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2025年05月25日(日) ■ |
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笑顔・笑顔・笑顔 |
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何度も書いてきた「笑顔」の大切さ。 そう考えたら、3年前、うつになってから、 私の「笑顔」がどこかに消えてしまったらしい。 思えば、発病以来、心の底から、笑ったことがない。 笑おうと思って、サンドイッチマンをはじめ、 お笑いの漫才、コントなども何度も見たが 「ニヤリ」とはなるけれど、声を上げて笑うことはない。 今、私が意識しなければならないのは、笑顔。 昔のような私の笑顔を見たい、という人も多い。 ありがたい話だ、と思いながら、笑う努力をしたい。 おかしくなくても、ニヤリでなくて声を上げて笑うこと。 そのうちに、心の底から笑えるようになるようだ。 「笑顔・笑顔・笑顔」信じて笑ってみたい。
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2025年05月23日(金) ■ |
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未熟って意味じゃないわよ。未知数って意味 |
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書籍「燃える波」 (村山由佳著・中央公論新社刊・332頁)から。 有名女優が、新しいスタイリストを選んだ時の話。 「(前略)これからの人と組んだほうが愉しいもの。 これからっていうのはもちろん、 未熟って意味じゃないわよ。未知数って意味」 この台詞が引っかかった。 まだ一流ではないスタイリスト(主人公・帆奈美)を あえて選んだ理由をこう説明した。 一流じゃないってことは、未熟だから・・ではない。 一流じゃないってことは、可能性があるってことで、 それを「未知数」と呼んだ。 未知数の可能性を持った人と組んだ方が愉しい、 そういう表現をしたのだと思う。 このスタイリストと組んで仕事をすれば、 何か愉しいことが起こりそうな予感、 そんなことを匂わせてくれる。 物語は、その未知数を発揮してくれる主人公が 言葉通り、どんどん新しいスタイルを表現してくれる。 私の大好きな作家、村山由佳さんのラブストーリー、 一度、読んでみて欲しい。
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2025年05月21日(水) ■ |
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筋トレは、重力に逆らった運動 |
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シルバー人材センターが主催する「健康体操」講座。 「腰痛・肩こり、膝痛など、お悩みを改善しませんか?」 というキャチコピーにつられて参加した。 コーチの合図に合わせて、ストレッチや筋トレをする。 えっ「ストレッチ」と「筋トレ」ってどこが違うの? そんな疑問が私の頭の中で駆け巡った。 コーチは、簡単に説明してくれた。 「筋トレは、重力に逆らった運動」と言う説明に なるほど・・と思いメモをした。 私がいつもやっているのは、ストレッチ。 筋力が落ちる高齢者は、ストレッチだけでなく、 時には、筋トレで筋肉を維持することも必要らしい。 ストレッチと筋トレの違いがわかって、 なぜかすっきりとし私である。 それだけ、負荷を与えるってことなんだよなぁ。
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2025年05月19日(月) ■ |
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あなたはあなたのために咲いたんだよね? |
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書籍「積極的その日暮らし」 (落合恵子著・朝日新聞刊・310頁)から。 朝日新聞に連載されたショートエッセイの中から抜粋。 (タイトルは「三月の娘二」) 「『ほかの花を引き立てるために、 お母さん、あなたは咲いていたの?そうでないよね? あなたはあなたのために咲いたんだよね?』 俯き加減に微笑む母の遺影にいま娘は訊く。」 落合惠子さんが、亡くなったお母さんの遺影の前で そっと呟くワンシーン。 いつも、誰かのために、誰かを引き立たせるために、 生きてきたように感じた、母の生き方。 でも、そうじゃない。それを花に例えてこう言った。 「お母さんは、お母さんのために咲いたんだよね。 決して、誰かのために咲いたんじゃないよね」と。 見落としがちな、母の謙虚な生き方に ついつい、聞き返してしまう彼女がいた。 そのうち、私の母にも、聞いてみよかな、 「お母さんは、お母さんために生きてきたんだよね」と。
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2025年05月17日(土) ■ |
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いかに、自分で自分を楽しませるかが、人生の基本よ |
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書籍「積極的その日暮らし」 (落合恵子著・朝日新聞刊・310頁)から。 朝日新聞に連載されたショートエッセイの中から抜粋。 (タイトルは「丑三つどきの」) 「いかに、自分で自分を楽しませるかが、人生の基本よ」 小森和子さん(小森のおばちゃま)のセリフらしい。 そうなんだよな、とメモをした。 どうやったら、充実した人生を送れるかを考えた時、 「自分で自分を楽しませる」ことだと知った。 今の私にとって、なかなか難しいことだと思うが、 人生の基本を教えてもらった。 他人にどう思われようが、関係ない。 そのためには、自分で楽しいと思わせる何かが必要だ。 私の問題は、そこなんだよなぁ。 私を楽しませてくれる何かを、見つけなくちゃ。
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2025年05月15日(木) ■ |
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料理は「すべきもの」ではなく「楽しむもの」 |
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書籍「積極的その日暮らし」 (落合恵子著・朝日新聞刊・310頁)から。 朝日新聞に連載されたショートエッセイの中から抜粋。 (タイトルは「ネジれた自意識」) 「母は、料理が下手だった。 彼女にとって料理は『すべきもの』ではあっても、 その過程を『楽しむ』ものではなかったからだろう。」 その視点にはっとさせられた。 たまにしか料理をしない私は、 料理は「すべきもの」であり、 決して「楽しむ」ものではなかったから。 「下ごしらえまでの過程を楽しむ」ことって、 意外と忘れがちだけれど、一番大切なことかもしれないな。 お昼に「そば」を作るだけでも、楽しんでやりたい。 「すべきもの」ではなく「楽しむもの」と教わったから。
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2025年05月13日(火) ■ |
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「よかったね」の話は、なかなか出会えない時代 |
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書籍「積極的その日暮らし」 (落合恵子著・朝日新聞刊・310頁)から。 朝日新聞に連載されたショートエッセイの中から抜粋。 (タイトルは「よかったね、の日」) 「悲しい話や理不尽な話は山ほどあり、 「よかったね」の話は、なかなか出会えない時代であり、 社会であるのだから。」 ニュースを見れば、悲しい話や理不尽の話ばかり。 なかなか「よかったね」の話に出会えない。 それだけ、社会が殺伐としている証拠なのかもしれない。 あっ、あった、あった。 「よかったね」は、ドジャース、大谷選手の話題。 大谷選手がホームランを打った。「よかったね」 大谷選手に子供が生まれた。「よかったね」 みんなが大谷選手の動向に一喜一憂しているのは、 「よかったね」が言えるからだと思う。 社会現象になった、大谷フィーバーの根本は、 みんなで「よかったね」を共有してるからなんだろうな。
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2025年05月11日(日) ■ |
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感謝とか幸せって、努力して思うことではないんだよ。 |
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書籍「i」(アイ)」 (西加奈子著・ポプラ社刊・298頁)から。 文中に何度も何度もででくる 「この世界にアイは存在しません。」 いろいろな意味を持ち、気になる一言になるべきだけど、 その意味をうまく表現できないので、 違うフレーズを選んでみた。(汗) 「私は自分の環境に感謝すべきだし、 幸せなことを幸せに思うべきなんだよね」 と言う主人公「アイ」が言う。 それに対して、親友「ミナ」がこう言い返す。 「べき、ではないよ。感謝とか幸せって、 努力して思うことではないんだよ。 自然にそう思うことなんだから、 アイがそう思えないのなら、無理に思うことはない」と。 なるほど・・とメモをした。 私たちは、ついつい「感謝すべき」「思うべき」などと、 会話でも使ってしまうけれど、それは違うと・・。 「感謝」「幸せ」の気持ちは、心から思えば、 自然と出てくる単語なんだと知らされた。 メジャーリーガーの大谷選手がよく口にする「感謝」、 自然と出てくる言葉だったんだよな、きっと。
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2025年05月10日(土) ■ |
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努力をしてこなかった結果が、今の私 |
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最近、自転車やバイクに乗れなくなっている。 これは、予想以上に体幹が弱くなったから。 言い換えれば、体幹を取り戻すストレッチを 時々しか、やってこなかった。 最近、音痴になった。 これは、他人と話す機会が極端に減ったため、 滑舌が悪くなったから。 言い換えれば、滑舌を良くするトレーニングを 時々しか、やってこなかった。 最近、10分も落ち着いていられなくなってしまった。 これも、他人と話す機会が減ったから。 言い換えれば、社会参加を時々しか、してこなかった。 最近、ちょっと太ってきた。 これは、甘いものを我慢できなかったから。 言い換えれば、運動不足なのに、ストレッチとか 軽運動を時々しか、してこなかった。 最近、できないことが増えた。 これは、やらなければならないことをサボったから。 言い換えれば、時々しか、努力してこなかったという訳だ。 そう、努力をしてこなかった結果が、今の私。 誰のせいでもない、自分の甘さにある。
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2025年05月09日(金) ■ |
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どんな時でも続ける、ルーティン・トレーニング |
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毎日、体幹トレーニング、滑舌トレーニングを 日課として出来るだけやっているが、飽きてきてしまう。 こんなことしていても、効果あるのかな?と思ってしまう。 出来るだけでなく、どんな時でも・・やる必要があると感じた。 メジャーリーグの大谷選手が凄いのは、 試合中のプレーでなく、目立たないところで続けている、 影のルーティン・トレーニングだ、とチームの同僚は言う。 どんな時でも、そのルーティン・トレーニングを こなしている彼の姿を見て、誰もが驚き尊敬してしまうらしい。 だから、ホームランを打っても、驚かない。 あれだけのトレーニングをしているから当然だ、と思うようだ。 あのバッテイングは、偶然でもなんでもない。 トレーナーを信じて、黙々と続けている大谷選手、 トレーニングに裏付けされた自信が、あのバッティングである。 私も「出来るだけ」と言わず「どんな時」でも続けたい。 すぐに結果を求めずに・・。(汗)
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