はじまりのウタ。
Mail / いづる
秋の空、とそんな心。
いい秋晴れが続きますが。

そんな中でのひさびさの出社の気分と言ったら。
まるで夏休み明けの学生のような暗さ。

また始まる日々にすでにうんざりしたり。
リフレッシュなんて程遠く、
休めば休むほど働きたくなくなる一方。

まる一週間休んだわけですが、
落ち着いた時期ということもあって、
特にこれといって問題もなかったようで。

てゆーか元から、
自分がいなきゃどうにもならないような、
そんな仕事なんてないはずだから。

いなければ誰かが、
なんとかどうにかしてくれるだけの話。


ここの仕事いつまでやるんだろうなあ。

この調子だといつまででもできるし、
だけどいつまでやってもどうしようもない気もする。

資格になるわけでもなし、
相変わらず特殊な業界にいることは変わりなく。
こんな歳になると、
経験がこれからに役に立つとも言えなくなってきた。

ここを辞めたとしたらどうなるんだろう?

環境によって一概には言えないだろうけど、
女性が一生できる仕事なんて限られてる。

別にぼやくつもりもないけど。
厳しい。
それが現実。


果たしてこの生活もいつまでかなあ、なんて。

そう思うと、
ちょっと背中がひんやりする。


私は東京にきてもやっぱり、
いろいろと考えないで今をやり過ごしてきたけど。

ほんとはいつまでも、
そうやって過ごせるわけじゃない。

人間、いつまで先のことを考えなくていいのかな。
いつまで先のことを考えないといけないのかな。

せっかく落ち着いた今が壊れるのも恐いし、
だけどこのままずっと、
こうしていることもどこか恐い。


帰るなんて、
考えられないんだけど。
それでも帰らなくちゃいけないのかもしれない。

選択肢も選択権も、
まるで他人の手にあるようで、
それでも結局ここにある。

重い。
重いね。
重くて逃げ出したくて。
無性に寂しくなる。



↑エンピツ投票ボタン。
My追加

2006年11月06日(月)