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しもさんの「気になる一言」
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2022年04月05日(火)
存在するだけじゃなく生きるんだ

映画「グッバイ、リチャード!」(ウェイン・ロバーツ監督)から。
突然の余命宣告のパターンで思い出す映画は数多い。
しかし、映画「生きる」(黒澤明監督)を超える作品は、
なかなか見当たらないのも事実。
第1章 言いたいことがある
第2章 正面からぶち当たれ
第3章 俺は本当に死ぬ
第4章 本気を出してきた
第5章 まだ言いたいことがある
第6章 ついに時が来た
珍しい章立ての展開に、少し違和感を感じながら、
妻や子どもが、夫・父親の死に対してて、
意外とあっさりしていて、ちょっぴり焦った。
メモしたフレーズを1つ選ぶとしたら、
「なぜこの人生と言う奇妙なもの中に漂い、
生きようとしないのか。生きないければダメだ。
存在するだけじゃなく生きるんだ。
もがいて失敗して正面からぶち当たれ」かな。
特に「存在するだけじゃなく生きるんだ」は、
60歳を超えた私たちには、ズシリと重く響いた。
でも・・周りに迷惑をかけずに、1日を丁寧に過ごし
存在するだけでもいいじゃないか、と思う私もいる。(汗)
歴史に名を残すほどのこともできないのだから。



2022年04月04日(月)
スマホのトップ画面を入れ替えてみる

よく退職を機に「第二の人生」というけれど、
生活のリズムが180度変わるわけでなく、
なんとなく時間に余裕ができただけ、というのが、
私の実感てある。
そんなわけでモヤモヤしていた、こだわりの私は、
なんとか今までの生活を引きずりたくない、と思い、
試行錯誤している。
起きる時間やタイムスケジュールを変えてみたが、
ちょっと変わったかな・・程度の変化。
テレビを観ないで、ラジオ生活にするなど、
逆に今までの生活を急に変えると体調を崩しそう、を
言い訳にして、なかなか抜けきれない私がいた。
今まで試してみて、一番効果があったのは、
「スマホのトップ画面を入れ替えてみる」だった。
周りからの連絡を始め、あらゆる情報を
どれだけスマホに頼っていたか、を理解できるし、
それを止めても誰にも迷惑がかからない、ことを知った。
これでだいぶ、スッキリする。お試しあれ。



2022年04月03日(日)
今日は何色?

「無職」と言いながら、なぜか毎日忙しい。(汗)
なぜか?  年度始めということもあり、
以前から加入している団体の活動や、この4月から始めた活動まで、
日替わりに・・いや、午前、午後と別々に行われたりしている。
昨日は「清水町シルバー人材センター」からの請仕事、
そして今日は、朝から「地元・伏見区の協議員」として、
小雨の降る中「資源ごみ回収」の当番。
午後からは「清水町観光ボランティアガイドの会」の会員として、
観光案内所「わくら柿田川にて、2時間ほど案内役をした。
面白かったのは、各団体別に、ユニフォームの色が決まっていて、
そのたびに、ウィンドブレーカーが変わる。
「清水町シルバー人材センター」は「黄色」「地元・伏見区」は「赤色」、
「清水町観光ボランティアガイドの会」は「青色」
まさしく「信号の色」(赤・青・黄色)だったので、妻と大笑いした。
「今日は何の活動?」と訊くよりも「今日は何色?」と訊いて欲しい、
そんな会話をした。(汗)
明日からは、ちょっとのんびりに「無職」(無色)だったかな?
いや、明日は「清水町観光ボランティアガイドの会」の定例会だから、
「今日は何色?」と訊かれたら「青色だよ」と答えようっと。(笑)



2022年04月02日(土)
20年ぶりの妻の手作り弁当

3月31日に退任して、「無職」の肩書きで迎えた、初仕事。(笑)
退職の少し前に、シルバー人材センターの加入条件が60歳以上と知り、
早速登録して、与えてもらった仕事は「公園管理人」。
支給された腕章には「公園維持管理作業員」と書かれていたが、
町内の都市公園や児童公園などの維持管理が主な仕事らしい。
仕事については、またぼちぼちと書いていくが、
今回の話題は「20年ぶりの妻の手作り弁当」。
娘が高校卒業して以来というから、本当に久しぶりだ。
まちづくりをしている公務員だから、妻に作ってもらった弁当ではなく、
昼食は、町内の飲食店やお弁当屋さんで・・というこだわりから、
お昼はずっと外食だったのだが、それも卒業したから、弁当持参とした。
お昼の休憩時間に、妻が作ってくれた弁当を開ける瞬間、
なんだか照れくさかったけれど、ちょっと新鮮な気分だった。
もちろん、公園管理の仕事は毎日ではないし、週に1、2度だけど、
妻の手作り弁当を食べる楽しみができたことは、嬉しい。
「愛妻弁当」かどうかは、妻に訊いてみなければわからない。(汗)
朝食も夕食も、一緒に食べているんだけれどなぁ。



2022年04月01日(金)
スマホのバッテリーが、ほとんど減らない

「無職」になって一番驚いたのは、スマホのバッテリーの減り方。
ほとんど減らない。(汗)
仕事をしている時は、いつでも連絡が取れるように持ち歩いていたし、
何度もメール確認をしたり、ほぼ毎日、写真・動画の投稿したり、
時には「ポケモンGO」で遊んだり、肌身離さず状態だったのに、
今は、なぜか、ずっと置きっぱなしでも平気。
緊急の連絡だったら、電話がかかってくるはずだから・・と割り切って、
スマホの存在を忘れるようにしている。
しかし、現実はまだまだ、気になってしまい、定期的(定時)に、
スマホ画面を確認したりするけど、そのうち、それもなくなれば、
スマホプランも変更することも考えている。
少なくとも、しばらくは「朝・昼・晩」の3回確認に挑戦し、
そのうち、朝・晩の2回。さらには、1日1回しかスマホ画面を確認しない、
あると便利だけど、なくても平気・・くらいにな気持ちになれば、
もっともっと、豊かな人生が送れる気がするなぁ。



2022年03月31日(木)
行方不明になります。探さないでください。

何か始めると「継続」することがクセになっていた私は、
実は、なかなか止めることができない。
2001年01月18日(木)から配信し始めた
ネットを中心にした日記は、21年間、ほぼ毎日書いている。
しかし明日(4月1日)から、ネット上に投稿していた記事を、
できる限り止めてみることにした。
止めることが、いつまで続くかわからないけれど、(汗)
とにかく走るのに疲れたから、止まりたくなっただけ。
しばらく休んで、歩きたくなったら歩き出すし、
走りたくなったら走り出すけれど、いつになるかわからない。
誰かに影響を与えないけれど、誰かの影響も受けない、
そんな時間を過ごしてみたいと思う。
職業「無職」ってどんな感じなんだろう、これも楽しみ。
ネット以外の場で「見つけた!」ということもあるだろうから、
「しばらく旅に出ます」と書こうと思ったけれど、
気分的には「行方不明になります。探さないでください。」
こんな感じかなぁ。ではまた、どこかで・・。



2022年03月30日(水)
顔色をうかがうのは、もう真っ平なんだ

他人(周りの人)の顔色を気にしながら、行動することに疲れる、
歳を重ねてくると、誰もが思うことかもしれない。
「顔色をうかがう」とは、
・相手の気持ち・心情・機嫌を計り知ろうとして
 表情、顔つきを密かに観察すること。
・相手の顔の様子によってその心の動きを知ろうとする。
・相手のきげんのよしあしを見る。
今日のあの人は機嫌がいいかな?悪いかな?なんて気にして、
接し方や発言を変えることに疲れた・・というのはわかる。
だから雑誌で見かけた、何気ないインタビュー記事に
私のアンテナが引っ掛かった。
「顔色をうかがうのは、もう真っ平なんだ」
小さな記事で、誰の発言かもメモし忘れてしまったけれど、
言葉として、とてもインパクトがあったのを覚えている。
教訓めいた言葉ではなくても、心に響く言葉、
最近、そういう言葉に飢えているのかもしれないなぁ。



2022年03月29日(火)
俳優じゃないけど「休業宣言」します

最近、俳優の「休業宣言」が相次いでいる記事を見つけた。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、源義経役を演じ、
波に乗っているように感じた、俳優・菅田将暉さんの休業宣言。
私はあまり知らないが、女優・松本まりかさんも休業宣言。
彼女のコメントには、思わず頷いてしまった私がいる。
「何年か振りに、まとまって休もうと思ってます。
休みなんていらないと言い続け、いただける仕事はありがたくて、
全て出来ると思って、やりたいと思って、
この数年無我夢中で走り続けて来ました(中略)
そんな自分が休みを必要とするとは思ってもいませんでした。
この、環境が変わった4年が自分にとってどんなだったのか。
一回立ち止まって感じてみたい」と投稿。
私の場合は定年退職して3年だけど、全く同じ気持ちだった。
燃え尽き症候群になってしまう前に「休業宣言」をするのは、
目的が他人への周知ではなく、自分から自分への命令、
そんな気がしている。
そうでもしなければ、身体が壊れるまで続けてしまうから。
壊れてからでは遅い、だから「休業宣言」なんだよなぁ。
単なるブームに乗ったわけではありませんが、私も・・
「俳優じゃないけど『休業宣言』します」



2022年03月28日(月)
「次の作戦は?」「検討中だ」

映画「エアポート2021」(ロブ・パラティーナ監督)から。
「ハイジャク事件」にしては、やや消化不良で終わった。
あまりにも、色々な場面の設定が唐突すぎて、
(?)(笑)(汗)の文字がメモに溢れた。
こんな簡単に、テロリストによるハイジャックが成功し、
原子力発電所に旅客機が突っ込まれてはたまらない。(汗)
そもそも「89分」で、事件解決までしてしまう流れなので、
丁寧な作り込みができるわけはないとは思ったが・・。
原題の「Airliner Sky Battle」のように、
「旅客機同士のスカイ・バトル」と割り切った方が、
視聴する私たちも、心構えができる気がした。(笑)
アメリカ政府も軍隊も、位置付けがあまりに単純で、
「ランチャーは標的を外しました」の報告を受けて
「(ワシントン)市民を街から出さないと」と呟き、
策のなさを露呈することになる。
面白いことに、旅客機の中でこんな会話がされる。
「失敗したのか?」「ああ」
「何か手を打ったんだろう」「失敗した」
「次の作戦は?」「検討中だ」
国がこんなことで、乗客は自分たちの命を捨てるのか、
もう笑うしかなかった。
結局、ワシントン市民を救ったのは、
機内のサービスカートをできるだけ重くして、
旅客機が飛行しながら、上から落としてぶつけるという、
予想を遥かに超えた作戦で、めでたしめでたし。
久しぶりに観た、コメディ作品というしかないな。



2022年03月27日(日)
ガイドは、豆知識で、へぇ〜を増やす仕事

柿田川公園で案内をしていると、意外なことに気付く。
柿田川に関して、詳しい観光客が多いことだ。
再訪の人が、初めて観る人に、説明しているシーンに出会う。
ネット情報なのかタウン誌からの情報なのか、
どこから得た知識なのかはわからないけれど
そのまま、柿田川の観光ガイドボランティアができるほど、
とにかく詳しい。
それじゃ、観光ガイドがいらないじゃん、と思っていたら、
何気なく観ていたテレビで、ヒントをいただいた。
内容は「動物園で働く飼育係」の体験だったけれど、
その動物園を訪れる人たちに、豆知識を駆使して、
どれだけ多くの「へぇ〜」を言わせるか・・という企画。
バラエティの要素もあるから、鵜呑みにはできないけれど、
この発想は、なるほど・・とメモをした。
調べれば誰でもわかる情報ではなく、
その場でなければわからないような説明をして、
観光客に「へぇ〜」と言われてこそ、ガイド冥利に尽きる、
そんなことを感じた。
だから「ガイドってどんな仕事?」と訊かれたら、
「豆知識で、へぇ〜を増やす仕事」って答えたい。
「豆知識」って、ちょっとした知識、本筋からは外れているが、
知っていると役に立つ話のことなんだよなぁ。