■あんただけにそっと■
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前の日記から一週間。 たった一週間で、モリオも私とぴーも、かなり注射に慣れた! レベルがアップしました!とゲームなら言われそうだ。
初めの頃は血糖測定も泣いて怖がっていたモリオが、 今では自分で測定器のふたを取り、電源ボタンを押して待っている。 測定は泣かなくなってしばらくしても、インスリン注射は泣いていたのに、 ここ数日、それも泣かない。 「どこに打とうか?」「しり、いやね〜」「じゃあ腕にする?」「うでぇー」 などと会話しながら決めたり。 先生はお尻がおすすめなのだが、モリオは何をいつされるのか見えなくて、 どうも怖いらしい。 私もぴーも、血糖測定と注射の手順をマスター。 怖がる気持ちも無くなった。 なんでもやれば出来るようになっていくもんだねえ〜。
しかし入院一週間を越えた辺りで、私がどっと疲れてきて、 時を同じくして個室から二人部屋へ移されてしまい、 えらいストレスがかかって限界に。 元気になったモリオがイタズラをするのもイライラして、 本気でぶっ叩きたくなったりし、なんの為に入院してるんだか。 突然泣き出したり、それもモリオの病気のことではなくて、 自分の母親に会いたくなって泣いていたり、もうわけわからん。
そんな私を見かねて、看護士さんが看護学校の体育館に連れて行ってくれ、 しばらくモリオとボール遊びをしたり、ピアノを弾いたり。 モリオが笑顔で走ってるのなんて、いつ以来見たかな・・・。 元気になったね。なのにごめん・・・。
金曜夜、限界が来た私と、ぴーが交代。 私は買ったばかりの自転車で夕暮れの中をひた走り、途中の定食屋で夕飯。 家に着くと死ぬほどホッとし、シャワーをして超さっぱりし、 10時に布団に入って、朝7時半までぐっすり眠った。
また朝10時には病院へ行って、ぴーと交代。 夜までぴーはフリータイム。 交代してから夜7時過ぎまでモリオと居たけど、昨日とは全然違って、 本当に心底疲れていたんだなぁ、と納得。
今夜も家泊。 明日からまた病院に5連泊だけど、大丈夫かな〜。
今回のことで、本当に周りの人に助けられて、ありがたかった。 病院へ車で送迎してくれたり、ちょこちょこ顔を見せてくれたり、 差し入れをしてくれた子育て友達、 来られなくてもメールをくれた友達、手紙をくれた友達、 悩んだ挙句地元の名産品を詰め合わせて送ってくれた友達(ツルさん)。
いつも弱音は主にぴーに話していたけど、 今回はぴーも相当頑張っているし、二人で話すような場面もなくて、 どこで弱音を吐いたらいいのかわからなかったが、 友達の「支えになりたい」という気持ちに、本当に救われました。 ありがとう・・・!!
あ、そうそう、もう生理来た。 出血が始まった時から大体4週間で。 体は全く「普段の生理」扱いだったのね〜。 体の方がずっとクールっつーかビジネスライクっつーか。 すげえ。
モーリー・しい子(藻)
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