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しもさんの「気になる一言」
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2021年09月12日(日)
長く取れない、を意識しているから、強いんでしょうね

私の応援する、横綱・照ノ富士が、万全の取り組みで、
新横綱の初日を「白星」で飾った。
ここ数場所の力強さは、誰もが認めるところであるが、
その「強さ」の秘密は、いろいろな意見がある。
「自分の相撲に自信がついたから」とか、
「序二段から這い上がってきた不屈の努力」とか
「プレッシャーを跳ね除けた強靭的な精神力」など、
どれも正しいと思うが、私が選んだのは、
元横綱・北の富士さんのコメント。
「長く取れない、を意識しているから、強いんでしょうね」
序二段まで陥落した原因の「膝の不安」は残っているし、
年齢は29歳だけど、心身ともに限界を感じているはず、
だからこそ、一番一番の取り組みに対して、
無駄な取りこぼしがないように集中している、というもの。
逆説的だけど、大好きな相撲を少しでも長く取るためには、
もうそんなに長く取れない、を意識して丁寧に過ごす。
そういう意味なのかもしれない。
63歳の私たちも、死を意識して過ごすことなんだろう。
「怖いもの無しで生きる」ではなく「丁寧に生きる」、
それが「スローライフ」ってことだし、
「力強く生きる」ってことなのかもしれないなぁ。



2021年09月11日(土)
2001年9月の日記は、情けないほどテロに無関心

今でこそ「9.11」を忘れないために・・と偉そうに書いているけど、
当時の日記を読んだら、恥ずかしくなった。(汗) 2001年、私は43歳。
2001年09月11日(火) 「学社一体」
「静岡県生涯学習推進会議、パネルディスカッションのパネラーとして
掛川に出向いた・・」で始まり、
「学社連携・学社融合」より学社一体」の方がいい、みたいな話を書いている。
もしかしたら、1日ずれるのかな?・・と思い、翌日の日記を読んでみた。
2001年09月12日(水) 「プライドのある女は美しい」
「NYのテロ事件をよそに、テレビで流れていた「ビューティ7」の最終回。
桃井かおり(役名は忘れた)は、こう言い放った。思わずメモをした」と、
全く興味を示していない。前後の日記を読んでも「同時多発テロ」に関する
気になる一言は、ほどんど出てこない。
もちろん、どこに、誰といたのか、それさえも覚えていない。
この年の9月の日記は、なぜか「長島監督の引退」で溢れていた。
2001年09月30日(日) 「球界の発展のために・・・」
長嶋監督とともに、槙原投手、村田捕手、斎藤投手も引退した2001年9月。
翌年、原新監督が誕生することで、話題はジャイアンツネタが多い。
まだ、世界で起きていることなんて、自分のこととして捉えていない。
というか、世界の情報は「テレビ・ラジオ・新聞」からしか入って来ず、
インターネットなんて、まだ普及し始めたばかりだったはず。
しかし、理由はどうあれ、これが43歳の時の私の実態。
今の若いものは、政治に無関心だ・・なんて、間違っても言えない。
それにしても、よく20年前の日記が残っていたなぁ、と喜ぶとともに、
本人が意識して削除しない限り、データは消えないってことを再認識した。
20年後、自分の日記が他人に読まれることを意識しなくては・・・(汗)。



2021年09月10日(金)
明日は「9.11」を忘れないための映画鑑賞

以前、紹介したように、私には日付指定の映画鑑賞日がある。
そのうちの一つは、もちろん明日(9/11)。
「9月11日」は「アメリカ同時多発テロ」を忘れないために、
いろいろな視点から制作された映画を鑑賞する。
今年は「映画「9.11 ジョージ・W・ブッシュ 空白の9時間」。
偶然見つけた作品であるが、ドキュメンタリー的な構成で、
当時のアメリカ大統領の動きを時間軸で追っているらしい。
当然だけど、書籍はもっともっと溢れている。
だから、無理やり変わったイベントをやらなくても、
その日のテーマに合わせた「読書会」や「映画鑑賞会」の後、
参加者でディスカッションでもやれば、もう満足しちゃう。
大勢集めて大騒ぎするイベントも大切だけれど、
私は、こんな過ごし方をするイベントがあっている気がする。
ネットで探せばすぐ見つかるけれど、
1年のカレンダーは、ほぼ「○○記念日」で埋まるし、
コロナ禍で過ごした一年半で、身についた時間の過ごし方。
63歳の高齢者としては、身の丈にあったライフ・スタイルで、
申し訳ないけど、昼間のワイドショーなんか、
観ている時間がもったいない気がするなぁ。
さて明日は「9.11」を忘れないための時間の過ごし方、
実践しようっと。

P.S
amazonのPrime Videoで「9.11」検索したら、340件。
ちなみに「3.11」検索したら、170件。
こんなにあるんだぁ・・って感じかな。



2021年09月09日(木)
力士の必勝祈願場所「柿田川ブルーホール」

熊本出身の「正代関」の活躍が、熊本地震、熊本豪雨で
心が折れそうになった「熊本県民」の支えとなっている、
そんな番組を観て、ちょっと心が揺れた。
地元県民の期待を背負って戦っている力士たちは、
かなりのプレッシャーに違いないと感じるとともに、
何か応援できないだろうか・・と考えていたら、
ふと「柿田川ブルーホール」が浮かんだ。
以前紹介したが「柿田川公園・第二展望台」から見える
「青い湧き間」を、勝手に「柿田川ブルーホール」と呼び、
まちづくりの象徴として、情報発信してきたが、
展望台から3.5メートル下に見える円の大きさは、
「相撲の土俵」(直径4.55メートル(15尺)の円)と
ほぼ同じ大きさだったのを思い出した。
この偶然というべき大きさを活かしながら、
国民の力の支えとなっている力士を応援できないか、と
真剣に考えてみた。
富士山の恵みが、力強くモコモコと湧き出ている
「柿田川ブルーホール」を彼らのお守りとしたら、とか、
プロ野球のチームがシーズンが始まる前に、
必勝祈願する神社と同じように、力士の聖地として、
心の支えにならないだろうか・・と思いが巡った。
県民の気持ちを支えている力士を支える・・
それが、やがてまちづくりに発展することを願って。
まずは、もうすぐ始まる大相撲・9月場所、
私が応援している「横綱・照ノ富士」の必勝祈願を
しようっと。



2021年09月08日(水)
「成功に必要なものを知っているか?」「再起する力だ・・」

映画「ストレイ・ドッグ」(カリン・クサマ監督)から。
FBIが絡んだ話なのに、いまいち地味な展開で、
インパクトのあるセリフも少なかった気がする。
そんな中で、気に入ったシーンを2つ。
警察官の相棒になる相手と、こんな会話をする。
「キスしよう」「なぜ?」
「慣れたい、人前で動揺しないようにさ、本気だ」
「わかった、キスを楽しむふりは?」「たぶんできる」
周りの目をが気になり、思った行動ができなくなるのを防ぐため、
人前でキスをする・・なるほど一理ある。
その心の動揺こそ、企みを失敗させる要因だと理解した。
一番、気に入ったのは、
「成功に必要なものを知っているか?」と問いかけて、
「再起する力だ。失敗にくじけず、人生を築き・・」と続けたセリフ。
ありふれた会話だけど、このフレーズがなぜか輝いていた。
たぶん、東京2020オリンピックで、多くの方に期待されながら、
メダルを逃した選手が、申し訳ない・・大粒の涙を流すシーンを、
観続けたからかもしれない。
アスリートだけでなく、普通の生活をしている私たちでさえ、
いろいろことに失敗し、立ち上がれなくなることもある。
しかし、その後に大切なのは「もう一度・・」と強い気持ちで、
自分と向き合い、立ち上がってくることだ、と諭された気がする。
漫画「あしたのジョー」の丹下段平の決め台詞。
「立て、立つんだジョー」が、ふと浮かんでしまった。(汗)
毎回、思い通りにいくなんてありえない。
「成功したかったら、成功するまで何度も立ち上がること」
結局は、これに尽きるのかなぁ。



2021年09月07日(火)
「カスハラ」が、市町の勢いをなくす原因

先日、地元紙を開くと「自治体職員半数【カスハラ】経験」の
見出しを見つけた。内容を読むと、自治労発表の記事らしい。
住民からの迷惑行為・悪質クレームといったハラスメント、
「カスタマーハラスメント」を受けているという調査報告。
具体的な内容は「暴言や説教」「長時間のクレームや居座り」が主。
カスハラを受けた職員の66%が「強いストレスを感じた」と答え、
カスハラを受けた影響は「出勤が憂鬱になった」(56%)。
「仕事に集中できなくなった」(44%)「眠れなくなった」(22%)。
退職直前、数年間は、私もこの「カスハラ」に悩まされ、
同じような影響をずっと受け続けたので、気持ちはよくわかる。
そして退職して数年経っても、そのストレスは残って消えない。
だからこそ、言いたい。「実態の分析ではなく、対応策を」。
学校における「モンスターペアレント」みたいなもので、
結局は、あまり刺激をせず・・程度で何も対策は示されていない。
「カスハラ」の前提は「俺も一市民だ」であり、
「住民の意見に耳を傾けるのが行政だろう」と言いがかり。
自治体が毅然な態度で望まない限り「カスハラ」はなくならず、
公僕として何も抵抗できない職員は、どんどんやる気をなくすだけ。
それが「市町の勢いをなくす原因」と私は強く主張したい。
でも「カスハラ」・・直接受けないとわからないかもなぁ。



2021年09月06日(月)
今度は我々の番

「東京2020オリンピック」と「東京2020パラリンピック」、
7月下旬から9月上旬の間、いろいろな種目をテレビ観戦して、
いくつもの感動をいただき、多くの方のコメントもメモした。
だから、この夏を総括するワンフレーズが欲しくて、
メモ帳を何ページもめくったが、これだ・・と思う言葉が
なかなか浮かんでこなかった。
「オリンピック」では「真剣勝負」の緊張感を感じ、
「パラリンピック」では「創意工夫」の必要性を教わった。
夢を掴んだアスリートからも、掴めなかったアスリートからも、
「感動した」「涙腺が緩んだ」「勇気をもらった」ことは
間違いないけど、私たちは彼らに「与えてもらってばかり」いた。
そんな時「東京2020パラリンピック・閉会式」直前に、
陸上競技・十種競技元日本チャンピオンであり、
現在はタレントである、武井壮さんのコメントが腑に落ちた。
「今度は我々の番」
とても短いフレーズだったけれど、これだ・・と思った。
私ができるのは、彼ら彼女らから与えてもらった「気付き」を
明日からの行動に変えて、自分自身が変わることだと感じたから。
そして、コツコツと積み重ね、いつか成果を上げたとき、
「あのオリ・パラがきっかけで・・」と言えることが、
今回出場したアスリートたちや関係者への恩返しだ、と私は思う。
「意識が変わると行動が変わる」はず。
「わかる」は「変わる」・・私の好きな言葉なんだよなぁ。



2021年09月05日(日)
目から入る情報だけで判断できるようになる

このままコロナ感染拡大が続き、あまり出かけず、
誰とも話さない生活が続くと、人間は退化してしまうのでは?、
そんなことが気になり、ネットで調べていたら、
偶然、ラジオをから流れてきた話題が面白くて、メモをした。
(ながら族だったので、番組名も何もわからずじまいです。(汗))
常にマスクをしている生活が長く続くと、
会話している相手の表情も、息遣いもわからず、(時には、匂いも)
生きていく上で大切なコミュニケーションをとるのが難しい、
だから、私は「退化するのでは?」と心配した。
しかし、前提条件が同じなのに、ラジオのコメンテーターは、
「このままだと、人間は進化する」のようなことを言った。
それは「目から入る情報だけで判断できるようになるから」だと。
なるほど・・その視点は私にはなかった・・と反省した。
マスクの上だけに出ている、わずかな隙間から入ってくる情報で、
相手の精神的状態を含め、判断できるようになるなんて、
確かに進化だけど、ちょっと怖いなぁ。
恋愛した時の「ドキドキ感」も、目だけでわかるのんなぁ。(笑)



2021年09月04日(土)
菅総理に恥をかかせてはいけない

以前から、あまり政治の話はしないようにしていたけど、
やはり「菅総理、突然の総裁選不出馬」について、
異論・反論を覚悟で、私の意見を記しておきたい。
まず違和感は、自民党の若手・中堅の議員が、
「菅総理のもとでは選挙は戦えない」と言っていたこと。
マスコミの表現だから、本当かどうかも定かでないが、
もしそうだとしたら、一年前に「菅官房長官」を
総裁選に担ぎ上げた人たちなのだから、
もし本当にそう思うなら、自らを名乗って発言して欲しい。
この一年を振り返ると、日本の国の政治トップである
「菅総理に恥をかかせてはいけない」と考える
国会議員、都道府県知事、官僚などが少なかった気がする。
いつぞや挨拶文がくっついていて読み飛ばした、と話題になったが、
それこそ、事務方のミスなのに、総理が責められる。
緊急事態宣言中に、関係省庁が飲み会をやって、総理が責められる。
コロナ感染拡大が収まらないから・・と、総理が責められる。
え、これもこれも総理が責められるの?と思うことばかりだった。
私が課長をしていた時、課長補佐以下の部下は、何はともあれ
「課長に恥をかかせない」という、共通の合言葉があったようで、
私は「夢ごと」ばかり語っていても、なんとか乗り切れた。(汗)
話はズレだが、菅総理ばかりの失態が取り沙汰されるけれど、
実は、菅総理が恥をかくということは、自分たちの恥でもある、
そう考えて行動した人たちが、どれだけいたのだろうか?と考えた。
今回のドタバタ劇、世界の人々から笑われているのは、
菅総理ではなく、日本という国、そして日本国民なんだよなぁ。
選んだのだから、守らなくては・・じゃないのかな。



2021年09月03日(金)
マイナンバーカード登録もワクチン接種方式で

朝刊を読むとき、私はまず、ざぁ〜と見出しだけ拾いながら眺め、
その後、興味関心のある記事をピックアップして丁寧に読み返す。
先日、ある面では、ワクチン接種率が大幅に増加、の記事、
次のページに、マイナンバーカード登録がなかなか進まない、の記事。
あれっ、どちらも国が進めている施策なのに・・と思いながら、
ではでは、国民が慣れた大規模会場での「ワクチン接種」の仕組みを、
「マイナンバーカード」登録に使えばいいのに・・と感じた。
その手続きは、接種するような簡単ではないことを承知しているが、
大規模会場に行けば、写真撮影から、何から何まで一回で済む、
あとは、後日、マイナンバーカードを受け取るだけ。
そのカードには、ワクチン接種の情報も、給付金などの情報も入り、
また、支援金が配られることがあったとしても、スムーズにいくのでは?
そんなことを思った。
どさくさに紛れて・・というわけではなく、こんなに接種率が高いなら、
この仕組みを他の施策に活かせないものかな・・と民間なら考えるから。
行政職員OBとしては、もっと他の施策でも利用できそうな気がする。
費用対効果の観点から「率」を上げなければねならない仕事って、
ぴっくりするほどあるんだよなぁ、実は。
コロナ感染拡大で、しばらく利用できない公共施設だからこそ、
意外な利用方法を考えてみるのも、パラリンピック大会で学んだこと。
あれもこれも・・やばい、後輩たちに怒られそうだ。(汗)