はじまりのウタ。
Mail / いづる
読書感想文。
「東京タワー」という本を読みました。

会社の人から半ば押し付けられて帰ってきた本。

帰ってくると、何故か同じ本が一冊、
テーブルの上に置いてあった。
チーフ君もやはりバイト先で押し付けられたらしい。

今日ツタヤに言ったら、
ランキングに入ってた。
話題の本だったのね。


確かに実際、とっても引き込まれて、
最後まで読んでしまいました。

先に貸してもらってた会社の同僚が、
普通泣ける本っていっても、
ある一場面だけが泣けるもんだけど、
途中から泣き続けだった
と言ってたけど、まさにそんな感じ・・

でも、ちょっと苦手分野だった。

作者と、お母さんと、お父さんの話なんだけど、
なんだかね、こーいうのはだめなんだな。
家族愛もので、こーいう展開は、ほんとだめ。
苦手な話。


いい話なんだけどさ。
なんていうかな、
すごく寂しくなってしまう。

何が寂しいのかと言われても、
なんだかそれは漠然としたものなんだけど。
ほんとにいたたまれなく、
寂しく、なる。

自分ができるだけ触れないようにしてた、
直視したくない寂しい部分。
そーいう部分に直接響いてくる。


良い本で
オススメといえば確かにそうだけど。
人によっては結構きつい本になると思う。

チーフ君は本は好きだけど、
どうも推理モノと戦国モノしか読まないようなので、
おそらく手に取ることは無いでしょう。


私は読み返すのもきついので、
月曜日早々に、
お返ししよう。




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2006年03月04日(土)