あららのつぶやき
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シリアより一時帰国したご夫婦と食事をした。 昨年3月末に日本を出発して、シニアボランティ(40歳〜69歳)に参加したご夫婦。
わが夫が小学生の頃からの友達 要するに悪がき仲間ってことかな? もう一組のご夫婦と出発の際に会食をして、引き止めることは不可能で話を聞いて「無事で帰ってこいよ」って送り出した。
イラクにアメリカの空爆が始まって一週間くらいの時出発やった。それでも 取りやめる気にははならず、親戚・子供からは「しょうがないナ〜、言い出したら聞かへんから、親父の考えには着いていけんわ」
今、シリアのホムス市で、電力会社のエンジニアに英語を教える仕事をしている。2年間の約束。お正月で一時休暇帰国していて「会いたい」って連絡が来て急遽3夫婦がそろったン。
ホムス市の風俗・食事・現地人との付き合い・皆「ヘェ〜へぇ〜」って事ばかり、断食の時期のこと、夏から冬に突然なることなど、尽きること無い話し、写真を見て説明をしてもう。
けど、終宴ころ「今度の出発は何時?」「それが都合の悪いことができて・・・」
熱が時々出ていたのを精密検査に帰ってきたら、「前立腺がん」が見つかったそうナ。検査の結果「転移しているか否かが今度の月曜日に分かる」って事。じっとしていられないやろナ〜〜。
どちらにしても手術は受けるから、もうJICAのボランティアに戻る事は不可能。何がどう幸い・災いになるかは今のところ分からないけど、彼らにしてみれば不完全燃焼の気分だろうと察している。
月曜日の結果発表が良いものであることを祈っている。
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