はじまりのウタ。
Mail / いづる
思うほど、途絶えずに。
大阪を離れる前に。
あの人には連絡をすべきだった。

何度考えても、そう思った。
今でも、そう、思っているのかもしれない。

だけど、できなかったのは。
自分のずるさと、弱さから。


久しぶりに、あのひとから連絡があった。

とても複雑な関係の人だけれど。
多大な恩のある、ひと。

感謝している、と。
胸を張っていえる、数少ない相手の一人。


本当は、どうすればよかったんだろう。

どうしても、
あのひとに対して何をしても、言っても、
それは自分を楽にするための、
格好をつけるためだけの、
自分の保身にしか思えなくて。

だけど結局、
流されて、逃げただけだったのかな。


このまま、そっと。
絆なんて途絶えてしまえばいいのにと。

そうして、それでも大事に。
閉まっておいたものほど、
なぜか、引き寄せられる。


あのひとはどうして。
変わらずそこに、
いるのだろう。

変わらず私と、
つながっているのだろう。



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2005年03月11日(金)