
|
 |
2022年02月04日(金) ■ |
 |
若い世代の半分が、コロナ後、地方に住みたいと言っている |
 |
夕食後、まったりとテレビを観ていたら、 西村元経済産業省大臣が、興味深いことを言っていた。 「若い世代の半分が、コロナ後、地方に住みたいと言っている」 若い世代がどの年代層なのかもわからないし、 地方といっても、どのあたりを想定しているのかなど、 詳しい情報はわからずじまいだったけれど、 なんだかとても、チャンスをいただいた気になった。 静岡県東部地域は、この言葉を信じて、 若い世代を取り込みたいなぁ、と真剣に思った。 ただ、自治体のPR動画というと、自分たちの市町が、 どんなに素晴らしいか、を訴えるものが多い。 他の市町に比べて、どんなに住みやすいかのオンパレード、 言い換えると、わがまち自慢になりがちである。 昔からここに住んでいる人が作ったPVではなく、 縁もゆかりもない若者が、実際に住んでみた感想が 良くも悪くも、若い人たちの心に届くに違いない。 ターゲットが知りたいと思っている情報分析が、 足りないんじゃないかなぁ。
|
2022年02月03日(木) ■ |
 |
片方の話だけを鵜呑みにする人たちが増えたね |
 |
マスコミの役割は、分け隔てなく、両者の主張に耳を傾け、 客観的に、報道することだと私は思っている。 しかし、最近機になるのは、特徴を出そうとしているのか、 片方の意見だけ聴き、それを誇張して情報発信している気がする。 面白おかしく報道することが悪いとは言わない。 けれど、もう一方の側は、これほど不公平に感じることはない。 その傾向が、個人レベルまで降りてくると、もっと面倒くさい。 片方の意見を聞き、簡単に同調し、もう一方側を攻撃する。 それが事実かどうかも確認せずに。 そんな話をしていたら、隣にいた知人が、ボソッと 「片方の話だけを鵜呑みにする人たちが増えたね」と呟いた。 SNSなどで話題になる、特定の人をターゲットにしたバッシングも、 「言ったもの勝ち」という傾向が強くなり、言いたい放題。 もし、事実と違った時に、誰がどう責任を取るんだ、と思うが、 そんなことはお構いなし。 私は、それ相当の責任を取るべきだと思うのだが、 なかなか思うような、重い責任が浮かばないのも事実。 でも、それを看過していたら、世の中は変わらないんだよなぁ。
|
2022年02月02日(水) ■ |
 |
一番きれいな景色見た人がもらえるんだぞ |
 |
映画「ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち」(飯塚健監督)から。 どこまで実話を再現したのかわからないが、 久しぶりに、涙腺が緩んだ作品となった。 夏季だろうが、冬季だろうが、オリンピック出場だけで、 それは凄いことなんだ、と思っていた私は、 「お前がいなきゃ銀メダルも獲れなかった」と 失速した原田選手に、声を掛けた同僚の名台詞を思い出したが、 やはり本音は「結局、銀じゃダメなんだよ」 「金じゃなきゃだめなんだよ、オリンピックって場所はさ」。 この気持ちは、アスリートでなければわからないことだから、 コメントは控えたい。 ただそんなに価値がある「金メダルの意味は?」を考えていたら、 主人公の西方仁也が、3歳の自分の子供にこう言う。 「金メダルは一番遠くまで飛んだ人がもらえるんだ、 一番きれいな景色見た人がもらえるんだぞ」と。 この定義っていいなぁ・・ってメモをした。 オリンピックの金メダルの意味って、 誰よりも、長く、高く、遠く、強く、そして美しく演技できた時、 その人しか見えない景色があるんだな、と思えた。 これは、どの競技でも言えるのかもしれない。 そして、その景色を見たいから「金メダル」を目指すんだな。
|
2022年02月01日(火) ■ |
 |
マスコミの好きな四字熟語「過去最多」 |
 |
毎日、夕方に発表される「コロナ感染者数」。 もちろん、その後は、テレビ・ネットでのニュース、 翌日、朝刊の見出しも「過去最多」の文字が目に飛び込んでくる。 昨日より減少したと、ホッとしたら「◯曜日では、過去最多」、 「過去最多に次ぐ2番目」など、どうしても、 この四字熟語を使いたいんだなぁ、と笑うしかなかった。 毎日毎日、聴かされてくると、もう脳が麻痺して、 「過去最多」の数に驚いて行動規制するなんてことも なくなってきている気がするのは私だけだろうか。 もっともっと、国民が危機感を持つような単語を選び、 タイミングよく情報発信しないと、 ターゲットとする相手に、届かない・・こんな話は、 何度も、この「気になる一言」に書いてきた。 さて、ピークが過ぎたら、どんな四字熟語が現れるのか、 不謹慎だけど、ちょっと楽しみなんだよなぁ。
|
2022年01月31日(月) ■ |
 |
起業家会社員 |
 |
「起業家会社員」なる耳慣れない単語につられて、テレビを観ていたら、 「SONY」が、起業スピリッツのある若者を求め、人事担当が考えたようだ。 「起業家スピリッツを持つ会社員」という意味のようだが、 これではますます「創業・起業する若者」が減るわけだ・・とメモをした。 失敗した時のリスクも考えて、一流企業に就職する方が最優先となる、 今の日本では、仕方ないのかな・・と思う。 そんな中、SONY先輩社員に向けて、プレゼンする若者は、 堂々としていて、羨ましい限りだったが、 奇抜なアイデアをビジネス化するところで、けっこう躓いていた。 そこで社員が投げかけた言葉は、印象的だった。 「それを使って一番喜ぶ人は誰?」 ターゲットを絞る大切さを、そんな言葉でアドバイスした。 「それを利用して一番喜ぶのは誰?」 「それを買って一番喜ぶ人は誰?」・・ そう読み替えてもいいのかも知れない。 自己満足のアイデア、自分が喜ぶ起業になっていないか。 そんな視点を鋭くチェックされていたのかも知れない。 これは、ビジネスに限らず、いろいろな場面で肝に銘じたいなぁ。
|
2022年01月30日(日) ■ |
 |
芸能人の等身大パネル館 |
 |
最近、気になることがある。 それは、芸能人の等身大パネルが増えたこと。 街中の商店街でも、駅前でも、観光案内所でも、 今流行りの、NHK大河ドラマ館でも・・・(笑) SNSに投稿するネタとしては、面白いかもしれないが、 等身大のパネルをあちこちで見かけるようになると、 それもまた、普通の景色になってしまう可能性もある。 地域らしさや、まちづくりのこだわりがなく、 今流行しているテレビドラマに出演している芸能人の 等身大パネルを設置することで、賑わい創出できた、 そう勘違いしているのではないか、と感じてしまう。 そのうちどこかに「芸能人の等身大パネル館」なんかが 出来てしまうのではないか・・と思っている。 ただ、芸能人は、思った以上に賞味期限が短いし、 肖像権などもあるから、何年か前のパネルは使用不可、 そんなこともあり得そうだな。 私としては、昔、観光地でよく見かけた、 「顔出し看板」の方が好きだなぁ。
|
2022年01月29日(土) ■ |
 |
SDGsの原因は、大量廃棄 |
 |
最近、新聞紙上で「SDGs」という単語を見かけるが、 私は、そういう動きがあることを知ってはいるが、 その実態は、あまり理解していないことが、気になっていた。 そんな時、あるラジオ番組で、こんな話を耳にした。 「SDGsの原因は、大量廃棄」 なるほど・・大量廃棄から生じた環境破壊が、 今、世界中で大きな問題となり、その対策に対して、 私たちは「SDGs」というキーワードで共通認識をしている。 そんなことなんだと理解した。 だけど、あまり語られないのは、その「大量廃棄」を生み出した、 「大量生産、大量消費」のツケという視点。 経済成長には欠かせなかった「大量生産、大量消費」は、 結果的に「大量廃棄」につながり「環境破壊」を招くことを 誰も予想しなかった、ということ。 別に誰かを責めているわけではない。 けれど、この「環境破壊」の後に続くキーワードを探している。 自然はそんなにヤワじゃないはずだから、 次に続く現象は「人類滅亡」なのかも・・と真剣に思った。 その場が良ければOK、その場を乗り切れればOKというのは、 もうそろそろやめにしなくてはいけないないなぁ。
|
2022年01月28日(金) ■ |
 |
これからの豊かさとは? |
 |
喫茶店に置かれていた「婦人画報」の特集ページで見つけた 「これからの豊かさとは?」の定義が、私の目に留まった。 「価値観でつながる仲間をもつこと」「自然の循環をあじわうこと」 「少しの不便を楽しむこと」「集うこと。価値あるものを長く使うこと」 どれも、なるほどなぁ・・と思わせてくれた。 私が、町の総合計画策定を担当させていただいた頃は、 「豊かさ」とは「選択肢が多いこと」だった。 だから、町が目指す将来都市像を 「豊かさを実感できる生活都市:清水町」とし、 (基本理念) 人間(ひと)・地域(まち)・自然の共生 (5本の柱)を以下のように定めた。(懐かしい・・25年前) ・安全と安心を実感できるまちづくり ・産業の活力を実感できるまちづくり ・美しく質の高い生活空間を実感できるまちづくり ・新しいライフスタイルを実感できるまちづくり ・ゆとりと生きがいを実感できるまちづくり そして、25年後、退職した私がこれから目指す生き方は、 「豊かさを実感できる生活」に尽きるのだから、 私の生き方の指針は、前述の4本の柱でいいのかも知れない。 ・価値観でつながる仲間をもつこと ・自然の循環をあじわうこと ・少しの不便を楽しむこと ・集うこと。価値あるものを長く使うこと そのためには、何をすればいいのかなぁ、とじっくり考えたい。
|
2022年01月27日(木) ■ |
 |
マルガリータさん、私もファンなんです |
 |
「マルゲリータ」は、ピザ(ピッツァ)の種類の1つ。 「マルガリータ」は、テキーラをベースとするカクテル。 そう覚えていたのに、また定義が少し変わりそうだ。 勘のいい読者は「あっ、あれね」と気付いたと思うけれど、 令和4年の初場所に優勝し、関脇から大関に昇進した 「御嶽海」関のお母さんの名が「マルガリータ」さん。 千秋楽でNHK画面に登場しちゃったから、ネットでも拡散、 一躍、有名人になってしまった。 当日解説だった北の富士さんも、 「マルガリータさん、私もファンなんです」と言ったので、 余計に火がついてしまった気がする。 大相撲は、私の気になる一言のネタもとが多いなと苦笑い。 しかし・・野球好きの私は、春からは 「メジャーリーガー・大谷選手」のネタが増えるといいな。 勝っても負けても、打っても打たなくても、絵になる男って、 なかなかいるもんじゃないからなぁ。
|
2022年01月26日(水) ■ |
 |
壊れたレコードは同じ言葉を繰り返す |
 |
ラジオから流れてきたメッセージだった。 「愚痴は成長を止める」「壊れたレコードは同じ言葉を繰り返す」 そんな走り書きのメモから、スマホのメモに打ち直したのだが、 情報源が不明のまま、すみません。 「愚痴を言い出すと、自分のことが見えなくなるし相手のことを否定する」 そこには、何も成長することはなく、伸びないばかりか、 逆に、視野が狭くなったり、人間関係が悪くなったり、いいことはない。 また、痛いところをつかれると、反論できず、壊れたレコードのように、 同じ場所に戻り、何度も同じことをリピートする。 クレーマーにありがちな行動と似ているな・・とふと思った。(汗) こんなこと書いていながら、そういえば「今の人たちで、 レコードの針が飛ぶ現象を知っている人がどれだけいるか。 この例えで納得するのは、私たち世代以上か、相当マニアックな人たち。 あの針を持ち上げ、自分の手でレコードの溝に落としていた時代」が 蘇ってきて、苦笑いした。 レコードの始まりと終わりが自動になった時、けっこう感激したもの。 あぁ、時代にあった喩えを探さなきゃなぁ・・と反省した私がいた。
|
|