■あんただけにそっと■
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土曜日
 おもしろいほど着かない
ぴーと一緒におババの所へ一泊。 おババ85歳の誕生日が近いので、ケーキ買っていった。 いつも高速を使う道程を、下道でだらだらと。 だらだらというか、道混んでて7時間近くかかった。
日も落ちてからようやく到着。 犬たち、不意を突かれた感じで喜んでくれる。 3人で鍋囲む。 ぴーはおババにズボンの裾上げを頼んでいた。
仮縫いしながら昔話をするおババ。 おババの弟の友達に藤沢周平がいたり、 おババの元夫(長男なのに次郎)の一族は金持ちで、 芸術家が多く(次郎も作曲家)、人間国宝がいたり、 北陸のどっかの初代市長がいたり、 家に福沢諭吉からの手紙があったりと、ほとんど笑い話のような・・。 実在したのね、諭吉。ってかんじ。 なんでその末裔の私はこんなか。 一度も働かなくてもいいような金持ちの、 働かない所だけ受け継ぎましたか。
日曜日
 ピカトロン
朝早く、犬散歩に行ったが、さむうてさむうて。 半ベソになって戻る。
午前中はおババと犬も一緒に銚子へドライブ。 地球が丸く見える丘展望台とか。 前にも来たけど、こんなになんもなかったっけ? 屋上の展望台で風に吹っ飛ばされそうになってまた半ベソ。 寒くて喫茶コーナーでコーヒー。 店員の女の子たち、でさー、なんかさー、ていうかさーと恋バナ。 喫茶コーナー全体がだるーく、あー田舎だなーという感じ。
 なんか懐かしげな特急。
午後、おババ宅の階段を掃除してから帰途に着く。 帰りは高速使って3時間半。 父ちゃん宅に寄って、預かった荷物置いて旅行終了。
モーリー・しい子(藻)
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