初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2022年03月16日(水)
人生の滑り台って一度、滑り出すと止まんないのよ。

映画「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)から。
LGBT関連の作品と分かっていても、手術の様子や
股間が血だらけの描写には、ちょっと抵抗感を覚えた。
作品を通じて表現されるバレエネタで「オデットですか?
踊りがとても上手だね、お嬢様方。
でも朝が来れば、白鳥に戻ってしまう。なんとも悲しい」を
LGBTと絡めてまとめようとしたけど、難しかった。
作品と関係ないかもしれないが、ニューハーフの同僚が
呟いた台詞が、妙に引っかかったので、メモをした。
「人生の滑り台って一度、滑り出すと止まんないのよ。」
遊具の滑り台は、足や手を使って、止めることはできる。
けれど、人生の滑り台は、そう簡単には止まらない。
マイノリティの世界は、生きづらさを感じるだろうし、
まだまだ、それを念頭に生きなければ、苦しくなる、
だから、慎重に生きなければ・・そう教えられた気がする。
滑り出すのも勇気がいるけれど、止まるにはもっと勇気がいる。
生半可な気持ちで滑り出すと、大怪我をするかも・・。
だから、このフレーズが気になったのかもしれないなぁ。



2022年03月15日(火)
こんな時期に、こんなに緑があるなんて

柿田川公園をブラブラしていると、
ときどき会話が聞き取れない方言を耳にすることがある。
それは、九州地方の方言の時もあるし、
東北地方の方言でもあり、とても楽しそうな会話で
話しかけられると、翻訳機が欲しくなる。(笑)
けれど、話かけてみると、お国自慢をする時の彼らは、
愛郷心のある独特の文化、風土みたいな話になり、
聴けて嬉しくなる。
先日、雪国の県からやってきたという観光客の第一声は、
「こんな時期に、こんなに緑があるなんて」だった。
空はどんより曇っていて、周りは雪だらけで、
こんなに明るい色(緑)が、こんな時期に見られるなんて、
大喜びだった。
もちろん、既に葉桜になった「カワヅザクラ」や、
今満開の「アタミザクラ」にも笑顔でシャッターを切った。
富士山の雪が少ないのにも、驚いていたなぁ。



2022年03月14日(月)
まん延防止などコロナ対策で、街が汚れたね

久しぶりに、私の呟きである。
コロナ感染拡大防止のために、国や県の努力は、痛いほどわかる。
それに合わせて、時短営業など協力している店舗の苦労もわかる。
しかし「できることなら・・」と前置きして、こう言いたい。
「まん延防止などコロナ対策で、街が汚れたね」
徒歩通勤をしている私の目、ウォーキングを楽しんでいる私の目には、
店舗の入り口に貼られた「コロナ対策実施」の紙切れが、
セロテープ、ビニールテープ、ガムテープなどで、ベタベタ貼られ、
「景観」という視点で考えると、貼り直したい、という衝動に駆られる。
すぐ剥がすのだから・・という気持ちが見え隠れするが、
だからこそ、きっちり貼っている店舗がキレイに見える。
今更だけど「コロナ対策実施」を周知する告知チラシ、ポスターと共に、
両面テープなど、キレイに貼ったり、剥がせるものも同封する、
そんな気遣いができる人がいるといいなぁ。



2022年03月13日(日)
ガクチカ

今年は、高校生や大学生など、若い人たちと話す機会が増え、
耳慣れない(省略?)単語と遭遇することが増えた。
今回は「ガクチカ」。
(「デパチカ」なら「デパ地下」として知っていたけれど・・)
「ガクチカ」とは「学生時代に力を入れて頑張ったこと」らしい。
就活をしている大学生に訊くと、
「ガクチカ」は「自己PR」や「志望動機」と並んで、
エントリーシートや面接で、頻出の質問となっているようだ。
「学生時代に熱中して取り組んだことを教えてください」や
「これまでの人生で最も打ち込んだことは何ですか?」
などと訊かれるので、ボランティア活動などをしたいけれど、
コロナ禍で、そういう機会が激減してしまい、
「ガクチカ」に書くことが見つからない、と困る学生が増えている、
そんな話も耳にした。
逆に、観光ボランティアのガイドなど、高齢化が進み、
なかなか世代交代が出来ないと悩んでいる団体は、数多い。
高校生や大学生が、長期休暇(夏・冬・春休み)の時だけでも、
観光ボランティアガイドを手伝ってくれれば、
WinWinなのになぁ・・とメモをした。
それをつなげるのが、私の役目かもしれないなぁ。



2022年03月12日(土)
柿田川公園の常連さん

約3年間、毎日、柿田川公園内の様子を眺めていたら、
面白いことがわかってきた。
こんな小さな公園にも常連さんがいて、遊び方を心得ている。
日向で暖かい場所、逆に日陰の場所、風が弱い場所、
また、遊び道具もいっぱい持参し、柿田川公園を満喫している。
さらに、すごい常連さんは、心地よい風が通る場所を見つけて、
お気に入りの音楽を流しながら、しっかり昼寝をして、
数時間いたかと思えば、適度な時間で撤収。(笑)
かと思えば「柿田川ブルーホール」に続く、第2展望台の階段を、
週末に黙々と掃除している方々もいる。
名前も訊かないし、理由も訊かないけど、そんな人たちがいて、
この公園は、静かに守られていることを知った。
私はと言えば、柿田川公園の定点観測をする撮影場所、
たまに、昼食テイクアウトの食事場所、
時間に余裕があれば、ひだまりの中で、読書する場所、
さらには、階段などを使って、ストレッチをする場所、
帰りは、ポケモンGOをしながら、楽しむ場所としても・・
あっ・・私が一番の常連さんだな、きっと。
たぶん、世界中の誰よりも、この場所にいるもの。(汗)



2022年03月11日(金)
今回の津波では心身ともに痛めつけられました

2011.3.11からの1年間がどれほど大変だったか、を
私たちに思い出させてくれる映画をご紹介。

映画「生き抜く 南三陸町 人々の一年」(森岡紀人監督)から。
「被災者たちの静かな思いを伝えるドキュメンタリー」そのもの。
「今、何一つないもの。壊滅だもの」の「壊滅」の2字が重たかった。
避難所で、頭を抱えて呆然としている高齢者の姿や、
「毎日ここで行方不明の夫を捜していた」という妻の憔悴しきった様子。
さらに「もう、建物がなくて住宅ローンだけ残っちゃいましたよ」と
空元気に笑う人たちが直視できなかった。
極めつけは、長い期間、仮設住宅の抽選にも当たらず、
夢や希望を持つことなど考えられず、ただただ毎日を過ごすだけ、
そんな高齢種の女性が、カメラに向けて呟いた台詞、
「今回の津波では心身ともに痛めつけられました」が心に残った。
私たちは簡単に「心身ともに」という単語を口にするけれど、
体験から出た「心身ともに痛めつけられました」を耳にしてからは、
そう易々と使えなくなった。
こういう作品は、物語を勝手に作りやすくなってしまうが、
ドキュメンタリーとして、静かに被災者の声に耳を傾けていた。
タイトルも「生きる」ではなく「生き抜く」。
ここに、被災者たちの強い思いが込められていることを感じた。
3.11を忘れないためにも、年に一度は観直したいなぁ。



2022年03月10日(木)
「これは悲劇かい?」「喜劇かい?」「女が絡むとわからん」

映画「女は女である」
(ジャン=リュック・ゴダール監督)から。
フランス映画・・というか、ゴダール監督の作品というべきか、
私には、まったく理解できなかった。
観賞後、作品解説を読んで、少しだけ・・なるほど・・と思ったが、
それでも、やっぱり、私には難しかった。
「登場人物が歌わないミュージカルコメディ」という発想に基づいて
制作されたラブコメディ。(らしい)
私の映画鑑賞の仕方が、作品内で発せられる台詞やフレーズに重きを置き、
そのメモから、作品レビューを書くからすれ違うのだと理解した。
監督らしい視点とか、構成とか、色合いとか・・あまり興味がないからか、
心に刺さるものが少なかった、と推察した。
気になった会話は、2つ。
「これは悲劇かい?」「喜劇かい?」「女が絡むとわからん」
人生でも仕事でも、たぶんなんでも、女が絡むことにより、
見方によっては、悲劇にも喜劇にもなる、というのが面白かった。
「すぐ戻る」「なんで男は中座するとき『すぐ戻る』と?」
「卑怯だからよ」「お互い様だ、女は皆ワルだしな」
あぁ、これは国に関係なく、日本人もそうかもなぁ・・・と笑った。
風刺があったり、コントみたいなシーンがあったり、
意味不明なカットも、この作品には必要だったんだろうけれど、
やっぱり、私には難しすぎた。
絶賛の評価が溢れている中で、レビュー投稿するのは、
う〜ん、気が引けるなぁ。(汗)



2022年03月09日(水)
そばにいて・・

妻に、手招きをされ、こう言われた。「そばにいて・・」
「えっ・・何をこんなところで」と周りを見渡したが、
照れている様子もなく「お願い・・そばにいて」と念を押された。
場所は、スーパーのレジ前。
予想以上に、買いものをしすぎちゃっちたかもしれないから、
お財布の中身が心配だということらしい。
お会計の時に、お金が足りないと恥ずかしいから「そばにいて」。
まぁ、そんなことだろうと思ったけれど、ドキリとした。
「お金が足りないかもしれないから、レジのそばにいて、
そう言えばいいのに・・」と笑いながら、答えた。
足りると分かった途端、ホッとしたのか「もういいよ、大丈夫」(汗)。
40年近く一緒に暮らした夫婦って、こんなものかな。
私も一言、妻に返した。
「お腹が空いているときに、買い物はやめましょう」



2022年03月08日(火)
個人的には「柿田川店」がいいな

ローカルネタですみません。(汗)
柿田川公園近くのニトリ交差点、国道一号周辺でぐるっと見回すと、
自動車関連の店舗が目立つ。
なんと「ジャガー・ランドローバー 三島」
国道を挟んで「MINI 沼津」と車会社のディラーが向き合い、
中古車販売(車買取)の「オートベル三島」が立ち並ぶ。
さらに最近、車買取の専門店「KOYAMA柿田川店」がオープンし、
ここは、なんという市町村だろか?と苦笑いしてしまった。
東の三島市境に「沼津店」という店舗、
西の沼津市境に「三島店」という店舗があるのは昔からで、
「清水町店」はごくわずか。
それだけ両市のベットタウンという色が強いのかもしれないが、
最近少しずつであるが「柿田川店」という店舗が増えてきた。
ここ数年「柿田川」のブランティングを念頭に、
全国に向けて情報発信してきたから、個人的には「柿田川店」がいいな。
以前から何度も書いているけれど、
我が町は「柿田川しかない」のではなく「柿田川がある」。
こんな恵まれた環境があるのになぁ。



2022年03月07日(月)
4月1日から、身体、少し空きます

一身上の都合により、任期途中ですが3月31日をもって、
今の仕事から退くことにした。
突然の報告ですが、それをわざわざ広めたいのではないし、
野次馬根性で、辞める理由を訊いて欲しいわけではない。
伝えたいこと、簡単に言えば「4月1日から、身体、少し空きます」。
長年続けてきた「故郷・静岡県清水町」に縛られることなく、
全国どこでも何かお役に立つことがあれば、声をかけてくださいってこと。
ただ、全て、無償のボランティアで・・ってのは、
年金生活者としては、どうも気が進まない。
帰りに、缶ビール買って帰りたいし、たまには居酒屋に立ち寄りたい、
そんな気持ちを持ちながら働きたい・・というのが私の願い。
毎日、朝から夕方までの勤務、その時間拘束の対価としての賃金ではなく、
今の私が持っている能力を活かしてもらいながら、
「寸志」「薄謝」と呼ばれる程度の謝金をいただける仕事を探している。
だから「『有償ボランティア』募集していませんか?」と、
そっと囁いてみたりしている。
そんなおいしい話、あるわけないじゃん・・と思いながらも、
ちょっぴり期待している私がいるのも、可笑しい。(汗)
なければ、そろそろ「芥川賞」でも狙うしかないかな。