見つめる日々

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2009年07月23日(木) 
実家に行ってきた。父母といろいろ話し合い。
昨日インターフェロンの治療を受けたばかりの母は横になりながら、それでもいろいろ話をした。
父は特に過干渉のところがあるが、今回の話し合いについては、父のそれに感謝した。
私一人では、調べきれないことを、いろいろ足を使って調べてきてくれていた。
ありがとう。
素直にそう言いたい。

まだまだ私たちの関係は微妙だけれども、
それでも、一歩一歩、いい方向にむかっていると信じたい。

私が離婚した直後は、何度も、父母から同居を迫られた。
それを断り続けたのは私だ。
まだ父母との距離感がうまくとれない、そのせいで自分の病気が重くなる、それが、私が断り続ける理由だった。
今、母が重い病気になって、前より話をするようにもなったし、実家に足を向けるようにもなった。それで今、少し、接点が多くなってきている。
でも前の様に、お互いにいらいらしたり怒鳴りあったりすることは、ほとんどなくなった。
離婚してからの日々を、私は正確には思い出せない。飛び飛びでしか思い出せないけれど、
そういう長い年月をかけて、私たちは今ここにいる。そのことは、確かだ。
そして私は、今のこの関係に、少しずつ感謝を覚えている。

病気を丸ごと理解できる他人なんていない。
それが親族だろうと何だろうと、多分、いないと私は思っている。
でも、
理解できないということを理解しあえるようになったことは、大きな進歩だと、
思える。
理解できない、ということをふまえていれば、理解できないからこそ理解出来ない範囲を変に追求したりせめぎあったりしなくてすむから。

夏休み。
娘の弁当作りも始まった。
夏休みだからこそ生じる葛藤もある。
むすめと私との間で、きっとたくさん生じるだろう。
でも、それもなんとか乗越えていけるに違いない。
わたし次第、娘次第、きっと。

いま、久しぶりに、もう何年ぶりかに、清宮先生の資料を見返している。
これを少しでも、埋めていけるよう、この夏から秋にかけて、努力していけたらいいと思っている。


遠藤みちる HOMEMAIL

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