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2021年09月17日(金) ■ |
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元に戻せばいいのか、元に戻してはいけないのか |
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コロナ感染拡大をずっと眺めてきて、感じたことを記しておく。 仮に「コロナ感染」が収束したとしても、 すぐ元の状態に戻し、軌道に乗る企業・店舗と、 元の状態に戻しても、なかなか乗り切れない企業・店舗が出る。 その原因は「阪神淡路大震災」と「東日本大震災」の復興の違い と似ている気がする。 「阪神淡路大震災」の被災地は、予想以上に早く復興を果たした。 それは、どんな状態に戻せば良いのか、震災前の状態を 被災者の多くが鮮明にイメージできていたから。 それに比べ「東日本大震災」の被災地は、10年経っても 復興がなかなか進まない、と嘆く声を耳にする。 それは、震災前の状態に戻しても、過疎化は進むだけだし、 極端な話、震災前の状態に戻してはいけないから、 被災者の多くが共通の理想のイメージが描けないのだと思う。 これを教訓に、今の私たちがしなくてはいけないのは、 コロナ感染収束後、(緊急事態宣言解除後でもいいが・・) どんな生活をイメージしているのか、どんな人間関係にするのか、 新しいライフスタイル(ワークスタイル)のイメージを作っておくこと。 新しいコンセプト作りから始まり、リニューアルしたイメージ、 それをどこまで描けるかなんだろうなぁ。
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2021年09月16日(木) ■ |
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たかが「3週間」、されど「3週間」 |
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新型コロナウィルスのワクチン接種、2回目を終えた。 1回目は、静岡県に「緊急事態宣言」が発令された8月20日。 2回目は、緊急事態宣言が解除(9/12)されているんだろうな、 と淡い期待をしながら「3週間」を待った。 この3週間が、長かったのか、短かったのか、 そして、これからの「3週間」を、どう過ごすか、 一度、立ち止まって考え直す必要がある。 緊急事態宣言「解除」を前提に、準備するのか、 緊急事態宣言「延長」を前提に、準備するのか、 これは、究極の選択だけれど、私は後者を選ぶ。 前者の「解除」後のことを考えていた方が、 絶対、楽しいし、ストレスもたまらないけれど、 「延長」になった時のショックは、計り知れない。 最悪の状態を考えて動くのは、楽しくないけれど、 「解除」になったとしても、お客さんが戻る保証はない。 それならば、コロナ感染拡大前を目標にするのではなく、 新しい形のスタイルを試行錯誤しながら、求めていく。 ゼロから考えるのは、大変だけれど、 それこそ、生き残りをかけた戦いの始まりである。 この3週間という時間は誰にも平等だけれど、 「たかが『3週間』、されど『3週間』」なんだと思う。
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2021年09月15日(水) ■ |
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微熱には「ハーゲンダッツ」と「熱さまシート」(笑) |
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昨日(9/14)の夕方に、コロナワクチン接種(2回目)。 昨晩は、何も副反応は出ず、高齢者だから?と笑っていたら、 今朝(9/15)から、微熱と、なんとなくの倦怠感。 副反応かなと思いつつ「だるくて、やる気が出ない」と書くと 「いつもでしょ?」と突っ込まれそうなので、やめた。(汗) 初めての経験は、記録として残しておくのが私流の日記なので、 短歌とは言えないけれど、一首。(私の場合) 「ワクチン後 副反応の 微熱には 「ハーゲンダッツ」と「熱さまシート」(笑) 体の中から「アイスクリーム」で冷やして、 外からも「冷却シート」で冷やしたら、だいぶ熱が下がった。 食欲は減退していないから、あとはもう一度「食べて寝るだけ」。 頭痛の人もいるし、関節が痛む人もいるし、副反応は人それぞれ。 もちろん、年齢、性別、体重、仕事、血液型など、 同じケースは少ないかもしれないけれど、 自分は、こうやって乗り切ったよ・・というデータが集まれば、 副反応の不安は、少しでも和らぐ気がする。 私の場合、ワクチン注射を打つ前に準備したものは、 「ハーゲンダッツ」と「熱さまシート」ってことで・・。 アイスクリームの種類まで必要ですか?(笑)
P.S 発熱に「冷却シート」はお勧めしません、という記事を見つけました。 (あくまで、個人の感想です・・)を付け足しておこうっと。
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2021年09月14日(火) ■ |
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派閥の会長が、総裁選に出ればいいのに・・ |
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最近、私の呟きが多くなってきた、と自分でも思う。(汗) ついでだから、自由民主党の総裁選についても呟こうかな。 実は「派閥」というのは通称で、正式には会(派)の名前がある。 同じ政策や利害に基づいて行動する人たちの集団が、 一つの会(派)を作って、政治活動をする、と考えている。 今、その通称である「派閥名」が一人歩きしているが、 自民民主党には7派ある(らしい(笑))。(2021.8現在) 「細田派」「麻生派」「竹下派」「二階派」 「岸田派」「石破派」「石原派」・・ その会長がみんな「総裁選」に出て戦えば、わかりやすいのに、 そんなことを思った。 さらに調べると「二階派」と「石破派」は、現会長は空席で、 「二階議員」も「石破議員」も「先代会長」となっている。 総裁選に出るつもりがなければ、自ら会長を退いて、 その会の新しいリーダーを冠にした「派閥名」を変更すればいい。 その方がわかりやすい、と思うのは私だけだろうか。 政策中心に会派を作り、その中で「リーダー」を決め、 通称として「リーダー名の派閥」を表に出していく。 「この会(派閥)は、こういう政策を中心に行なっていきます、 そのリーダーに、日本の政治を任せてください」 それが、政権与党の党首(総裁)選挙だと思うんだよなぁ。 「派閥の会長が、総裁選に出ればいいのに・・」を 今回の総裁選に対する私の呟きとしようっと。
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2021年09月13日(月) ■ |
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大谷選手を応援しているなら・・ |
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加熱気味になっている「メジャーリーグ・大谷選手」の応援。 ホームラン王、二桁勝利&二桁ホームランなど、 期待しているのはわかるけれど、どうも引っかかるのは、 報道(特にネット)の見出し。 ホームラン王争い、ゲレロに並ばれる・・とか、 ベープルース以来の大記録持ち越し・・など、 どうみても、応援しているようには感じない表現が増えた。 彼にとっては、プレッシャーになるだけではないだろうか。 結果的に、それらの大記録が達成できなくても、 これだけ、同じ日本人として誇れる活躍をしている彼を 数字だけで一喜一憂するのはやめて欲しいと思う。 もう今でも、メジャー史上の大きな記録を達成しているし、 あとは、残り試合を彼と一緒に楽しんだらどうだろう。 その結果タイトルが取れたら申し分ない、くらいの気持ちで、 応援していきたいな。
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2021年09月12日(日) ■ |
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長く取れない、を意識しているから、強いんでしょうね |
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私の応援する、横綱・照ノ富士が、万全の取り組みで、 新横綱の初日を「白星」で飾った。 ここ数場所の力強さは、誰もが認めるところであるが、 その「強さ」の秘密は、いろいろな意見がある。 「自分の相撲に自信がついたから」とか、 「序二段から這い上がってきた不屈の努力」とか 「プレッシャーを跳ね除けた強靭的な精神力」など、 どれも正しいと思うが、私が選んだのは、 元横綱・北の富士さんのコメント。 「長く取れない、を意識しているから、強いんでしょうね」 序二段まで陥落した原因の「膝の不安」は残っているし、 年齢は29歳だけど、心身ともに限界を感じているはず、 だからこそ、一番一番の取り組みに対して、 無駄な取りこぼしがないように集中している、というもの。 逆説的だけど、大好きな相撲を少しでも長く取るためには、 もうそんなに長く取れない、を意識して丁寧に過ごす。 そういう意味なのかもしれない。 63歳の私たちも、死を意識して過ごすことなんだろう。 「怖いもの無しで生きる」ではなく「丁寧に生きる」、 それが「スローライフ」ってことだし、 「力強く生きる」ってことなのかもしれないなぁ。
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2021年09月11日(土) ■ |
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2001年9月の日記は、情けないほどテロに無関心 |
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今でこそ「9.11」を忘れないために・・と偉そうに書いているけど、 当時の日記を読んだら、恥ずかしくなった。(汗) 2001年、私は43歳。 2001年09月11日(火) 「学社一体」 「静岡県生涯学習推進会議、パネルディスカッションのパネラーとして 掛川に出向いた・・」で始まり、 「学社連携・学社融合」より学社一体」の方がいい、みたいな話を書いている。 もしかしたら、1日ずれるのかな?・・と思い、翌日の日記を読んでみた。 2001年09月12日(水) 「プライドのある女は美しい」 「NYのテロ事件をよそに、テレビで流れていた「ビューティ7」の最終回。 桃井かおり(役名は忘れた)は、こう言い放った。思わずメモをした」と、 全く興味を示していない。前後の日記を読んでも「同時多発テロ」に関する 気になる一言は、ほどんど出てこない。 もちろん、どこに、誰といたのか、それさえも覚えていない。 この年の9月の日記は、なぜか「長島監督の引退」で溢れていた。 2001年09月30日(日) 「球界の発展のために・・・」 長嶋監督とともに、槙原投手、村田捕手、斎藤投手も引退した2001年9月。 翌年、原新監督が誕生することで、話題はジャイアンツネタが多い。 まだ、世界で起きていることなんて、自分のこととして捉えていない。 というか、世界の情報は「テレビ・ラジオ・新聞」からしか入って来ず、 インターネットなんて、まだ普及し始めたばかりだったはず。 しかし、理由はどうあれ、これが43歳の時の私の実態。 今の若いものは、政治に無関心だ・・なんて、間違っても言えない。 それにしても、よく20年前の日記が残っていたなぁ、と喜ぶとともに、 本人が意識して削除しない限り、データは消えないってことを再認識した。 20年後、自分の日記が他人に読まれることを意識しなくては・・・(汗)。
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2021年09月10日(金) ■ |
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明日は「9.11」を忘れないための映画鑑賞 |
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以前、紹介したように、私には日付指定の映画鑑賞日がある。 そのうちの一つは、もちろん明日(9/11)。 「9月11日」は「アメリカ同時多発テロ」を忘れないために、 いろいろな視点から制作された映画を鑑賞する。 今年は「映画「9.11 ジョージ・W・ブッシュ 空白の9時間」。 偶然見つけた作品であるが、ドキュメンタリー的な構成で、 当時のアメリカ大統領の動きを時間軸で追っているらしい。 当然だけど、書籍はもっともっと溢れている。 だから、無理やり変わったイベントをやらなくても、 その日のテーマに合わせた「読書会」や「映画鑑賞会」の後、 参加者でディスカッションでもやれば、もう満足しちゃう。 大勢集めて大騒ぎするイベントも大切だけれど、 私は、こんな過ごし方をするイベントがあっている気がする。 ネットで探せばすぐ見つかるけれど、 1年のカレンダーは、ほぼ「○○記念日」で埋まるし、 コロナ禍で過ごした一年半で、身についた時間の過ごし方。 63歳の高齢者としては、身の丈にあったライフ・スタイルで、 申し訳ないけど、昼間のワイドショーなんか、 観ている時間がもったいない気がするなぁ。 さて明日は「9.11」を忘れないための時間の過ごし方、 実践しようっと。
P.S amazonのPrime Videoで「9.11」検索したら、340件。 ちなみに「3.11」検索したら、170件。 こんなにあるんだぁ・・って感じかな。
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2021年09月09日(木) ■ |
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力士の必勝祈願場所「柿田川ブルーホール」 |
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熊本出身の「正代関」の活躍が、熊本地震、熊本豪雨で 心が折れそうになった「熊本県民」の支えとなっている、 そんな番組を観て、ちょっと心が揺れた。 地元県民の期待を背負って戦っている力士たちは、 かなりのプレッシャーに違いないと感じるとともに、 何か応援できないだろうか・・と考えていたら、 ふと「柿田川ブルーホール」が浮かんだ。 以前紹介したが「柿田川公園・第二展望台」から見える 「青い湧き間」を、勝手に「柿田川ブルーホール」と呼び、 まちづくりの象徴として、情報発信してきたが、 展望台から3.5メートル下に見える円の大きさは、 「相撲の土俵」(直径4.55メートル(15尺)の円)と ほぼ同じ大きさだったのを思い出した。 この偶然というべき大きさを活かしながら、 国民の力の支えとなっている力士を応援できないか、と 真剣に考えてみた。 富士山の恵みが、力強くモコモコと湧き出ている 「柿田川ブルーホール」を彼らのお守りとしたら、とか、 プロ野球のチームがシーズンが始まる前に、 必勝祈願する神社と同じように、力士の聖地として、 心の支えにならないだろうか・・と思いが巡った。 県民の気持ちを支えている力士を支える・・ それが、やがてまちづくりに発展することを願って。 まずは、もうすぐ始まる大相撲・9月場所、 私が応援している「横綱・照ノ富士」の必勝祈願を しようっと。
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2021年09月08日(水) ■ |
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「成功に必要なものを知っているか?」「再起する力だ・・」 |
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映画「ストレイ・ドッグ」(カリン・クサマ監督)から。 FBIが絡んだ話なのに、いまいち地味な展開で、 インパクトのあるセリフも少なかった気がする。 そんな中で、気に入ったシーンを2つ。 警察官の相棒になる相手と、こんな会話をする。 「キスしよう」「なぜ?」 「慣れたい、人前で動揺しないようにさ、本気だ」 「わかった、キスを楽しむふりは?」「たぶんできる」 周りの目をが気になり、思った行動ができなくなるのを防ぐため、 人前でキスをする・・なるほど一理ある。 その心の動揺こそ、企みを失敗させる要因だと理解した。 一番、気に入ったのは、 「成功に必要なものを知っているか?」と問いかけて、 「再起する力だ。失敗にくじけず、人生を築き・・」と続けたセリフ。 ありふれた会話だけど、このフレーズがなぜか輝いていた。 たぶん、東京2020オリンピックで、多くの方に期待されながら、 メダルを逃した選手が、申し訳ない・・大粒の涙を流すシーンを、 観続けたからかもしれない。 アスリートだけでなく、普通の生活をしている私たちでさえ、 いろいろことに失敗し、立ち上がれなくなることもある。 しかし、その後に大切なのは「もう一度・・」と強い気持ちで、 自分と向き合い、立ち上がってくることだ、と諭された気がする。 漫画「あしたのジョー」の丹下段平の決め台詞。 「立て、立つんだジョー」が、ふと浮かんでしまった。(汗) 毎回、思い通りにいくなんてありえない。 「成功したかったら、成功するまで何度も立ち上がること」 結局は、これに尽きるのかなぁ。
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