初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2022年01月25日(火)
慣れるというのは疑問をもたなくなるということ

ある方と「継続」の話をしていて、その後に「習慣」の話。
しかしその「習慣」と「慣れ」は、少し違うね、となった。
「慣れ」は、どうも「マンネリ」に近いニュアンスで語られ、
あまり前向きな単語ではない・・なんて話に。
では「慣れ」って、どんなこと?と話が進むと、
ラジオから、グッドタイミングでこんな台詞が流れてきた。
「慣れるというのは疑問をもたなくなるということ」
「心が震えなくなるということ」
えっ、今、そんな話をしていたんだ、とメモをした。
「慣れ」には、ちょっと余裕とスキができるし、
今までの緊張感から解放されて、気が緩む。
だから、今までだったら疑問に思う変化を、
見逃してしまい、取り返しがつかない失敗をする。
または、新しい発見にドキドキしたりワクワクしたり、
そんな気持ちの昂りもなくなる。
「習慣」にするのはいいけれど、いつまでたっても、
「慣れ」には、注意が必要だと私は思う。
いつまでも、疑問は持ち続けたいんだよなぁ。



2022年01月24日(月)
隣の部屋からささやいているような距離感で

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、話題が多すぎる。
以前、キャストが発表された時、名前だけ覚えていて、
「あっ、長澤まさみさんも出るんだ・・」と記憶していたら、
なんと、可愛い笑顔を拝見することができない(笑)、
ナレーション役だった。
初回の印象は、声が小さくて聞き取りにくいなぁ、だったが、
脚本の三谷幸喜さんから、語り役のイメージを伝えられていた、
そんな記事を見つけた。
彼が伝えた語りは「登場人物たちに寄り添い、
隣の部屋からささやいているような距離感で」だったようだ。
「ささやくような距離感」では、声が小さいのは当然かな、
逆に、指示されたイメージどおりに出来たことになる。
今までの語り役は、歳を重ねても声が聞きやすい大女優、
そんな私の先入観も、ひっくり返してくれた。
これから毎週、彼女の声が聴けることを楽しみに、
そして、彼女がいる(笑)、隣の部屋を想像しながら、
日曜日の夜は、用事を作らない努力をしなくちゃなぁ。



2022年01月23日(日)
ラジオ体操の動きをゆっくりと・・

週末、頭痛が続いたため、脳神経の病院へ行ったら、
姿勢が悪い状態で、PCの画面を見続けるデスクワークと、
ウォーキング以外の全身運動となる運動不足を指摘された。
確かに先週は、年度内に残された仕事で、ずっとPC前に座り、
細かい文字を読んだり、調べ物をしたり・・と目を酷使した。
だから、眼精疲労からくる頭痛だと思っていたら、
先生は「いろいろな疲労やストレスが首に溜まるけれど・・」と
前置きをした後、アドバイスは、意外にも
「ラジオ体操の動きをゆっくりと・・」だった。
ラジオ体操のリズムに合わせなくてもいいから、
その動きをストレッチのつもりで、時間も関係なく、
1日1回でいいから、姿勢を正して丁寧にやることを勧められた。
なるほど、それならできそうだ・・と早速始めてみたら、
正しい姿勢を保つのが思ったよりも難しいことを実感した。
屋外はまだまだ寒いから、無理はできないけれど、
「ラジオ体操」ではなく「ラジオ体操の動き」
暖かくなったら、柿田川公園で続けてみたいなぁ。



2022年01月22日(土)
誰が最初のドミノを倒したのかな?

映画「ジェントルメン」(ガイ・リッチー監督)から。
どの国でも「暗黒街」なるものが存在し、大金が動いたり、
殺人などの事件に発展していくことは、よくある。
だから設定は違えど、同じような作品は、何度も観てきた。
そのたびに、ストーリーの中で繰り返されるフレーズを、
その作品の「気になる一言」として残してきた。
今回は、食うか食われるか、を題材に、
「一代で大麻王国を築き上げたマリファナ・キング」が主役、
「ジャングルの王は、うわべの振る舞いだけでなく、
本当の王にならなければならない。
疑いがあってはだめだ、疑いは混乱を生み、破滅を招く」
「ジャングルの法則を忘れてるぞ。
老いたゴリラに、白髪が増えたら立ち去るべきだ、
放り出される前に恥をかくな。あんたの時代はもう終わったんだ」
「ジャングルの法則は1つ。『飢えたライオンは食う』だ」
しかし今回は、もっと面白い表現を見つけた。
「問題は最初に倒れるドミノではなく、最後のドミノだ」
「ドミノ理論は面白い。誰が最初のドミノを倒したのかな?」
大きな事件・事故で問題にされるのは「原因」か「結果」か。
私は、やはり「原因」(最初のドミノを倒した人)かなぁ。



2022年01月21日(金)
ぼんやりと日向ぼっこをするような生き方

「老齢の贅沢な生き方」をネットで検索中に見つけた、
グラフィックデザイナー、横尾忠則さんの考え方。
「ニーチェは55歳で死んだので、その後のことはわからない。
成長を目的にする必要のない生き方、
変化の止まった人生の味わい方、好奇心も意欲も、変な欲望もなく、
ぼんやりと日向ぼっこをするような生き方こそ老齢の贅沢な生き方」。
生き方のお手本みたいに「ニーチェの言葉」が流行ったけれど、
私にはあまりピンとこなかったことを思い出した。
その時は、あまり疑問に思わなかったけれど、やっとわかった。
彼は63歳を経験していないかったからだ。(汗)
横尾忠則さんはこう問うていた。
「飽きるの反対は、意欲だと思うが、
老齢になって、まだ意欲があるなんて見苦しい。
むしろ今やっていることを減らす生き方の中にこそ、
シン・老人の生き方があると思うんですが、どうでしょうね。」
まさしく私の求めていた答えかもしれない、とメモをした。
私の場合、日向ぼっこすると、数分で爆睡なんだけど・・いいかな。



2022年01月20日(木)
クラスターの定義・根拠はなんだうか?

コロナウィルス感染(オミクロン株)の拡大が話題になっている。
インフルエンザのように強い感染力、そして無症状の方も多い、
そのような特徴が報道されていたので、気になることがある。
新聞紙上や、テレビの速報でも、数多いクラスターの施設を表示、
最近では、施設名はなくても学校なども含まれているが、
その施設がクラスターだという定義が私にはわからない。
厚生労働省によると、5人程度の発生を一つの目安としているが、
明確に定められていない。
クラスターでは1人の感染をきっかけに集団内で感染が広がり、
そこからさらに外部集団へと感染が連鎖的に拡大していくことを恐れ、
公に発表することで、その拡大を抑制するのが狙い、それはわかる。
けれど、これだけ感染力が強く速いと、他の場所で感染した人が、
偶然、その施設に関わり、濃厚接触などを疑われ、PCR検査したら
「陽性」だった、というケースも充分あり得ると思う。
だからこそ、その施設がクラスターだ、と言い切れる定義・根拠が
気になって仕方がない。
こんなこと思うのは私だけなのかもしれないが、
頻繁に使われる言葉に関しては、それを目にする人たちが、
共通の認識としてイメージできる定義が欲しい。
シンプルに説明できる人がいたら、是非、教えてください。



2022年01月19日(水)
一番好きなことで勝負したってことです

先日、野球漫画家・水島新司さんが他界したという訃報が届いた。
私たち世代は、彼の作品で野球をより好きになった人も多いはず。
アニメとしては、幼い頃の「巨人の星」を観て育ったけれど、
漫画となると「ドカベン」(水島新司さん作)
「キャプテン」(ちばあきおさん作)なとが私は好きだった。
好きなキャラクターとなると「ドカベン」の明訓高、微笑三太郎。
怒っている時も、悲しい時も、顔だけはいつもニコニコで、
なんとなく親近感を覚えたのを思い出す。
振り返ると、魔球とか豪速球を投げる投手や、
ファインプレーをしたり、豪快なホームランを打つ選手より、
漫画だというのに、地道にコツコツプレイする選手が気に入って、
応援していたことを思い出した。
そんな作品を多く描いていただいた水島新司さんのコメントを
読み漁っていたら、こんなコメントを見つけた。
たぶん、どうして野球を漫画の題材にしたのですか?、
または、これだけ長く続けられた秘訣はなんですか?、
そんな質問に答えたのだと思う。
「一番好きなことで勝負したってことです」
一番得意なことではなく、一番好きなこと・・これがいい。
いや、彼のことだから、一番楽しいこと、
一番面白いことで勝負したってことなんだろう。
人生を勝負に例えるなんて、やっぱりただの漫画家ではなく、
野球漫画家という肩書きが相応しいよなぁ。



2022年01月18日(火)
義時、義村、義夫、義時、義村、義夫

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」から目が離せないが、
主人公役、義時を演じる小栗旬さんが、教えてくれた
撮影裏話。(名前に関するややこしいお話)
「十数話くらいまでは、
誰が誰なのか覚えるのも大変かもしれないですね。
この作品は。『義』が多すぎて。誰が『義時』で
だれが『義盛』かみたいなことになってきちゃうんですよ。
あるシーンなんか、本当に最初の文字が
全員『義』の人たちしか集まってないと、
時々自分も人の台詞を覚えて行っちゃったりして。
台本に、義時、義村、義時、義村って、
二人の台詞が交互に続いているところがあって。
ある日、僕、義村さんの台詞をすっかり自分の台詞だと思って、
段取りのときに台詞を言ったら(義村役の)山本耕史さんから
『旬君、その台詞言いたい?』って言われて。
『あ、いえ、え?これ俺のじゃなかったでしたっけ?』て
台本見たら義村の台詞で。
「俺すっかり自分の台詞だと思ってました」ということが
あったんです」と。
こんな話は、この時代ならではのことだな、とメモしながら、
では、私(義夫)が会話に張ったら、もっとややこしいぞ・・・と
1人で妄想しながら苦笑いした。
あっ・・我が町の町長は「義弘」だった。(笑)
これは何かの縁、まちづくりに使っちゃうなぁ、私だったら。



2022年01月17日(月)
桜はあまり剪定してはいけない

柿田川公園の河津桜が咲き始めたので、
樹木に関する資料を読んでいたら、
なるほど・・と思うことがあり、慌ててメモをした。
「桜はあまり剪定してはいけない。傷口から菌類が入ると枯れるから」
剪定をすると見た目はスッキリするが、それは木にとっては危険が伴う。
うまく成長している木に、わざわざ手を入れるということは、
周りからの見た目を重要視しすぎて、樹木本来の持つ力を削ぐことになる。
そんな意味に理解して、納得した。
そう言えば、柿田川公園、第一展望台に下る階段の手前に生えている
「クスノキ科のヤブニッケイ」も葉っぱが茶色になって枯れている。
周りが育っているのに、その木だけ変色していると、とても気になるし、
その原因を知りたくなる。
その問題を解決すれば、ヤブニッケイは元に戻るのか、
それとも、手遅れで朽ちてしまうのか、本当に気になる。
こればかりは、黙って見ていても時が過ぎるだけだし、
より専門家に調べてもらうしかないかもなぁ。



2022年01月16日(日)
「勝って騒がれる力士」と「負けて騒がれる力士」

この時期(1月中旬)の日曜日、夕方から忙しい。
大河ドラマのBS放送18:00〜の前に、大相撲場所のテレビ観戦。
以前から大好きな、北の富士さんと前の海さんの解説を楽しみに、
早ければ、16:00前からテレビ前のマッサージ機に陣取っている。
(毎場所話題になっている土俵下の正座のご令嬢には敵わないけれど)
力士のタイプは、四つ相撲が好きな力士や押し相撲が得意な力士、
いろいろあるけれど、私がこれは面白い・・と思った分け方は、
「勝って騒がれる力士」と「負けて騒がれる力士」。
(すみません、誰が語ったフレーズかメモし忘れました(汗))
観るたびに、ハラハラドキドキ連続の某大関は、
「勝って騒がれる力士」の1人。
横綱をはじめ、安定した力を発揮し連勝を続ける力士は、
「負けて騒がれる力士」というわけだ。
これって、他のスポーツでも同じことが言えそうだ。
「勝って騒がれるチーム」と「負けて騒がれるチーム」
野球でも、サッカーでも、ラグビーでも、バスケットでも。
これから始まる冬季五輪なども含め個人スポーツでも
「勝って騒がれる選手」と「負けて騒がれる選手」がいる。
まずは「「勝って騒がれる」ようになることを目指し、
その後、力をつけて周りからその存在を認められるようになれば、
「負けて騒がれる」ようになる。
あっ、歴史上の武将にも同じことが言えるかもなぁ。