■あんただけにそっと■

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2005年02月09日(水) 私がピンクを着たらそれはブタなのよ

 さやちゃん宅でお茶をいただく。

んん、なにやってたかな、ここしばらく。
色々考えてたら頭の具合が悪くなって、ちょっと不調続き。

家で寝転がって本読んでるのが一番しあわせ。
どこまでも逃げの一手なわたくし。
宮部みゆきの「霊験お初捕り物控」シリーズの「震える岩」
おもしろかったー。
あと、宮本輝の「夢見通りの人々」もおもしろかったー。
黒牛よかったー。

日曜日はさやちゃんちへお泊まりの約束。
あと、ひと月先の旅行に向けて、切符を取る予定があった。
しかしどうにも頭の具合が悪く、
だがしかしどちらもヤメにするのは嫌。

半分死にかけで切符を取り、新宿経由でさやちゃんちへ。
大勢の人の中を歩くだけでへろへろ。
私ここで働いてた事もあったのになー信じられん。
半ベソでさやちゃん宅に到着。
あーちゃんさやちゃんに迎えられ、お茶を頂き、やっと落ち着く。

3人で三茶でカレーを食べて、町をひやかして帰る。
カルディで烏龍茶買っただけ。
都会にはもう暮らせないなと痛感。
行き交う人が若くて疲れる。

さやちゃんの部屋でおやつ食べながら色々お話。
結婚や将来や職業の話。
なんとは無しにどれも暗い。
でも話が出来る友達がいるのはありがたいと思った。
夜、餃子を包みまくり、75個を3人で喰らう。
NHK教育のトップランナーに永積くんが出てて、見る。

翌日、本当はあーちゃんと山手線一周の予定が、
あーちゃん風邪気味のためにおとなしく帰った。
三茶のマクドナルドで電車が空くまで町を眺めて過ごす。
ケーキ買って帰って、休みのぴーと食べる。

***

結婚式も披露宴もしないので、
これまでありがとね、とこれからよろしくね、の意味で
両家を招いてわしらがデナーでもごちそうしようと。
そんな話を進めているのですが。

おババがその日に着る服を作ってあげるという。
いやでも普段着で夕飯食べるだけだからね、と言ったが、
何もしないのも寂しいから、作らせて、という。
別にドレス着ろって言ってるわけじゃないんだから、と。

う、うん。と作ってもらうことにしたが、
『ピンクの生地でね(え!ピンク?)
 あんたピンク似合うから(や、私ピンク着ないよ)
 でもあんたピンク似合うから、色白くて(いや、色黒だよ)
 どんなのにしたいか書いて送りなさい。(え、うーん)』
困ったなあ、どうにかして断れないかなあ。
せっかく作ってもらっても後で着ないし・・・。と悩んでいたら
『あんた、体のサイズ計って送ってよ(私スカートはかないしさあ)
 じゃあパンツスタイルにしようか!(え!!)
 上はチョッキみたいにして(ピンクのっ!?)
 白い靴買ってさ(悶絶)』事態は悪くなる一方・・・。
おばあちゃん、それはあれだよ。
マジシャンの服装だよ。

作ってもらいたい気持ちはあるけども、
どうにもこうにもそれはちょっと・・・でも断れない。
結局通販カタログを買い、無難そうなスカートのページを切って送った。
ピンクのスカートでいいです。いや、そうして下さい。

そんなことでも悩みまくり、頭の調子は急降下。
俺はもういますぐ消えたいぜ・・・。


モーリー・しい子(藻)