなハンデキャップとなるし、 そんな条件で「優勝」しても、なんだかなぁ、って感じ。 もちろん、盛り上がりは欠けるかもしれないが、 それこそ、スポーツマンシップにのっとり、 正々堂々と戦うことになるのになぁ・・と私は思う。 日本の武士道ではないが、こんな状況だからこそ、 同じ条件で戦うってのが、私は好きだなぁ。
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2021年07月10日(土) ■ |
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大河ドラマの主役を演じた俳優たちの討論会 |
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最近、面白い企画を思いついた。(笑) 近年のNHK大河ドラマで主人公を演じた俳優たちが、 激動の時代を乗り切った主人公になったつもりで、 現代の抱えている課題を解決する討論会を。 一年間、その人になったつもりで演じたからこそ、 体に染み付いている考え方や振る舞い、 独自の組織論、戦い方・問題解決策など、 あらゆる角度から、意見交換して欲しい。 パネラーは、福山雅治さん、松山ケンイチさん、 岡田准一さん、堺雅人さん、鈴木亮平さん、 長谷川博己さんコーディネーターは、柴咲コウさん。 さて、大河ドラマの主人公、どれくらい覚えていますか? 歴史上の人物に置き換えると、豪華な顔ぶれ。 パネラーは、坂本龍馬、平清盛、黒田官兵衛、 真田源次郎信繁、西郷吉之助(隆盛)、明智光秀。 コーディネーターは、井伊直虎。 面白そうな話が聴けそうだと思いませんか? あっ、渋沢栄一(吉沢亮さん)は、 まだ、ドラマ半ばだから、次回の討論会かな。
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2021年07月09日(金) ■ |
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優しいは長所、優しすぎるは短所 |
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昨日、こんなことを言われた、と呟いたら、 驚くほどの反応だったので、一言にして残そうと思う。 「しもさんの長所は『優しいところ』、短所は『優しすぎるところ』」 もちろん、面と向かってではなく、食事をしながら、 談笑する中での会話だったけれど、なるほど・・と思ったので、 「それ、メモしていい?」と断って 「優しいは長所、優しすぎるのは短所」とスマホに打ち込んだ。 「時には、心を鬼にして叱ることも必要ですよ」と付け加えられた。 定年退職してから2年、あまり「欲」がなくなってきたからか、 余計な言い争いや、トラブルを避けようとしてきたことは事実。 (特定のクレーマー対応は別だけど・・(汗)) それが気付かないうちに、声を発しない行為に繋がり、 「何をやっても叱らない人」と思われていたのかもしれない。 それは私の意に反するが、やはり適度に「自分の主張」もしないと、 周りから舐められることと理解した。 だからといって、意味もなく叱る必要もないから、 相手のためになると考えたら、ケースバイケースで叱りたい。 「あんまり強く言うと可哀想だから・・」は、優しさではない。 大切なのは、主観的な感情で声を荒げる「怒る」のではなく 愛情を持って「叱る」こと。 わかっているつもりだったんだけどなぁ。(汗) 今更、鬱陶しく思われるのも、面倒くさいし・・が本音かな。
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2021年07月08日(木) ■ |
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僕らが考えてもしょうがない世界 |
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私の大好きなラジオ番組、NHK「子ども科学電話相談」。 歳を重ねてきた私たちでは、疑問にもたないことを、 子どもたちはズバッと質問して、毎回楽しみにしている。 今回は「天文・宇宙」「科学」「岩石・鉱物」、 それぞれの専門分野の詳しい先生が、丁寧に説明し、 それでも難しければ、他の分野の先生に助け舟を出して、 なんとか答えていた。(笑) しかし、今回の「福井県の小学校一年生」の質問は、 誰もうまく説明できなかったので、笑うしかなかった。 「宇宙ができる前は、何もないって言っているけど、 何もないっていうのはどういうことですか?」 この質問を考えた彼は「僕は恐竜が好きなんですが、 恐竜の時代のもっともっと前のことを知りたいからです」 という素朴の疑問から発せられていた。 「時間がない・空間がない・法則もない世界」と定義しても、 子どもたちだけでなく、私たちでさえわからなかった。 「わかってもらえました?」「う〜ん、わからない」 「わかってもらえました?」「う〜ん、だいたい」 最後まで、まとめきれず、照れ笑い?しながら 「僕らが考えてもしょうがない世界」とまとめた。(汗) この回答を「天文・宇宙」「科学」の先生たちに求めたところが 可笑しかった。哲学とか、宗教の先生が答えた方がいいかも。 「これを質問してきてくれたことがすごいと思う」と呟いた先生方、 屁理屈で答えず「ごめん、私にもわからない」と正直に話してくれて 楽しい会話だった。是非一度、ご視聴を。
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