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2022年01月15日(土) ■ |
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算用数字を使うのはこの作品が初めて |
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続けて、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の話題から。 時代考証や、史実との違いが話題になっているが、 私は、あまり詳しくないので、皆さんのコメントを読み、 勉強させてもらっている・・って感じ。 今までとは違う・・をキーワードに探していたら、 毎回目にすることになる「鎌倉殿の13人」というタイトル、 「算用数字を使うのはこの作品が初めて」というネタを拾った。 言われてみれば・・と調べてみたら、 60作を数える中で、可能性があったのは、 第5回 三姉妹 (3姉妹) 第34回 八代将軍 吉宗 (8代将軍 吉宗) 第39回 葵 徳川三代 (葵 徳川3代) 第41回 利家とまつ〜加賀百万石物語〜 (利家とまつ〜加賀100万石物語〜) 書き出してみたら、やはり算用数字は似合いそうもない。 そういう意味では、今回はタイトルからして斬新である。 13という数字、13階段とか不吉な数字として捉えやすいが、 意外と、今年のキーワードとして注目だな。
P.S さっそく見つけた、YouTube「伊豆箱根の13人」。 こういうノリ、私、大好きです。 https://www.youtube.com/watch?v=SbRHMTPxFGY
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2022年01月14日(金) ■ |
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「残された人たちがどうしていくのか」が今回テーマ |
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毎年、その年のNHK大河ドラマの「テーマ」を確認し、 自分なりに、軸がぶれないように観始めるのが、恒例行事。 メモしてあったのに、紹介してなかったので、 大河好き(?)、歴史好き(?)、気になる一言好き(?)の方から 「今年の大河のテーマは?」のリクエストがあった。 もちろん、知っている人も多いと思うが、 脚本の三谷幸喜さんのメッセージを紹介すると、 「強い権力を持った人が突然死んだあと、 残された人たちがどうしていくのか」、 それが今回の最大のテーマ・・と書いてあった。 確かに、主人公「北条義時」を演じる小栗旬さんも、 自分は「主人公であるけど、主役ではない」と言っている。 主役は、強い権力を持った「頼朝」などであり、 そのリーダーを失った時に、残された人たちがどう動き、 変化の激しい社会をまとめていくのか、がテーマのようだ。 その視点で「鎌倉殿の13人」を一年間、観続けたいと思う。 今年は、久しぶりに「大河ネタ」の気になる一言が増えそうだ。 私は、史実とか時代考証なんて、あまり気にならない。 だって「大河」って「ドラマ」なんだから。
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2022年01月13日(木) ■ |
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伊豆国は中央政治から隔離しやすく |
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NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まり、私の周りでも、 近隣市町が舞台とあって「大河ドラマ」の話をする人が 増えてきた気がする。 今回「物語の始まりの国・伊豆」だけど、 源頼朝が、伊豆へ流刑されたところから始まったけれど、 どうして、こんな便利なところに島流しされたのか、 今の若い人たちは、不思議で仕方がないようだ。 「島流し」と言われて、本当に離小島だと思っていた、 そんな意見も耳にし、ちょっとだけ解説が必要かな、と思った。 北条家が暮らす伊豆国は太平洋に向かって張り出す半島であり、 五畿七道の東海道に含まれる国。「最北部を除く大半の地域が 都と坂東をつなぐ交通路から外れる」という地理的な条件により、 古来、伊豆国は中央政治から隔離しやすく、 都から政治犯が流される流罪の地として利用されてきた」。 伊豆半島は、あまり人が住まないような田舎でもないが、 情報が届きにくい地域としてみられていた、 ということなのかもしれない。 さて、今は・・と考えると、情報は都会と同じスピードで届くし、 当時とは違く、いつでも自然豊かな環境を保っている。 時代は。刑罰として「伊豆へ島流し」ではなく ご褒美として「伊豆へ島流し(移住)」に変わった。 「伊豆国は中央政治から隔離しやすく」を逆手にとって プラスの要素として、PRできそうな気がするなぁ。
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2022年01月12日(水) ■ |
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人間のゴタゴタが嫌なんですよ、この歳になると・・ |
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お気に入りのNHKラジオ「高橋源一郎の飛ぶ教室」から。 新春初夢スペシャル2022は、詩人・谷川俊太郎さんと対談。 作家・高橋源一郎さんが招く人は、魅力的な人が多い。 (昨年はなんと、故・瀬戸内寂聴さんだった) 今年も、2人で楽しい話を続けていたが、高橋さんから これだけ言葉を紡ぐのが上手いのだから、小説を書きませんか? そんな問いかけがあったのを受けて、谷川さんが答えた。 「人間のゴタゴタが嫌なんですよ、この歳になると・・」 既に90歳と歳を重ねた彼らしい、表現だった。 思えば「小説」って「詩」とちょっと違って、 人間のドラマが物語の中心だから・・と言いたげな表現だった。 27年も違うのに63歳の私も、わかる、わかる、とメモをした。 もう、60歳(還暦)を3年も過ぎると、のんびり過ごしたいから、 面倒臭い人間関係がイヤになる、それも、ゴダゴタが。 別に、やる気がなくなったわけではないけれど、 なんとなく、言い争うことが面倒臭いってこと。 人間って、人間がいないと生きられないって言うけど、 ストレスになるのも、人間なんだよなぁ。
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2022年01月11日(火) ■ |
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雪の朝、柿田川水面の風はいつもと逆だった |
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久しぶりの雪で、喜んだり慌てたりしてた私たち。 振り返りながら、いつもと違うことはなかっただろうか、と、 メモを見回したら、面白いことを見つけた。 職場へは、柿田川公園の中を抜けるコースを選び徒歩通勤をしている。 毎日、公園内にある「貴船神社」への参拝をしたあと、 湧き間を横目で眺め、柿田川を一望するポイントで足を留め、 滔々と流れる景色に癒されるのであるが、 寒い日は、水面を流れる朝靄(もや)を観察することで、 見えないはずの風の向きが、なんと眼で確認できる。 あの雪の日、いつもなら下流から上流に向かって流れる風が、 川の流れと同じ方向、それもほとんど同じ速さで、 上流から下流に向かって吹いていた。 例年より少ないダイサギが、朝靄の中を飛んでいる風景は、 いつも以上に幻想的で、立ち止まっている時間が長かったかも・・。 外の空気は、まだまだ冷たいけれど、 季節は確実に春へと向かっていることを実感できる。 これって、日本に生まれた私たちへのプレゼントかもしれない。 日本に生まれて、季節を感じない生活なんて、もったいないな。
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2022年01月10日(月) ■ |
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刺激がないと、思考能力が低下するかも・・体験 |
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年末年始も仕事していたから、この三連休を活用して ちょっと試してみたことがある。(結局は1日だけだったけど) それは、今まで続けてきたことのリセット。 柿田川の写真撮影も、読書も、映画鑑賞も、ラジオ視聴もせず、 とにかく、できる限り思考を停止する体験をしたかった。 のんびり起きて、ブランチに近い軽い食事、 そして、ホットカーペットの上でぬくぬくしていたら、爆睡。 その後、暖房の効いた部屋で、テレビを流していただけ。 (観たい番組もなく、ただ音が欲しかったのかも・・) そして、夕食前にお風呂に入り、また湯船に浸かり、うとうと。 結果、体はとてもリラックスできたけれど、脳はぼ〜っとしていた。 憧れた隠居生活のはずなのに、なぜか脳は刺激を欲しがっていた。 やはり、考えるってことをしないと、(脳に刺激を与えないと) 認知症になりやすいかも・・と真剣に感じた。(汗) 人間にとって、外部からの刺激ってこんなに大切なんだ・・と 実感した1日となり、いい体験をした気がする。 こういうことって、自分の体で試すのが一番だな。(笑)
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2022年01月09日(日) ■ |
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「鎌倉殿の13人」VS「どうする家康」 |
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御存知、Facebookでの「NHK大河ドラマ」グループの発言が 最近、予想以上に溢れ、なんだか怖くなってきた。 毎日、多くの知識人が、歴史ネタを披露しているが、 興味本位で参加したら、私のタイムラインに流れるのは、 この2つのグループに参加している人の投稿が大半を占めた。 2022/1/1現在調べたら、どちらもプライベートグループで 2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」メンバー5,906人 2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」メンバー 880人 一方、昨年の「NHK大河ドラマ 青天を衝け」は、 公開の応援グループとして、メンバー1,673人。 この違いは何かといえば、誰でも参加できるよ、という 公開を前提としたグループと、 ページの管理者に承認してもらって参加できるグループ。 このページでは、突拍子のない発言とか、 他人の発言を攻撃しない、などとルールが設定されていて、 ルールを無視すると、脱会させられるようだ。 日本人の歴史好きが増えてきたってことなんだろうけれど、 面白い傾向だよなぁ、とメモをした。 だって、昨年「渋沢栄一」が放映されている時から、 「北条義時」や「徳川家康」の名前が連呼され、 テレビや書店でも、熱心に特集が組まれて大騒ぎだ。 私なんか、その年の主人公に没頭するだけでも大変なのに、 もう少し腰を落ち着かせて、じっくりできないものだろうか。 まぁ、ドラマゆかりの地を巡るツアーが人気だから、 何年も前から、整備が必要なんだろうなぁ。 さて、今日から始まる「鎌倉殿の13人」、 「どうする家康」は、もう少し後回しかな。
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2022年01月08日(土) ■ |
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「待機」の意味は「手を出すな」 |
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映画「ライブリポート」(スティーブン・C・ミラー監督)から。 結果オーライだったから、事件解決だけど、 現実は、そう簡単にはいかないだろうな、と観終わった。 主人公の一人である若い女性は、こう言う。 「私はありのままを伝えていく。 大手メディアに無視される事件を報道し、 あらゆる世代の人々に立ち上がらせたい」と。 物語は「生配信により捜査状況がリアルタイムで公開され、 ハラハラドキドキ感が伝わってくる誘拐事件」だったが、 この発想を真似する若者が出てこなければいいな、と 一抹の不安を残したまま、メモを整理した。 犯人が撃ち出すマシンガンは、ほとんど当たらないし(汗)、 横転するほどの車両事故なのに、ケガの一つもなく、 またすぐに走り出す。(笑) 現実の事件ではあり得ないことが何度も起きるし、 やはり、話題優先、目立つこと優先のレポート・報道は、 捜査の邪魔になるだけではないか、と冷静に感じてしまった。 しかしながら、多くのメモから選んだのは、 警察が使う「捜査」指示の一つ「待機」。 「待機」は、単に「指示があるまで待て」ではなく、 どんなことがあっても「手を出すな」ということらしい。 それを無視して手を出したから、現場は混乱する。 映画でなかったら、大変なことになっていたなぁ。
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2022年01月07日(金) ■ |
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キレイな川を汚しちゃって申し訳ないです |
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年末年始、観光案内所にいると、いろいろな人が訪れる。 日本全国から多くの方が、柿田川を見に来てくれる、 本当に、それだけでありがたい。 先日、若いパパと幼稚園児くらいの親子が訪れて、 「第2展望台のブルーホールを上から見ていたら、 まだ封を開けていないお菓子を落としちゃって・・」と言う。 「もったいないから取って欲しい」というお願いだと思ったら、 なんと「キレイな川を汚しちゃって申し訳ないです」の意味で、 取って欲しい・・と相談された。 封を開けていないので、湧き間の近くでプカプカ浮いてしまい、 せっかく訪れた観光客をガッカリさせてしまうかも、と感じたのか、 とてもすまなそうに謝っていた。 「大丈夫ですよ、後で対処しておきますから」と告げて、 駆け足で現場を確認したが、もう既に流れてしまったのだろうか、 私が目視できる範囲には、お菓子の袋は見当たらなかった。 でも、その気持ちが嬉しくて、こうやって書いている。 若い人たちの方が、環境意識が高いな、と実感した。
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2022年01月06日(木) ■ |
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元旦から7人の行列ができた観光案内所って・・ |
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定年退職してから3年、観光の仕事に就いているから、 年末年始は、ゆっくり自宅で過ごすことがないけれど、 全国から「柿田川」を観に訪れてくれる観光客との会話を 楽しむことができる機会でもある。 しかし、今年元旦の観光案内所は、例年とは違った賑わいがあった。 なんと、開所時間9:00前から、行列ができたのである。 お目当ては、福袋ならぬ、300枚限定バージョンの「御城印」。 年末から、何度も交渉を重ね、元旦発売で準備を進めてきたけれど、 まさか、観光案内所前に、行列ができるほどとは想像してなかった。 初詣の大きな神社とか、高額福袋狙いのデパートとは違い、 全国各地の観光地にある、単なる「観光案内所」だからこそ、 「元旦から7人の行列ができた観光案内所って・・」と、 ちょっぴり、ドヤ顔になっている自分が可笑しい。 天守閣や城跡が残っているわけでもないのに「御城印」が売れる。 それって、今までとは違った観光の形が見えた気がする。 「体験型」にシフトして滞在時間を増やすことも大切だけど、 やはり「歴史」って、軸がぶれない強さ(集客力)があるし、 「限定バージョン」という響きは、人を惹きつけるよなぁ。
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