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2021年12月06日(月) ■ |
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人は時間をかければ、会いたい人に会いに行ける |
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何の番組だったろうか、またまた情報源不明、 最近、物忘れがひどくて、申し訳ない。(汗) 「樹木は、生まれた場所から動くことはできない。 だが、人は時間をかければ、会いたい人に会いに行ける」 そんなフレーズの一部だったと記憶している。 63歳の歳を重ね、さらにコロナ禍の中、どうも行動が鈍る、 すると、出かけるのがついつい億劫になる。 そのうち、会いたかった人の訃報などが突然届くと、 あぁ、一度、会っておけばよかった・・・と後悔が残る。 そんな思いをしたときに、耳から入ってきた台詞に反応し、 メモしたと思い出した。 うまく言えないけれど、 会いたいなぁ・・と思ったら、会いに行けばいいし、 声が聴きたいなぁ・・と思ったら、電話をかければいい。 全てが、デジタルの文字で処理する必要もなく、 人間本来が持っている感覚を大切にしていくのも悪くない。 さて、今、誰に会いたいかな、誰の声が聴きたいかな。
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2021年12月05日(日) ■ |
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欲しいものに手を伸ばすのが、どれだけ怖いことか |
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映画「ジョゼと虎と魚たち(2020・アニメ版)」 (タムラコータロー監督)から。 原作は、田辺聖子さん小説だし、さらに実写版もあり、 今回がアニメ版。(韓国版もあるらしい) 原作、実写版、アニメ版、韓国版・・ どの順番で観るのが一番面白いかを問われたら、 間違いなく「原作」であるけれど、今回のように、 「アニメ版」の後、原作も読んでみよう、というのも、 悪くはないかもしれない。 たしか「君の膵臓をたべたい」も、いくつかのバージョンがあり、 それぞれに楽しめた気がする。 原作にあって、映画にはない言葉とか、逆のパターンで、 実写だけ、アニメだけにある会話とか、探すのが好きだ。 今回は一つ目なので、他との比較できないが、 とりあえず、気になった台詞を残しておこうと思う。 「俺なんにもわかってなかった。 欲しいものに手を伸ばすのが、どれだけ怖いことか・・」 東京2020パラリンピック観戦の後だったから、 車椅子のジョゼが、障がい者でかわいそう、と思うことなく、 違和感なく私の中にスッと入り込んできた。 1985年発行の原作、2003年の映画・実写版、 車椅子の女性ジョゼをどう表見しているか、比べてみたい。
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2021年12月04日(土) ■ |
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電子機器のコードを統一して |
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久しぶりに、私の呟きを文字にしてみた。(汗) 自宅のPC周りには、電子機器のコードが溢れている。 一方の口は、USBの接続用。 しかし、もう片方は、少しずつ形が違う。 これが、私を悩まし、ストレスが溜まってしまう原因。 なんの充電用コードだったっけ?と思いながら、 思いつくままに、差し込んでみるけど、なかなか合わない。 どうして、こうも面倒臭くするんだ、規格を統一して、と 心の中で叫んでしまった。 ビデオテープの「beta」と「VHS」戦争のように、 メーカーの規格争いに巻き込まれているようで、 どうも使い勝手が悪い。 ビデオテープの時は、はっきりわかる大きさの違いがあるから、 まだ諦めもつくけれど、コードはほぼ同じだから始末が悪い。 誰か、言い出してくれないかなぁ、規格を同じにしてって。 同じにしてくれれば、コード10本くらい買うから。
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2021年12月03日(金) ■ |
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落ち葉を踏む音で、冬を感じるんだよね |
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毎朝、柿田川公園散策を、朝の通勤路とするようになり、 季節の移り変わりに疲れた心を癒されてから、 もう何年経つだろうか・・としみじみ冬の寒さを感じていたら、 観光客だろうか、私の後ろを歩いていた2人の若い女性が、 楽しそうに交わしている会話が聴こえてきた。 「この強い風に耐えられず、パラパラと落ちる枯れ葉に、 あ〜っ、冬がきたなぁ・・って思うよ」と 「なるほどねぇ、私はね・・」としばらく考えた後、 「落ち葉を踏む音で、冬を感じるんだよね」と続けた。 わかる、その感覚・・と私も、会話に参加しているようだった。 空気が乾燥している・・という表現よりも、 踏み歩くたびに、サクサクというか、カサカサというか、 聴こえてくる落ち葉の音に冬を感じる、なんて素敵なんだ、と思う。 五感で季節を感じる楽しさ、彼女たちに教えてもらった。 そういえば、音って記憶に残りやすいよなぁ。
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2021年12月02日(木) ■ |
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土俵は丸いんで、使い方を覚えれば無限大の動きができる |
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相撲ネタが続いたけれど、調子に乗って、もう一つ。 (これを最後に、しばらく「相撲ネタ」終わりにします。(笑)) 最近の大相撲の解説は、少し前まで応援していた関取が 蘊蓄を話してくれるので、ついつい、メモしてしまう。 最近では「野球ネタ」や「大河ドラマネタ」よりも多いだろう。 今回は、元横綱・稀勢の里が解説で言い放ったワンフレーズ。 ただの相撲の戦い方の話ではなく、いろんな場面で使える、 そんなことを感じたからだ。 「土俵は丸いんで、使い方を覚えれば無限大の動きができる。 丸って、そんな表現ができるのか・・と嬉しくなった。 四角と違って、力を逃す場所がある、という意味なのか、 土俵の形を体に叩き込んでいれば、いろいろな攻め方がある、 そんな意味かもしれない。 特に「丸は無限大」という言葉に、感激した。 最近「丸」という形が気になるのも何かの縁かもしれない。 一番強い形は「丸型」と信じて、生きてきたけど、 (顔形とか体型の話ではありません・・) これからも、軸をぶらさず「丸型」を貫こうと思う。 私に、尖った形は、似合いそうもないから・・(汗) 私の大好きな「ブルーホール」も「丸・円」だしなぁ。
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2021年12月01日(水) ■ |
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変わるための一年だったので |
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連日の相撲ネタですが・・ 大相撲11月場所は、照ノ富士の6回目の優勝で、幕を閉じた。 昨年の11月場所は小結。そして初場所ではまだ関脇だった彼が、 安定感を増しながら、一年後は、1人横綱として全勝優勝を飾った。 あまり話題にならないが、今場所活躍した「阿炎」も、 新型コロナウイルスの感染が広がる中、 大相撲の力士が接待を伴う飲食店に出入りした問題として 3場所の謹慎処分を受け、昨年の初場所では、幕下16枚目。 休場明けの3月、5月場所を、幕下全勝優勝。 十両に上がった7月で好成績を残し、9月には十両でも優勝。 そしてこの11月でも、大活躍で一年を終えたが、 「この一年を振り返ってもいかがですか?」の質問に、 「変わるための一年だったので」と、キッパリと答えた。 当時の相撲協会が引退届を受理せず、現役続行を前提に、懲戒処分。 この粋な計らいに、必死に応え結果を残す形となった。 一年くらいの年月を一所懸命やらないと、変われない証かもしれない。 「変わるための一年だったので」は、とても爽やかに心に響いた。 来年は「朝乃山」が「変わるための一年」に挑むこととなる。 彼の奮起を期待して、温かく、見守っていきたいなぁ。
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2021年11月30日(火) ■ |
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新幹線の駅みたいな四股名だね |
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郷土力士として、その勝敗を気にしていた「熱海富士」関。 熱海市出身だし、横綱・照ノ富士関と同部屋なので、 陰ながら応援しているのだが・・。 その四股名を見て、妻が一言。 「新幹線の駅みたいな四股名だね」 なるほど・・そんな視点はなかったなぁ、と笑いながら、 「じゃあ、いっそのこと、熱海三島富士関にすればいいね」と 返したら・・「あっ?」と驚いたので、 「また、くだらないこと思いついて」と言われるのかと思ったら、 「富士ではなく、新富士だ」と呟いた。(笑) こっちの発想の方が面白かった。 「熱海新富士」という四股名の関取がいたら、 「三島」市民が応援してくれなくなるぞ、と会話して、 2人で、なんの話をしているのかわからなくなった。(汗) コロナ感染拡大の影響で、自宅で過ごす時間が増えたから、 以前より、妻との会話も増えた気がする。 あとは・・2人とも認知症になった時の会話が怖いなぁ。
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2021年11月29日(月) ■ |
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年金生活者が、価格破壊をしている |
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テレビで観たのは、飲食店の話だった。 「年金夫婦の激安、デカ盛りが、飲食業界の首を絞めている」 年金をもらっているので、あまり稼がなくてもいいんです、 そんな年金夫婦が始める飲食店は、 たいがいは、激安だったり、デカ盛りだったりして、 今までの感謝の気持ちを地域に還元したい・・とばかり、 サービス精神旺盛で、マスコミの話題に上るけれど、 実は、その善意のサービスは、儲け度外視だから、 当然、後継ぎはいなくなるし、飲食代の価格破壊が起こり、 飲食業界全体をダメにしている、と指摘されていた。 今の高齢者は昔と違って、元気だから、年金もらいながら、 もう一花咲かせようと、創業・起業の世界に首を突っ込んでくる。 それ自体が悪いと言っているわけではないけれど、 月に、数万円のお小遣い程度の収入があればいい・・という人が、 張り切りすぎてしまうと、それで生計を立てている人にとって、 とても迷惑な存在になるといことを知っておいて欲しい。 これは、飲食業界に限らず、どの業界でも同じであり、 年金生活者は、若い人たちの足を引っ張らないことを心がけ、 「年金生活者が、価格破壊をしている」を肝に銘じたい。 今更、ムキになって稼いでも、たかが知れているんだよなぁ。
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2021年11月28日(日) ■ |
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アユに訊かにゃ、わからんだよ |
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例年のこの季節、柿田川は、全国の国民から注目を浴びる。 天然のアユが遡上し、自分の目前で「産卵する」シーンが観られ、 それに合わせて「アユの産卵観察会」が開催される。 しかし、自然相手の観察会は、開催日を決めるのが難しい。 今年の「観察会」は、産卵どころか、遡上さえしていないから、 開催の中止も、検討されたのかもしれない。 春のさくら祭りや、秋の紅葉ツアーなど、主催者は頭を悩まし、 まだ咲いていなかったり、すでに散ってしまったり・・・と、 どうしても言い訳を探さなければならない。 地球温暖化や異常気象など、気候変動が影響しているのも確かだが、 楽しみにしていた参加者にとって、納得のいく説明が欲しいのも事実。 しかし、今日の主催者は、変な言い訳をしなかったからメモをした。 「例年なら、この季節に遡上し、産卵するのだが、 なぜ、今年はまだなのか、は・・」と言った後、一呼吸おいて、 「アユに訊かにゃ、わからんだよ」と言い切った。 笑うしかなかったけれど、妙に納得したのは私だけではなかったはず。 そう言われて、文句を言う人は誰もいなかった。 以前の「写真」や「動画」を観ながら、もう少し待とうと思う。 それが「自然」との付き合い方なんだから。
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2021年11月27日(土) ■ |
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あなたの子供だからおろしたの |
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映画「滑走路」(大庭功睦監督)から。 いろいろな場面で、生きづらい世の中、ってフレーズが 使われているけれど、それを変えようと行動しない限り、 誰かが変えてくれるのをまっているだけでは、だめなんだ。 そんなことを思いながら、観終わった。 イジメだったり、差別だったり、パワハラだったり、 本当にこんな世界があるの?と思う反面、もしかしたら、 もっとすごい世界が存在しているのかもしれない、とも思う。 衝撃的な台詞は、切り絵作家・翠(みどり)を演じた 「水川あさみ」さんの口から飛び出した。 そのシーンの前にこんな夫婦の会話がある。 「私ね、妊娠したみたい」と夫に告白した妻。 「翠はどうしたい?。俺はどっちでもいいから」と夫。 そして、悩んで悩んだ挙句、産婦人科へ。 病院から帰ってきて、夫にボソッと告げる。 「私、赤ちゃんおろしたの」 「そうか、残念だけど仕方ないよ。こんな世の中だし」 「あなたの子供だから。あなたの子供だからおろしたの」 この台詞を夫は、どんな気持ちで聴いたのだろうか。 「滑走路」というタイトル、物語とうまく繋がらなかった。 時折、発生する地震のような揺れも・・。(汗)
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