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2021年10月07日(木) ■ |
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友達とは、一緒に同じ景色をみること |
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63歳にもなって「友達」の定義もおかしいかな?と思いながらも、 若い学生の頃の定義と、還暦を過ぎた今では、友達の定義も違うかな、 そんなことを感じて、いろいろ探してみた。 もちろん、置かれている生活環境も、家族構成なども、全く違い、 学生の頃とは、格段の親密度は違うけれど、やはり友達は大切だ。 では、その定義は・・と考えていたら、このフレーズにぶつかった。 (すみません・・情報源不明です) 「友達とは、一緒に同じ景色をみること」 視野はパノラマで、目の前に広がる同じ景色を、 ゆったりと眺め、感動しあえる関係、と理解した。 夫婦も、友達も、お互いをじっと見つめ向き合う関係ではなく、 同じ方向、同じ景色を眺めるくらいの立ち位置が心地よい。 言い換えると「心地よい関係」なんだろうな、と思う。 何でも一緒に行動するのではなく、必要な時に応援を頼み、頼まれる、 そんな余裕のある関係が、私には嬉しい。 人それぞれに、定義はあるだろうけれど、歳を重ねることで、 「夫婦とは」「親子とは」「友達とは」などの定義も変わってくる。 時間があったら、自分なりの「再定義」をしてみたらどうだろう。 たぶん、意外なことに気づくかもしれないなぁ。
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2021年10月06日(水) ■ |
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子どもの質問に答えるのは面白い |
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日曜日のラジオ番組「子ども科学電話相談」を楽しみにしている。 予想もしない質問の嵐に、回答者の先生方は、大変だろうな、と 勝手に想像していたら、意外と楽しんでいることを知った。 「えっ、どうして?」と考えていたら、答えは明確だった。 「子どもの質問は、ネットではストレートに答えが出てこない。 いろいろな知識を組み合わせて、推察しないと答えられない。 だから、子どもの質問に答えるのは面白い」と。 あっ、なるほど・・と思った。 私が、子どもたちに柿田川をについて、ざっと説明した後、 「質問ある人?」と問いかけると、多くの子どもたちの手が上がる。 「どんな質問ですか?」と聞き返すと、動植物のことが多い。 「カタツムリはどれだけ賢いのですか?」とか訊かれたら、 インターネットでは、なかなか答えが見つからないはず。 人間が持っていない能力について、興味関心があるようだ。 この「なぜかな?」「どうして・・」という疑問が、 大人の私たちにはなかなか思い浮かばないから、 子どもの質問に戸惑ってしまうけれど、回答している先生方は、 体は大人だけれど、気持ちは子どもの好奇心を持ち合わせている。 だから、答えることが楽しいんだろうなぁ。
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2021年10月05日(火) ■ |
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サントムーン柿田川探検隊 |
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最近、JR東海の「ずらし旅」にもピックアップしてもらった、 「柿田川公園探検隊」。 柿田川は「自然風景」だけでなく、いろいろな楽しみ方があるよ、と 柿田川公園を、アドベンチャーフィールドに見立てて、 五感を駆使して、柿田川公園を楽しんじゃおう、って企画だけれど、 いろいろな分野でこれを応用して、楽しめそうだ。 調査したり、試してみたりするのは、大人でも大好きだから、 我が町、もう一つの「柿田川」である商業施設、 「サントムーン柿田川」を舞台に、探検ができるな、と。 最近気になっているのは、大人でもファンが多い「ガチャガチャの数」 先日、昼休みを使って、設置場所だけ調べてみたら 「オアシスに1F・3F」「本館とオアシスを繋ぐ通路に2箇所」 「本館から映画館への通路」「ホームアシストの1F」にも・・。 計6箇所もあった。(すみません、ローカルネタで(汗)) さすがに、数える勇気はなかったけれど、その数を知りたい。 「サントムーン柿田川」について、管理会社に訊けば、 一発で答えがわかるかもしれないけれど、それでは楽しくない。 みんなで「サントムーン柿田川探検隊」を結成して、 くだらないものでも、自分の足で調べてみるクセをつける、 それが、いつしか「まちづくり」へとつながっていくはずだから。 これをもっと広げると、町内の「自販機の数」とか、 「郵便ポストの設置場所と数」「公衆電話の設置場所と数」など、 「〇〇探検隊」で調べるのって、楽しい気がする。 さて・・なんの「探検隊」から結成しようかな。
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2021年10月04日(月) ■ |
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天気中心ですが、市民の皆様に役立つ情報をお届けします |
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今まであまり見ることがなかった、NHK連続テレビ小説。 最近は、何度も再放送されるので見る機会が増えた。 今は、ご存知『おかえりモネ』。 毎回観ているわけではないので、詳細には触れないが、 主人公の女性「百音」が、活躍していた東京から 地方営業所扱いで社員のまま地元・気仙沼に戻り、 気象予報士として、いろいろな企画を、地元に提案する。 結果的には、テレビドラマだし、いい方向へ繋がっていくが、 最初は、なかなかうまくいかない。 というよりも、突然の彼女の提案に対して、嫌悪感を示し、 試してみよう、応援してみよう、という雰囲気が感じられず、 それこそが、まちづくりの障害になっている気がした。 彼女は、真冬に川や海に発生する靄(もや)・霧(きり)を 「毛嵐」(けあらし)と呼び、「毛嵐観光ツアー」を提案するシーン。 柿田川では「毛嵐」が、夏と冬に発生するけれど、 それを「毛嵐観光ツアー」とする発想がなかったのでメモをした。 確かに、自然相手なので、発生するかしないかもわからない現象を、 観光ツアーにすることに不安はあるけれど、私は面白いと思った。 ただ、番組内では、彼女はその企画を提案するところを間違えている。 相談された行政は、一言「行政のやることじゃないよね」。 税金を使ってやることではないです、という意味だけれど、 もう少し、言い方があるんじゃないの?と思いながら見ていた。(汗) だけど、話は前向きに展開されて、コミュニティ放送で 「天気中心ですが、市民の皆様に役立つ情報をお届けします」となる。 地方では、天気の有無が、産業としての漁業や地元のお祭の開催判断など、 市民の生活に直結していることに気付く。 地元の天気をより細かく知らせてくれる「気象予報士」、 我が町も、1人欲しいなぁ、情報発信してくれる人。
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2021年10月03日(日) ■ |
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虫の音を聴く会 |
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10月に入っても、またまだ日差しは強いけれど、 やはり、季節はゆっくりと移り変わっていきながら、 夕方にでもなれば、すっかり「秋の音」というべき、 虫の鳴き声が、どこからともなく聴こえてくる。 コロナ禍だからというわけではないけれど、これからは小さなイベント、 それも季節感を感じられるものが好まれるのではないか、と思う。 そこで最近思いついたイベントは、 「コオロギ、スズムシ、マツムシ、カンタンなどが庭園内に響き渡ります」を サブタイトルとした(柿田川で)「虫の音を聴く会」の開催。 主催者も何も準備をしない、ただ、秋の虫の音に耳を澄ませるイベント、 それはそれは静かな、そして季節を感じられるイベントとして、 じっくり育てていきたいな、と思う。 実は、この「虫の音を聴く会」。 何を隠そう、数年前から、私はひとりで楽しんでいる。(汗) 虫の鳴き声で、虫の種類が言い当てられるほど詳しくないけれど、 あの夏の真っ盛り、セミの大合唱を聴き続けたからこそ、 「ひぐらし」の「カナカナ」の鳴き声を耳らした頃から、秋を意識し、 だんだん変わっていく、柿田川(音の風景)を楽しんできた。 これからしばらくは、秋の虫の音を楽しみ、 そのあとは、紅葉、アユの遡上・産卵、毛嵐・・へと、 視覚・触覚で季節を感じるようになっていく。 定点観測をしているからこその楽しみって、 こういうことなんだよなぁ。
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2021年10月02日(土) ■ |
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「柿田川ブルーホール」の注意看板移設、SNS映え |
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「緊急事態宣言」前と後を定点観測の写真で比べると、 確実に季節は変化し、それに伴って音も匂いも変わった。 しかし、私はもっと素敵なことを発見した。 (実態は、緊急事態宣言のちょっと前だったが・・) それは、第2展望台から眺める形の「柿田川ブルーホール」。 この青い輪を撮影し、SNSに投稿してくれる方が多いが、 今までは「コインを投げ入れないでください」の緑の看板が、 このブルーホールの近くに設置されていて、 水がきれいな分、必ず一緒に必ず映り込んてしまい、 あとで確認すると、ちょっと残念な写真になっていた。 しかし、そんな些細なことを、行政に相談したら、 しばらくして、写真に映り込まない場所へ移設してくれた。 注意看板の移設、撤去は、目的があって設置したので、 「そう言われても・・・」と断られるケースが多いから、 今回の対応は、私を喜ばせてくれた。 大きな予算を使い、リニューアルすることだけが整備ではない。 ほんのちょっとした行動が、多くの観光客を失望させず、 喜ばせることができたと思うと、嬉しさ倍増である。 「住民」と「行政」のコラボ(協働)って、こんなことでいい。
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2021年10月01日(金) ■ |
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The Painted Bird |
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映画「異端の鳥」(バーツラフ・マルホウル監督)から。 久しぶりに、人間の卑劣な部分を思い知った気がする。 制作は、チェコ・スロバキア・ウクライナ合作だけど、 どこの国にもあり得る、差別、いじめ、リンチなどのシーンが これでもかってくらい続く、見ていて辛い内容だが、 2時間49分の長編・モノクロにもかかわらず、 あっという間に、観終わった。 モノクロの効果は、肌の色も髪の毛の色もわからない。 ということは、自分たちには関係ない外国の話ではなく、 世界のどの国でもあり得る話として受け止められた。 原題「The Painted Bird」で象徴されるように、 黒い鳥を、わざわざ白くペイントして空に放すシーンがあり、 たぶん以前は仲間として認識していたにもかかわらず、 今度は、和を乱す敵として認識し、多勢で攻撃を仕掛け、 傷つき、疲れ果てて墜落する光景が目に焼き付いている。 最近、よく耳にする「LGBT」をはじめとしたマイノリティも、 最初は、こんな状態だったのだろうか。 この「The Painted Bird」も複数だったら、もっと多かったら、 結果はどうなったのだろうか、 そんなことまで深く考えてしまった作品となった。
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2021年09月30日(木) ■ |
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ここでちゃぶ台ひっくり返して、誰が得をするんだ? |
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第27代自由民主党総裁になった、岸田総裁の特徴は、 「熟慮して慎重」とか「辛抱強さ、我慢強さ」だという。 その性格を知っている人が、説明する例えに出されだのが、 コロナ対策の「国民全員10万円支給」事件。 事件というのはおかしいが、突然の安倍総理の発表に驚き、 ほとんど「生活弱者に30万円支給」で決まっていた閣内を 東奔西走して調整した岸田議員は、 ちゃぶ台をひっくり返したくなるほど、イラッとしたらしい。 けれど、それをしなかった彼の根底には、 「ここでちゃぶ台ひっくり返して、誰が得をするんだ?」という 冷静沈着な判断力がある、という例え。 岸田総裁を褒め上げる意味ではなく、この発想をメモにした。 実は、もっと早く知りたかった・・というのが本音。 私は、何度ちゃぶ台をひっくり返して失敗したことか。(笑) 自分のその時の感情に任せて行動するのではなく、 自分の行動が、周りにどんな影響を与えるか、 そんなことを考えなければいけないことを、教わった気がする。 「えっ、今頃?」なんて、言わないでね。 もう、そういう立場でも、役職でもないから・・。(汗)
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2021年09月29日(水) ■ |
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仮定の話にお答えできません。コメントするに値しません。 |
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やっと(汗)、自由民主党の総裁選挙が終わり、 私が気になってメモした台詞を眺めながら、簡単に振り返ると、 毎日のように、お互いが主張した政策の説明を聴くことができ、 これから、どういう国を目指していくかがイメージできた。 だから、私が「気になる一言」に選んだのは、 マスコミの質問に対する河野議員のコメントである。 選挙戦始まったばかりで「もし総理になったら・・」を前提に、 番組では「幹事長は誰々、官房長官は誰々、政務会長は誰々」と 名前を挙げて、この人事についてどう思いますか?という質問だった。 何か他社を出し抜く話題になるコメントが欲しいのはわかるが、 あまりに幼稚な、そしてくだらない質問に呆れていたら、 私の気持ちを代弁したかのように、河野議員がピシャリと言い切った。 「仮定の話にお答えできません」「コメントするに値しません」 そういえば、総裁選挙後、二階幹事長に 「すみません、誰に投票しましたか?」と質問したマスコミがいて、 「そんなこと、ここでいう話じゃないだろ」って怒られていた。 そんなこと訊いてどうするんだ、いい加減にしろ、と 言われていることに気づいて欲しいな、マスコミの人たちは。 マスコミ各社のくだらない質問、特集して欲しいな。
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2021年09月28日(火) ■ |
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意外と知らない「他県のコロナ対策」 |
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先日、全国に散らばっている友人・知人たちと、 チャットで、月一回の定例情報交換会をしていたら、 話題の多くは「コロナウィルス」関連。 ワクチン注射の接種状況、2回目の副反応の話、 そして、感染者の公表についてなどなど。 「静岡県では、毎日、市町村ごとの感染状況が 発表されて、その数字にみんな一喜一憂しているよ」と、 打ったところ、青森県に住む女性から、 「(青森県は)市町村ごとの数字は発表されていません。 でも、自分の住んでいるところの感染者が多いと 気をつけようと思うみたいで、 いくらか感染対策にはなると思います」と返ってきた。 青森では、保健所管轄単位で発表されるようで、 多くに市町村が管轄となっている弘前保健所は、 弘前市での感染でなくても、多く発表されるから、 弘前市民は憤っています」と、現状も教えてくれた。 私たちが知らされるのは、各都道府県の感染者数だけ。 自分の住む県の、コロナに対する取り組みが、 全国でも一律に行われているとは限らない。 それに気づいただけでも、楽しい情報交換会だった。 さて、緊急事態宣言解除後の他県の対応、 これも違うんだろうなぁ、たぶん。
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