■あんただけにそっと■

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2010年03月13日(土) 入院から10日

前の日記から一週間。
たった一週間で、モリオも私とぴーも、かなり注射に慣れた!
レベルがアップしました!とゲームなら言われそうだ。

初めの頃は血糖測定も泣いて怖がっていたモリオが、
今では自分で測定器のふたを取り、電源ボタンを押して待っている。
測定は泣かなくなってしばらくしても、インスリン注射は泣いていたのに、
ここ数日、それも泣かない。
「どこに打とうか?」「しり、いやね〜」「じゃあ腕にする?」「うでぇー」
などと会話しながら決めたり。
先生はお尻がおすすめなのだが、モリオは何をいつされるのか見えなくて、
どうも怖いらしい。
私もぴーも、血糖測定と注射の手順をマスター。
怖がる気持ちも無くなった。
なんでもやれば出来るようになっていくもんだねえ〜。

しかし入院一週間を越えた辺りで、私がどっと疲れてきて、
時を同じくして個室から二人部屋へ移されてしまい、
えらいストレスがかかって限界に。
元気になったモリオがイタズラをするのもイライラして、
本気でぶっ叩きたくなったりし、なんの為に入院してるんだか。
突然泣き出したり、それもモリオの病気のことではなくて、
自分の母親に会いたくなって泣いていたり、もうわけわからん。

そんな私を見かねて、看護士さんが看護学校の体育館に連れて行ってくれ、
しばらくモリオとボール遊びをしたり、ピアノを弾いたり。
モリオが笑顔で走ってるのなんて、いつ以来見たかな・・・。
元気になったね。なのにごめん・・・。

金曜夜、限界が来た私と、ぴーが交代。
私は買ったばかりの自転車で夕暮れの中をひた走り、途中の定食屋で夕飯。
家に着くと死ぬほどホッとし、シャワーをして超さっぱりし、
10時に布団に入って、朝7時半までぐっすり眠った。

また朝10時には病院へ行って、ぴーと交代。
夜までぴーはフリータイム。
交代してから夜7時過ぎまでモリオと居たけど、昨日とは全然違って、
本当に心底疲れていたんだなぁ、と納得。

今夜も家泊。
明日からまた病院に5連泊だけど、大丈夫かな〜。

今回のことで、本当に周りの人に助けられて、ありがたかった。
病院へ車で送迎してくれたり、ちょこちょこ顔を見せてくれたり、
差し入れをしてくれた子育て友達、
来られなくてもメールをくれた友達、手紙をくれた友達、
悩んだ挙句地元の名産品を詰め合わせて送ってくれた友達(ツルさん)。

いつも弱音は主にぴーに話していたけど、
今回はぴーも相当頑張っているし、二人で話すような場面もなくて、
どこで弱音を吐いたらいいのかわからなかったが、
友達の「支えになりたい」という気持ちに、本当に救われました。
ありがとう・・・!!

あ、そうそう、もう生理来た。
出血が始まった時から大体4週間で。
体は全く「普段の生理」扱いだったのね〜。
体の方がずっとクールっつーかビジネスライクっつーか。
すげえ。


モーリー・しい子(藻)