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2021年07月29日(木) ■ |
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今日は出張レファレンスサービスに参りました |
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映画「天使のいる図書館」(ウエダアツシ監督)から。 本好きの私は、どうしても図書館ネタの本に弱い。 だから、監督はこの作品で何を伝えたかったのだろう、 そんなことよりも、図書館サービスなどが気になってしまう。 今回は、レファレンス・サービス。 「あの〜、泣ける本が読みたいんですけど・・」と言われ、 「1番泣ける確率の高い本です」と言い、 「残虐・拷問・処刑 西洋拷問器具辞典」を探すのはギャグだけど、 やはり、図書館司書の醍醐味は、レファレンス。 主任らしき司書さんが、何度となくアドバイスをする。 「相手が何を求めているのか、それをわかってあげるのが レファレンス・サービスだと思うよ、私はね」 「どんな方がどんな気持ちで読むのか、 それに寄り添えば、その方に合う方がわかる気がするんです。 私たちの1番の喜びは、利用者の方と本をつなげることですから」 「レファレンスをするときには、 その一冊が利用者の人生を変えるかもしれないということを きちんと考えて、本を選んでください」・・ うんうん、いいこと言うなぁ・・とメモが増えた。 ただ選んだのは「出張レファレンス・サービス」 高齢者が増え、町の中央図書館にも足が運べなくなった時は、 また近くの公園まで車で運ぶ「移動図書車」復活かな・・と 漠然と考えていたから「出張」は新鮮だった。 これって、どこか実施している図書館あるのかなぁ、気になる。
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2021年07月28日(水) ■ |
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ここがチョロチョロなのに、あそこではもう川になっている |
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今回は、柿田川公園・第1展望台で耳にした解説。 小学生くらいの子ども2人を連れた家族だと思う。 お父さんが川の始まりを目にして驚き、その後に 「すごいよね。たったこれだけの湧き間で、 この川を作るんだから」と自分の方が興奮しながら話し、 その意味が伝わらなかったのを感じたのか、 「ここがチョロチョロなのに、あそこではもう川になっている」 ほんの少しの距離で、源流から一気に大きな川になる、 それくらい、あちこちで湧いているんだね、と付け加えた。 まずは、この凄さに気付いたお父さんに拍手を送りたい。 どうしても、目の前の「大きな湧き間」を注目してしまうが、 それ以外の要素で、柿田川の凄さを表現したからだ。 第2展望台でも、ブルーホールの湧き間に驚く人が多いけれど、 溢れる水量に驚く人は、なかなか少ない。 この視点、もっと柿田川の凄さがわかってくるんだよなぁ。
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2021年07月27日(火) ■ |
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見えない敵と戦うことで見えてくる人間関係 |
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最近、新型コロナの話題がないですね、と数少ない読者から メッセージをいただいたので、ちょっとだけ。 確かに、ワクチン接種のことばかりが話題になり、 このコロナ感染拡大が、どんなことを引き起こしているのか、 そんなことを考える時間が少なくなってきていた。 (最近では、オリンピックにも話題をさらわれている(汗)) たぶん、ラジオから流れてきたフレーズだったけれど、 そうそう・・と思ったので、紹介したい。 「(新型コロナウィルス」という) 「見えない敵と戦うことで、見えてくる人間関係」。 これって、奥が深いなぁ・・とメモをした。 こんなに長い間、人に会わないことってなかったから、 コロン感染拡大前の人間関係と、現在の人間関係が ガラっと変わった気がするのは私だけだろうか。 良い悪いは別として、定年退職後にしようと思っていたけど、 なかなか進まなかった「人間関係の断捨離」も、 僅かだけれど進んだ気がする。 最後は、ほんの一握りの人間関係を大切にすることで、 一日、一週間、一月、一年が過ぎていくに違いない。 それはそれで、いいんじゃないのかな。
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2021年07月26日(月) ■ |
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「兄弟」「兄妹」「姉弟」「姉妹」 |
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オリンピック・柔道の「阿部一二三、詩」選手が、同日に金メダル。 テレビに映し出されたテロップは「きょうだいで金」。 えっ「兄妹で金」でいいのに「ひらがな?」と思った。 どうしてもスルーできない違和感を感じ、調べてみた。 まずは、PCの変換。「きょうだい」で入力し、漢字変換したら、 「兄弟」「兄妹」は表示されたが「姉弟」は、出てこなかった。 もう少し詳しく調べたら、 「兄・弟・姉・妹を合わせて兄弟姉妹(けいていしまい)という。 また、男性のみの場合兄弟(きょうだい)、 女性のみの場合姉妹(しまい)が用いられる。 構成員が2人で男女の組み合わせである場合、兄妹(けいまい)、 姉弟(してい)が用いられることもある。 また、近年はひらがなで『きょうだい』という表記をする 場合もある」(場合もある?ってどういうことだろう) 新聞やネットの世界ではほぼ「兄妹」の表記で紹介しているが、 ほとんどの人が「きょうだい」と読み、共通認識している気がする。 多くの人が見ているテレビ(NHK?)だけが「きょうだい」表記。 これには、何か訳があるに違いない。 日本語だからこそ「きょうだい」と入力したら、 「兄弟」「兄妹」「姉弟」「姉妹」と変換されればいいのに、 そんなことを思った。 どんな組み合わせでも「きょうだい」なんだから。
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2021年07月25日(日) ■ |
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連休にしては、人出が少ないような気がします |
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あるマスコミのレポーターがこう話した。 「連休にしては、人出が少ないような気がします」 さらに街中でインタビューを受けている人たちも、 「もう少し減った方がいいと思います」「ちょっとヤバイですね」 「経済支援になれたらいいな、と思って出かけてきました」 自分もその1人なのに「こんなにいるとは思いませんでした」など 地方では、感染拡大を恐れ、自粛している人たちが多い中で、 このレポーターや街角の人たちに、正直ムッとした。 緊急事態宣言が出ているのに、飲食街が大勢で賑わっている映像、 海開きを中止したはずの熱海サンビーチに、海水客で溢れる映像。 マスコミ各社は、どのようなことを伝えたいのか? 感染防止・経済支援、どちら側の映像を映したいのか?。 どのチャンネルを回しても同じ内容の報道でなく、 各社、極端に偏った報道でいいのに、と思う。 そしてチャンネルを選択するのは、視聴者の私たちであるから。 我が局は「感染拡大防止」、我が局は「経済支援優先」でいい。 広く浅くの情報よりも、狭く深くの情報が欲しいと思う私である。
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2021年07月24日(土) ■ |
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今こそ「奴雁(どがん)」役が必要では・・ |
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前にも、何度か紹介した「奴雁の哲学」・「奴雁の精神」。 繰り返しになるが、今こそ「奴雁(どがん)」役が必要では・・、 そう感じたので、記録として残しておきたい。 「奴雁の哲学」・「奴雁の精神」 「群れを成す雁、野にありて、餌を啄ばむ時、
そのうちに必ず1羽は、首を挙げて四方の様子を窺い、 不意の難に番をするものあり。これを『奴雁』という。」 (雁が夜、沙渚中に宿するには、千百の鳥が群れを成し、 大なる者は中に居り、小なる者は外を囲んで雁奴(奴雁)となり、 動静を察し、狐・人などの来り捕へるといふ) 「奴雁」とは、その雁の群れが5羽であれ50羽であれ、 たった1羽しかいないらしい。 何をする役割かというと、みんなが羽を休めて、 餌をついばんでいる時でさえ、その1羽だけは天高く首を伸ばして、 辺りを伺って、もしそこに危険が来たら大きな声を出して その集団を導いていく1羽のこと。 日本国民全体が、コロナ禍にも関わらず、溜まったストレスを 東京オリ・パラの観戦で発散し、予想以上に大騒ぎする事で 感染拡大が急激に拡がりをみせることも考えられる。 期間中に、異常気象に端を発した自然災害や、 予想外の大きな事故だってありえる。 だからこそ、全体の流れを俯瞰して、冷静に判断できる人が欲しい。 みんなが同じ方向を向いているのが、一番危険なのだから。 でも、こんな役、進んでやりたがる人がいないかもなぁ。
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2021年07月23日(金) ■ |
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魔女狩りが始まる予感さえする |
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過去、意識的に多くのいじめをしていた人が「辞任」で、 コント脚本の一部が差別発言だとされた人は「解任」。 この幕引きにも違和感を覚えるが、またその話題で書けば、 誰かの目に止まって、標的になる可能性さえある。 私も36歳から「気になる一言」をほぼ毎日書き続けているが、 その間の約27年間に、差別発言、誹謗中傷をしていないか、 行政批判をしていないか、と問われれば、自信がない。 およそ10,000話を読み返す作業も、簡単ではないし。(汗) 当時の生活環境により影響を受け、その時、その瞬間の 感情の昂りに合わせた日記だって書いている。 書籍や映画のレビュー、講演会や音楽会の感想なども含め、 私はこう思う・・と辛辣に書いていたこともある。 世界に影響を及ぼす「オリンピック」に携わる人だから、 今、世界を揺るがすほどの大きな話題となっているが、 これを契機に、対象規模が縮小して、ほんの小さな役職でも、 その役に相応しいか、の魔女狩りが始まる予感さえする。 どんどん生きにくい世の中になっていくなぁ。
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2021年07月22日(木) ■ |
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オリンピックは、夢が叶う瞬間をみる機会 |
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明日(7/23)には開会式を迎えるというのに、 今の時点でも「オリンピックの意義は?」と書かれた 新聞の社説などを読むと、ちょっとがっかりする。(汗) 私の「気になる一言」は、これからしばらくの間、 オリンピック話題が増えるが、書き綴るからには、 私なりの「意義」を、テレビやラジオから集めた 多くのメモから、まとめておこうと思う。 「オリンピックは、夢が叶う瞬間をみる機会」。 私のアンテナに引っかかる台詞を、夢に向かって努力し、 掴んだ選手、逃した選手が、それぞれ心の底から発せられる 熱い想いをリアルに聴くことができる機会、と捉えたい。 日常生活をしていては、そんな機会をみることは稀れ。 いや、ほぼ皆無に近いといってもいいだろう。 オリンピックの自国開催は、そんなシーンを身近に聴けて、 次世代を担う子供たちに、夢を持つ大切さ、 そのための努力の必要性などを伝える、絶好のチャンスと捉え、 今年の夏休みの宿題は、オリンピックのテレビ観戦だけでいい。 もちろん、夢が叶わない瞬間も目にすることになるが、 それはそれで、子供たちに何かを感じさせてくれるはず。 単なる勝負に「勝った・負けた」ではなく、 そのオリンピックの場に立つためにしてきた多くのこと、 そして多くの人に支えられてきたことを、 アスリートたちは、必ず伝えてくれるはず。 さぁ私も、オリンピック専用のメモ帳、買わなくちゃ。
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2021年07月21日(水) ■ |
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ちょっと雲がかかってくれると真っ青になるんだけどね |
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柿田川公園・第2展望台で耳にした、観光客の解説。 何度か訪れたことのある様子の男性が、 初めて訪れたと思われる女性に説明していた。 耳をダンボにして、二人の会話を聞いていると、 首都圏から来園してくれたようだ。 柿田川のこと、とても詳しくて、嬉しくなった。 その中でも、この説明は気に入った。 「ちょっと雲がかかってくれると真っ青になるんだけどね」 季節、時間によって「柿田川ブルーホール」の青色は、 変わるけれど、その日の天気によって色が違う発見は 私を喜ばしてくれた。 確かに、空が雲ひとつない青空だと、水面にも映り、 水の青さが際立たないのかもしれない。 私も、上空に雲があったほうが、好きだ。 その青空にぽっかり浮かぶ白い雲が、 ブルーホールから流れ出すような動画や写真が、 インスタ映えするんだよな。
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2021年07月20日(火) ■ |
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伊藤みゆきさん・石井かおるさん・村山由佳さん |
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NHKラジオから流れてくる声で、私を癒してくれる3人の女性。 「伊藤みゆきさん・石井かおるさん・村山由佳さん」 実は昔から、映画「チャーリーズ・エンジェル」が好きで、 事あるごとに、自分を助けてくれる女性を3人を、 「Shimo's angel」と勝手に称して、分野ごとにUnitを組んでいる。 今回は、声で私を癒してくれる、女性パーソナリティ。 題して「Shimo's angels of NHK-Radio」 伊東みゆきさんは、気象情報番組に出演する気象予報士。 ほぼ毎日、彼女の声を聴きながら、徒歩通勤をしている。 楽しみは、彼女が天気に合わせ選んだ曲の紹介と、 今後の天気予報を五・七・五で表現したワンフレーズ。 石井かおるさんは「子ども科学電話相談」や「文芸選評」の司会、 回答する先生や選者の方々を、爽やかな声で導き、 番組をコーディネートしてくれてる女性。とても聴きやすい。 そして村山由佳さんは、直木賞作家という肩書きがありながら、 「眠れない貴女へ」のパーソナリティとして、 隔週日曜日の深夜、落ち着いた声で私を眠りに導いてくれる。 この3人の声を聴くと、なぜか、心が落ち着くという共通点がある。 これからも「Shimo's angels」のUnitを、私の独断と偏見で選び 本人たちにも内緒で、勝手に作っていく予定。(笑) この作業、意外と楽しいので、是非、お試しあれ。
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