2003年07月01日(火) |
「名誉ある人間関係------つまりふたりの人間が“愛”という言葉を使う権利をもっているような関係------というのは、そのふたりにとって思いやりがあり、暴力的にもなり、ときに脅えることもある過程、おたがいに話し合える真実にもっと深みをあたえていく過程と言える。 そのことが大事なのは、人間の自己欺瞞や孤独をうちくだくことができるから。 そのことが大事なのは、そうすることがわたしたち自身の複雑さをきちんと評価することになるから。 そのことが大事なのは、わたしたちといっしょにこの困難な道を歩んでくれると信頼できる人はとてもすくないのだから。」 (メイ・サートン「回復まで」より抜粋) |
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