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2021年09月07日(火) ■ |
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「カスハラ」が、市町の勢いをなくす原因 |
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先日、地元紙を開くと「自治体職員半数【カスハラ】経験」の 見出しを見つけた。内容を読むと、自治労発表の記事らしい。 住民からの迷惑行為・悪質クレームといったハラスメント、 「カスタマーハラスメント」を受けているという調査報告。 具体的な内容は「暴言や説教」「長時間のクレームや居座り」が主。 カスハラを受けた職員の66%が「強いストレスを感じた」と答え、 カスハラを受けた影響は「出勤が憂鬱になった」(56%)。 「仕事に集中できなくなった」(44%)「眠れなくなった」(22%)。 退職直前、数年間は、私もこの「カスハラ」に悩まされ、 同じような影響をずっと受け続けたので、気持ちはよくわかる。 そして退職して数年経っても、そのストレスは残って消えない。 だからこそ、言いたい。「実態の分析ではなく、対応策を」。 学校における「モンスターペアレント」みたいなもので、 結局は、あまり刺激をせず・・程度で何も対策は示されていない。 「カスハラ」の前提は「俺も一市民だ」であり、 「住民の意見に耳を傾けるのが行政だろう」と言いがかり。 自治体が毅然な態度で望まない限り「カスハラ」はなくならず、 公僕として何も抵抗できない職員は、どんどんやる気をなくすだけ。 それが「市町の勢いをなくす原因」と私は強く主張したい。 でも「カスハラ」・・直接受けないとわからないかもなぁ。
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2021年09月06日(月) ■ |
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今度は我々の番 |
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「東京2020オリンピック」と「東京2020パラリンピック」、 7月下旬から9月上旬の間、いろいろな種目をテレビ観戦して、 いくつもの感動をいただき、多くの方のコメントもメモした。 だから、この夏を総括するワンフレーズが欲しくて、 メモ帳を何ページもめくったが、これだ・・と思う言葉が なかなか浮かんでこなかった。 「オリンピック」では「真剣勝負」の緊張感を感じ、 「パラリンピック」では「創意工夫」の必要性を教わった。 夢を掴んだアスリートからも、掴めなかったアスリートからも、 「感動した」「涙腺が緩んだ」「勇気をもらった」ことは 間違いないけど、私たちは彼らに「与えてもらってばかり」いた。 そんな時「東京2020パラリンピック・閉会式」直前に、 陸上競技・十種競技元日本チャンピオンであり、 現在はタレントである、武井壮さんのコメントが腑に落ちた。 「今度は我々の番」 とても短いフレーズだったけれど、これだ・・と思った。 私ができるのは、彼ら彼女らから与えてもらった「気付き」を 明日からの行動に変えて、自分自身が変わることだと感じたから。 そして、コツコツと積み重ね、いつか成果を上げたとき、 「あのオリ・パラがきっかけで・・」と言えることが、 今回出場したアスリートたちや関係者への恩返しだ、と私は思う。 「意識が変わると行動が変わる」はず。 「わかる」は「変わる」・・私の好きな言葉なんだよなぁ。
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2021年09月05日(日) ■ |
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目から入る情報だけで判断できるようになる |
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このままコロナ感染拡大が続き、あまり出かけず、 誰とも話さない生活が続くと、人間は退化してしまうのでは?、 そんなことが気になり、ネットで調べていたら、 偶然、ラジオをから流れてきた話題が面白くて、メモをした。 (ながら族だったので、番組名も何もわからずじまいです。(汗)) 常にマスクをしている生活が長く続くと、 会話している相手の表情も、息遣いもわからず、(時には、匂いも) 生きていく上で大切なコミュニケーションをとるのが難しい、 だから、私は「退化するのでは?」と心配した。 しかし、前提条件が同じなのに、ラジオのコメンテーターは、 「このままだと、人間は進化する」のようなことを言った。 それは「目から入る情報だけで判断できるようになるから」だと。 なるほど・・その視点は私にはなかった・・と反省した。 マスクの上だけに出ている、わずかな隙間から入ってくる情報で、 相手の精神的状態を含め、判断できるようになるなんて、 確かに進化だけど、ちょっと怖いなぁ。 恋愛した時の「ドキドキ感」も、目だけでわかるのんなぁ。(笑)
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2021年09月04日(土) ■ |
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菅総理に恥をかかせてはいけない |
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以前から、あまり政治の話はしないようにしていたけど、 やはり「菅総理、突然の総裁選不出馬」について、 異論・反論を覚悟で、私の意見を記しておきたい。 まず違和感は、自民党の若手・中堅の議員が、 「菅総理のもとでは選挙は戦えない」と言っていたこと。 マスコミの表現だから、本当かどうかも定かでないが、 もしそうだとしたら、一年前に「菅官房長官」を 総裁選に担ぎ上げた人たちなのだから、 もし本当にそう思うなら、自らを名乗って発言して欲しい。 この一年を振り返ると、日本の国の政治トップである 「菅総理に恥をかかせてはいけない」と考える 国会議員、都道府県知事、官僚などが少なかった気がする。 いつぞや挨拶文がくっついていて読み飛ばした、と話題になったが、 それこそ、事務方のミスなのに、総理が責められる。 緊急事態宣言中に、関係省庁が飲み会をやって、総理が責められる。 コロナ感染拡大が収まらないから・・と、総理が責められる。 え、これもこれも総理が責められるの?と思うことばかりだった。 私が課長をしていた時、課長補佐以下の部下は、何はともあれ 「課長に恥をかかせない」という、共通の合言葉があったようで、 私は「夢ごと」ばかり語っていても、なんとか乗り切れた。(汗) 話はズレだが、菅総理ばかりの失態が取り沙汰されるけれど、 実は、菅総理が恥をかくということは、自分たちの恥でもある、 そう考えて行動した人たちが、どれだけいたのだろうか?と考えた。 今回のドタバタ劇、世界の人々から笑われているのは、 菅総理ではなく、日本という国、そして日本国民なんだよなぁ。 選んだのだから、守らなくては・・じゃないのかな。
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2021年09月03日(金) ■ |
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マイナンバーカード登録もワクチン接種方式で |
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朝刊を読むとき、私はまず、ざぁ〜と見出しだけ拾いながら眺め、 その後、興味関心のある記事をピックアップして丁寧に読み返す。 先日、ある面では、ワクチン接種率が大幅に増加、の記事、 次のページに、マイナンバーカード登録がなかなか進まない、の記事。 あれっ、どちらも国が進めている施策なのに・・と思いながら、 ではでは、国民が慣れた大規模会場での「ワクチン接種」の仕組みを、 「マイナンバーカード」登録に使えばいいのに・・と感じた。 その手続きは、接種するような簡単ではないことを承知しているが、 大規模会場に行けば、写真撮影から、何から何まで一回で済む、 あとは、後日、マイナンバーカードを受け取るだけ。 そのカードには、ワクチン接種の情報も、給付金などの情報も入り、 また、支援金が配られることがあったとしても、スムーズにいくのでは? そんなことを思った。 どさくさに紛れて・・というわけではなく、こんなに接種率が高いなら、 この仕組みを他の施策に活かせないものかな・・と民間なら考えるから。 行政職員OBとしては、もっと他の施策でも利用できそうな気がする。 費用対効果の観点から「率」を上げなければねならない仕事って、 ぴっくりするほどあるんだよなぁ、実は。 コロナ感染拡大で、しばらく利用できない公共施設だからこそ、 意外な利用方法を考えてみるのも、パラリンピック大会で学んだこと。 あれもこれも・・やばい、後輩たちに怒られそうだ。(汗)
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2021年09月02日(木) ■ |
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まるで森の中の川 |
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朝日新聞の8月21日の夕刊、柿田川が「いいね!探訪記」で紹介された。 大阪版は、なんと1面にも・・。 その1面の紹介の見出しが「まるで森の中の川」 添えられていた写真は、誰かが森の中に分け入って撮ったような風景。 さらに、こん文が綴られていた。 「川の始まりは山奥に行かないと見られない? いえいえ、実は、市街地の国道のすぐ脇から、突然始まる川があるんです。」 今まで、多くのマスコミの取材を受けたり、素材提供を依頼されてきたが、 この場所の写真が掲載されたのは、私の記憶にはない。 当日の新聞を見た方から「柿田川公園にこんな場所ありましたっけ?」という 問い合わせがあったほどだ。 もちろん私は、この場所の動画・写真も撮影してあるけれど、 こんな紹介の仕方があったのか・・と、目から鱗の発見をいただいた。 そして3面は、紙面の半分ほどのスペースを使って、 「いいね!探訪記」「柿田川公園」(静岡県清水町)とあり、 見出しは「湧き出る源流 富士山パワー」。 これまた「第2展望台」から見える「ブルーホール」だけでなく、 大きさや、展望台の高さがわかるような縦アングルで、新鮮だった。 私が子どもたちの説明に使う「自然のジャングルクルーズ」も好きだけど、 大人には「まるで森の中の川」の方がインパクトがあるなぁ。 朝日新聞さん・・このフレーズ、これから時々、拝借します。(笑)
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2021年09月01日(水) ■ |
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「厚生労働省」の「接触確認アプリ」はまだ健在?(汗) |
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デジタル庁もいいけれど、気になっていることがある。 コロナ感染が流行し始めた頃、みんな慌ててダウンロードした 「厚生労働省」の「接触確認アプリ」。 これだけ多くの人が感染しているのだから、濃厚接触者など さぞかし活用されていることだろう、と思ったが、 このアプリの話題を出す人は、ほとんどいない。 「新型コロナウィルス陽性と診断されたら、周りの人たちを守るために、 匿名での要請登録へのご協力をお願いします」と書かれていて、 感染した人、PCR検査の陽性者が「陽性情報の登録」をする。 そして、このアプリをダウンロードした人が、 「要請者との接触を確認する」のボタンを押すと、 「過去14日間の接触」というタイトルとともに、 接触が疑われれば、スマホにプッシュ通知が届くし、 なければ「陽性者との接触は確認されませんでした」と メッセージが出る仕組みのはずなのだが・・。 全国各地で、これだけ感染者数が増えているのにもかかわらず、 この話題を取り上げている人がいないことが、不思議である。 感染だったり、PCR検査で陽性だった人が、しっかり登録していれば、 もっとみんなの危機感が強まると思うのだが・・。 私が言いたいのは、アプリの不具合ではなくて、稼働率。 私の周りには、誰も陽性者がいないってことでいいのかな。
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2021年08月31日(火) ■ |
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今、旅行の写真、飲み会の写真はご法度だね |
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ほぼ毎日投稿しているので、時々、投稿のコツを訊かれる時がある。 「投稿内容で、これはやめた方がいい・・というものはありますか?」 こんな質問には「最後まで自分で責任が取れれば」と前置きして、 「観る人の気持ちになって投稿することかな」と付け加えた。 自分は毎日「こんなに頑張っています」「こんなに幸せです」 そして「こんなに楽しいです」が主張される文、写真は、 へそ曲がりの私は、これって誰に当てたメッセージなの?、 この投稿で何を伝えたいの?というのがわからない場合、 申し訳ないが、スルーすることが多い。 私が知る必要がない情報まで、ていねいに読んでいたら、 それこそ時間がいくらあっても足りないから・・・と感じる。 また、何気ない投稿でも「空気を読む」ことの必要性を意識し、 この投稿でどんな反応があるかを予想することも大事だと思う。 例えば、日本全国で「コロナ感染拡大」が止まらず、 政府が「不要不急の外出、旅行、帰省は極力控えてください」と メッセージを毎日のように出しているにも関わらず、 「こんなに楽しかった」というメッセージ付きの旅行の写真は、 完全にアウト。 それこそ、誰に向けて何を伝えたいのか、まったくわからない。 いつ行ったの?、誰と行ったの?、と矢継ぎ早に追求される。 その意味で「今、旅行の写真、飲み会の写真はご法度だね」と メッセージを返した。 読む側がちゃんとしたオトナで、人間的にできていて、 しかも心に余裕がないと、他人の幸せなんて上手に受け止められない。 自粛生活をして我慢が続くとストレスが溜まり、 「人の幸せそうな写真」まで観たくなくなるんだよなぁ。 駅前などで、コロナ感染拡大の感想を訊くインタビューに、 他人事のように答えている人たち、恥ずかしくないのかなぁ。
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2021年08月30日(月) ■ |
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なぜか涙がでてくるわ、わかんないけど |
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先日、柿田川公園・第二展望台から「柿田川ブルーホール」を 眺めている女性が、私の横で呟いたフレーズと、 スピリチュアル的な番組で、滝を観て黙り込んだ外国人女性が 感極まって口にしたフレーズが、同じだったので、メモをした。 「なぜか涙がでてくるわ、わかんないけど」 ここに、私には感じない「何か」があるのだと思った。 人によっては、そんな精神的なもの、当てにならない、と言うが、 今の時代、この感覚が「パワースポット」と呼ばれたり、 「ヒーリングスポット」「スピリチュアルポイント」などと呼ばれ、 まちづくりに活用している観光地も多々ある。 なんの根拠もなく、もちろんそれを示すエビデンスもないのに・・ という人もいるけれど、実際に「湧き間」や「滝」を観て、 理由もわからず、涙が出てくる人をみて、私は嬉しかった。 私には感じない「自然の癒し力」なのかも知れない。 毎日、毎日、観ているんだけどなぁ、私。
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2021年08月29日(日) ■ |
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あんまり「突飛」なことはしないことだよね |
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「東京2020パラリンピック」を観ながら、 勝っても負けても、正々堂々と戦うアスリートに、 テレビの前から、拍手を送っていた。 相手を驚かすような、突飛な奇襲作戦は、見当たらないし、 コツコツ続けてきた努力の先に、メダルがある気がした。 逆に、なぜか思い出したのは、大相撲7月場所の14日目、 横綱・白鵬関の「品格なしの取り組み」に対して、 元横綱・北の富士さんは、こう言った。 「あんまり『突飛』なことはしないことだよね」 「突飛」とは「常識からひどく外れていて、 人々があっと驚くようなさまであること」 「並み外れて風変わりなさま。 また、あまりにも思いがけないさま。奇抜」 こういうことは、まともに当たっては勝てない、 そう感じた格下の相手がすることで、 多くの力士が憧れ、目指すべき「横綱」がすると、 誹謗中傷の的になることを理解しておくべきだ、 彼はそう言いたかったのかもしれない。 しかし裏を返せば、自分自身の衰えを肌て感じ、 「突飛なことをしなければ勝てない」と自覚していた、 そう取れないこともないな、と笑いそうになった。 7月場所千秋楽・照ノ富士への「えげつない、カチ上げ」も、 弱さのあらわれ、そう考えたら 横綱・白鵬が可哀想になってしまった。 さて45回目の優勝、それも全勝優勝で飾った白鵬が、 9月場所をどう戦うか・・楽しみになってきた。 横綱・白鵬は、このパラリンピックを観ているかなぁ。
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